June 2008

June 30, 2008

【雑感】検索結果

オンライン 図書館』という索引語でぐぐってみると、ようやく1ページ目(50件表示設定の場合)にこの書評ブログが出現するようになりました。

以前は、250位くらいだったんですが、30位前後に出現するようになりました。もう少し上位に出現するようになれば、『図書館 オンライン』で検索する人の300分の1は訪れてくれるのではないかと密かに期待しております。

metaタグのdescription設定の効果が現れているのかもしれません。

今日も夜の書評はありません・・・・。

もはや1日2回何でもいいから更新になっております・・・。

月曜日は週刊少年ジャンプを読まなければならないので・・・。かといってジャンプを毎週書評するのもどうかと思うので、取り扱いません。。

最近は夜に更新する本のストック切れです。正確には、夜の書評用の本をタイミングよく読み終われておりません。

しかし、朝の書評だけはなんとか死守します。意地でもです。リピーターが増えてきているので、皆様の期待にこたえるように頑張ります。明日から7月にもなりますので。

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成功する男はみな、非情である。


成功する男はみな、非情である。

キーワード:
 角川いつか、成功、非情、帝王学、孤独
成功者の本質が示されている本。以下のような目次となっている。
  1. はじめに
  2. 第1章 成功する男には、「非情の哲学」がある。
  3. 第2章 成功する男は、”バッサリ”斬り捨てる。
  4. 第3章 成功する男は、「孤独」を武器にする。
  5. 第4章 成功する男は、「夢」を求めない。
  6. おわりに
(目次から抜粋)
著者が20代半ばから、ビジネスなどの成功者に会ってインタビューし続け、普通の成功哲学書に書かれていないようなことを成功者から聞き出し、それがさまざまなエピソードともに成功者の本質が示されている。

読み物として結構面白かったし、勉強になるなとか、他の自己啓発本とか成功本にはあまりかかれていないようなことが多かったなと思った。以下その一部を列挙。節タイトルとその節の最後に示されている訓戒を示しておく。
  • 「普通ではない」が成り上がるための条件である。 ⇒ 成功したいなら、平和な幸せは求めるな。
  • モテる男とモテない男の差は、「行動力」である。 ⇒ 成功したければ、スピード感を持て。
  • 一流人は、つき合うメリットを初対面で瞬時に見抜く。 ⇒ 相手の本質を一瞬で見抜く目を養え。
  • “思う存分”やろうとする人間は、決して“背負わない”。 ⇒ 三五歳になったら、「人生は半分終わった」と自覚せよ。
  • 沈黙は「金」ではない。「無能」である。 ⇒ 人を巻き込むには、「面白い話」をせよ。
  • できる男は、女との関係でも平然とルールを破る。 ⇒ 仕事も恋愛も”一点買い”は禁物。必ず保険をかけよ。
  • 非情な男は、「冒険」ができる。 ⇒ 歳を重ねても、「初体験」を恐れるな。
  • 「待つ力」を持っている人間がチャンスをつかむ。 ⇒ 動くばかりが能ではない。下降気流にはまったときは自分を磨け。
  • 非情な男は、女性関係でも“ずる賢い”。 ⇒ 浮気をするのなら、用意周到にせよ。
  • 大物は、自分流の「孤独の癒し方」を知っている。 ⇒ 成功すれば孤独が待っていると心得よ。
  • 成功者は必ず「運命の五人」に出逢っている。 ⇒ 人を傷つける辛さ、人生の切なさを覚えて男を磨け。
  • 真の成功者は、自分の努力を知られることを恥と考える。 ⇒ 「努力」を褒められても喜ぶな。
  • 愛すべき非情な男は、ストイシズムを持ち合わせている。 ⇒ ストイシズムを持った、「心優しき非情」を目指せ。
ちょっと多いかな・・・。このように、著者がインタビューして聞きださなければ、成功者本人が決して自分から語ったり、本に書いたりしないようなことが多く示されている。

一番なるほどと思った部分を抜粋。『真の成功者は、自分の努力を知られることを恥と考える。』から。
 真の成功者とは、努力しなくてもいいくらいの地位を築いた人間である。
 真の成功者とは、努力しなくても金がオートマチックに入るようになった人のことである。
 私は、今まで何人か天才と言われる男性と出逢ったが、彼らは、普通の人以上に努力をしている。けれども、それが習慣化し、決して苦とは感じていない。

 「努力家ですね」なんて言われたら、むしろ恥だと思わなければいけない。
(pp.189)
これはとても勉強になった。自分が努力をしていると自覚しているようでは、まだまだ成功者への道は遠いようだ。

著者は女性で、女性特有の視点から物事見ている部分もあるのかなと思った。著者自身の成功者との男女の関係などエピソードとして面白い。他にも面白いエピソードとしては、歌舞伎町で中国マフィアの取材をしていて危険な目にあったとか、知り合いの坊さんが、ゲーム好きで、ゲームセンターで殺戮ゲームをしているとか、大物俳優には女が15人いたとか、読み物としても面白い。

著者の簡潔な文体もいいなと思った。あまり媚びていない、潔さがあるような気がする。

成功者の裏事情、帝王学、本質が知りたい人は読んでみると面白いかもしれない。ただ、これを全て実践するとなると、いろいろ大変だなと思った。

読むべき人:
  • 成功者になりたい人
  • 帝王学を学びたい人
  • 非情な男になりたい人
Amazon.co.jpで『角川いつか』の他の本を見る

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June 29, 2008

【雑感】ブラウザ対応CSS微調整

半日ほどかけてFirefox, Safariのブラウザでこのブログを見たときのズレを修正しました。いやー、時間がかかりました・・・。

修正箇所は以下になります。

  • ブログのトップ画像を995pxから986pxに修正
  • カテゴリ、相互リンク、トラックバック、月別ログ、コメント部分の横のズレを修正
  • カレンダーのヘッダ画像(雲の部分)の横のズレを修正
  • カレンダーのヘッダ画像内の月リンクの高さを修正
  • trackwordのリンク部分の横のズレを修正
地味に面倒でした。最初にIE7を導入し、トップ画像のズレを修正し、そのあと、IEとその他(Firefox, Safari)でCSSのmargin設定が同じ値でも違って表示される部分を修正しました。ブラウザごとの違いには、CSSハックというテクニックを使用しています。詳細は以下のサイトが参考になります。

CSSハック | BLOG × WORLD ENDING
CSSハック一覧 HTML│CSSタグ辞書

IE7とFirefox, Safariではmagrinの値が同じでも表示のされ方が違っていたので、例えば、カレンダーの画像部分のCSSを以下のように設定しました。

.calendarheadbody{ /*カレンダーヘッダー部*/
 height:40px;
 width:170px;
 background:url(http://livedoor.blogimg.jp/type5w4_lion/imgs/c/2/c2bbe6ee.jpg)
 no-repeat;
}

/*Firefox,Safari用設定*/
html>/**/body .calendarheadbody{ /*カレンダーヘッダー部*/
 margin-left:15px;
 height:40px;
 width:170px;
 background:url(http://livedoor.blogimg.jp/type5w4_lion/imgs/c/2/c2bbe6ee.jpg)
 no-repeat;
}

要は同じセレクタでも、IE7用とそれ以外のブラウザを区別して設定しております。セレクタの前にhtml>/**/bodyと指定すると、IE7を除いたモダンブラウザに適用されるようです。そして、IE7以外のFirefox, Safari用のものには、margin-leftを追加して横のズレを微調整しました。

HTMLのCSS呼び出し部分は、IEとそれ以外というように二つ指定する必要はないみたいです。

この設定を、IE7とFirefox, Safariでズレる部分すべてに設定しました。どうやら、IE7とFirefox, Safariではmarginの値が15pxほど違って解釈されるようです。

このブラウザごとのバグ対応はまったく知らなかったので、とても勉強になりました。

これからFirefoxのシェアが増えるに伴って、Firefoxユーザーが増えてくるので、少数派といえどもしっかり対応しないと固定読者がつかないので、Firefox対応は重要だと思います。特にブログやホームページは見た目が9割とまで言えますので。

やっぱりブログを最初に開いたときに細かいところでズレていると

m9(^Д^)プギャー

と思われかねませんので・・・。

これで大幅なデザイン変更をしない限り、大丈夫なデザインになりました。ブログやホームページのデザイン設定においては、以下のことを気をつけなければらないということが分かって勉強になりました。
  • 解像度によって見え方が違うので、解像度の複数チェックをする
  • ブラウザのバージョンによって使用できるCSS設定が違ってくるのでチェックする
  • IEなどの主流ブラウザ以外のFirefox,Safariといったブラウザでも同じように表示されるようにチェックする
要は作ったらテストが重要ということです。ソフトウェアと同じで、自分だけが使うのであれば、バグっていてもいいですが、読者を意識して分かりやすく綺麗なものを提供するにはやはりテストをしっかりするべきだということです。

CSS微調整に時間をとられすぎたので、今日の書評更新はなしです・・・。漫画とか読んでいたので・・・。

デザインのほかにもこのブログをカスタマイズしたい部分は、JavaScriptを使用した過去記事のランダム表示機能です。これは少し勉強や調査が必要なので、できれば7月中に実現したいと思います。

あと、このブログの過去記事、特にJanuary 2008February 2008あたりの記事で、Amazonのリンク画像が表示されなくなっているものも対応しなければ・・・。誰か原因分かりませんかね〜?いつも画像は、livedoorのブログの機能を使って表示していますが。最悪、表示されないものを一つずつ再設定というはめに・・・。面倒なことこの上ない・・・。

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June 28, 2008

最新ミネラルウォーター完全ガイド


最新ミネラルウォーター完全ガイド

キーワード:
 松下和弘、ミネラルウォーター、界面活性力、酵素活性、ランク
ミネラルウォーターを科学的に分析している本。以下のような目次となっている。
  1. 第1章 “カラダにいい水・脳にいい水”って、どんな水?
  2. 第2章 “カラダにいい水・脳にいい水”は、ウエストを減らす
  3. 第3章 体内の毒物を洗い流し、健康な赤ちゃんを育てる
  4. 第4章 子供の集中力を増し、偏差値を高める脳にいい水
  5. 第5章 家族の健康を、水で守る
  6. 第5章 水と水処理規の選び方―浄水器、浄・活水器、活水器、磁気活水器など
  7. 資料篇 “精選カラダにいい水・脳にいい水136選”データ
(目次から抜粋)
最近水にこだわっていることもあり、読んでみた。基本的に自分の持病のためだけど。そのため、この本のカテゴリを新カテゴリ『健康、グルメ』に設定。

著者は水を30年研究してきた人らしく、その研究成果から、カラダにいい水・脳にいい水には、次の3要素が必要であると提案してきたようだ。
  1. 油分を溶かす力の高い水(界面活性力=油脂の分散性の高い水)であること。
  2. 酵素活性を高める水(体内酵素を活性化し、抗酸化物質の力を低下させない水)であること。
  3. 表面張力の低い水、あるいは水分子の集団(クラスター)が小さい水であること。
    (pp.35)
理由は以下のように示されている。
  • 酵素活性:健康な人は体内酵素が100%の力で順調に働いており、これが100%未満だと、免疫や体力が落ちて、病気がちになる。そのため、これを100%以上に高めるものがよい水となる。
  • 界面活性力:体内の毒素を洗い流し解毒する力が高いものがよい水となる。
  • 表面張力の低い水:クラスターの小さい水は細胞との結合が強く、なかなか離れないし、老化を促進する活性酵素を消去する酵素SDOの力も持ち上げてくれるからよい水となる。
詳しいことは、この本を読んで理解して欲しい。

さらに、自分が一番気になったのは、カラダにいい水・脳にいい水を飲んで、人工透析を回避し、腎機能が回復したという話。以下抜粋。
 腎臓は血液を濾過して尿にしていますが、1分間に約1ミリリットルの尿を絶えず分泌しています。したがって、1日の尿量は1ミリリットル×60分間×24時間=1440ミリリットルになります。日本人の場合は、だいたい1回の排尿量が約200ミリリットルですから、1日の排尿回数は1440ミリリットル÷200ミリリットル≒7回となる計算です。このことから200ミリリットルの飲水とは、1回の血液洗浄に相当するということです。
 前出のTさんが「1日に2000ミリリットルの<カラダにいい水・脳にいい水>を飲むことによって、体重が減り、血圧が下がり、腎臓の機能が回復した」理由は、水を飲むことによって尿を薄くし、腎臓の負担を軽くした結果なのです。つまり、1日に血液を10回洗浄していたわけです。体調に不安のある方は<カラダにいい水・脳にいい水>を1日2000ミリリットル(コップで10杯)ていど飲んでみてください。必ず体調がよくなってきますから。
(pp.139-140)
これは本当かなと思った。もし本当なら、自分も病んでいる腎臓が回復するのかな。実際今日、定期通院で、医者に食事以外で1日2リットルは水分を取れと言われたので、たぶん本当だろう。今までは、どうしても多くて1.5リットル程度だったので、これから食事以外で1日2リットルを目安に飲んでみることにする。

では、飲むべきよい水は具体的にどのようなものかが、著者の観点で三ツ星から五つ星で紹介されている。以下、Amazonで購入できる、五つ星のミネラルウォーターを列挙。

合馬天然水 赤ラベル 極麗 EXCELLNT 2リットル(6本入り)


(お徳用ボックス) エスオーシー 温泉水99 ペットボトル 2L×6本



(お徳用ボックス) 日田天領水 ペットボトル 2L×10本入り

(お徳用ボックス) 樵のわけ前 2L×6本
これらは、酵素活性力を150%も引き上げ、さらに油を溶かす力が水道水の2.1倍のものらしい。また、Amazonで購入できないもので五つ星のものは、『仙人秘水』、『月のしずく』、『釈迦の霊泉』などが示されていた。

ちなみに、自分がよくコンビニなどで好んで飲む『クリスタルガイザー アルパイン 500ml×24』は三ツ星、『アサヒ 富士山のバナジウム天然水500ml×24』は四つ星だった。『(お徳用ボックス) 六甲おいしい水 2LX6本入り』はまったく触れられてもいない。一番好きな水は、クリスタルガイザーかな。軟水で飲みやすいし、あの安っぽいペットボトルが好きだ。水の本質とは全然違うところだが・・・。

また、ミネラルウォーターは水道水の1000倍の値段で高いので、よい水を造れる浄水器をつけたほうがよいとあったので、導入を検討しよう。

これから夏を迎えるので、水分補給はこまめにする必要がある。

普段飲んでいるミネラルウォーターや水について知りたい人はぜひ読んだらいいと思う。あと病弱な人も。

読むべき人:
  • ミネラルウォーターが好きな人
  • 健康な体を維持したい人
  • 水道水をそのまま飲んでいる人
Amazon.co.jpで『松下和弘』の他の本を見る

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June 27, 2008

「独りバー」はこわくない


「独りバー」はこわくない―カウンター初心者用バイブル

キーワード:
 根津清、酒、バー、歴史、文化
ジャーナリストによる世界の酒のエピソードが示されている本。以下のような目次となっている。
  1. 第一夜 今宵は定番スコッチで楽しみたい
    1. 1杯目 「カティサーク」―これを飲んで順風満帆といきましょう
    2. 2杯目 「ジョニー・ウォーカー」―世界一有名な酒って本当?
    3. 3杯目 「オールド・パー」―これを飲めば、長寿間違いなし
    4. 4杯目 「ザ・フェイマス・グラウス」―どうして雷鳥なんだろう
  2. 第ニ夜 気分を変えてスピリッツはいかが
    1. 5杯目 「ビーフィーター」―最初は腎臓の薬でした
    2. 6杯目 「キャプテン・モルガン」―カリブの海賊の大好物
    3. 7杯目 「スミノフ」―アメリカの恐妻家が世界の酒にした?
    4. 8杯目 「マーテル」―コニャックこそ、蒸留酒の女王様
  3. 第三夜 華やかなリキュールの世界へ
    1. 9杯目 「リカール」―水割りにしたらミルクみたいに・・・・
    2. 10杯目 「カンパリ」―紅色の甘い顔した苦いヤツ
    3. 11杯目 「ベネディクティン」―坊さんたちが酒造りに励んでいたとは!
    4. 12杯目 「ドランブイ」―王子と島娘の情が生んだ酒
    5. 13杯目 「カルーア」―コーヒーも酒も一緒に楽しめる
  4. 第四夜 ワインの仲間たちを味わおう
    1. 14杯目 「チンザノ」―色気さえ感じる親しみやすさ
    2. 15杯目 「ティオ・ペペ」―世界で愛されるペペおじさん
    3. 16杯目 「サンデマン」―パイオニアの誇りと自信
    4. 17杯目 「ドン ペリニヨン」―泡を食うほどうまかった
  5. 第五夜 最後の夜は、各国自慢のウィスキーを
    1. 18杯目 「プッシュミルズ」―北アイルランドの歴史に思いを馳せて
    2. 19杯目 「ワイルド・ターキー」―アメリカ大統領の七光り
    3. 20杯目 「山崎」―日本のウィスキー、復活なるか
    4. 21杯目 「ザ・マッカラン」―ぶれない信念と貫禄
    5. 22杯目 「ボウモア」―カモメのように飛び立とう
(目次から抜粋)
目次が長すぎ・・・。本当にもう、出版社の怠慢によって、全部タイピング・・・。入れ子構造だからさらにマンドクセ。おかげで書評意欲が半減・・・・。やはり、小飼弾氏も言うように、目次は全部必須だよ。省略するなー!!

気を取り直して書評。

この本は、タイトルにあるように、バーの初心者が独りでもバー通いができるようになるためのテクニックが書いてある・・・・というわけではなく、世界の酒の歴史やエピソードが多く示されている。この本も明らかにタイトルと内容が乖離している。バーの話はどっちかというとおまけに過ぎない。バーの歴史やバーでの飲み方などが書いてあるということを期待してはいけない。バーの話は、コラムで以下のように示されているだけだ。
  1. 手始めはホテルのバーで
  2. 注文する時の注意
  3. 飲みたい酒の伝え方
  4. 値段の心配
  5. バーで役立つ試し飲み
  6. いいバーの条件とは
  7. 酒も喜ぶグラス選び
  8. バーデンダーになるには
  9. 本場のバーと比べると
  10. ロンドンおすすめのパブ
これらが1項目1ページのみの分量となっている。

ホテルのバーは、それほど高くはないらしい。普通のバーと大差ないようだ。また、いいバーの条件は、著者によれば「あそこにいけば何かいいことがある」と思えるバーらしい。

バーの話はもういいや。

それより、せっかく目次を打ち込んだ酒の話を取り上げよう。むしろこの酒の話がこの本では主題になるのだし。ポイントを絞って簡単に列挙。
  • ジョニー・ウォーカーは1820年、スコットランドのエア州キルマーノックで酒も扱う小さな食料品店を開いた
  • オールド・パーは、1483年イングランドで生まれ、152年生きたいう記録が残っている男
  • ビーフィーターは、1660年のオランダのシルヴィウス医学教授が、アルコール液にネズの実を浸して蒸留し、腎臓薬(利尿剤)、解熱剤として薬局に販売したことから始まる
  • ワインを蒸留して最初にブランディーを造ったのは、スペイン生まれの医師兼錬金術師アルノ・ド・ヴィルヌーヴで、彼はこれを「アクア・ヴィテ」(生命の水)と呼んだ
  • カルーアは氏素性も生い立ちもはっきりしておらず、1930年代にメキシコで作られたといことぐらいしか分かっていない
  • 「チンザノ」はスティル・ワイン(普通のワイン)に薬草、香辛料、色素などを加えて造るアロマタイズド・ワイン(香味付けワイン)の中のヴェルモットというカテゴリーに属する
  • ドン ペリニヨンは、17世紀のドン・ペリニヨンという修道士がワイン造りとして造った
  • 世界五大ウィスキーは、スコッチ、アイリッシュ、バーボン、カナディアン、ジャパニーズ・ウィスキー
こんなところか。ほとんど世界史の話といってもいいくらい、酒はその当時の文化に根付いているのだなと言うことがよく分かった。著者も相当酒が好きなんだなということがよく分かる内容だった。あとがきにも楽しんで書けたとあった。

取り上げられている酒は、ほとんど飲んだことがないし、知らない酒ばかりだった。飲んだことがあるのは、カルーア、カンパリなど、度数が低めのカクテル系か。この本の読みかけのときに、チンザノを飲んでみたが、これは、フルーティでおいしかった。ワインベースもいいなと思った。

飲んだことのないのもで、自分が気になるのは、ビーフィーターかな。腎臓を病んでいる身としては、今度飲んでみたい。他にもジョニー・ウォーカー。ジョニー・ウォーカーといったら自分は村上春樹の小説の『海辺のカフカ』のカフカ君の父を思い浮かべる。あの恐怖のジョニ赤の・・・。

酒は奥が深いなと思った。バーめぐりとかもしたいなと思った。成功者を気取って高級ホテルのバーラウンジにでも行ってみようかな。

酒の薀蓄や歴史、文化を知りたい人にはお薦めの本。

読むべき人:
  • 独りでバーに行きたい人
  • 酒の薀蓄を語れるようになりたい人
  • 世界史が好きな人
Amazon.co.jpで『根津清』の他の本を見る

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2次会は出るな!


2次会は出るな!~20人で340億! カリスマ商社マンが教える!ビジネスマンのための「稼ぐ力」をつける13のレッスン~

キーワード:
 中村繁夫、稼ぐ力、商社マン、レアメタル、失敗談
カリスマ商社マンによってビジネスマンに必要な稼ぐ力の鍛え方が示さされている本。以下のような目次となっている。
  1. Prologue たった4年、たった20人で売上340億にした私の考え方
  2. Lesson 1 2次会は出るな!―生き金を使え!死に金は使うな!
  3. Lesson 2 稼ぎたければ損を出せ!―できる奴ほど損を出す!損切りできる!
  4. Lesson 3 クレームは買え!―難しいビジネスにこそチャンスがある!
  5. Lesson 4 洞察力で勝負しろ!―分析力、判断力、決断力を基礎とした「洞察力」の鍛え方
  6. Lesson 5 半島型ビジネスが成功する!―ビジネスは離島型ではなく半島型が安全かつ効果的
  7. Lesson 6 「したたかさ」を身につけろ!―勝負をモノにする戦略思考を身につける!
  8. Lesson 7 新聞は信じるな!―情報とは半歩先の世界。使わなければ腐るだけ
  9. Lesson 8 悟性を磨け!ケンカはするな!―商人道を極める方法
  10. Lesson 9 ストレスこそ栄養剤だ!―ストレスは人を強くする栄養。ストレス解消は寿命を延ばす万能薬
  11. Lesson 10 ドーパミンを出せ!―モチベーションを維持し、発想力を鍛える
  12. Lesson 11 「人間関係学」を学べ!―人間関係は「鏡の法則」に基づいている!
  13. Lesson 12 20人で340億!最強チームの作り方1―「有言実行」「目的絶対、手段は自由」「異質の協力」
  14. Lesson 13 20人で340億!最強チームの作り方2―「ウミヘビ効果」で組織は活性化する!
(目次から抜粋)
この本は明らかにタイトルと内容が乖離しすぎている。今日は花の金曜日だから、飲み会の話などに絡めて軽いエッセイ調の内容を期待して読むと、見事に裏切られた。かといって、ダメ本ではない。面白いビジネス書だと思った。

著者は蝶理という中堅商社に入社し、レアメタル資源を追い求め、世界中を飛び回って現代の山師とまで呼ばれるようになる。しかし、55歳のときにレアメタル部門の部長だったころ、業績悪化を理由に会社をクビになり、そこから独立してレアメタルを専門に扱う商社を立ち上げたようだ。このように、著者の成功談、失敗体験がかなり豊富に示されている。単純なハウツー本よりも濃い内容となっている。

タイトルにある2次会は出るな、という内容に関しては、2次会には金を出さないということで、会社の交際費を1次会分しか認めないようだ。それは、2次会以降は社員が自腹を切ることで、真剣に費用対効果を考えて、正しい採算意識が身に付くかららしい。『2次会は出るな』は、1章のタイトルとしても使われているが、実際に詳細が示されているのは1ページ分だけである。だから、本のタイトルと内容が乖離しすぎている。

以下、自分が勉強になった部分を列挙。
  • 自己投資こそ「生き金」になり、「生き金」は最大限に効果を発揮してくれるような使い方を工夫することが大切
  • 事故を恐れて、「このビジネスは危ない。あのビジネスも危ない」と石橋ばかり叩いていたら、いい仕事はできない
  • 日頃から「岐路に立ったときに困難な道を選べ」と意識することこそ、洞察力の鍛錬にはとても大切
  • どんなピンチな状況にあっても紙一重でチャンスに変わる
  • 新聞に出た情報はもうすでに過去の情報であり、まったく価値はない
  • 社員は能力と情熱と哲学(考え方)の積で評価が定まる
  • 自分自身を暇にさせないことで、不平不満をいったりつまらない考え方を起こしたりせず、積極的な人生が始まる
  • 人間関係は遊びといえども誠実に付き合うことが重要で、人間性、人間関係を重要視することが肝要
  • 人から刺激を受けるなかで、自分の行動の基盤となる考え方を確立すること、それに基いて行動すること、そして人間的な魅力を構築することが、人間関係学の究極の目標
  • 人間を構成しているのは環境が4割、DNAが3割、努力が2割、運が1割
重要な部分のみを示すとこのような感じだが、あとはそれらを導出するための著者のビジネスエピソードが満載となっている。それらが単純に読み物としても面白いし、勉強になる。例えば、著者が中国から仕入れたドラム缶に入ったタングステンというものをある工場に売ったら、それにはレンガがたくさん入っていて、あとで強持ての工場長にみっちりと絞られて思わず泣いたとか、先物取引で毎日何千万損をしたということ続いて血尿が出たとか、北京の高級レストランの池に誤ってダイブしてしまい、顎が半分はずれて、その後のスピーチ時に大喝采が起きたとか。必ず何か自分にとって面白いと思えるエピソードが示されていると思う。

この本は良い意味で、タイトルにだまされた。本屋で内容をよく確認せず買うことがあるので、これもそのとき買ったものだった。本を冒険して買うと、このような面白い本に出会えることもあるのだなと思った。ただ、タイトルと表紙のデザインが書かれていることの内容と違いすぎるので、Amazon経由ではそんなに売れないだろうなと思う。『2次会は出るな!』とキャッチャーなタイトルにしたいのは分からなくもないが、乖離しすぎているので、『カリスマ商社マンの面白ビジネスエピソード』とかにすればよかったんじゃないかと思う。自分のタイトルセンスも微妙だが・・・・。

この本は著者の成功体験と失敗体験が豊富に載っているので、学ぶことが多い。特に失敗体験が勉強になると思った。また、商社の仕事がどんなことをしているのかを知るにもよいと思う。

読むべき人:
  • 稼ぐ力を身につけたい人
  • 商社マンになりたい人
  • レアメタル業界に関心がある人
Amazon.co.jpで『中村繁夫』の他の本を見る

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June 26, 2008

【雑感】分析志向 - エニアグラムの勧め

【自分の"強み"を調べてみました】「さあ、才能(じぶん)に目覚めよう」マーカス・バッキンガム(マインドマップ的読書感想文)で、またしてもこの書評ブログを取り上げていただきました。smoothさん、どうもありがとうございます。おかげでアクセス数が稼げますwww

さあ、才能(じぶん)に目覚めよう』では、自分の強みは以下のようなものだと分かりました。

  • 収集心
  • 内省
  • 学習欲
  • 分析思考
  • 最上志向
書評エントリにも書きましたが、これはエニアグラムの自分のタイプとほぼ同じ特性だと思いました。

分析志向(思考ではなく)の自分としては、自分を知ること、つまり自己分析に関心があります。そのため、心理テストや性格診断にも興味があり、たどり着いたのがエニアグラムです。エニアグラムの説明はWikipediaに任せるとして、才能に目覚めようのストレングスファインダーや自己分析に関心がある人は、エニアグラムも試してみたほうがよいと思います。

無料で診断できるサイトはたくさんあり、お薦めは以下二つです。中でも千年堂のほうは、ウィングの判定までできる優れたサイトです。ウィングの説明はこちらから。
エニアグラム性格学とは(究極のエニアグラム)

エニアグラムのお薦め本があり、それがこの『エニアグラム―あなたを知る9つのタイプ 基礎編 (海外シリーズ)』という本。これを読めば、エニアグラムとは何かや、自分のタイプがよく分かります。


で、自分のタイプは何かといいますと、タイプ5のウィング4という特性を持っています。この特性は、一言で言うと、『因習を打破する人』らしいです。先ほどの本からその特性について示されている部分があるので、その部分を抜粋。
健全 このサブタイプにおいては、好奇心と洞察力の鋭さが組み合わさり、独特で個人的なヴィジョンを表現したいという欲求があります。こうした人々は、6のウィングを持つタイプ5よりも、感情的で内省的で創造的です。彼らは、他者が探求していない、本当に自分のものである適所(ニッチ)を求めます。科学的指向をもたず、多くの場合、ひとりで創造的活動に従事し、情熱とクールさが入り交じっています。彼らは気まぐれで独創的です。なじみのある形態をいじって、驚くべき革新をもたらすことがあります。芸術に惹かれることが多く、分析的で体系的な思考よりも想像力を活用します。
(pp.239)
という特性を持つようです。結構当たっていると思います。この書評ブログでそれをあまり前面に出していませんが。

ちなみに、この本によれば、タイプ5の偉人有名人は主に次のような人がいるらいしです。スティーヴン・キング、スティーヴン・ホーキング、ビル・ゲイツ、アイザック・アシモフ、ダーウィン、ヴィンセント・ヴァン・ゴッホ、坂本龍一、小泉純一郎。本当かどうかは知りませんが・・・・。

エニアグラムで自分の特性を知ることができて、結構その強みを活かせているのかなと思います。自分を知るという観点から、興味のある方はぜひ診断してみてください。きっと今まで知らなかった自分の特性や囚われが分かります。

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なぜ株式投資はもうからないのか


なぜ株式投資はもうからないのか

キーワード:
 保田隆明、株式投資、一般投資家、金持ち優遇、Web2.0
株式投資で簡単に儲けられない理由が示されている本。以下のような目次となっている。
  1. 第1章 そもそも株式投資とは何か
  2. 第2章 株式投資の理想と現実、そしてワナ
  3. 第3章 機関投資家と証券会社の生態を知る
  4. 第4章 日本の新興市場における問題点
  5. 第5章 今後の株式投資を考える
(目次から抜粋)
正直、前に読んだ株本『臆病者のための株入門』のインパクトが強かったので、これはそれほどでもないなと思った。もちろん株式投資の基本的なことが多く示されていて、勉強になった。しかし、一般投資家が儲けられない理由をもっと示してほしかったなと思う。

そもそもこの本は何が書いてあるかと言うと、あとがきには以下のように示されている。
 本書ではまず、株式投資ではどれくらいの儲けを期待するのが妥当なのかを見てみた。平均期間の取り方によってリターンは変わってくるが、大体年率平均で5%〜10%ぐらいであり、これは、国債の利回りなどと比べてみても、魅力的な数字だ。しかし、一般的に儲かるかという概念、特に「株で儲かった」というときのイメージは、投資資金が50%、100%ぐらい増えたようなイメージだと思う。それに対しては、そんなイメージどおりには儲かりませんよ、ということを伝えたいのが本書の趣旨のうちの一つであった。
(pp.219-220)
ということらしい。以下、自分が納得した部分を列挙。
  • 一般投資家は年率5%というリターンを享受できていない
  • 株式投資の世界も、お金持ちにとって有利なようにできている
  • 株式投資の場合は、誰かが負けたお金がそのまま誰かの儲けにつながっている
  • 株式投資は、普通のギャンブルよりも、勉強不足な一般人たちにとっては負ける可能性が高いと考えるべき
  • 株式投資をするために勉強している自分の姿に満足してしまう傾向も見受けられる
  • 株式投資では過信は禁物
  • 証券会社、大口投資家、アナリストは蜜月の関係にあり、一般投資家は蚊帳の外なので当然不利
  • 証券会社をはじめとした業界関係者は、一般投資家に株式投資は大して儲からないものだと見破られることが実は一番怖い
  • しょせん一般投資家はアリであり、機関投資家はゾウであるので、アリがゾウと対等に戦える武器が提供されているわけではない
大体こんなところ。

株式投資の本を読んで、株について知った気になれるけど、実際に投資してみないことには、示されていることの本質が分からない。

一個人が小額で投資を始めても儲けられないということがよく分かった。株式投資にはまり込んでお金を失うよりももっと損失なのが、時間を失うことかなと思った。その時間を自分は読書に費やして、自己投資をしておこうと思った。

この本は、株式投資の基本的なことを知りたい場合にはよいかもしれない。おもしろいかは別だが。

読むべき人:
  • 株で儲けたいと思っている人
  • 株式投資の基礎知識を身につけたい人
  • 新興市場に関心がある人
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自分の気づかない潜在能力を100%引き出す本


自分の気づかない潜在能力を100%引き出す本

キーワード:
 岡本正善、潜在能力、メンタルトレーニング、ネガティブ、強い人
メンタルトレーナーによって潜在意識をうまく利用する方法が示されている本。以下のような目次となっている。
  1. 第1章 ポジティブ思考をやめなさい!
  2. 第2章 なぜ、あなたはいつまでもダメなままなのか?
  3. 第3章 失敗イメージが成功を呼ぶ
  4. 第4章 逆境に強い人は、なにが強いのか?
  5. 第5章 人に強い自分をつくる
  6. 第6章 調子のいい自分をキープしよう
(目次から抜粋)
著者は、プロスポーツ選手のメンタルトレーナーをやっていた人で、優勝請負人とまで言われていた人らしい。スポーツ選手の能力を引き出すには、誰もが持っている潜在能力をうまくコントロールすることが大切とあった。そして、潜在意識の仕組みや潜在意識を動かす各種トレーニングが具体的に紹介されている。

今まで読んできた他のメンタル本とは内容が少し違っていて、そうだったんだ、と思うことが多かった。意外なことが示されている。以下、ポイントを絞って列挙。
  • ポジティブ思考は逆境に弱いが、ネガティブ思考は土壇場で爆発的なパワーを発揮するので、無理なポジティブ思考はやめる
  • ネガティブなことが頭に浮かんだら、その流れに身を委ねて、徹底的にネガティブ思考を極め、間違っても「ポジティブに切り替えよう」なんてことは一切思わないこと
  • ネガティブ思考のマイナスエネルギーをプラス思考のエネルギーに変えることで大きなパワーを発揮できる
  • 夢や目標は、実現するために存在するのではなく、潜在意識を動かすエネルギーを得るため、毎日を元気に過ごすための活力源として存在する
  • ストレスとはもともと「外部からの刺激をエネルギー化させるための充電期間」
  • 目標設定のトレーニングには、考えるだけでワクワクする、できるだけ具体的なイメージができることを目標として設定する
  • 成功者に本好きが多いのは、自伝などを読んで他者の失敗から学んでいるため
  • 呼吸は「意識と潜在意識をつなぐ架け橋」
  • ほんとうに強い人とは「自分の弱点を受け入れている人」「自分の限界を受け入れている人」のこと
  • 対人的な不安とは、相手に対する不安ではなく、「こうあらねばならない自分」と「ほんとうの自分」のギャップが不安である
  • 強い人の本来の姿とは、ネガティブなところから出発して、ネガティブパワーを集めて、それをプラスに転化することによって大きな成功をおさめる
ちょっと冗長になったかな。断片的に列挙しているので、何のことか少し分かりにくいが、この本を読めば納得できることが多い。特に意外だったのは、イチローは徹底的にネガティブ思考であり、限界ぎりぎりまで自分を追い込んでプレーしているらしい。そして客観イメージをうまく利用し、凡打しか打てない原因を把握し、どうすればヒットが打てるかということも分かっていると示されていた。このようにスポーツ選手を専門に見てきたメンタルトレーナーらしい事例が多く示されている。

また成功者は本好きが多いという部分では、ビジネスで大きく成功したいな、経営者の自伝や評伝を読むとよいとあった。特に、挫折や失敗をたくさん経験してきた経営者の本のほうがよいらしい。なぜならば、その人の挫折や失敗をリプレイしながら読むことで、大きな経験値を積むことができるかららしい。これはとても参考になった。自伝には自分も感心があるので、ぜひ読んでみよう。

イラストや図が多く示されているので、わかりやすい。ネガティブ思考をうまく利用することが重要だとわかってよかった。ついつい自虐的なほどネガティブ思考になってしまうので。

また、最初にメンタル力のチェックシートが示されている。この本を読む上で、自分がどれだけメンタル的に強いか弱いかを把握していたほうがよいかららしい。チェックリストの内容は以下になる。
  • カラオケのレパートリーが3年前と一緒だ
  • どちらかというと完璧主義者だ
  • あきらめが早い
  • 休日は家でゴロゴロしていることが多い
  • あまり本を読まない
  • いつも「こんなはずじゃないのに」と思ってしまう
  • 他人の幸せがうらやましい
  • 人からどう見られているのか気になる
  • なるべく失敗したくない
  • 「並、上、特上」では「上」を選ぶ
  • 他人の意見に流されやすい
  • 新聞の勧誘を断るのが苦手だ
  • いつも身体がだるい
  • なんでも前向きに考えるべきだと思う
  • 集中力が続かない
    (pp.17)
当てはまるもが3個以下で安全、4〜6個でやや打たれ弱い、7〜9個で打たれ弱い、10個以上でかなり打たれ弱いと判断できるようだ。ちなみに、自分は7個当てはまったので、打たれ弱い傾向にある。

打たれ弱い人やネガティブ思考を活かしたい人はぜひ読んだほうがよいと思う。

読むべき人:
  • ポジティブ思考がうまくいかない人
  • 上のチェックリストで7個以上当てはまる人
  • 潜在意識やメンタル面の仕組みを理解したい人
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June 25, 2008

【雑感】ドラマスペシャル 課長 島耕作

テレビドラマの感想を書評ブログで扱うのはどうかと思うが、今日の2冊目書評をサボった代わりに!?ちょっとだけ。


設定は、島耕作が課長になった直後だが、内容は『専務島耕作』の買収合戦のものだった。


島耕作役に高橋克典というのは、最初は違和感があった。あんな地肌は黒くないだろうと。でもだんだん最後のほうは板についてきたのではないかと。

また大町久美子役に松下奈緒さんというのも少し違うかなと。大町久美子と松下奈緒さんの美しさのベクトルが違うと思った。確かに松下奈緒さんは綺麗な人だが、音大卒で才色兼備の清楚系のイメージが強いので、奔放で魔性な大町久美子とは何かがずれている気がした。とはいえ、意外な側面も見れたのかなと思った。

あと、バリ島で大町愛子に会いに行くシーンなどはよく再現されていたなぁと思った。

一つだけ残念なのは、韓国語や英語で話しているときの字幕がかなり読みにくい。字幕が小さすぎるし、フォントがおかしい。あれはいただけない。

島耕作の名台詞もいくつかしっかり引用されていてよかった。

秋にも次回作が放送されるので、これは見逃せない。

ちなみに、だいぶ前に発売された透き通るような瞳を持つ相武紗希さんが表紙の『CIRCUS (サーカス) 2008年 07月号 [雑誌]』に作者の弘兼憲史と南野陽子との鼎談記事が載っている。それによると、島耕作がやたらとモテる設定は、作者の願望が入っているのと人から聞いたのを基に描いたおとぎ話ということらしい。やはり作者の願望か!!と思ってしまった。この鼎談は結構面白かった。

しばらく、島耕作から目が話せない。
弘兼憲史叢書 島耕作全集 課長編
全集を買おうか迷っている。

そんなネタエントリでした。たまにはこういうのもいいかな。

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島耕作に知る「いい人」をやめる男の成功哲学


島耕作に知る「いい人」をやめる男の成功哲学

キーワード:
 弘兼憲史、島耕作、いい人、不良社員、思考法
人気サラリーマン漫画、島耕作シリーズの漫画家によるいい人をやめる思考法が示されている本。以下のような目次となっている。
  1. 第1章 「いい人」の人生はなぜつまらないのか
  2. 第2章 人生は「70パーセント」で乗り切れ
  3. 第3章 「悪い人」の人生はおもしろい
  4. 第4章 「いい人」ばかりの集団から飛び出せ
  5. 第5章 好きなことをやりながら「人望力」を育てる
  6. 第6章 「悪い社員」には力がある
(目次から抜粋)
これはそこまで期待して読まなかったけど、今の自分にぴったりの本かなと思った。読んでよかった。

まず、「いい人」というのは何かというと、人に嫌われないように周囲に同調し、本音を抑えて周囲に迎合し、周りの期待にはそむけず、自分を嫌いになってまで周囲に好かれたいとまで思っているような人で、男が女から「あの人はいい人ね」と言われたとき、それは没個性を示すような人のことである。そして、この本では、そんな「いい人」を演じていることに疲れ果てているならば、いっそいい人をやめて自分を解放したほうがよいので、そのための思考法が島耕作の絵とともに示されている。

なるほどと思った節タイトルを以下に示す。
  • 他人に好かれても、自分に嫌われる「いい人」
  • 生きている実感を味わったほうが気持ちいい
  • 周りの評価を過大に気にしていないか
  • 過去にこだわりすぎてもいまはない
  • 自分を出し”だけど”にこだわる必要性
  • どこに「自分探し」の自分がいるのか
  • 永遠の愛なんてウソっぱちだ
  • 「自分がわかる」ことはわからないことを知ること
  • 会社が決めるのではなく、自分で決めろ
  • 恥ずかしさにとらわれたらパワーを失う
  • いつでもただの一人の男に戻れる大切さ
一箇所だけ内容を引用。『自分を出し”だけど”にこだわる必要性』から。
 他の人は「いい人だけど少しあくがある」とか「いい人だけど自己主張が強い」というように”だけど”がつく。
 人生にとって大切なのは、この”だけど”以下に続く部分だろう。善きにつけ悪しきにつけともかく自分が出ているからだ。 
 個性というのなら“だけど”以下が個性だ。
 (中略)
 自分を出すことは少しも難しくない。わがままな子供がただわがままなように、ほんとうは誰にでもできる簡単な行動だ。
 けれども、自分を出さないことに慣れてしまうと難しくなる。成長するにつれて、自分を出さないほうが安全だし他人とうまくいくという知恵が備わると、自分を出すことにためらいをもつ。あえて危険を冒す必要はないからだ。個性的であることに憧れつつ、個性のない人間となっていく。それが大人になるということだというのなら、ノーと言うべきだ。自分をほんとうに好きになりたいのなら。
(pp.53-54)
そして、もっと自分の“だけど”にこだわり、「いい人だ」で終わってしまう評価など自分の個性が伝わってない証拠だとある。ここがとても勉強になった。なぜなら、自分の最近の課題は、自分をいかにさらけ出すかということなので。

他にもいろいろ紹介したいが、時間の都合上、ここまで。最後に一箇所、いい人をやめるために気をつけるべきことがあとがきに示されていた。
  1. 一、気楽に生きろ
  2. 一、自分を好きなれ
  3. 一、後ろめたさだけは持つな
    (pp.244)
この3つにすべてが集約されていると思う。

著者の文体は潔さが出ていて、いいなと思った。ところどころページの途中に出てくる島耕作のセリフつきの漫画のコマが、そのトピックに合ったものが示されていている。このコマはどのシーン、エピソードだっけ?と考える楽しみもあると思う。

いい人に囚われていて、苦しんでいる人は読んだらいいと思う。

ちなみに、今日は日テレで夜9時から『ドラマスペシャル 課長 島耕作』なので、ファンの人はお見逃しなく。

読むべき人:
  • いい人を演じるのに疲れた人
  • 自分をさらけ出すことができない人
  • 島耕作のファンの人
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June 24, 2008

貧乏するにも程がある


貧乏するにも程がある 芸術とお金の"不幸"な関係

キーワード:
 長山靖生、貧乏、小説家、負け組み、自分らしさ
歯科医であり、評論家でもある著者による、芸術と経済の関係が示されている本。以下のような目次となっている。
  1. 序章 「自分らしさ」は悪なのか
  2. 第1章 経済格差と「文化」の値打ち
  3. 第2章 「文化」は差別的である
  4. 第3章 芸術家の貧乏はロマンチックか
  5. 第4章 貧乏にも程がある
  6. 第5章 作家的貧乏・借金生活の覚悟について
  7. 第6章 作家では「食えない」のが本道
  8. 第7章 夏目漱石の経済戦略
  9. 第8章 交渉する作家たち
  10. 終章 マイナスがプラスになる世界
(目次から抜粋)
朝は速読で自己啓発本を。夜はこのような本をゆっくり読むのがいい。ということで、少し多めに内容を紹介するようにする。

少し内容が硬いので、ポイントを絞って列挙するということができないので、引用ベースで内容を示すことにする。かなり恣意的なものになるが。

まずは、この本は何が書いてあるかが示されている部分を序章から抜粋。
 私はこの本のなかで、「自分らしく生きる」ということが、どうしたら可能なのかを、さまざまな作家たちの生き方をとおして、追求してみたいと考えている。といっても、文化論や精神論を振りかざして、社会を糾弾するつもりはない。経済効率VS.文化的価値といった安易な構図を持ち出すことも控えたい。そうではなく、あくまで関心は、自分らしく生きたいと思う人間の経済状態にある。
 自分らしさを貫くあまりに、しばしば損をし、常々貧乏をしていた作家たちは数多い。それでも彼らは作家をやめなかったし、どうにか生き延びた。どうすればそれが可能なのか。彼らから低空飛行の経済戦略を学ぶのである。なかには、本当に破滅してしまった作家もいるが、それならそれで、破滅に至った経緯をつぶさに観察し、その回避法を学べばよい。
 そういう目で見ると、作家たちはけっこうしたたかに、さまざまな生き残り戦術を駆使して、社会と切り結んできたことが分かる。それはわれわれに、今後の自分の生き方や社会のあり方を考える上で、大きな示唆を与えてくれるだろう。
(pp.14)
この本に引用されている作家、小説家は主に以下のようになる。
  • 正宗白鳥
  • 夏目漱石
  • 石川啄木
  • 葛西善蔵
  • 内田百
  • 森鴎外
  • 芥川龍之介
  • 永井荷風
  • 二葉亭四迷
  • 田山花袋
その他、名前だけなら山ほど出てくる。ほとんどが、幕末から明治、大正、昭和の文豪や作家が取り上げられている。それらのみなが生活に困っているような人が多く、借金をし、そして借金を踏み倒すのが常識みたいな感じで、借金取りを感心させたりしていたとある。作家になるということは、不幸になるということと同義だったようだ。その中で、特に夏目漱石の戦略は意外だなと思った。朝日新聞に就職するにあたって、給料の交渉をしていたり、脱税をしようとしていたらしい。漱石も貧乏するほどではないが、金に困っていたりしたようだ。

以下、恣意的に自分が惹かれた部分を抜粋。
文学でも音楽でも美術でもいいのだが、何らかのジャンルで「自分らしい表現」を、仕事としてやっていくのであれば、芸術を経済的にも「仕事=報酬を得られる労働」として成立させ、なおかつ世間から「芸術は特別だ」とみなしてもらえるような「仕事=独創的な成果」として示すことが重要である。つまりもし芸術を仕事として選択しようとするなら、「芸術は特別だ」という感想は、前提ではなく結論として、自分ではなく他人に感じさせなければならない。そこにこそ、芸術の(そして、芸術家の)勝利があるのだし、「自分らしさ」が他人にとっても意味のあるものとなる契機が潜んでいるはずだ。
(pp.47)
何かを表現するようなもので食っていくためには、それを享受する人に特別なものとして示さなければならないようだ。なかなか難しいことだなと思った。

作家というものは、アウトローな存在で、文化資本の豊かさに基準を置いてないと示されている部分がある。
 そもそも世の人々の安寧の底に潜む何事かただならぬもの、恐るべき真実を暴き出そうというのが物書きだ(上手く暴ける作家は少ないが)。である以上は、実生活の幸福なんて願うべきではなく、出家遁世を超えて蟄居閉門、生まれてきてスミマセンの心構えでなければならないのだ(何だかこの辺り、書いていて、自分に言い聞かせているような気もするが、でもそうなのである)。
(pp.107)
だから作家は貧乏になってしまうようだ。

最後に一箇所。小説を読む理由について。
 われわれはこれまで、文学に取り込んできた人たちの、文学的営為ではなく、もっぱら下世話な生活面について眺めてきた。それはかなり情けなく、有名人であるという点を除けば、「負け組」に分類される体のものだった。
(中略)
 にもかかわらず、われわれはやはり小説を読むし、情けない人間像を描いた作家に、一種の畏れにも似た敬意を抱かずにはいられない。われわれは、自分もまたそういう人間の一人であることを、薄々は知っているからだ。知っているからこそ、自分の心の奥底を眺めるのをやめて、代わりに小説を読む。自分で英雄的冒険をする代わりに、冒険小説を読むのと同じように、自分自身の真実を見つめる代りに、小説の中の他人の真実を見つめるのである。
(pp.236)
これはなるほどなと思った。逆にとことん自分の内面を曝け出し、恥もかなぐり捨てて何かを書くことができる人が作家になるのだなと思った。もちろん貧乏になることを厭わずに。

とても興味深く読めた。いつの時代も作家というのは、一部の人気作家を除いてまともに生活していくのも困難なほど貧乏らしい。もちろん作家の借金癖とかもあるが、色々あるんだなと思った。また、文学作品を書くような人にはどのような特性が求められるのかといったことも示されていて、とても参考になった。

著者の文体は結構好きなほうだなと思った。どこか冷淡に作家を見つつも、同情心も含めているような文章。リズムがあっていい。けれど、一気には読み進められなかった。

作家とはどういう生活をしていたのかということを知りたい人には、面白い本だと思う。お薦め。

読むべき人:
  • 明治の文豪の作品が好きな人
  • 自分らしく生きたいと思っている人
  • 小説家になりたい人
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人脈の教科書


人脈の教科書〜図解フジマキ流シビれる人生をつくる〜

キーワード:
 藤巻幸夫、人脈、好奇心、センス、ホスピタリティ
カリスマバイヤーである著者によって人脈の築き方が示されている本。以下のような目次となっている。
  1. 本書を手にとったあなたへ
  2. CHAPTER 01 人脈とは?
  3. CHAPTER 02 会いたい人をイメージしよう
  4. CHAPTER 03 欲しい人脈を手に入れる
  5. CHAPTER 04 社内人脈の作り方
  6. CHAPTER 05 社外人脈の広げ方
  7. CHAPTER 06 脱仕事の人脈作り
  8. CHAPTER 07 人脈の輪を広げよう
  9. Last Lesson 未来の世界に新たなる人脈を求めるあなたへ
(目次から抜粋)
著者は携帯に1000人ものアドレスが入っているほど幅広く人脈があるらしい。そんな著者によって、人脈の築き方、人脈を築く上で気をつけなければならないことが示されている。

そもそも人脈とは何かというと、以下のように示されている。
「人脈とは志がある仕事仲間のつながり」であり、
「あなたの人生を豊かにするためのものである」ということだ。

志のもとに人は集まり、ビジネスは生まれる。
人と人が出会うことによって、新しい何かが生まれる。
それが人脈だ。
(pp.7)
そして、人脈の基本は好奇心であり、以下のように数式が示されていた。
好奇心 × 敬意 × 行動力 = 目利きのセンス
目利きのセンス × 敬意 × 行動力 = 人脈
(pp.127)

なるほどなと思った。

以下、人脈作りにおいて、自分がなるほどと思った箇所を列挙。
  • 人脈作りには、実際に人に会って目を見て話すようなアナログタッチな行動力が大切
  • 人脈作りに必要な目利きのセンスは、若いうちはとくに人が集まるところ、人気のある店、話題の美術展など、時代の最前線の空気に直接自分の肌で触れることが重要
  • 人生のゴール(仮説)を決めれば出会うべき人が見えてくる
  • 初対面の緊張をほぐしてくれるのは場慣れしかなく、若いうちからたくさん恥をかき、たくさん緊張すればいい
  • 相手に顔を覚えてもらうには、パーティなどどんなことろにでもひとりで出向く
  • 社内人脈なくして社外人脈などありえない
  • これから必要なのは力ではなくセンス、時代のセンスを磨くには、異性人脈が欠かせない
  • 人脈作りにはホスピタリティが欠かせない
  • 人脈の基本は「ギブ&ギブ」が基本で、人を紹介すると、必ず自分のところに返ってくる
  • パーティでもどんな会でも、人が集まるところにはとにかく面白がって参加すること
他の人脈本にも書いてあるように、やはり「ギブ&ギブ」といった、周りに与えることを優先し、さらにホスピタリティ精神が必要なようだ。どの本にも同じことが書いてあるのだから、きっとこれは間違いないのだろう。

Last Lessonの・20代・30代の人脈作りというところが一番なるほどと思った。以下一部抜粋。
人脈というのは、20代、30代をどう生き抜いたかがその後に大きな差となって表れる。
この時代をどう生きたかが、その後のあなたの人生を大きく変えるというわけだ。

 だから20代、30代はたくさんの人に怒られたり叱られたりしながら、前進しつづけて欲しいと思う。
 それを恐れることなく自分を磨く。
 見る目を養う。 
 目利きになる。
 その訓練の時間にあてて欲しいのだ。
 私もそうやって成長し、生きてきた。
 (中略)
 自分の時間を使い、自分のお金を使い、好奇心をもって自ら学ぶ。

 これなくして人脈は、絶対に手に入らない。
 その努力をいつまでも怠らないで欲しいのだ。
(pp.150-151)
これを意識して、自己投資や努力を怠らないようにしよう。ただ、著者もあとがきで示しているように、フジマキ流の人脈術を実践すると、なかなかお金がたまらないようだ。しかし、人生の歓びとサクセスはつかめるはずとあるので、信じてやってみようと思う。

横書きで、一つのトピックに2ページという構成になっており、右ページに分かりやすい図解が載っている。この図解を読むだけでもいいので、すぐに読了できる。

人脈作りの著者の考え方がわかって勉強になった。

他にも人脈本は以下かがお薦め。読むべき人:
  • 人脈を築きたい人
  • 成功したい人
  • 人見知りが激しい人
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June 23, 2008

【雑感】アクセス数とブラウザ

自分のブログと相互リンクしていただいている、ビジネス書、勉強本に特化されている人気ブロガー、smoothさんのマインドマップ的読書感想文(【読書術】「速読・多読でビジネス力が高まる!スピード読書術」宇都出雅巳)から自分の記事のリンクをしていただいたおかげで、アクセス数がこのブログ始まって以来のフィーバー状態になっております。

ヽ(;´Д`)ノ


やはり人気ブログに取り上げられると、アクセス数が跳ね上がってよいです。

と同時に、なぜかGoogleからの訪問者も正常になって、今のところ40アクセスになっています。記事タイトルのタイトルタグの中身を変更し、

ブログ名:記事タイトル:livedoorブログ(Blog)

から

記事タイトル:ブログ名:livedoorブログ(Blog)

としたことが功を奏していると考えられると思います。たぶん。このブログタイトルが長すぎるので、どうしても検索結果ではブログ名のみしか出ないことがあり、それでは何の記事かわわからないので、クリック率も下がってしまうと考えられます。また、索引語はブログタイトルにあるキーワードよりも、書名でぐぐられることが断然多いはずで、タイトルタグの左側ほど検索に引っかかりやすくなるということからも、かなり有効だと思われます。

また、以下は今日の訪問者のブラウザの割合です。


Noブラウザ割合ユーザー数
1Internet Explorer 6.038.1%87
2Firefox28.5%65
3Internet Explorer 7.015.3%35
4Sleipnir10.9%25
5Safari3.5%8
6Opera 9.502.1%5
7Mozilla0.4%1.9
8Opera 8.600.4%1
9Netscape 4.00.4%1

IE6.0がまだ主流ですが、FirefoxユーザーがIE7.0より多いのは意外でした。最近Firefox3.0のダウンロードキャンペーンがあったというのも影響しているだろうし、結構認知されてきているのでしょう。

なぜこのようなブラウザ分析をしたかといいますと、単純にこのブログをIE7.0、Firefox、Safariで見ると、トップ画像が見事にずれて見えます・・・・。サイドバーのカレンダー画像もです・・・。CSSの設定ミスです・・・。このブログをリニューアルをしたときにしっかりブラウザチェックをしなかったので、これはまずいです・・・。

ちなみに自分のブラウザは、IE6.0ベースのSleipnirなので、ズレに気づかず・・・。

ということで、今週中に修正いたします。

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仕事も人間関係も イヤなことは1週間で終わらせるコツ


仕事も人間関係も イヤなことは1週間で終わらせるコツ

キーワード:
 笹気健治、イヤなこと、ストレス、心理学、執着
ストレスになるイヤなことを解決するコツが示されている本。以下のような目次となっている。
  1. 第1章 仕事と同じように、悩みにも”締切”を作ろう!
  2. 第2章 どんなイヤなことも翌週まで持ち越さないコツ
  3. 第3章 ストレス源を”日常風景”にする、ちょっとした考え方
  4. 第4章 「自分はなんてダメなんだ・・・」思考が出てきたら
(目次から抜粋)
心理学の理論や著者のカウンセリング経験、また著者自身がイヤなことに対処してきた経験から、ストレスのたまらない体質になるための意識の持ち方、ちょっとしたコツが示されている。なんとなく買って読んでみたけど、これはよかったと思う。

以下、この本のポイントを列挙。
  • イヤなことを引きずらない体質になる
  • 自分で自分の感情をコントロールできるので、自分の意志で意識的にイヤな気持ちを終わらせる
  • 悩みにも締め切りを設定し、締め切り後について具体的に考え出すきっかけになる
  • やらなければならないことを先送りしている状態が、イヤな気分の正体であることが多い
  • 悩みで頭が占領されてきたら、最近に身の回りで起こった出来事について、「良かったと思える」ことを思い出してみる
  • 自分が何に悩んでいるのか、紙に書き出し、悩みの正体を知り、解決策を考える
  • 休日は平日の悩みをリセットできるちょうどいいチャンスであるので、体を動かすとよい
  • 部分評価を全体評価と受け取らず、仕事ができなくても自分の人間性の価値とは無関係
  • 「〜でなければならない」と考えるのではなく、「〜しよう」と考え、自分の中のルールを努力目標と考え、もし守れなくても自分を罰する必要はない
  • 完璧をめざすこと自体、現実には不可能なので、1%のミスで自分を責めない
  • イヤなことを終わらせるには、突き詰めると「願望への執着を手放す」ことに尽きる
  • 「すべてはうまくいくようになっている。」
自分の思考パターンがまさに、この本で示されているような感じだったので、とても参考になった。どうも自分は理想が高すぎて、常に「〜しなければならない」と考えて、自虐的なほど自分を責めている傾向があるようだ。そして、悩み自体をずっと放置しているような状態なので、まずは紙に書き出して解決策を探ることから始めようと思った。

自分のルールを努力目標として、できなくても自分を罰する必要はないというのは、書評を続けていく上でも重要だと思う。確かに自分の書評ルールとして、1日2冊を目標としているが、前までできないと自分ダメなやつだと責めていたけど、それでは苦しいだけなので、できなくてもいいかと考えるようにしよう。毎日2冊書評を期待されている訪問者には申し訳ないが・・・。

160ページくらいの内容で、図やイラストも多く載っているので読みやすいと思う。

悩みにも締め切りを設定するというのは、新鮮な考え方だなと思った。自虐的なほどに悩む人は絶対読んだほうがよいと思う。

読むべき人:
  • 毎日悩みがループしている人
  • 自虐的なほどネガティブなことを考えている人
  • いつも「〜しなければならない」と考えている人
Amazon.co.jpで『笹気健治』の他の本を見る

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June 22, 2008

【雑感】アクセス数の傾向

検索エンジン経由のアクセス数がめっきり減った。前も一時期減ったが、またすぐに戻ったんだけど、今日に至っては、Googleからは4件、Yahoo!からは3件しかない・・・。前までそれぞれ10倍はあった気がするんだが・・・。

また評価方法が変わったんだろうか。

それでもアクセス数が100前後を維持しているのは、人気ブログランキングからのアクセス数が増えたから。同じくランキングの、本ブログ村ランキングからアクセス数はほとんどない。この差は一体なんだろう・・・。本ブログ村ランキングは、ランキングの上下変動が激しすぎる。また、人気ブログランキングのクリック数は増えているが、本ブログ村ランキングはほとんどクリックされた形跡がない・・・。みんな本ブログ村ランキングは嫌いなのだろうか・・・?

また、RSSリーダー経由の訪問者も増えた。これはリピーターだと思われる。定期閲覧読者がいるということで。これはやはり嬉しいものだ。

あとYahoo!ログールのサイトサマリーを見ると、訪問者が100%男性。女性訪問者がいない・・・。いや、男性訪問者だけで不満ということはないが、女性読者が来てくれるとモチベーションアップになるので。どうやったら女性読者が増えるのか少し考えてみよう。女性書評ブロガーを参考にすれば何かヒントが得られるはず。

ブログタイトルを『オンライン書評図書館』に変えて、アクセス数を稼ぐという戦略もあまりうまくいってない。何よりもねらい目ワードである『オンライン 図書館』で上位に引っかかるものはどれもページラングが4以上のものなので、太刀打ちできず。現状では、200件以内に何とか出るという感じ。しくじったかな・・・。でも、このブログのタイトルは結構気に入っているからいいや。



早く4桁アクセス数にならないかなぁ。地道に更新するしかないか。
(´・ω・`)

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ひと目でわかるMicrosoft Visual Basic 2005アプリケーション開発入門 (マイクロソフト公式解説書)


ひと目でわかるMicrosoft Visual Basic 2005アプリケーション開発入門 (マイクロソフト公式解説書)

キーワード:
 上岡勇人、Visual Studio 2005、VB.NET、入門書、公式解説書
Visual Basic 2005のマイクロソフト公式解説書。以下のような目次となっている。
  1. 第1章 統合開発環境の使い方
  2. 第2章 時計とタイマの作成
  3. 第3章 テキストエディタの作成
  4. 第4章 テキストファイルの読み書きの実装
  5. 第5章 印刷機能の実装
  6. 第6章 検索/置換機能の実装
  7. 第7章 ツールバーの仕上げ
  8. 第8章 カレンダーの作成
  9. 第9章 日誌の作成
  10. 第10章 画像ファイルの操作
  11. 第11章 HTMLファイルでの出力
  12. 第12章 Webブラウザの作成
  13. 第13章 アプリケーションの仕上げ
(目次から抜粋)
Visual Basic 2005の入門的な内容となっていて、サンプルプログラムとして、テキストエディタ、カレンダーと連動した文書と画像が記録できる日誌、Webブラウザをひとつにまとめたアプリケーションが示されている。CD-ROMつき。『はじめに』でこの本の特徴が以下のように示されている。
  • 操作しながら学習できる
  • .NET Frameworkのさまざまなクラスを利用
  • さまざまなユーザーインタフェースを紹介
  • よく使われるテクニックをひとつのアプリケーションに網羅
マイクロソフトの公式解説書は結構読みやすい内容だなと思う。ページ内に文字量が多すぎず、図と文章のバランスがよいのでかなりわかりやすい。ページの中に示されている、補足情報としてのヒントやコラムが特に参考になる。それ以外は、サンプルアプリケーションの作成手順が示されている。

各章のはじめに『この章で学習する内容と身に付くテクニック』というものが示されている。例えば、2章は以下のようになる。
  • フォームデザイナでフォームにコントロールを追加してプロパティを設定する操作
  • Timerコントロールとイベントプロシージャの設定
  • コードエディタでプロパティやメソッドを使ったプログラミング方法
  • 日付や時刻を扱うDateTimeクラスの基本的な機能
  • 変数やIfステートメントを使ってアラームタイマを実現する方法
  • プログラムが起動したときに実行されるフォームのLoadイベントとプロシージャの使い方
  • Buttonコントロールでボタンをクリックしたときの動作を実現する方法
  • メッセージを表示する方法
  • 数値と文字の基本的なデータ型と日付型の使い方とデータ型を変換する方法
  • ステータスバーとプログレスバーの使い方
  • 独自のダイアログボックスを作成してフォームとやり取りする方法
    (pp.18)
こういうような構造を先に示してくれるのは、読む側にとってとても有益だと思う。技術書を最初から最後まで読むという人以外は、このような内容紹介を先に読んで、自分が知りたいところだけを読んでいけばいいからね。

Visual Studio2005からは、フォームザデザイナで設定した内容は、Form1.Designer.vbというファイルに保存されているらしい。内容としては、Form1ならば、Form1というクラスの定義が保存されているようだ。これは知らなかった。最近Visual Studio2005をいじってみる機会があり、Form1.Designer.vbはなんだろと思っていたので、勉強になった。また、このコードをコードエディタで編集するとアプリケーションとして成り立たなくなってしまうので、うっかり変更しないように注意しろとあったので、参照するだけにしよう。

入門書レベルの内容で、サンプルプログラムを作って概要を理解するという内容なので、クラスやメソッド、プロパティの辞書的な使い方にはあまり期待できない。それはMSDNのヘルプや他の辞書的なサンプル集などの本を読んだほうがよいと思う。

統合開発環境を使用したプログラミングは、開発環境の学習からしなければならないといったデメリットがあるが、慣れてしまえば便利なものだなと思う。また、VBのようにGUIアプリケーションを作ると、機能が目に見えやすいので、バッチプログラムとかよりも何かを作っているなという達成感のようなものを得られると思った。

暇つぶしにVBで何かサンプルプログラムでも作ってみようかなと思った。

読むべき人:
  • Visual Basic 2005の概要を知りたい人
  • サンプルプログラムを作ってみたい人
  • マイクロソフトの公式解説書が好きな人
Amazon.co.jpで『Visual Basic』の関連書籍を見る

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速読・多読でビジネス力が高まる!スピード読書術


速読・多読でビジネス力が高まる!スピード読書術

キーワード:
 宇都出雅巳、スピード、読書術、速読、心構え
実践的な本の読み方が示されている本。以下のような目次となっている。
  1. CHAPTER 01 本をツール化する習慣を身につける
  2. CHAPTER 02 情報感度が10倍高まるスピード読書術
  3. CHAPTER 03 読みたい本がすぐに見つかる読書術
  4. CHAPTER 04 対話力を高めるコミュニケーション読書術
  5. CHAPTER 05 論理的思考力が身につくロジカル読書術
  6. CHAPTER 06 発想が豊かに広がるアイディア読書術
  7. CHAPTER 07 どんどん自分を表現できるアウトプット読書術
(目次から抜粋)
本は何百年にもわたって磨き上げられてきた完成度の高いメディアであり、現代のように情報が氾濫しているインターネット時代において、本は体系的に整理されていない情報の海の中での錨のような役目を果たすとある。そして、本をツールとして使いこなす具体的な方法が多く示されている。

読書に関して書かれている本をよく読むほうで、これもありふれた読書術の本かなと思ったら、意外にそうでもなく、なるほどと思う部分が多かった。かなり良い内容。なので、ちょっといつもより多めに記事を書いてみる。

以下自分が参考になった部分を列挙しておく。
  • わからないところが出てきてもスピードを落とさず、むしろスピードをアップして飛ばしていく
  • 本は最初から最後まで読む必要はなく、本の中で出会った言葉や気づきが実生活でどれだけ価値を生み出すかに目を向ける
  • 本は最後まで読まなければならないといった、自分が持っている読書ルールを見直して、自分の都合のよいルールに変更する
  • 本を読むことは自分を読むことであると同時に、自分を変化させること
  • 速読をするよりも、単純に日常生活の中で本を読む時間を増やすことが、本をたくさん読むことにつながる
  • 自分の思い込み、行動を変えるまでは、1冊の本を1ヶ月間、毎日読む
  • 積読本は、表紙や背表紙が目に触れるように置いておく
  • キーワードの定義部分が、著者の問題意識や主張が多く現れているので、そこを押さえる
  • 本を読むことはと著者との対話であるので、自分に近い世界の本だけではく、違う分野の本を読んで、異業種交流会に参加して自分の可能性を広げる
  • 本は「自分の読みたいように読む」のではなく、「著者が読んで欲しいように読む」ことができると、コミュニケーション力がアップする
  • 自分の読んだ本については、ブログで表現してみるとよい
  • ブログに書くのに抵抗がある人は、既存の書評ブログに簡単なコメントでもいいので書いてみる
本当はもっと紹介したいんだけど、とりあえずこのへんで。

最初の章のほうは、実践的な本の読み方が多く示されている。中でも自分がなるほどと思うのは、本は最後まで読まなければならないといった、読書のルールを自分の都合のよいように変えてしまうということ。これに関しては自分も独自ルールを設けている。(『【書評戦略】早朝の読書、はじめました。 』参照。)自分の場合は、フォトリーディングで全ページを読んだらそれで一応1冊読んだことにしている。このようにルールを改編すれば、かなり読書に対する抵抗がなくなる。

また、キーワードを押さえて、本の内容のかなりをカバーできると示されている部分もなるほどと思った。これは自分も実践している。そのときは、「○○とは〜である」という表現に注目すればよいらしい。この定義部分だけを読んでいくだけで、やはり全体像を早くつかめるし、その本は一言で何が書いてあるかをすぐに示せるようになる。

以下自分にとってかなりなるほどと思った部分を引用しておく。同時並行でたくさんの本を読むことを推奨されているが、本とのつき合いもマメさが大事と示されている部分。
 ただし、たくさんの本を読むあまり、それぞれの本のことを忘れてしまうのには気をつけましょう。本を読み進めるというのは忘却との戦いです。最初のほうで読んだ内容はだんだんと忘れていきます。そうすると、後で書かれていることが理解できなくなって、また前にも戻って読み直すことになりかねません。結果的に、本を読むスピードが落ちてしまって、いつまで経っても前に進まず最終的には投げ出してしまうことになってしまいます。
 同時並行でたくさん読みつつも、本との「音信不通状態」があまり長く続かないようにするのが大事です。
(pp.83-84)
これはもうその通り!!と同意するしかない。特に長編小説とかを放置しすぎると、もう前半の内容が記憶のかなたにあり、面白さが半減してしまう。ご無沙汰している本は、目次を眺めたりさっと全体のページをめくったりしてコンタクトを欠かせないようにするとよいらしい。

他にも好奇心が読書の原動力と示されている部分。
「読みたい」という目的意識が読書のモチベーションになることはすでに述べたとおりですが、それに火をつけるために大事なものがあります。
 それは「好奇心」。ただし、単なる新しいものを求めるという意味の好奇心だけではなく、英語でいうところの「Sense of Wodner」、つまり、驚きの心、新鮮な感性です。そんな無邪気な好奇心が「読みたい」という目的意識に火をつけ、読書の原動力になります。
(pp.104)
これは読書をする上で一番重要なことだと思う。自分の場合は、勉強というよりも、この知りたいという好奇心を満たすために読書をしているようなものなので。そして、知的好奇心を満たしていった読書記録が、この書評ブログということになる。さらに、書評ブログによって、過去の自分は何に関心があって、何を考えていたのかを知ることができる。

ちょっと難しい本、高めの本を買うとういことが示されている箇所。
 ゲームで難易度を上げたり、スポーツで自分よりうまい人の胸を借りるように、読書でも、自分と同じレベルの本を読むだけではなく、自分よりも上のレベルの本に挑戦することが、あなたの力を伸ばします。
(中略)
 上のレベルの本の基準としてはいろいろあると思いますが、わかりやすいところでいえば、少し高い本を買うことです。今までビジネス書や一般書といわれるものばかり読んでいた人は、もう少し専門性の高い専門書というものを読んでみるのです。
 また、いわゆる古典を読むのもいいでしょう。こちらは、岩波文庫をはじめ各種文庫で出ていますし、古書店でも比較的安く手に入れることができます。
(pp.159)
本を買うときは値段を見るなということだと思い込もう。また、自分もビジネス書ばかり読んでいるなと思ったら、やはり違う分野の本を読むようにしている。それはカテゴリの冊数で判断できる。現状では明らかにビジネス書、自己啓発本ばかり読んでいる。もっとレベルアップをするには、少し時間がかかってもいいので、難解な本に挑戦しようと思った。

読書の方法について、かなり網羅的に示されている。単純な読書の心構えから、速読の方法、本の買い方、書店の利用方法、コミュニケーションやロジカルを意識した読み方までかなり幅広い。他の読書論のような本と重複している部分もあるが、それでも読書についてまとまっている1冊でありよい内容だと思う。よって、殿堂入り決定。

何度も読み返して、自分の読書法を確認したい1冊。お薦め。

他にも読書論の本を多く読んでいるので、それらの一覧、比較の特集記事でもアップしようかな。とりあえず、過去の読書論についての本は以下にあるので参考にどうぞ。このブログ内を『読書』で検索した結果

読むべき人:
  • 読書があまり得意ではない人
  • たくさん本を読みたい人
  • 自分という人間の枠を広げたい人
Amazon.co.jpで『宇都出雅巳』の他の本を見る

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June 21, 2008

blog chartの削除・・・。

blog chartが激重すぎるので、サイドバーのツールを削除。

重すぎて、この書評ブログ表示にストレスが・・・・。
サイト自体もこの高速通信時代なのに、重すぎ。

JavaScriptツールは、いかに設置ブログに負担をかけないかが重要なんだが、これはもう失敗と言わざるを得ない。


サービス自体は魅力なんだが、もっと技術的改善があれば再度導入しよう。

今週は更新をサボったので、土日に頑張らないと。といった傍から、今日明日も飲み会で(゚д゚)マズー

明日頑張ります。

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ボウリング上達BOOK


ボウリング上達BOOK―ぐんぐんスコアがのびる

キーワード:
 酒井美佳、ボウリング、スコアアップ、スペア、スネークアイ
酒井美佳プロ監修による、ボウリングの技術が解説されている本。以下のような目次となっている。
  1. Part1 華麗なフォームでストライクを決める
  2. Part2 4歩助走で基本のフォームを!
  3. Part3 練習でフォームを修正
  4. Part4 ボールの球種と使い分け
  5. Part5 レーンを研究してストライクを狙う
  6. Part6 スペアをマークし高得点を狙う
  7. Part7 ハイスコアを生み出すボール&シューズ選び
  8. Part8 スコアの見方・ルールとマナー
(目次から抜粋)
趣味はボウリング、ということにしているので、どうせならスコアアップして楽しみたいと思って買って読んでみた。自己流では全然だめだということがよくわかった。

まえがきで、アベレージ150点を目指すなら、スペア確実にとること重要であると示されている。そして、この本では、スペアをとるための実践テクニックにページを多く使っていると示されている。以下、完全に自分の勉強メモ。
  • バックスイングは、振り子の力で自然に上がった腕の位置が自分に合ったバックスイングの高さになる
  • よいフォロースルーは、正面にいる人と握手をする感じで、まっすぐ前に腕を伸ばし、そのまま振り切る
  • フックボールを投げるには、親指は10時の方向をキープ
  • スペアには曲がらないストレートボールが有効
  • スパットを目標にして投げることをスパットボウリングという
  • スパットを目標に投げればボールは安定する
  • アベレージ150以上を狙うなら、ハウスボールよりもマイボール
  • スペアが取れればボウリングが楽しくなる
大体こんなところか。もちろん、もっと具体的にいろんなことが示されているが、今の自分はこれが基本になると思う。いつもラインが一定しないので、フォロースルーがダメなんだと思う。

自分でも、フォームが綺麗だと思ったものはストライクになる。しかし、少しでもダメだと思ったら、大抵左に流れていってしまう。また、スペアをしっかり取れないと、スコアアップができないというのはよく実感する。いつも9ピン倒して1ピンだけ残るというのが続くので、それをしっかり倒していけば、スコアアップを望めるのではないかと思った。

7−10番ピンが残った状態を、セブンテンとい言うらしいが、蛇の目に似ているから通称スネークアイと呼ぶらしい。へーと思った。

ちなみに、ボウリングボーリングは別物。Wikipediaの記事が参考になる。タイプするときは間違えないようにしよう。

前頁カラーで写真つき。酒井美佳プロの華麗な投球フォームの連続写真はとても参考になる。内容的には、かなり初歩的なことから図解で解説されている。用語の説明とか、ボウリングの起源などコラムも載っている。ちなみに、明日の6月22日は、ボウリングの日らしい。この本は明日書評すればよかったかな。

アベレージが120前後なので、もっとスコアアップしたい。他にも健康維持のためにやっているという側面もある。さて、今から実践してくるか。

読むべき人:
  • ボウリングがうまくなりたい人
  • スペアが取れない人
  • 酒井美佳プロのファンの人
Amazon.co.jpで『ボウリング』の関連書籍を見る

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June 20, 2008

成功の五角形で勝利をつかめ!


成功の五角形で勝利をつかめ!

キーワード:
 三田紀房、ドラゴン桜、ビジネス突破塾、五角形、教科書
『ドラゴン桜』流ビジネス突破塾の第2弾。以下のような目次となっている。
  1. STEP1 会社は「教師のいない学校」だ!
    1. 会社を「学校」に置き換えろ!
    2. 最高のビジネス書はどこにある?
    3. なぜ「教科書」で仕事は変るのか?
  2. STEP2 仕事力の基礎は「国語力」にあり!
    1. 国語に「美しさ」を求めるな!
    2. 「正しく読む」力を身につけろ!
    3. 「行間を読む」ことは「空気を読む」力だ!
    4. 文章の見本は「数学」にある!
  3. STEP3 「数学力」で世の中のウソを見破れ!
    1. 文系だからこそ数学力を鍛えろ!
    2. 数学で論理的思考を鍛えろ!
    3. あらゆる情報は数学力で読め!
  4. STEP4 理・社・英が「応用力」をつくる!
    1. 理科を通じて「仮説と検証」を身につけろ!
    2. 社会は「ネットワーク力」を鍛える手段だ!
    3. 英語をマスターしようとするな!
  5. STEP5 教科書を極め、教科書から飛び出せ!
    1. インプットしたら次はアウトプットだ!
    2. 失敗から学ぶな!成功から学べ!
    3. 「背番号二ケタのキャプテン」になれ!
(目次から抜粋)
冒頭部分に漫画が載っており、ドラゴン桜の桜木によって、膨大な量のビジネス書を読んでも何の意味もない、ビジネスの基礎力養成に必要なものは、中学校などで使用する教科書だ!!と示されている。前著の『汗をかかずにトップを奪え! 』と同じように、桜木が語るように痛快な内容となっている。

生きる力、生き抜く力を習得するツールとして、国数英理社の5科目があると示されている。そしてその5教科がビジネスの基礎力養成に必要な、成功の5角形になるようだ。以下、その5科目で身につく能力を示す。
  • 国語・・・・・・読解力、コミュニケーション能力
  • 数学・・・・・・ロジカルシンキング能力
  • 理科・・・・・・仮説力、検証能力
  • 社会・・・・・・ネットワーク力
  • 英語・・・・・・クソ度胸
なるほどと思った。例えば、国語の場合、以下のようなことが示されている。STEP2のまとめページから抜粋。
  1. 仕事の基礎は国語力にあり!
  2. 国語を「教養」や「品格」で語るな!
  3. 常に「なぜ?」を考えながら読め!
  4. 行間を読む力は、空気を読む力だ!
  5. 「美しい文章」を書こうとするな!
  6. 理系教科書を手本に「正確無比な文章」を書け!
  7. 「自分の気持ち」以外を言葉にしろ!
    (pp.86)
なるほどと思った。この国語力が全ての教科の基礎になるようだ。

他の科目も示したいが、それは置いておいて、以下、自分が特になるほどと思った部分を引用しておく。まずは、書評の使い方について。
 どんな良書でも、読者に読む力がなければ「つまらない本」になってしまう。そして良書であるほど、それを「正しく読む」力が求められるものなのだ。
(pp.41)
インターネット上にも書評が溢れている状況なので、書評やレビューは過度に信じ込まずに本当にそうなのかと疑いながら参考にするくらいの距離感を保つことがベストと示されていた。なるほどと思った。なので、この書評ブログを見ている方も、そのような距離感でこのブログを見てもらいたい。

他にもビジネス書などは何を読むべきかということころ。
 ビジネス書も自己啓発本も、共感よりも「刺激」を求めるべきだ。
 ダメな自分に気づかされ、より高いところに昇っていくための動機付けとなるような本。まったく新しい情報や価値観を知らしめてくれる本。そして下方比較ではなく、上方比較をさせてくれる本である。

 よく言われる「どんな本にも価値がある」なんてのはウソッぱちだ。
(pp.73-74)
読むべき本は、共感系の本よりも刺激的なことと書いてある本がよいらしい。これはなるほどと思った。自分と考えが違う本のほうが、なぜ?ということを考えやすくなるし、新たな発見がありそうだなと思った。ただ、どんな本にも価値があるとはいえないというのは、すこし疑ってみる必要があるかなと思う。確かに、表面的には明らかに得るものが何もない本とか、つまらない本もあるが、それはそれで、なぜそのような本を買ったり、読んでしまったのか?とか、どこがつまらないか?とかを分析することで、その本が間接的に活きてくるのだと思う。だから、この主張は、表面的には毒になる本もあるが、深く考えるとそれを薬にもできると思っておこう。そう思っていないと、とても書評ブログなんて続かない。

最後に、本を読む理由について。
 本を読むことは大切だ。
 小説からエッセイ、ノンフィクションにビジネス書まで、さまざまなタイプの本を乱読していくべきだ。難しい本ばかりではなく、エンターテイメント系の小説もいいし、自己啓発書を読むのもかまわない。
 なぜなら、読書に与えられた真の目的とは「国語力の向上」や「知識のインプット」などではないからだ。
 読書の目的とは、「根気」と「集中力」のトレーニング。このひと言に尽きる。
(中略)
 時間に追われる現代人にとって、これはとてつもない「根気」を要求される作業だ。
 そして仕事の合間をぬって何冊もの本を通読していくためには、相当の「集中力」が必要となる。

 だから、ほんとうの読書家は根気があるし、いざというときの集中力が高い。
(pp.175-176)
これはなるほどと思った。この書評ブログも、この根気と集中力のトレーニングのためということになる。また、読むべき本も乱読でいいとあったので、このまま自分のスタイルで書評を続けていこうと思った。

著者、桜木の示すことは結構一見普通の本とは違うことが書いてあり、それはなぜ?と考えさせてくれることが多い。これもその一つかなと思った。

特にビジネス書ばかり読んでいる人や、書評ブログを実践している人は得るものが多いと思うので、お薦め。

読むべき人:
  • ビジネスで成功したい人
  • 書評ブログをやっている人
  • ドラゴン桜が好きな人
Amazon.co.jpで『三田紀房』の他の本を見る

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エンダーのゲーム

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エンダーのゲーム

キーワード:
 オースン・スコット・カード、SF、バトルスクール、天才少年、バガー、苦悩
長編SF小説。あらすじをカバーの裏から抜粋。
    地球は恐るべきバガーの二度にわたる侵攻をかろうじて撃退した。捕らえられた人間を容赦なく殺戮し、地球人の呼びかけにまるで答えようとしない昆虫型異星人バガー。その第三次攻撃にそなえ、優秀な司令官を育成すべくバトル・スクールは設立された。そこで、コンピュータ・ゲームから無重力戦闘室での模擬戦闘まで、あらゆる訓練で最優秀の成績をおさめた天才少年エンダーの成長を描く、ヒューゴー、ネビュラ両賞受賞の傑作
(カバーの裏から抜粋)
11歳の天才少年が、バトルスクールに参加してから、バガーを撃破するまでの長編小説。なんとなく本屋で、SF小説が読みたいと思って、表紙の絵とあらすじに惹かれて買ってみた。Amazonに絵の画像がない・・・。ハヤカワ文庫の作品はかなりの確率で、画像が登録されてない。よい表紙が多いのに、もったいない。なので、自分でデジカメで撮ったものを示しておく。

肝心の内容は、面白かったような、そうでもないような・・・。

古いSF小説は訳があまりよろしくないものが多い。これもそうだったかもしれない。原文が想像できそうな日本語で、全然文章が頭に入ってこない。もちろん、SF小説で、普段の生活とはかけ離れた世界を描写しているのだからそれはしょうがないとしても、さすがにこれは読み進めるのが少し困難だった。だから、かなり長い期間をかけて読んでしまった。500ページ以上もあるので。

バガーという昆虫型異星人との戦争を描いているのだから、『スターシップ・トゥルーパーズ』のような作品を期待していたのだが、そうではなかった。物語のほとんどがバトルスクールでのコンピュータ・シミュレーションゲームでの戦闘に費やされている。しかし、そのゲームこそが、この物語の核心なんだけど、その核心に行くまでが大変。単純にバガーを駆逐し、世界に平和がやってきました、めでたしめでたし、とならないのがこの物語の奥深さかなと思った。

エンダーという11歳の少年は、年齢の割りに妙に大人びていて、バトルスクールで、戦闘マシーンに育て上げられ、さらにチームのリーダとしてさまざまな決断に迫られて苦悩したりしていく。そのような人間的な成長も描写されているのかなと思った。

エンダーシリーズといって、これが最初の作品で、他にも続編や姉妹編が出ているようだ。訳がしっかりしていれば、読んでみようかな。

SF小説は、想像力の訓練になるなと思った。

読むべき人:
  • 天才少年にあこがれる人
  • バトルスクールという設定に惹かれる人
  • リーダーとは何かを体感したい人
Amazon.co.jpで『オースン・スコット・カード』の他の作品を見る

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June 19, 2008

「できる社員」になる教科書


「できる社員」になる教科書

キーワード:
 浜口直太、できる社員、教科書、心がけ、ダメ社員
経営コンサルティング会社の経営をしている著者による、できる社員になるための心がけが示されている本。以下のような目次となっている。
  1. プロローグ 「『超』ダメ社員」だった私
  2. 第1章 仕事とは「戦い」と心得よう
  3. 第2章 「できる社員」と言われる人の考え方・働き方
  4. 第3章 「できる社員」になる「心がけ」
  5. 第4章 「できる社員」になる自己管理術
  6. 第5章 「できる社員」になるコミュニケーション術
  7. 第6章 「すごい社員」を目指す
  8. エピローグ 日米アジアで培った「浜口流『超』自己急成長法」
(目次から抜粋)
著者は、アメリカのコンサルティング会社に入社し、その後独立して経営コンサルティング会社を経営しているようだ。著者は初めからできる社員ではなく、ダメ社員だったとあった。心がけや努力でだんだんできる社員になっていったとある。仕事をしていく上での心がけや行動原則がとても多く示されており、勉強になる。いくつか列挙してみる。
  • 仕事は戦い
  • 職場を出ればそこは戦場
  • プロ意識を持つ
  • 他人の長所泥棒
  • 出世や報酬にこだわらず、仕事のプロセスと成果にこだわる
  • 「超」勉強家に
  • 今「できない社員」であればビッグ・チャンス
  • 「ダメ社員」ほど大きく育つ
  • 作業が終わる毎に「TO DOリスト」の優先順位を確認する
  • ヘルシーで規則的な食生活を
  • 本・雑誌・新聞などの出版物を読みまくる
  • いかなるときでも言い訳はしない
  • 「ギブ&ギブ&ギブ」の実践を
具体的なものや精神論と幅広い。示されていることのほとんどに著者の会社員時代のエピソードが含まれているので、とても参考になる。例えば、アメリカでの会社員時代に、できる社員の上司は無遅刻、無欠勤だったとか、仕事のできる上司は、毎日業務日報に1日の業務内容の説明とそれ以外に業務上の問題点とそれを克服するためにやるべきことなどを書いていたといったことが多く示されている。それらのエピソードを読むだけでもいろいろな人がいるのだなと思って勉強になった。

網羅的に仕事に関する心がけが示されているので、どれか一つは自分にとって有益なことが書いてあると思う。また、忘れた頃に読み返したりするのがいいと思う。

読むべき人:
  • ダメ社員の人
  • 入社3年以内の人
  • できる社員になりたい人
Amazon.co.jpで『浜口直太』の他の本を見る

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June 18, 2008

【お知らせ】blog chartの設置

左のサイドバーにblog chartのツールを設置しました。

またJavaScriptツールなので、クライアントに負荷をかける・・・。

レベル34だって。

ドラクエ靴任い辰燭蕁▲丱薀皀垢鯏櫃擦襪らいですかね。

まぁまぁかな。







今日は疲れていて早め就寝予定なので、2冊書評できず・・・。
苦し紛れのツール設定記事となりました・・・。

土日にリカバーしなければなりません。

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続ける力―仕事・勉強で成功する王道


続ける力―仕事・勉強で成功する王道

キーワード:
 伊藤真、継続、力、皿回し、習慣
弁護士である著者によって、主に司法試験などの勉強を継続させる方法が示されている本。以下のような目次となっている。
  1. 第1章 「続ける」ことはなぜ難しい?
  2. 第2章 「やる気」を続ける技術
  3. 第3章 一流になる人の学び続ける技術
  4. 第4章 勉強・仕事をやりとげる計画術
  5. 第5章 とっておきの記憶術
  6. 第6章 ピンチを切り抜け、事業を続ける
  7. 第7章 「やりたいこと」をやり続ける人生
  8. 第8章 「続ける」ことから「力」が生まれる
(目次から抜粋)
著者は、司法試験を受験する人を支援する伊藤熟というものを開催しているようだ。そのような経験から、司法試験のような難関で継続的に勉強するために必要なことが多く示されている。

「続ける力」は誰にでも平等に与えられており、この力さえあればどんな夢でもかなうと示されている。

以下参考になった部分を列挙する。
  • 「退屈で単純なこと」を投げ出さずに続けるには、やるべきことを徹底的に絞り込んで、飽きや退屈のハードルを下げること
  • 何か新しいことを始める場合には、「それを生活の原則にする」という、意識の組み換えが必要
  • 「習慣をつくる」ときには、「自分の仲間に引き入れちゃおう」ぐらいの、少し力の抜けた姿勢のほうがうまくいく
  • 「もう限界だ」と思うほど苦しくなったら、それはゴールに近づいた証だと思って喜ぶ
  • 将来の自分、なりたい自分をできるだけ具体的にイメージするのはとても重要
  • モチベーションの維持とは、正確には、「モチベーションを上げること」というよりも、「モチベーションの下げ幅をできるだけ小さくとどめること」といえる
  • モチベーションは、新しいこと・難しいことに挑戦しているときほど、高いレベルで維持できる
  • 「人の目を気にしない」ことは、「続ける」ためのとても重要なノウハウ
  • どんな世界でも、目標を達成するには、コツコツと地道な努力を「続ける」ことだけが王道で、ラクな道はない
主な部分は以上のようになる。特にモチベーションに関する部分が参考になった。上げることよりも下げないことが重要だというのは、新たは発見だった。

結構他の本にも書いてあることがあった。退屈なことやマンネリ化している問題を解くときなどは、一定の時間で難問解けるかといったタイムルールを用いたゲーム化をするとよいとあった。これは仕事のハック系の本にも多く示されている。

他にも、コマ切れ時間を使って勉強する時間を確保するといったことも、多くの本で示されていることだと思った。

6章からは、著者の法教育に対する理念が示されており、すぐに役立つことが示されているわけではない。しかし、その理念のようなものに触発された。その部分を抜粋。
 私は受験指導を足がかりにして、人々に憲法の理念を伝えたいと思っています。
 私の講義を受けたり、本を読んだりした受験生たちが、すばらしい法律家になって、日本中で憲法の価値を実現する。それによって、日本がまともな立憲民主主義の国、一人ひとりが個人として尊重される国になる。さらに日本の平和主義が世界に発信され、暴力に頼らない紛争解決によって、世界平和が実現する――。
 これが、法教育を続けたときの私の理想です。
(pp.153-154)
このような理念があるほうが、より何かを続けやすいのかなと思った。これは見習いたいなと思った。

勉強の続け方が主に示されているので、司法試験や受験勉強をする人には単純に役に立つと思う。自分の場合は、書評ブログを続けるにためのヒントが得られないかと思って読んでみたが、結構得るものが多かった。自分の場合は、少し抜けた姿勢のほうがうまくいくというのが参考になった。あんまり気負いすぎるのもよくないのかなと思った。

読むべき人:
  • 司法試験を受ける人
  • ブログが続かない人
  • 大きな理念に触発されたい人
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June 17, 2008

大人も知らない「本当の友だち」のつくり方


大人も知らない「本当の友だち」のつくり方

キーワード:
 松本啓子 / かなしろにゃんこ、友だち、漫画、コミュニケーション、きりかえ
友だちと心を通わせるために役立つコミュニケーションの方法が漫画とともに示されている本。以下のような目次となっている。
  1. 序章 本当のことを言ったらきらわれる?
  2. 第1章 自分のことをわかってもらおう―宣言のわたしメッセージ
  3. 第2章 「イヤ」と言いたいときの伝え方―返事のわたしメッセージ
  4. 第3章 したいことをするのはわがままなこと?―予防のわたしメッセージ
  5. 第4章 友だちのイヤなところを変えてもらう―対決のわたしメッセージ
  6. 第5章 意見対立!うまく話し合うには―勝負なし法
  7. 第6章 タイプが違う子ともなかよくなれる―価値観の対立をとく方法
  8. 第7章 大切な友だちが悩んでいたら―援助的な聞き方
(目次から抜粋)
なんとなく期待せずに買って読んでみたら、これは当たり本!!目からうろこ。これをもっと早く読んでおけば・・・・。

簡単に内容を説明。著者は親業訓練インストラクターとして、親子関係や周りの人との関係を、もっと心が通うものにするにはどうしたらよいかということを伝える活動をしてきたらしい。そして、わが子を通して中高生がとても生きにくい状況であることを知って、彼らをサポートしたいと思われたようだ。そして、「話す」と「聞く」ということについてどうしたらよいかと悩む中高生の事例を漫画で示し、それについての解説と解決策が文章で示されている。

考えてみようという著者のコラムがあり、その部分にいいことが多く示されている。内容紹介はそっちのけで、以下は完全に自分専用のメモ。まずは「わたしらしさ」ということについて。
 心が成長していくと、「これがわたしらしさかな」と思えるようになり、「この自分でいい」と自分を認める気持ちが大きくなります。さらに「この自分でこれからもやっていけるぞ」と自信もわいてきます。これがアイデンティティの確立なのです。
(pp.30)
自分はまだ、アイデンティティの確立に至っていないようだ。

能動的な聞き方について。
 能動的な聞き方とは、「相手はいま、どんな気持ちなのかな」と相手の気持ちを考えながら話を聞き、自分が理解したことをことばにして相手に返しながら聞く、という聞き方です。カウンセリングなどで悩みを抱えた人の話を聞くときによく使われる技法です。特別な聞き方なのですが、相手の反発を受け止めるのにとても効果的です。
 こうした能動的な聞き方で対応されると、相手は自分の気持ちをわかってくれたんだ、と理解することができます。自分が尊重されていることがわかるので、安心してあなたと話をする気持ちになるのです。
(pp.40)
この本では特にこの能動的な聞き方がポイントとして示されている。これがうまく使えると、対人関係がずいぶんよくなるのではないかと思う。

「友だち」というタイトルの考えてみようのコラムから。
 あなたがありのままの自分を見せても平気な人は誰でしょうか。お互いにありのままでいることができ、「この子はわたしのことをわかっている、わたしを信じてくれる」と思うことができる友だちが親友です。そしてお互いに相手を思いやり、相手を尊重する心が友情です。だから、自分の心の内を知られることを恐れていたら、友情は生まれません。ひしひとりでも親しくしたいと願う友だちがいたら、率直に話してみましょう。率直に思いを伝えあうことから、信頼関係づくりは始まります。まずあなたが率直になることで、友だちの心に一歩近づくことができるのです。
(pp.48)
この本でここが一番自分にとって重要だった。

「思いこみ」から。
 たしかに「断ったらきらわれる」場合もあります。でも「断ったらきらわれるとは限らない」のです。何か迷うときには、自分のこの考えは「思いこみ」かも?と考えてみましょう。
(pp.68)
ひっこみ型の自分にとっては、断るということがなかなかできない。ついつい相手との関係を気にしすぎて。それは、思いこみにすぎない、と思いこもう。

最後の抜粋は、「本当の欲求」から。
 前にも欲求を知ることの大切さについてお話しました。欲求は「自分らしさ」なのであり、自分らしく生きていくためには、大切にしたいものなのです。対立を恐れて、自分の欲求を封じ込めてしまっては、かけがえのない存在である自分を大切にして生きているとはいえません。自分の欲求に気づいたら、顔をあげて、率直に伝えてみませんか?勝負なし法が、それを手伝ってくれるでしょう。
(pp.132)
なるほどなと思った。自分らしく生きていなかったのかなと思った。

他にも、いつも自分の感情をあらわさないようにおさえ込んでいると、だんだん自分の気持ちがわからなくなってしまうようだ。だから、自分の感情を正直に話すことも重要なようだ。

漫画は、かなしろにゃんこという人のもので、少女漫画風の絵柄である。少女漫画にありがちな絵の線が細すぎて読みにくかったりせず、うけつけない絵柄ではない。割と万人受けする絵柄で、事例のほとんどが女子高生や女子中学生の視点で描かれている。

漫画カテゴリに設定したが、どちらかというと自己啓発や心理学的な側面が強い。

中高生向けに漫画で示されており、文章も2段組で著者が語りかけるようになっており、さらに漢字も少ないのでかなりわかりやすい内容となっている。

この本は、中高生向けに書かれたものだが、示されていることを大人が完全に知っているはずがないと思った。大人でも中高生でも、精神的な成熟度の違いはあるが、対人コミュニケーションの本質が変わるわけではないので、大人も同じように悩むと思う。その具体的な解決策が示されており、大人が読んでも十分役に立てられると思う。特に、孤立しがちで自己主張があまりできず、感情に乏しい傍観者で、『準ひきこもり』の特性を持つ自分にとっては、これは本当に目からうろこだった。本当に。高校生時代の自分に読ませてやりたいと思ったが、初版出版が2005年7月15日なので、そうもいかず。

この本を中高生のうちから読んでおけば、対人関係での悩みをかなり軽減できるのではないかなと思う。そして、人間関係も円滑になり、周りに人が集まってくるような魅力を得ることができると思う。

対人関係や他者とのコミュニケーションで悩んでいる人は、絶対読むべし m9(・∀・)ビシッ

読むべき人:
  • 対人関係で悩む中高生の人
  • コミュニケーション能力に自信がない人
  • 準引きこもりの人
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「残業ゼロ」の仕事力


「残業ゼロ」の仕事力

キーワード:
 吉越浩一郎、残業、仕事術、デッドライン、TTP
元トリンプ・インターナショナル・ジャパン社長による残業しない仕事術の本。以下のような目次となっている。
  1. 第1章 御社の残業がなくならない理由
  2. 第2章 問題はとにかく「分けて」考える
  3. 第3章 次に「会議」を変えていこう
  4. 第4章 「残業ゼロ」の達成まで
  5. 第5章 「速くて強い」チームの作り方
  6. 第6章 「仕事の常識」はこれだけ変わった
  7. 第7章 本当のワークライフバランス
(目次から抜粋)
この本に書かれていることは、基本的に同時期に出版された『デッドライン仕事術』とあまり変わらない。なので、自分にとっては、復習のような感じで読んだ。

以下自分にとって勉強になった部分を示す。
  • 残業はホワイトカラーの仕事の効率を確実に落としている
  • 問題を顕在化することができれば、その時点で問題の八割は解決済みといえる
  • 大きな問題は、小さく分解することで手がつけやすくなる
  • 自分の会社にとって役にたつことなら、他社の商品以外のシステムや仕組みはどんどん取り入れる
  • 残業をなくすことにこだわった理由は、「仕事をもっと楽しみたかったから」
  • 残業が発生したら反省会をし、残業が起こった原因の究明と再発防止のための対策を自分たちで考えてもらう
  • 毎日の仕事を終えたあとの3時間は、仕事とは関係ないことをして「自分の人生のためにも投資する」
  • 仕事は人生の一部で、働く意味は「生きていくために必要なお金を稼ぐため」
  • 自己実現とか、人生、夢といった仕事に余計な意味を持たせると、それがときとして、仕事の足枷にもなりかねない
  • 生きがいや自己実現というものは、仕事よりも仕事以外の生活に求めるほうが自然
著者は海外で仕事をしていたときに、香港、ドイツといった会社では残業をせずに収益を出していたことを知り、残業をなくすことを始めたようだ。残業を徹底的に悪いことだと示し、トップである著者が徹底的に仕組みを作って浸透させたようだ。

面白かったのは、有効なものはどんどん取り入れることをTTP、つまり徹底的にパクると名づけて仕事の信条にしているということだった。これは他の人の仕事を盗むという観点からも重要だとあったので、自分もこの考え方を徹底的にパクらしてもらおう。

一番重要だと思ったところを以下に抜粋。自分のキャパシティを上げるという部分に関して。
 自分のキャパシティを知るのは、それほど難しいことではありません。
 仕事にデッドラインをつけて、自分を追い込めばいいのです。まずは、これまで残業をしてのんびりやっていた仕事を、終業時間内に終わらせます。あるいは二時間かかっていた仕事を一時間でやる。最初は「とても無理」と感じるかもしれませんが、仕事のスピードは努力すれば必ず上がります。おそらく、自分にはこれだけ仕事を処理する能力があったんだ、ということを自覚するのに、そう時間はかからないはずです。
(pp.167)
これは、早朝の読書で時間制限をもうけてやってみると、意外にスピードアップできるものだと、かなり実感している。書評である程度できるようになったので、今度は仕事でも実践して体感できるようになりたい。

著者の考え方は合理的だなと思った。残業なしで会社を右肩上がりに成長させてきたのだから、この仕事術はかなり有効なのだろうと思った。また、ワークライフバランスの考え方も参考になった。他にも、仕事感が他のビジネス書を書くような人とかなり違うんだと思った。特に仕事に生きがいを求めないということなどはなるほどなと思った。

自分は持病の影響もあり、あまり残業してはいけないことになっている。なので、就業時間内にいかに成果を出すかということが課題なので、この本はとても参考になった。

残業できない人、残業したくなく早く帰りたい人はぜひ読んだほうがよい。

この本の読了まで29分、記事作成まで35分、合計64分。まだまだデッドラインが甘いようだ。

読むべき人:
  • 残業制限がある人
  • 毎日早く帰りたい人
  • 仕事に生きがいを見出せない人
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June 16, 2008

だれも書かなかったVisual Basicプログラミング入門


だれも書かなかったVisual Basicプログラミング入門―Visual Studio2003準拠 だれよりも効率よく開発するために

キーワード:
 西田雅昭、VB.NET、Visual Studio2003、入門書、アラーム時計
Visual Basicの入門書。以下のような目次となっている。
  1. 第1章 Visual Basic.NET入門
  2. 第2章 プログラムの基礎技術
  3. 第3章 コーディングが楽しくなる操作の秘訣
  4. 第4章 クラスとオブジェクトを理解する
  5. 第5章 クラスを作ってみる
  6. 第6章 データベース処理の初歩
  7. 第7章 コントロール
(目次から抜粋)
Visual Basicの入門書で、Visual Stuidio .NET2003までの対応となっている。この本の特徴をはじめにの部分から抜粋。
本書は,主として,ある程度のプログラミングの経験のある方を対象として,Visual Basic 6.0(本書ではVB6と略記)の世界からVB7の世界に,たやすく移行できることを目指しています.しかも,生産性の高い,読みやすく,訂正が簡単で,しかもユーザにやさしいアプリケーションを生産する手法について,詳しく説明したつもりです.
(はじめにから抜粋)
技術書っぽく、句点がピリオド、読点がカンマになっている。

第1章ではいきなり文法の説明からするのではなく、サンプルコードとしてアラーム時計の作成方法が示されている。これは実際にコードをなぞっていくと、アラーム時計が作れるようだ。

第2章では、文法の話で、変数の使い方、プロシージャ、命名規則、データ型などが示されている。

第3章はIDEであるVisual Studioの便利な使い方が示されている。普通のVisual Basicの入門書は、Visual Studioの使い方まで示されていないような気がする。なので、この本は他の本とちょっと違う。

第4章は、オブジェクトやクラスの定義と継承、名前空間、参照設定などについて示されている。

第5章は、クラスのサンプルとコレクションについて示されている。

第6章では、主にADO.NETの使い方について示されている。

第7章では、MessageBox、ラベル、テキストボックス、データグリッドのプロパティなどが示されている。

このように、プログラミングをやったことがある人を対象としている内容だが、初心者でも体系的に学習できるようになっている。

デバッグの使い方まで示されているのはVB初心者にとってはかなり重宝するのではないかと思う。VBでつまづくのは、エラーが出たときのデバッグ方法だと思われるので。

また、コピーアンドペーストを多用するとバグが減る、配列の値渡しに注意、特定のキー入力をできなくする方法といったTipsも多く示されている。

著者の文体は、読者に語りかけているような内容なので、プログラミング本にありがちな無機質な感じがあまりなく、分かりやすい内容となっている。また、全体的に網羅されており、結構基本的なことやVBプログラミングで気をつけなければならないことまで示されているので、勉強になった。

ただ、現状のVBの最新バージョンはVisual Basic 2008となっているので、本書の対象バージョンではもう古くなっている。Visual Studioも同様2008が最新版となる。この本を読む場合は、そのへんの注意が必要となる。

今回は、完全にVBの復習として読んだ。

読むべき人:
  • Visual Basicの基本を学習したい人
  • Visual Studioの基本的な使い方を知りたい人
  • アラーム時計を作ってみたい人
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就活の法則


就活の法則 適職探しと会社選びの10ヵ条

キーワード:
 波頭亮、就活、適職、できること、仕事論
戦略コンサルタントによって就職活動について示されている本。以下のような目次となっている。
  1. 就活の法則1 「タテ軸指向」から脱却する
    就活の法則2 「相対エリート」のポジションを狙う
    就活の法則3 現在の企業人気ランキングは逆に読む
    就活の法則4 「ランキングよりも業種」「業種よりも職種」で選ぶ
    就活の法則5 HPもOBも本当のことは語らない
    就活の法則6 受けるのは5社で十分
    就活の法則7 「当たり前のこと」は言わない
    就活の法則8 人の評価は、10人中8人は同じである
    就活の法則9 「入社後の就活」はハードワーキングである
    就活の法則10 入社後5年間は転職しない
(目次から抜粋)
マッキンゼー出身の戦略コンサルタントである著者によって、昨今の就職活動の問題点と就職活動で学生がアピールしなければならないこと、そして入社後3年間どのように働くべきかが示されている。社会人として働いている自分が今読んでも得る部分がかなり多かった。以下ポイントを絞ってその部分を列挙。
  • 入社3年以内で辞めるような場合は、就活はあきらかに失敗いている
  • 「やりたいこと」と「できること」のギャップが大きいと失敗する
  • 就活で狙うべき企業は、「自分の実力で入れる可能性のある中で、なるべくレベルの高い企業」ではなく、「自分が上位者のポジション=相対エリートとして入れる企業」
  • 上位3割に入るのが相対エリートの目安
  • 企業の説明会、HP、OB、OG、リクルーターなどの示す情報はほとんどがプロパガンダ
  • 狙い撃ちしたほうが内定率が上がるので、エントリー企業は5社で十分
  • 面接でアピールすることとして、他の学生と同じようにバイト、サークルの話ばかりしては差別化できないので、勉強の話をするとよい
  • 入社後に希望する配属に行けるようにするには、3年以内に一目置かれるような存在になる
  • 入社して3年で一目置かれる存在になるには、プライベートを楽しむのは諦めて、他の社員の1.5倍のハードワーキングをしなければならない
  • 入社後3年間で得られた「努力する能力」があれば、どこで働くようになっても、人材のキャリアとして王道を進んでいける
  • 入社後5年間は転職しない
たぶん、これらのことは、大学時代の就活中に読んでいても、納得して読めなかった部分が多いのではないかなと思う。逆に、今、入社してそろそろ3年目に突入という立場から見ると、かなり合理的なことが示されているなと思った。

日系企業でも外資系でも評価する学生のイメージ像というのは、著者の経験を踏まえて整理すると、以下の3点に集約されるようだ。
  • 明るく、謙虚で、落ち着いていること
  • 野心があり、負けず嫌いなこと
  • 賢い上に、努力家であること
外資系は「明るく、謙虚で、落ち着いていること」よりも「野心があり、負けず嫌いなこと」を評価する傾向にあるようだ。そして、日系、外資系ともに評価するのが「賢い上に、努力家であること」であり、これは極めて高く評価するようだ。なぜなら、この要素は、企業が人材に対して求める最も基本的で、かつ絶対的なものだからとある。なるほどなと思った。また、お金をもらって仕事をするということは、厳しいことなので、入社してから何とかなるということはあまりないと示されていたので、この要素が何よりも重要なんだなと思った。

学生がアピールすべきは、この「賢い上に、努力家であること」ということになる。こればかりは一朝一夕で何をやってきたかを示せないので、それなりに時間がかかると思う。個人的なことを言えば、自分が今の会社から内定を獲得できたのは、特に努力家であることをアピールできたからだろうと思った。

入社3年目に突入する自分としては、特に3年目までの働き方が勉強になった。その反面、著者の示すような働き方はできていたのだろうか?と反省する部分も多い。とはいえ、3年目が終わるまではまだ時間があるので、なんとか努力するということをもっと徹底してやろうと思った。

この本は、就活中の学生よりも、入社3年以内の人のほうが納得感を持って読むことができ、得るものも多いと思う。もちろん、就活中の人が読んでも十分得るものがある。本当ならこれは、大学生になった瞬間に読むべき本だなと思う。なので、自分はもっとこれを早く読みたかったと思う。

読むべき人:
  • 就職活動中の大学生の人
  • 入社3年以内の社会人の人
  • 大学1年生の人
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June 15, 2008

一流の常識を破る3 「超一流」の行動術


一流の常識を破る3 「超一流」の行動術

キーワード:
 中谷彰宏、行動術、出会い、志、出汁
多数の著作のある著者による行動術の本。以下のような目次となっている。
  1. PART1 ハッピーになる行動術
  2. PART2 軸をつくる行動術
  3. PART3 自分を磨く行動術
  4. PART4 運をよぶ行動術
(目次から抜粋)
昨日は更新を1回サボったため、今日3冊目の更新。

この本では、仕事や日々の生活でのちょっとした気づきが多く示されている。参考になったタイトルを列挙。
  • 人生の出汁をとる。
  • 大したことのない仕事に、本気にある。
  • 参加している人は、グチ・悪口・ウワサ話をしない。
  • 修業より、修行。
  • 一人一人の当たり前のレベルは違う。
  • 「変化」「蓄積」「進化」の3つをする。
  • 「志」が、パワーになる。
  • 出会うためには、1:見きわめない、2:質にこだわらない。
  • 食べ方よりも、食べ終わり方で差がつく。
  • お店では、スタッフより、まず、お客様から挨拶する。
内容はどれも著者の実体験などから示されているので、なるほどと思うことが多い。この本の核は、出汁の考え方。料理の基本は出汁であるの、その出汁が根っこに上げる栄養になるようだ。それは仕事でも同じで、行動自体がうまくいったかどうかよりも、その行動でよい出汁がどれだけ出るかということが重要だとあった。なるほどなと思った。

他にも、入社したてでコピー取りの雑用をしたりしていると、「こんなことをしていいのかな」とか「自分のやりたかったことはこんなことではない」ということを考えてしまいがちになる。しかし、そう考えていたのでは、出汁をとるという発想がなくなってしまうので、ムダなこと、大したことない仕事にどれだけ本気になれるかが重要だとあった。この考え方はとても勉強になる。

一番なるほどと思ったのは、『一人一人の当たり前のレベルは違う。』というタイトルのもの。夢を実現している人は、当たり前のことをしているだけだという部分を以下に抜粋。
 より高いところ、深いところには、コツコツ勉強していないと、たどりつけないのです。
 コツコツ勉強してないでそこに行った人は、いないのです。
 成功した人は、何か特殊なことをやったと思われています。
 特殊なことは、何もしていません。
 当たり前のことをしているだけです。
 (中略)
 「当たり前のことしかしていないです」と言う人の「当たり前」のレベルは、はるかに高いのです。
 「当たり前」のレベルは、それぞれ違います。
 誰もが、当たり前のことしかしていないのです。
 ところが、一人一人の当たり前のレベルは違います。
 特殊なことをやるのではないのです。
 当たり前のレベルを、毎日少しずつ上げていけばいいのです。
(pp.57-58)
ということなので、自分も毎日コツコツこの書評ブログでアウトプットをしよう。毎日更新できるようになったら、だんだん記事の質を上げていくことを心がけるようにしよう。

著者の本はすでに800冊を超えたようだ。どうしてそんなに書けるのかというと、データに頼らず、自分の体験談を書いているからとあった。なるほどなと思った。著者の個人的な話が書いてあるほうが、より具体的で面白いと思う。だから著者の本を何冊読んでも飽きがこないんだと思った。

仕事や日々の生活で通り過ぎていくような気づきにくいことが多く示されているので、とても勉強になった。入社したての人にはよいと思われる。

読むべき人:
  • 生まれ変わりたい人。
  • 結果がなかなか出せないで、突破口を見つけたい人。
  • キッカケと出会いを、探している人。
(pp.3)

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「出会い力」の磨き方


「出会い力」の磨き方 また会いたい!と思われる人になる、ちょっとした方法

キーワード:
 大谷由里子、出会い、人脈、魅力、楽しく
吉本興業でマネージャーをし、その後独立した著者による出会いに関することが示された本。以下のような目次となっている。
  1. 第1章 第一印象で忘れられない人になる!
  2. 第2章 忘れてませんか、ビジネスの基本
  3. 第3章 この人と仕事したい!と思ってもらうには…?
  4. 第4章 ずっとつき合いたいと思わせるこんな人
  5. 第5章 いつまでも心に残る魅力的な人になろう
  6. 第6章 輝いている人こそ、また会いたい人
(目次から抜粋)
この本は、どんな人が、人にとってステキで忘れられない人なのか?ということを考え、まとめられたものらしい。そして「大互い、楽しく、さりげなく、忘れられないひとになって、ステキな人に囲まれて生きていけたらステキ」となれるように、著者の具体的な経験などが示されている。

以下、参考になったものを列挙。
  • 人は楽しそうにしている人のところに集まる。「この人と一緒にいたら楽しそう」と思ってもらえれば、完璧。(pp.37)
  • 約束の時間は何としても守る。すごく基本的なことだけど、大事なこと。(pp.45)
  • 「今さら」とか「ついてないんですよね」なんてマイナス言葉は禁止!「運がいい」を連発すると、ラッキーは向こうからやってくる。(pp.100)
  • 人が笑うのは意外性のあることを言った時。笑いのセンスを磨けば、コミュニケーション力がアップする。(pp.103)
  • 弱さを見せてくれる人には、力を貸してあげたくなるもの。肩肘張ってるばかりじゃなくて、素直になることも必要だよ。(pp.109)
  • 不幸な経験を笑い話に変えられると、人のココロはつかみやすい。ポイントは明るく、楽しんで話すこと!(pp.118)
  • まわり道をしている時は、やっぱりつらい。でもその分、人として大きくなれる。(pp.169)
なるほどなと思った。一番なるほどと思った部分は、情報の引き出しをたくさん持っておくとよいというところ。以下抜粋。
 楽しい情報、仕事に役立つ情報、生活に役立つ情報、いろいろある。できればいろんなネタを持っていて、「この人には、この情報!」というのをタイムリーに出せるのが理想。「この人と会っていると、勉強になるな」「この人は、いつも旬の情報をくれるな」と思われたら勝ち。少々忙しくても時間を割いてもらえる人になれる。
 そのためにも、楽しく、いろんな情報を収集できる人になるといい。
(pp.68)
これは自分も、収集の強みを活かしてこのようになりたいと思った。何でも知っているというところまでは無理かもしれないけど、こういうことについて知っているかどうかと聞かれたときには、ある程度価値のある情報を提供できたらいいなと思う。その基本になるのが、この書評ブログということになる。だから、取り扱う本のジャンルは絞り込まない方向性にしている。

著者は、新卒で吉本興業に入社し、故横山やすしや他のタレントのマネージャーを務めていたこともあり、吉本興業の人の話や、芸人の話も多く出てくる。また、独立後、経営者としての視点からの話もとても参考になった。

内容も分かりやすいものが多いので、暇なときにゆっくり読むのがいいと思う。

読むべき人:
  • ステキな人になりたい人
  • もう一度会いたいと思われたい人
  • ステキな人に出会いたい人
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乳と卵


乳と卵

キーワード:
 川上未映子、親子、豊胸手術、大阪弁、卵
文筆歌手で、今年の芥川賞を受賞した川上未映子の作品。『乳と卵』のほかに、『あなたたちの恋愛は瀕死』という短編が収録されている。このエントリでは、主に芥川賞受賞作の『乳と卵』を主に取り扱うことにする。

物語は、わたし(夏ちゃん)のもとに38歳くらいの姉の巻子がその子供、緑子を連れて大阪から東京にやってくる。巻子は、豊胸手術を目的として上京しようとして、緑子は、母との関係からしゃべることを拒否しており、伝えたいことは全てノートに書いているという状況。わたし、巻子、緑子の3日間の生活が物語られている。

タイトルの、『乳』は巻子の胸のことで、『卵』は、卵子、生卵のことだろうと思う。この作品の最後に生卵が重要な役割を果たしている。

この作品で特筆すべきは、やはり大阪弁を主体とした口語文だろう。一文が読点を多用して長く続き、独特のリズムがある。しかし、最初の5ページを読むのがとても大変。文体に慣れないうちは、読み進めるのが苦労する。例えば、大阪から巻子がやってくるシーンは以下のように描写されている。
 巻子らは大阪からやってくるから、到着の時間さえわかっていれば出会えぬわけはないし、ホームはこの場合ならひとつやし、わたしは前もってきいておいた到着時間を携帯電話に入力して、通話ボタンを一回押して記憶させていたのでその点は安心、歩きながら無数にある円柱にぴったりと巻かれたつるつるの広告を何個も何個も横切って、しかし広告に使われている老女優の着物の柄が、鏡餅なのかうさぎなのかがこれではわからないな、電光掲示板を確認してから階段を、気がついたら教えてて、登っていって、新幹線が色々を吐く大きな音によろけるくらいに圧されながらも、すぐに巻子らを見つけることが出来た。
(pp.8)
このように、一文がものすごく長い。この文体を受け入れられるかどうかによって、この作品の印象は、やはり変わってしまう。しかし、わたしを視点とした細かい周りの風景などの描写は、上手だなと思った。

巻子と緑子の親子関係がよく示されていた。スナックで働く母親と自分自身の存在が母親にとって重荷になっているのではないかと思う緑子の関係の遷移が3日間で描写されている。

エンターテイメント的な面白さはないが、読了後のカタルシスを緑子を通して感じることができたので、割とよい作品だと思った。

文体で読む人を選ぶと思うが、しかし、読まず嫌いはよくないと思うので、大阪弁の口語体で綴られる作品はどんなものなのか、ということに関心がある人は読んでみるとよいと思われる。

ところで、川上未映子さんはとても30越えの既婚者には見えない。芥川賞授賞式にプラダが衣装提供を申し出たほどらしい。まったく作品の評価とは関係ないことだが。

読むべき人:
  • 母と子の関係の物語を読みたい人
  • 自分は存在価値がないと思っている思春期の人
  • 大阪弁の口語体に関心がある人
Amazon.co.jpで『川上未映子』の他の作品を見る

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June 14, 2008

ラクをしないと成果は出ない


ラクをしないと成果は出ない

キーワード:
 日垣隆、成果、効率、ラク、ライフハック
仕事でいかにラクに成果を出すかということが示されている本。以下のような目次となっている。
  1. 第1章 基本編
  2. 第2章 インプット編
  3. 第3章 ネットワーク編
  4. 第4章 撃退編
  5. 第5章 独立編
  6. 第6章 継続編
  7. 第7章 組織編
  8. 第8章 時間編
  9. 第9章 アウトプット編
  10. 第10章 生活技術編
(目次から抜粋)
著者は、以前から「ラクして二倍の成果を上げる」ということ考えていたこともあり、ある日の夜九時過ぎの風呂上りに、100個の鉄則がひらめいたらしい。それを目次のように10の分野に整理し、本文埋める作業を経て、この本が出版されたようだ。

ラクをするということはどういうことかが示されている部分があるので、その部分を抜粋。
ラクをするといことは、何もかも自分たちで見つけ出すのだという自己中心的で横暴な考えに取り付かれるのではなく、先達の知恵を素直に引き継いで着実に上乗せしてゆく、という発想であり道程です。
(pp.4)
示されていることのほとんどは、無駄なことはやらないというような仕事に関することが多い。仕事だけではなく、生活をしていく上でのある物事の判断についてなども示されている。それらが100項目あり、1項目2ページの分量で、各項目にポイントが示されている。どれもがなるほどと思うことが多く、線を引く部分がかなり多かった。

では、自分がなるほどと思った項目のタイトルとそのポイントを列挙してみる。
  • 4 お金で自分の時間は買えない。他人の時間なら買える。  ラクをする部分と、懸命になる部分のメリハリをつけよう。
  • 6 外部の人に自分の仕事のおもしろさが伝わらなければ、それはつまらない証拠  仕事のストーリーテラーを目指す。
  • 14 若いうちはテーマなしで一日一冊、四〇代は一日五冊  わかってもわからなくても、とにかく読む。
  • 20 図書館に行けばいくほど「無駄遣い」になる  すべてのページに、指紋を捺していく。
  • 43 今の仕事を三〇年後にもやっているかを自問。もしNOなら続かない  楽しいからこそ続けられる。
  • 45 商売道具への投資はケチらない  マネーゲームは、金持ちになってからの道楽と心得る。
  • 52 「なるほど」と思ったことは、二四時間以内に「やる」メドをつける  「いつか」という言葉は禁句。
  • 60 自由に生きるために健康を維持する  「長く生きるため」+「いまを生きるため」に、身体をいたわる。
  • 82 「好き」をお金にしてゆく  「好き」は自分を動かしつづけるエネルギーになる。
  • 91 死以外の悲劇は、一〇年後に必ず人生の肥やしになる  運命は、その人に背負える荷物しか背負わせない。
番号は、100項目のうちのただの通し番号で、矢印以降がポイントとなる。他にもたくさん示したいと思ったが、特に自分に重要だと思ったもののみを挙げた。挙げたものを全て解説したいが、さらに特に自分にとってメモッておきたいもののみを示しておく。

まずは、14番の『若いうちはテーマなしで一日一冊、四〇代は一日五冊』についての部分。
 読書もこれと同じです。だから若いうちは、一日一冊、一ヶ月で三〇冊の読書を目指す。これが仕事にも役立つ「読書の基礎体力」づくりの大原則です。
 もちろん、かなりハードな目標ですが、それだけのメリットがあります。
 第一に、一日一冊というのは、「やった、やらなかった」が、はっきりとわかります。
 第二に、読書という習慣が身につき、それによって読解力が高まる。
 第三に、人には就職、結婚、出産といった本を読まなくなる節目があります。どんな人でも若いときの読書量が最大値で、そのうち徐々に減っていくのであれば、一年三六五冊の人と一年一〇冊の人では、年齢を重ねたとき、おのずと大きく差が開くものです。
 やり遂げるコツは、厚さを問わないこと。ほんとうにしんどいときには、一〇ページのパンフレットでも「一冊」にカウントしてOKという、ガス抜きルールを設けましょう。
(pp.44-45)
これはなるほどなと思った。自分は、6月に入ってからは、なんとか1日2冊書評を続けている。こんなハードな目標を立てるのではなかった・・・と思わないこともない・・・。なので、著者が示すように、ガス抜きルールを設けている。それは別記事でまとめることにしよう。自分のやっていることは、将来大きなリターンをもたらすのだと著者の言うことを信じてみよう。

1日2冊という量にしているのは、単に他の書評ブログが1日1冊だから、負けずにさらにもう1冊増やしているだけに過ぎない。できれば1日3冊でもいいが、さすがにそれは専業書評家にならないと無理そうだと思った。

次は『20 図書館に行けばいくほど「無駄遣い」になる』というものから。
 本を読むというテーマに取り組むと、ほとんどの人が抱く疑問があります。
 「図書館で借りて読むか、買って読むか?」「一冊すべて読み通すべきか?」
 最初の疑問に対する私の答えは後者です。つまり、アンチ図書館派。職業柄、みんなが図書館で本を読んでいては売り上げにつながらないという個人的な思いはありますが、最大の理由は、「タダで手に入る資料は、決して血肉にならない」というもの。
 図書館に行って無料で一〇冊借り放題というときと、書店で一五〇〇円の本を五冊買おうというときと、どちらが熱意を持って選んでいるかは、考えなくてもわかります。
 自分にとって重要な問題を、図書館で借りた「タダの情報」で解決しようというのは、根本的な姿勢として何かが違うという気もします。
(pp.56)
これは、最近書評冊数を増やしたときに、図書館を利用するかどうかについて結構悩んだ。1日2冊だと月にだいたい60冊、1冊1000円だとして、6万円の出費になるから。しかし、著者の言うように、自分の問題を解決し、血肉にするには、図書館ではダメなんだなとわかった。他の本にも書いてあるように、書籍代は自己投資だということだろう。

二つ目の疑問の「一冊すべて読み通すべきか?」は、お金と時間を無駄にしないように、明らかにこれはおかしいと思うものは途中で投げてよいようだ。しかし、どんなひどい本でも何かしら得るものがあるから、ページだけは全部めくっておくとよいとあったので、これも実践してみようと思う。

一番なるほどと思ったのが、『91 死以外の悲劇は、一〇年後に必ず人生の肥やしになる』というもの。以下その部分を抜粋。
 突然、訪れた不運を受け入れ、克服した人だけが、満足するいい人生を送れるのではないでしょうか。
 子ども、配偶者、友人など、人の死は特別なもので、区別して考えたほうがいい気がしますが、それ以外のあらゆる不運は、一〇年後には必ず人生の肥やしになります。
 「なぜ、自分だけがこんな目に遭わなくてはいけないのか」
 不運に見舞われている最中は、こう叫びたくもなるでしょう。怒り、憤り、不条理だという思いでいっぱいのとき、一〇年後など想像もできないでしょう。
 しかし、そんなときにこそ、自分にこう言い聞かせ、思い込むしかないのです。
 「一〇年後には、必ず人生の肥やしになっている」と。
(pp.215)
この部分を得られただけでも、この本を買って読む価値があったと思った。自分は腎臓病を患っており、食事制限をしなければならない身になってしまったとき、叫びたくなるほど嘆いた。一〇年後はまして、一年後すら想像できなかった。けれど、最後には、著者が示すように、10年後の肥やしになると思い込むしかないのだとわかってよかった。この書評ブログを始めるきっかけも、病院のベッドの上からだったし。きっとこれが肥やしになるのだろうと思い込んでおこう。どういう肥やしになるかは自分でもわからないが。

示されていることは仕事の具体的なものから、生活でのほんのちょっとの工夫など幅広い。具体的ですぐに実践できるのもあるし、精神論に近いものもある。しかし、自分にとっては精神論に近いものほどなるほどなと思うことが多く、勉強になった。

100項目あるので、必ずどれか1つは読者にとって役に立つことが書いてあるはず。これは絶対にお薦め本。自分の中では殿堂入りの本。
上記の2つで激しくプッシュされていたので、買って読んでみてかなりよかった。やはり有名書評ブロガーの示す本は、よい本が多いなと思った。

読むべき人:
  • ラクをして成果を出したい人
  • 生活習慣を見直したい人
  • 最近不条理な悲劇に遭遇した人
Amazon.co.jpで『日垣隆』の他の本を見る

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あいこ日和


皆藤愛子初写真集あいこ日和

キーワード:
 皆藤愛子、西田幸樹、コントラスト、四季、笑顔
めざましテレビのお天気お姉さん、皆藤愛子さんの写真集。ビックコミックスピリッツが編集に関わっているようだ。

副題として『This is an ideal day for KAITO AIKO.』となっており、内容としては以下のような構成となっている。
  1. SPRING March 2005 in IZU
  2. SUMMER July 2005 in GOTENBA
  3. AUTUMN November 2005 in WASEDA
  4. WINTER Jnuary 2007 in HOKKAIDO
  5. SUMMER July 2007 in TANEGASHIMA
各章の通り、四季を楽しめる構成となっている。

最初のページには、自身が毛筆で書いた『初心』の文字があり、最後のページには『決心』とある。その過程が写し取られているのかなと思った。

写真は、縁側で書籍を開いたまままどろんでいるものや、テニスウェア姿でテニスをしているものや、大学の通学を想定しているバスの中、北海道の雪の中、赤いドレスに身を包んでプールに浸っている写真などさまざまなものとなっている。残念ながら、水着姿はない。残念ながら。

一番いいなと思った写真は、北海道の写真。雲ひとつない青い空の足元には、真っ白な雪が積もっており、少し丘になったところに、赤いジャンバーとチェックスカートの皆藤愛子さんがページ見開きの真ん中あたりにいて、笑顔で遠くを眺めているもの。空の青、雪の白、そして真ん中の赤というコントラストが美しい。

DVD付で、約30分の内容となっているが、撮影風景が主に淡々と音楽とともに流れていく。インタビューシーンなどは特になく、簡単に撮影状況時の感想を述べるだけである。これは少し残念。せめて、半紙に書いた『初心』と『決心』の文言の説明くらいはあってもよかったのではないかと思う。

自分はテレビというものをほとんど見ない。唯一見るのは、朝のめざましテレビの天気予報のみ。つまり、ほぼ皆藤愛子さんを見るためだけにテレビをつけるようなものになっている。この人の笑顔を見ないと1日が始まらない。だから、グラビアアイドルの写真集はめったに買わないが、例外的にこの人のものは買う。というか、買ってしまった。

皆藤愛子さんを表すキーワードは、純真、清楚、笑顔、無垢、幼さといったものがぴったりだ。特に笑顔はすばらしい。なんだか、その笑顔を見ると、がんばって生きていこうと思えるようになる。そんな人は、芸能界でもそうはいないのではないかなと思う。なので、ファンなら絶対買いだろうと思う。

ちなみに、誕生日は生まれた年も含めて自分と2日しか違わない。しかし、自分と同世代とはなんだか思えないんだよね。

読むべき人:
  • 皆藤愛子のファンの人
  • 笑顔に癒されたい人
  • めざましテレビの天気予報ははずせない人
Amazon.co.jpで『皆藤愛子』の関連商品を見る

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June 13, 2008

打たれ強さの法則-心のスイッチを入れる実践トレーニンク゛


打たれ強さの法則-心のスイッチを入れる実践トレーニンク゛-

キーワード:
 岡本正善、メンタル、潜在意識、トレーニング、スイッチ
潜在意識をうまく利用して夢や目標を達成する方法が示されている本。以下のような目次となっている。
  1. 序章 「打たれ強さ」のスイッチを入れる!―「夢」や「目標」を持とうとするから、最初につまづくのです
  2. ベーシック編1 強くなる呼吸法
  3. ベーシック編2 思ったことが次々に実現するイメージ力
  4. アドバンス編1 動じない心をつくる自分のリズム
  5. アドバンス編2 より自分らしく生きる目標のつくり方
  6. 運もチャンスも思いのまま!巻末・特別トレーニング講座
(目次から抜粋)
多くの人が夢や目標を設定しようとするが、目標を持てないときというのがあり、そのときは潜在意識がマイナスのシステム化のせいで、メンタルが正常に動いていないらしい。メンタル、つまり潜在意識を目覚めさせるのが、岡本式のトレーニングと示されている。

目標を設定したときに、その成否を決めるのはイメージ力が必要になるらしい。そして目標がイメージとして潜在意識に残せるかどうかが大事なようだ。

この本で示されているメンタルトレーニングの実行プランは以下のようになっている。
  1. リズム呼吸法で潜在意識のスイッチを入れる
  2. リズム手帳をつけて自分の調子の山と谷を把握する
  3. リズム手帳と平行して、思ったことが次々に実現するイメージ力をつける
  4. 目標設定のトレーニングを実践
それぞれに対して具体的な方法が図解で示されている。

以下、ポイントを列挙。
  • 呼吸は呼気4秒&吸気3秒の7秒
  • リズム呼吸がしっかりできれば、相乗効果でマイナス・システムに陥っていたメンタルもある程度回復する
  • 成功者は、偉人の自伝小説を読み、体感のイメージトレーニングを行っている
  • 本物のスランプは、軸をレベルアップさせる大きな飛躍の段階
  • 不調期は、一緒にいると楽しくなる人、素直に尊敬できる人を思い浮かべる
  • 潜在意識の尊大な目標に共鳴するような夢を再認識することで、目標も明確になり、潜在意識のパワーを活用できる
この本を読んだだけで、トレーニングを実践しないと、夢や目標はかなわないなと思った。読了後になんだかやってみようとあんまり思わなかった。メンタルがマイナス化しているからだろうか?

イラストや図も多く、QA方式のものもあるので、分かりやすい内容だと思う。潜在意識をうまく活用することが重要だとわかってよかった。

読むべき人:
  • 潜在意識を活性化させたい人
  • ネガティブなことを考え続けている人
  • 夢や目標を設定したい人
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June 12, 2008

さあ、才能(じぶん)に目覚めよう


さあ、才能(じぶん)に目覚めよう―あなたの5つの強みを見出し、活かす

キーワード:
 マーカス・バッキンガム / ドナルド・O. クリフトン、強み、才能、資質
成功するためにはその人の持つ強みを活かすことが重要だということが示されている本。以下のような目次となっている。
  1. 第1部 強みを解剖する
    1. 第1章 強固な人生を築く
    2. 第2章 強みを築く
  2. 第2部 強みの源泉を探る
    1. 第3章 強みを見つける
    2. 第4章 34の強み
  3. 第3部 強みをビジネスに活かす
    1. 第5章 疑問を解く
    2. 第6章 強みを活用する
    3. 第7章 強みを土台にした企業を築く
    (目次から抜粋)
さまざまな分野での成功者というものは、並外れた才能を発揮しているもので、各自が才能、つまり自分自身の強みを理解し、それを仕事に活かしているらしい。そして、その強みとなる34の要素が示されており、自分自身がどんな強みを持つのかを理解し、それを仕事などに役立てるべきだということが主に示されている。

この本は線を引くところが多すぎたので、少し引用ベースに内容を紹介することにする。まずは強みについての説明の部分。
本書のテーマである「強み」とは、ひとことで言ってしまえば、「常に完璧に近い成果を生み出す能力」のことだ。
(pp.28)
そして、この定義に従って、強固な人生を築くのにもっとも大切な3つの原則として、以下が示されている。
  1. 強みは首尾一貫することができて初めて、真の強みになるということ
  2. 満足のいく成果を得るには、自らの職務に関わるすべての業務に適した強みを持つ必要はないということ
  3. 傑出した存在になるには強みを最大限に活かせということ
なるほどなと思った。このとき、自分の弱点にはあまり囚われる必要はないようだ。弱点克服にはたいした成果は得られず、せいぜいダメージケアのレベルまでにしかならないようだ。それよりも自分の強みを活かしたほうよいとあった。

強みが生まれるには、才能、知識、技術の組み合わせが必要になるらしい。そして知識、技術は後天的に習得できるものであるが、才能だけが先天的なものとして示されていた。なるほどなと思った。才能とは以下のように示されている。
才能とは「繰り返し現れる思考、感情および行動パターンであり、何かを生み出す力を持つ資質」である。
(pp.56)
才能は、一人ひとり独自のものであり、また永続的なもののようだ。なぜなら「繰り返し現れる思考、感情および行動パターン」は生まれたときから脳内回路に次第に形成されていくからのようだ。よって、才能は先天的なものとなってしまうようだ。

人の持つ強みとして34の要素が示されている。一応全て列挙すると、アレンジ、運命志向、回復志向、学習欲、活発性、共感性、競争性、規律性、原点思考、公平性、個別化、コミュニケーション、最上志向、自我、自己確信、社交性、収集心、指令性、慎重さ、信念、親密性、成長促進、責任感、戦略性、達成欲、着想、調和性、適応性、内省、分析思考、包含、ポジティブ、未来志向、目標志向となる。これらの強みの中の上位5つが将来的に自分の強みになるかもしれないらしい。

自分の強みの判定には、「使用説明書をよく読む」「いきなり物事に取り組む」といった設問に解答するストレングス・ファインダーというWebシステムを利用する。このシステムの利用には、この本のカバーの内側に書かれたIDが必要になる。IDは1人1使用なので、この本の新品を買わないと、自分の強みを判定できないことになる。

さて、自分も180問の設問に答えて、強みを判定してみた。自分の強みの候補は、以下の5つが判定された。
  • 収集心
  • 内省
  • 学習欲
  • 分析思考
  • 最上志向
それぞれの強みの説明の一部を引用。まずは収集心から。
あなたは知りたがり屋です。あなたは物を収集します。あなたが収集するのは情報――言葉、事実、書籍、引用文――かもしれません。
(中略)
もしあなたが読書家だとしたら、それは必ずしもあなたの理論に磨きをかけるためではなく、むしろあなたの蓄積された情報を充実させるためです。
(pp.134)
その通りだなと思った。そうでなければ、こんな書評ブログをやらないだろう。そして何かの役に立てるという側面よりも、知識のコレクションをしているという感覚に近い。

次は内省。
あなたは考えることが好きです。あなたは頭脳活動を好みます。あなたは脳を刺激し、縦横無尽に頭を働かせることが好きです。
(中略)
あなたは独りの時間を楽しむ類の人です。なぜなら、独りでいる時間は、黙想し内省するための時間だからです。
(pp.162−163)
これも自覚している。その通りだなと思った。

学習欲は以下のような説明。
あなたは学ぶことが大好きです。あなたが最も関心を持つテーマは、あなたの他の資質や経験によって決まりますが、それが何であれ、あなたはいつも学ぶ「プロセス」に心を惹かれます。
(pp.103)
学習が好きだから、どうでもいいことまで本を読んで理解しようと思ってしまうのだろう。ただ、学習は好きだが、勉強は嫌いだ。

さらに、分析思考。
分析思考という資質を持つあなたは、他の人に「証明しなさい。あなたの主張がなぜ正しいのか示しなさい」と強く要求します。
(中略)
あなたはデータを好みます。データは人々の考えに左右されず、ありのままだからです。あなたはデータを見ると、パターンと関連性を捜し出します。一定のパターンが互いにどのように影響するのか、どのように結びつくのか、結果はどのようなものかを理解しようとします。
(pp.165)
大学時代から自分は分析が好きなんだとわかっていた。統計分析とかもそれなりにやった記憶がある。データの関連を見出すのは好きなほうだと思う。

最後に、最上志向。
優秀であること、平均ではなく。これがあなたの基準です。平均以下の何かを平均より少し上に引き上げるには大変な努力を要し、あなたはそこに全く意味を見出しません。平均以上の何かを最高のものに高めるのも、同じように多大な努力を必要としますが、はるかに胸躍ります。自分自身のものか他の人のものかに関わらず、強みはあなたを魅了します。
(pp.124−125)
これは結構意外だった。これ以外の4つはある程度想像できたが、これは自分の気づいていないところだった。人より優れていたいという欲求があるからだろう。

ストレングス・ファインダーによる強み判定は、エニアグラムによく似ていると思った。自分自身のエニアグラムはタイプ5w4で、上記の最上志向以外すべて同じような特性を持つ。分析的で孤立しがちで、知識を溜め込む性質を持つ。だから、強みが判定されたときに、驚きは少なく、やはりそうだったのかと思った。とはいえ、34個の資質のうち5つの資質がまったく同じになる確率は3300万分の1らしいので、これこそが自分の強みであるとしっかり認識して、仕事に活かして活きたいと思った。

自分の5つの強みは、この書評ブログに十分現れていると思う。これこそが他の書評ブログに対して優位性を持つ鍵になると思う。

自分の強みは何かを知るには、この本はよいと思う。1600円の書籍代で、実際に自分の強みを判定できるので、これはぜひ新品を買って読むべきだと思う。意外に知らない自分が見えてくると思う。

自分の強みを活かすことが重要だとわかってよかった。自分の強みを活かすには、文筆家業とかもいいかもしれないなと思った。

読むべき人:
  • 自分の強みを知りたい人
  • 就職活動中の人
  • 才能とは何かを考えたい人
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もっと効率的に勉強する技術!


もっと効率的に勉強する技術!―1時間の勉強が30分で終わる!

キーワード:
 高島徹治、勉強法、効率、資格試験、3回転学習法
効率的に勉強する方法が示されている本。以下のような目次となっている。
  1. 1章 達成スピードを上げる決め技!3倍速でゴールに近づく「目標設定法」
  2. 2章 「勉強量」をむやみに増やしても成果は出ない!「頭を整理」するだけで効率は劇的にアップする!
  3. 3章 どんな時間も使い倒す「非常識な方法」!使える時間が10倍増える「時間活用術」
  4. 4章 ゴミ知識に振り回されない!基礎を最短でマスターできる「教材&問題集の選び方・捨て方」
  5. 5章 「とりあえず暗記」は無駄だらけ!「3回転学習法」でスピード合格間違いナシ!
  6. 6章 参考書の精読は原則やめる!初心者のための一番簡単な「速読入門」
  7. 7章 重要ポイントだけ押さえておこう!知識を一気に整理する「マーキング&カード術」
  8. 8章 「大量の知識」を短時間でインプット!ラクラク覚えられる「高速記憶術」
  9. 9章 ココ一番に強くなるアイディア満載!試験に一発合格する人の考え方と行動習慣
(目次から抜粋)
著者は、53歳から一念発起して、宅地建物取引主任者、行政書士、中小企業診断士、簿記2級、英検準1級などかなりの数の資格試験を受験し、ほぼ10割の合格率らしい。そんな著者によって、時間を効率的に使い、戦略を練って最小の労力で目標を達成する方法が示されている。

資格試験に特化した勉強法が多く示されている。今までしならなかったことや、役に立つことが多い。以下ポイントを列挙。
  • 目標を立てるときは、現実的、具体的にものにし、期間を設定する
  • 勉強の動機付けには、具体的な理由が必要
  • 真の動機を洗い出し、紙に書き出して壁貼っておく
  • 試験の難易度から、「何を」「いつまでに」「どこまで」「どのように」勉強すればよいかがわかる
  • 合格可能ラインの点数のプラス7点を目指す
  • 試験の60%の問題は、基礎知識をベースとした応用問題
  • 勉強を始める際に、まず全体像を頭に描くことが大切
  • 復習は、ある時間をおいてからする方が効果的
  • あらゆる工夫をして勉強を好きになることが大切
  • 英語の勉強には、英語のポルノ小説が有効
一番重要だなと思ったのは、勉強に対する動機付けの部分かな。試験合格が自分にとってどのような意味があるかを複数洗い出し、本当の理由に二重丸、そしてそれより動機が弱いものを普通の丸というふうにすればよいらしい。そしてそれを壁に貼って、試験までに何度も見返しておけば、それが勉強を力強く進めるための守護神となってくれるらしい。これはぜひやってみようと思った。

著者独自の学習法として、3回転学習法というものが示されていた。それは以下の3つのステップからなるようだ。
  • 1ステップ サラブレッド学習法:参考書を高速読書する
  • 2ステップ ブル学習法:理解しながらマーキングする
  • 3ステップ 記銘学習法:カードを活用して大量に記憶する
このように、まずはテキストの全体像を高速学習し、2回目にはじっくり理解する。そいて、3回目に重要項目を大量に記憶するとよいらしい。なるほどなと思った。

資格試験に特化した学習法が具体的に多く示されているので、勉強になった。他にもサインペンの使い方や、細切れ時間を役立てたりする時間管理方法、速読方法、記憶方法なども載っていた。必要に応じて、それらを実践してみればよいと思う。

図も多く載っていて、かなりわかりやすい内容だと思った。

資格試験の勉強でもしようかな。そのときは、まず動機付けからだ。

読むべき人:
  • 資格試験を控えている人
  • 難しい試験を受験しようと思う人
  • 楽しみながら勉強したい人
Amazon.co.jpで『高島徹治』の他の本を見る

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June 11, 2008

【お知らせ】Yahoo!ログールを設定

Yahoo!ログールという便利なツールを左のサイドバーに設定しました。

足跡機能や、忍者ツールズなどにない訪問者のアクセス解析などの機能があるすぐれものです。YahooIDがあればすぐに登録できるようです。

mixiのブログ版みたいな感じです。

このブログをどんな人が見に来てくださっているのか知りたいと思って、設置しました。

皆さんもぜひ設置してみてください。

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臆病者のための株入門


臆病者のための株入門

キーワード:
 橘玲、株式投資、ギャンブル、金融リテラシー、入門書
株全般についてわかりやすく解説されている本。以下のような目次となっている。
  1. 第1章 株で100万円が100億円になるのはなぜか?
  2. 第2章 ホリエモンに学ぶ株式市場
  3. 第3章 デイトレードはライフスタイル
  4. 第4章 株式投資はどういうゲームか?
  5. 第5章 株で富を創造する方法
  6. 第6章 経済学的にもっとも正しい投資法
  7. 第7章 金融リテラシーが不自由なひとたち
  8. 第8章 ど素人のための投資法
(目次から抜粋)
株について詳しくなろうと思って、Amazonで検索をかけてみると、この本がヒットした。レビューの評価がかなり高かったので買って読んでみたが、かなりわかりやすく、株とはそういうことだったんだ!!と納得して読めた本。

この本はどういうことが書かれているかが示されている部分があるので、その部分を抜粋。
 本書は、これから株式市場という大海原に船を漕ぎ出そうとする個人投資家が、証券会社の無料セミナーに参加したり、巷にあふれる株入門書や株雑誌を読む前に知っておくべき基礎的な知識をまとめたもの
(pp.194)
利子の複利計算や株の割引率などの計算に関しては、簡単な例で示されているので、読んでいて難しいことはない。ファイナンス理論といった専門用語も出てくるが、その本質はかなり噛み砕いて説明されているので、なるほどなと思う部分が多かった。

例のごとく、自分が特になるほど!!と思った部分を列挙してみると、以下のようになる。
  • 株式投資は世界でもっとも魅力的なギャンブル
  • 資本主義は差異から利潤を生み出す原理
  • 株式投資は、宝くじ、競馬よりも有利なギャンブル
  • 株式投資は、心理的な駆け引きで勝負の決まるポーカーのようなゲーム
  • トレーディングはゼロサムゲーム
  • チャートで儲ける方法が無料の株式セミナーで教えられていたり、近所の書店で売っている株の入門書に書いてあることはぜったいにない
  • 株式市場とは、損を薄く広く分散させるためのシステム
  • 株式投資は1株利益を予想するゲーム
  • 金融リテラシーとは、「おいしい話」の背後に潜む罠を、常識と合理的な推論によって読み解く技術
  • 自分自身が投資家としての適性があるかどうかは、期待値の計算ができるかどうかで判断
どれもなるほどと思った。また、株式市場で富を創造するには、以下の3つの代表的な方法があるようだ。
  • トレーディング(デイトレードを含む)
  • 個別株長期投資(バフェット流投資法)
  • インデックスファンド(経済学的にもっとも正しい投資法)
なぜ上記のような方法が有効かというと、株式投資が次のようなゲームの性質を持つからだとある。
  1. 株式投資は確率のゲームである(「ぜったい儲かる方法」はぜったいにない)。
  2. 株式市場はおおむね効率的であるが、わずかな歪みが生じている(その歪みは、有能な投資家によってすぐに発見され、消滅してしまう)。
  3. 資本主義は自己増殖のシステムなので、長期的には市場拡大し、株価は上昇する(それがいつになるかはわからないが)。
    (pp.167)
なるほどなと思った。金融アナリストや証券マンなどのいうことはあてにならないということらしい。これは気をつけておこうと思った。

今までなんとなく株で儲けている人の情報ばかりを手に入れていたので、自分も簡単に儲けられるのかなと思っていたが、それは幻想に過ぎないということがよくわかった。デイトレーダーで多く儲けている人は、たまたま運がよかっただけで、その裏には、デイトレーダーが儲けた分負けた人が多くいるというゼロサムゲームだということがよくわかってよかった。

著者は、実際にトレーディングをやっていたとこがあるようだが、そのときは精神的に持たなくなって続かなかったようだ。その過程が生々しく、自分には絶対ムリだと思った。

いきなり株を始めて、やりながら学習すると、たぶん相当損失を出していたなと思った。その損失をこの新書の値段だけで防げたのだし、さらに有益な株の基礎知識を得られたので、かなり得をしたんだと思う。

自分に必要なのは、もっと金融リテラシーを身につけることだろう。もっと株や資産運用のことを勉強しようと思った。それから実際に投資してもそう遅くはないと思った。けれど、なるべく早めに勉強して、早めに投資を始めたほうが有利というのはある。

著者の文体も読者を引き込むような感じで、難しいことをわかりやすく説明しているだけでなく、面白くも読める。なので、株ってなんだ?というような入門書を求めている人には絶対よい内容だと思う。

読むべき人:
  • 株式投資の基礎知識を身につけたい人
  • 金融のプロがいうことは正しいと思っている人
  • 宝くじ、競馬などのギャンブルが好きな人
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プロの学び力


プロの学び力

キーワード:
 清水久三子、インプット、アウトプット、プロ、学び
IBCSで何人ものコンサルタントを教育してきた著者による、プロの学習方法が示されている本。以下のような目次となっている。
  1. PART1 なぜあなたの学びは失敗するのか?―学んでも身につかない、役に立たない本当の理由
  2. PART2 「学び」を「稼ぎ」に変える四つのステップ―体系・本質を理解して、はじめて学びはお金になる
  3. PART3 最速で効率よくキャッチアップする―膨大な知識を短期間でインプット&記憶するメソッド
  4. PART4 こうすればスキルや知識が「稼げる」レベルになる―チャートと本質の抽出で、応用力とオリジナリティを身につける
  5. PART5 学びの効率&効果を高めるラーニングハック集―私が実践している読書術&タイムマネジメント
(目次から抜粋)
コンサルタントは、普通のビジネスパーソンより速く業務知識を理解し、対価をもらえるだけの最良の問題解決をアウトプットする必要がある。そしてその最速のインプットと最良のアウトプットを可能にし、身につけた知識やスキルをプロとして稼げるレベルまで高める方法が示されている。

まず、プロの学び力を身につけたときに、どのようなメリットがあるのかというと、以下の3つがあるようだ。
  1. プロとして稼げるようになる
  2. 順応力が身につく
  3. なりたい自分になれる
なりたい自分になれるというのは、自分のキャリアを思うとおりにデザインできることらしい。あくまで稼げるようになるということころがこの本のポイントになる。

そもそもなぜビジネスパーソンの学習が続かない傾向にあるかというと、学生時代に比べると、試験がない、目標を自分で設定する必要がある、自分で時間を管理する必要があるという違いがある。そのため、途中学習をやめてしまうことになりがちになる。

著者によれば、学びには以下の4つの段階があると示されている。
  • ステップ1「概念の理解」 → 「知っている(知識)」
  • ステップ2「具体の理解」 → 「やったことがある(経験)」
  • ステップ3「体型の理解」 → 「できる(能力)」
  • ステップ4「本質の理解」 → 「教えられる(見識)
ほとんどの人がステップ2まで到達でき、そこで満足してしまってステップ3まで進まないことがあるようだ。しかし、稼げるようになるには、ステップ3からが重要になると示されている。そのためには、ステップ2からステップ3へのほんの少しの努力が必要になってくるようだ。

以下、自分にとって重要だと思ったところのポイントを列挙する。
  • 自分の将来やキャリアを意識して何のために学ぶのかを考える
  • 何かを学ぶときには、それを周囲に宣言する
  • 最初に全体を把握し、徐々に詳細を把握するスパイラル学習を心がける
  • どれだけアウトプットの場を設けることができるかが、学びの成否を決める
  • ビジネスパーソンの学びの基本戦略は、インプットの期間を極力短縮化し、アウトプットの期間にできるだけ時間を費やすこと
  • 基礎知識のインプットは質よりも量
  • 複数の本をパラレル読みする
  • 毎日1時間よりも毎日30秒学習する
  • 学習の費用対効果を意識し、身銭を切って学ぶ
だいたいこんなものになる。自分の場合は、目標設定が曖昧なままだったなと思った。特に、この書評ブログでインプット、アウトプットの機会を設けて訓練しているが、もう少し勉強の方向性を意識しようと思った。

コンサルタントが書いた本なので、図式などのチャートの例はとても勉強になる。そのような図式化を行えば、理解が深まったり記憶の定着率が増すようだ。チャートのテンプレートもいくつか示されていて、参考になった。

ブログを活用するのもよいとあったので、この書評ブログの戦略も効果的だということになる。

他の本でも結構示されていることが多いので、学習本を多く読んでいる人にはあまり得るところが少ないかもしれない。

ビジネスパーソンの学習の方法が網羅されているので、日々の学習の基礎ができていない人は絶対読んでおくべきだと思われる。できれば、入社した直後くらいに読みたかったなと思った。読んでおいて損はない1冊。

この本のインプット時間は約25分、アウトプット時間は約45分の合計約70分。少しは速くなったが、まだまだトレーニングが必要だな。

読むべき人:
  • 仕事で稼げるようになりたい人
  • コンサルタントになりたい人
  • 入社したての新人の人
Amazon.co.jpで『清水久三子』の他の本を見る

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June 10, 2008

パラレルワールド・ラブストーリー


パラレルワールド・ラブストーリー

キーワード:
 東野圭吾、三角関係、リアリティ工学、記憶、友情
東野圭吾のSFミステリー、ラブストーリー作品。カバーの裏からあらすじを抜粋。
親友の恋人は、かつて自分が一目惚れした女性だった。嫉妬に苦しむ敦賀崇史。ところがある日の朝、目を覚ますと、彼女は自分の恋人として隣にいた。混乱する崇史。どちらが現実なのか?―存在する二つの「世界」と、消えない二つの「記憶」。交わることのない世界の中で、恋と友情は翻弄されていく。
(カバーの裏から抜粋)
初めて東野圭吾の小説を読んだ。単純な感想を言えば、面白かった。久しぶりに引き込まれる小説を読んだ気がする。しかし、深い作品ではないのかなと思った。

以下、軽くネタバレを含むので注意。

物語は、パラレルワールドと見せかけて、同じ世界を舞台に進む。主人公は、私立大学の工学部の大学院を卒業し、コンピュータ関連の企業バイッテク社の運営する特殊な専門学校に在籍している。そこで、親友の友人とバーチャルリアリティや人間の記憶の研究をしている。そして、友人の恋人もその学校で研究をしている。主人公である崇史は、日常の些細な記憶違いにだんだん気づいていき、自分自身の記憶が改編されているのではないかと探っていく・・・。

タイトルにラブストーリーとあるが、それは主人公と友人、その一目惚れした女性との三角関係のことである。しかし、この作品は、ラブストーリーとして読むよりも、SFミステリーとして読んだほうが単純に面白いと思う。どちらかというと、主人公の記憶の改編のなぞを解いていく過程にだんだん引き込まれた。それが後半の、失踪した人間を探していくところから、ページが止まらなくなっていく。続きはどうなるんだろう?と感じさてくれる。

しかし、ラブストーリーというか、人間関係の描写や作品の深さはそこまでないのかなと思った。確かに三角関係で友人と一人の人を奪い合う過程での嫉妬や自己嫌悪、苦悩が書かれているが、どこか描写が薄い気がした。特に結末あたり。最後はどうなるんだ!?と引き込んでおいて、その程度の終わりかよと少し、がっかりした気になり、主人公に対して心情の投影もあまりできなかった。結末がもっとしっかり内面描写されていたのなら、深い作品になっていたんだろうなと思った。

とはいえ、この作品は純粋に面白いと思う。一方の世界の話が進んだ後、別世界の話が続いて進んでいく。読んでいる読者もどっちがどっちの設定のことだったろうか?と混乱を意図的に招いている。また、バーチャルリアリティや記憶改編、実験、研究の話も出てきてSF的な側面もあって面白い。

新宿や、阿佐ヶ谷、高円寺、青梅街道など自分にとってなじみの深いところの描写があって、想像しやすかった。

文体自体はかなり読みやすいし、比喩もあまりない。400ページを超えるが、休みの日にいっきに読むこともできると思う。SF系のミステリーを読むのが好きな人にはかなりよいと思う。
 
読むべき人:
  • 東野圭吾の作品が好きな人
  • 三角関係に苦しんでいる人
  • 自分の記憶に自信が持てない人
Amazon.co.jpで『東野圭吾』の他の作品を見る

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ライフハックス−鮮やかな仕事術


ライフハックス鮮やかな仕事術―やる気と時間を生み出すアイディア

キーワード:
 佐々木正悟、ハックス、仕事術、心理学、基準
心理学者の著者によるライフハックスの基準が示されている本。以下のような目次となっている。
  1. 第1章 認知リソースを解放する
  2. 第2章 時間管理でやる気を管理する
  3. 第3章 情報整理とアフォーダンス
  4. 第4章 「アーカイブ」へ取り組むために
  5. 第5章 心理ハック
  6. 第6章 近未来ライフハックス
(目次から抜粋)
著者によれば、ライフハックスとは、「仕事を鮮やかに処理する」ための工夫とある。そして、この本では、その工夫をいくつか取り上げて、どうしてそれが「鮮やか」なのかを考えるという内容となっている。また、以下にこの本の目的を抜粋。
 つまり、「ライフハックス」は、それを利用する人の環境や心理と切り離して語ることはできないのだ。本書はむしろ、「ライフハックス」の指南書であるよりも、読者に最適な「ライフハックス」を選択するための基準を提供したいのである。
 これまでも便利な方法論、ツール、サービスがたくさん提供されてきたし、今後の数は増える一方だろう。こうした情勢にあって、面白そうなツールや便利そうなサービスを片っ端から試してみるのも悪くないが、自分にとって便利なものをセレクトする基準を得ることも決して損にはならないだろう。
(pp.9)
なので、ライフハックスを具体例が多く示されているというよりも、著者が実践していることの紹介や、そのときの心理学的な裏づけが示されている。

自分が主に参考になったのは、1章と2章なので、その部分を主に示す。

1章では、認知リソースという考えが示されていた。それは、日々の生活で、タスクや今何をすべきかといったことなどを意識しているときに、脳内のリソースを使用する。しかし、そのリソースには限界があり、その限界を超えたときに、作業のパフォーマンスが低下してしまう。そのリソースの容量のことを認知リソースと呼ぶらしい。日常生活では、この認知リソースを使いすぎてストレスが多くなってきているようだ。

認知リソースの無駄遣いをしないようするには、やるべきことを減らすということが重要なようだ。そのためには、書き出した膨大なリストを以下の3つのカテゴリに分類するいとよいらしい。
  1. 「今すぐ」やることリスト
  2. 「あとですぐ」やることリスト
  3. 「いつか」やることリスト
この考えが、この本の基本であるので、習慣化すべきだとあった。そして、ToDoリストをオンラインで一括管理したほうがよいので、Remember The MilkというWebサービスが紹介されていた。これはぜひ使ってみようと思った。

認知リソースを節約し、精神的苦痛を減らすためには以下の3つを確立することが重要だとあった。
  • 1. やるべきことを少しでも減らす
  • 2. 覚えておくべきこと(展望記憶)を少しでも減らす
  • 3. ルーチン・ワークだけは確実にこなす
なるほどなと思った。

2章では、時間管理とやる気の関係が示されていた。どのように予定を立てるかというよりも、「自分は時間管理ができている」という実感を持てるようなやり方で、実際に時間管理を行うことが重要なようだ。また、時間に対する動機づけの強い人でなければ、時間管理の恩恵はあずかれないとあった。つまり、やる気と方法論の療法が必要になり、正しい方法とは、自分が時間管理できていると実感できるような方法のことらしい。

時間管理の具体例として、Googleカレンダーで一括管理し、気の重い仕事の直後に楽しいイベントを入れて、やる気を出すといった方法があった。他にも仕事の締切の近くの日に値段を自分で設定して、締切近くの日を高く設定し、その付近には余計な予定を入れないようにするといった方法があった。この値段設定は使えるなと思った。

ライフハックスは自分に合ったものを利用することが重要だとあって、その通りだなと思った。示されていることに自分を合わせるのではなく、自分がやりやすい方法を選択していけばいいみたいだ。

自分はタスク管理と時間管理がまだ甘いので、勉強になるところが多かった。ライフハックスとは何かを考えてみたい人には得るところが多い。しかし、ハックスの具体例を多く知りたいという人には、別の本がよいと思われる。著者の本は他にも以下のようなものがあるので、そちらを参考に。どれもお薦めの本。

読むべき人:
  • ライフハックスについて知りたい人
  • 心理学が好きな人
  • ライフハックスが続かない人
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June 09, 2008

無料ブログSEOバイブル


無料ブログSEOバイブル

キーワード:
 中嶋茂夫、SEO、Youtube、ポッドキャスト、マーケティング
無料ブログを使ってアクセス数をアップし、アフィリエイトで収益を上げるための方法が示されている本。以下のような目次となっている。
  1. Part1 「無料サービスは集客に使えない」の嘘、無料サービス徹底活用テクニック
  2. Part2 無料ブログSEO対策テクニック
  3. Part3 YouTube&ポッドキャスト/ビデオポッドキャスト対策テクニック
  4. Part4 メールマガジンとSNSを使った集客テクニック
(目次から抜粋)
この本は、無料ブログを使用し、運営サイトの集客を伸ばし、成約率をアップさせるための方法が示されている。特に自分が知らなかったことや、これはやってみようと思ったもののポイントを列挙する。
  • YouTubeを利用し、YouTubeからアクセス数を増やす
  • iTunesのポッドキャストに動画などを置き、そこからブログのアクセス数を稼ぐ
  • 検索エンジンは、ドメインあたりの総ページ数が多い、個々のページにオリジナリティがあるサイトを評価する
  • フェレットの月間検索回数のおよそ600分の1から300分の1の回数が1日あたりのアクセス数になる
  • 無料ブログにあるコメント、トラックバック、カレンダーなどの機能はSEO的に不利になるので削除する
  • 個別記事のtitleタグはブログタイトル:個別記事タイトルとするのではなく、個別記事タイトル:ブログタイトルとするほうがよい
  • ソーシャルブックマークなどSMO(Social Media Optimization)で、アクセス数を増やす
  • livedoorクリップを使って自分のブックマーク情報を発信して、そこからアクセス数を増やす
大体こんなところか。300ページにも渡る分量なので、既知の部分も多かったし、知らないことも結構あった。勉強になった。

アフィリエイトで儲けるには、SEO対策をする前に以下の手順を考えることが重要らしい。
  1. 誰に向けて情報発信をするのか?
  2. 訪問者に伝えたいことは何か?
  3. 訪問者に情報を伝えたあとにどうしたいのか?
  4. 3のアクションをとるための具体案を作る
  5. 商品、サービスの成約につなげる
    (pp.232)
これは、普通にビジネスにおいてのマーケティングと同じだなと思った。アフィリエイトで儲けようと思ったら、ブログを作る前にかなり考えて、自分なりに調べたりする必要があると思った。そのため、この書評ブログのように、そもそもアフィリエイトを主目的にしていないようでは、儲からないはずだと思った。テーマを絞ることが重要だとあったので、この書評ブログのように拡散しているようではだめなようだ。

そして、SEO対策の手順として、以下のように示されている。
  1. 販売するサービス/商品、ターゲットを決定する
  2. 適切なキーワードを選択する
  3. 運営サイトの順位のチェックと競合サイトを調査する
  4. サイトの修正とコンテンツの修正/追加をする
  5. 被リンク獲得のために関連キーワードにもとづいた複数のブログを構築する
  6. 修正した結果を評価する
  7. 1から6を繰り返す
    (pp.232)
検索結果で1位を獲得することではなく、あくまで利益を上げるためとあった。なるほどなと思った。

他にも基本的な無料ブログの特徴や、CSSの基本、Livedoorブログの独自タグ、サイドメニュー、htmlの最適化など幅広く載っていた。各ブログの場合具体的にどのように設定するかということまで載っている。初めてSEO対策を考えるという人には、よい内容だと思う。

ただ、ページ内に図や写真が多く載っているが、逆にそれらがわかりづらいものとなっている部分がある。単純な箇条書きで良い内容を、わざわざブラウザの絵の中に横に並列にしているのは、正直わかりにくい。ページ構成があまりいけていない。そのため、速読するときに、ページ内の一番重要な部分どこか?ということがつかみにくかった。どちらかというと、じっくり読むべきなのだろうけど。

YouTubeやポッドキャストを利用するとよいとあったが、そもそもこの書評ブログに合う動画コンテンツなどないに等しいので、自分の場合は使えないかなと思った。

とりあえず、自分自身の書評ブログの戦略としては、記事数をもっと増やすことだろうか。あとは地道に相互リンクを増やすとかしようかな。

アフィリエイトで儲けるというのは、やはりマーケティングの勉強になるなと思った。ネットで儲けたい人は読んだほうがいいと思われる。

読むべき人:
  • アフィリエイトで儲けたい人
  • ブログのアクセス数をアップさせたい人
  • YouTube、ポッドキャストを有効利用したい人
Amazon.co.jpで『SEO』の関連書籍を見る

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ハイ・コンセプト「新しいこと」を考え出す人の時代


ハイ・コンセプト「新しいこと」を考え出す人の時代

キーワード:
 ダニエル・ピンク、ハイ・コンセプト、右脳、デザイン、新時代
右脳を使うよな6つ能力の必要性が示されている本。以下のような目次となっている。
  1. ★訳者解説―
    1. これからの日本人にとって必読の教則本 大前研一
    2. [はじめに]「専門力」ではない「総合力」の時代!
  2. 第1部 「ハイ・コンセプト(新しいことを考え出す人)」の時代
    1. 1 なぜ、「右脳タイプ」が成功を約束されるのか
    2. 2 これからのビジネスマンを脅かす「3つの危機」
    3. 3 右脳が主役の「ハイ・コンセプト/ハイ・タッチ」時代へ
  3. 第2部 この「六つの感性」があなたの道をひらく
    1. 「機能」だけでなく「デザイン」
    2. 「議論」よりは「物語」
    3. 「個別」よりも「全体の調和」
    4. 「論理」ではなく「共感」
    5. 「まじめ」だけでなく「遊び心」
    6. 「モノ」よりも「生きがい」
(目次から抜粋)
何が書いてあるのかという部分を、訳者である大前研一氏の言葉から抜粋。
 この本には、日本人がこれから一番身につけなくてはいけない「右脳を生かした全体的な思考能力」と、「新しいものを発想していく能力」、そしてその実現可能性を検証するための左脳の役割、などについてわかりやすくまとめられている。インパクトがあり、かつ読んでいて非常におもしろい。
 いままでは欧米に追いつけ追い越せでやってきた、常に「答えがあった世界」にいたわれわれが、「答えのない世界」に突入するにあたって、どうやって生き抜いていくのかを考え始めるきっかけになる本の一つだと思っている。
(pp.24-25)
なぜこのような右脳を使った総合能力が必要かというと、今の時代は機械化、コンピュータ化、グローバル経済の中、コンピュータでできることはすべてコンピュータに取って代わり、そうならない仕事でも、もっと安い国で外注するというような現状がある。そのため、単純な左脳の論理的思考のみでは、やがて仕事がなくなってしまう。しかし、右脳を使った総合能力によって何か新しいものを作ったりするというクリエイティブな仕事は、コンピュータなどに代替不可能なので、そのような仕事をする人が未来をリードすると示されている。

ハイ・コンセプトとハイ・タッチという二つの重要なキーワードがある。まずはハイ・コンセプトとは何かという部分を抜粋。
「ハイ・コンセプト」とは、パターンやチャンスを見出す能力、芸術的で感情面に訴える美を生み出す能力、人を納得させる話のできる能力、一見ばらばらな概念を組み合わせて何か新しい構想や概念を生み出す能力、などだ。
(pp.28)
そしてハイ・タッチは以下のように説明されている。
「ハイ・タッチ」とは、他人と共感する能力、人間関係の機敏を感じ取る能力、自らに喜びを見出し、また、他人の人々が喜びを見つける手助けをする能力、そしてごく日常的な出来事についてもその目的や意義を追求する能力などである。
(pp.28-29)
これら二つの能力を身につけ、仕事上の成功を収めたり生活に満足を得られるかは、デザイン、物語、調和、共感、遊び、生きがいの6つのセンスが重要になるらしい。

6つのうち1つ、デザインだけについて説明すると、昨今では製品の機能性を満たすだけでは十分ではなく、そこに外観が美しく感情に訴えてくるものがよく売れたり、新たなビジネスを生み出すので、この能力が必要だとあった。これはApple製品を例に挙げればよくわかると思う。携帯音楽プレーヤーはたくさんあるのに、なぜiPodが世界中に爆発的に売れているのかがよくわかると思う。Apple製品こそ、このデザインの必要性を示していると思う。この本にはApple製品の事例は載ってなったが。

典型的な左脳思考型の職業として、コンピュータ・プログラマー、医者、弁護士が上げられていた。この3つの仕事はやがてコンピュータに取って代わられる可能性があるからジリ貧になってしまうとあった。そのため、エンジニアやプログラマーは、処理能力や技術マニュアルで得られる知識よりも、大きな全体像を描く能力が必要になるらしい。将来の仕事を考え直さなければならないのかなと思った。

新しい時代には、仕事を注意深く見つめ、次のことを問う必要があるようだ。
  1. この仕事は、他の国ならもっと安くやれるだろうか?
  2. この仕事は、コンピュータならもっと速くやれるだろうか?
  3. 自分が提供しているものは、豊かな時代の非物質的で超越した欲望を満足させられるだろうか?
    (pp.346)
自分の仕事はどうなるんだろうね。少なくともソースコードの自動生成とかはもう現実的になっているので、新たな付加価値を身につけなければならないと思った。

自分はよく美術館に行って絵を見たりするし、小説などの物語を読んだりもする。仕事に関係ないことをやっているようで、多少を後ろめたいときもあったが、むしろそのような能力を発展させることが新時代に重要だとあったので、自分のやっていることは間違いではないのだと分かってよかった。やっぱり人と違うことをすることが重要なんだなと思った。

詳細はあまり読んでいない部分もあるので、後で読み返そう。新時代に生き残りをかけて成功したい人は必読だと思った。

読むべき人:
  • 新時代に成功したい人
  • エンジニア、プログラマーの人
  • デザインなどのセンスを磨きたい人
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June 08, 2008

【雑感】書評戦略進捗状況

6月2日月曜から今日の日曜日までなんとか、早朝読書をして1日2冊ペースを達成しました。『3週間続ければ一生が変わる』ではありませんが、なんとか3週間やれば本当に今後の人生が変わるのではないか、と期待をこめて今後も頑張ります。

そのうち、1日2冊書評のポイントでもまとめようかと思います。

とういことで、明日からの1週間に備えて早めに就寝します。

また、おかげさまで最近ブログランキングが上昇しております。どうもありがとうございます。なるべく書評する本は、意外性のあるものを目標にしておりますので、今後ともよろしくお願いいたします。

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【お知らせ】写真集カテゴリ追加

『その他』カテゴリを『写真集』カテゴリに変更しました。

今後『写真集』カテゴリは、いろいろと充実させていきたいと思います。一番何が出てくるかわからないカテゴリになるかもしれないです。

写真集は値段が高く、かさばるのが難点なんですがね・・・。

しかし、好きなもの、本当に趣味という感じなものなので、金に糸目はつけないようにします。

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BLUE MOMENT


BLUE MOMENT

キーワード:
 吉村和敏、ブルーモーメント、藍色、静謐、夜空
ブルーモーメントと呼ばれる夜のある瞬間を撮った写真集。目次はないので、ブルーモーメントについて示されている文を抜粋。あとがきの『聖なる世界へ』というところから。
 写真に興味を覚えはじめた頃から、一日の中で最も好きな時間は「朝」と「夕」だった。だから取材先ではこの時間になると決まってフィールドへ飛び出し、幾重にも変化する色と光を追い求めていた。
 そんなスタイルを繰り返してく過程で、一つの美しい「時」を発見した。それは、よく晴れた日に、夜の闇がはじまる前と終わる後に数分だけ訪れる「空が藍色に染まる時間」だ。
 この時、あたりにはまだ微かな明るさが残っている。そのため15秒、30秒といった長時間露光で撮影すると、地上にあるすべての物を鮮明に写し出すことができるのだ。そこに空の深い青さが加わることにより、豊かな色彩に富んだ印象派の絵画のような作品が生まれていく―。
 数年前、北欧で暮らす人々が、この時間帯を「ブルーモーメント」と呼んでいるということを知った。白夜の季節が近づくと、青い世界が数時間にわたってつづくという。
(pp.94)
このようなブルーモーメントの風景写真が表紙を含めて101枚載っている。表紙の写真は、カナダのペギーズ・コープというところの灯台らしい。

ブルーモーメントの風景は、バンクーバー、ストックホルム、ヴェネチア、ニース、パリ、ウィーン、オスロ、新宿、富士山などなどと世界中に渡る。写っている風景は、山、海、雪の中の小屋、高層ビル、橋、城と幅広い。

写真集なので、写真そのものをこのブログに載せられないが、いくつかよいと思ったものを描写してみる。

カナダのドーソン・シティでは、本当に綺麗なオーロラが写されている。ページの右下から左上に向かって黄緑色のぼやけた光の流れが、左上に拡散していくようなものになっている。ただただ美しい。

カナダのマドレーヌ島というところでは、スクールバスが前面にあり、背面の空には夕日が当たって淡い赤色をした流れる雲が写っている。青い空とこの赤い雲の対比が美しい。

芝公園では、葉がついていない木々の真ん中にライトアップされた東京タワーがそびえている。青の中に光輝く東京タワーがよく映える。

世界中の写真が多く載っているが、自分が行ったことがある場所もいくつかあった。魚津、新宿の都庁、芝公園の東京タワー、羽田空港、月島の中央大橋。

風景写真を撮るのが好きなので、構図とか視点がとても勉強になった。ブルーモーメントも撮ってみたいと思った。

このブログデザインのように、自分は青い色に強く惹かれる。だからこの写真集も書店で何気なく惹かれて買った。日中の空色もいいけど、このような夜のブルーモーメントもまたいいなと思った。

どの写真も本当に綺麗で、世界中を旅したくなってくる。休みの夜に、静かな音楽を聴きながらこの写真集を眺めて、世界に思いを馳せるのがいいと思う。

読むべき人:
  • 空を見るのが好きな人
  • 世界中を旅行したい人
  • 疲れて精神的に余裕がない人
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女子!?ごころ


眞鍋かをり・デビュー10周年記念エッセイ集 『女子!?ごころ』

キーワード:
 眞鍋かをり、エール、暗黒時代、語りエッセイ、経過報告書
才色兼備でブログの女王、眞鍋かをりさんのエッセイ。以下のような目次となっている。
  1. PROLOGUE
  2. CAPTER1 お仕事のハナシ
  3. CAPTER2 美容のハナシ
  4. CAPTER3 家族・友人のハナシ
  5. CAPTER4 恋愛のハナシ
  6. EPILOGUE
(目次から抜粋)
内容は、同年代の働く女子へエールを送りたいという思いをこめて、等身大の自分自身を語っているエッセイとなっている。自分で書いているというよりも、語ったことをライターにまとめてもらうような語りエッセイとなっている。ちなみに、表紙は眞鍋かをりさんが好きなワインをイメージしてたゆたう気持ちを表しているらしい。書店でこのたゆたう気持ち?に惹かれてなんとなく買ってみた。

内容は、グラビアアイドルとしてデビューするところから、日々の生活において美容で気をつけていること、好きなお酒のことや弟、妹といった家族、友人、過去の恋愛遍歴、そして現在の恋愛状況から結婚観まで幅広く語られている。その内容は、基本的に本当のことしか語っていないらしく、かといってすべてを曝け出しているわけでもないようだ。いきなり10周年記念エッセイで生々しいことばかりを載せてしまうと、最近眞鍋かをりさんを知った人が引いてしまうからとあった。なので、グラビアアイドル時代に辛かった体験などは、結構ぼかして示されている。

同年代の働く女子向けに書かれているので、同年代とは少し違う男子の自分が得るものがないということはまったくなく、参考になる部分とか、知らなかったこととか、単純におもしろいなと思うところが多かった。以下、簡単に列挙。
  • 公式HPをWordで自分で作っていた
  • グラビアの仕事は過去な肉体労働
  • 家で飲むときは打順を決めて飲む
  • 理想の男性像はこだわりが少ない人
  • 納豆、青汁、りんごハチミツヨーグルトは3種の神器
  • お風呂の設定温度は44度で汗をかく
まぁ、なんというか、普段読む本から得られないポイントばかり(笑)。HPを自分でWordで作っていたというのは、へーと思った。ネット初期のころだろうから、かなりhtmlタグを駆使して作られていたのだろうと思う。

家で飲むときに打順を決めているというのはおかしかった。1番バッターはブルーラベルか端麗グリーンラベルで、2番手は円熟、発泡酒、3番手でビール、4番手で地ビールとか。想像したらなんだかニヤニヤしてしまった。そんなこと考えて飲むのはおもしろそうだなと。

グラビアアイドル時代は、かなり過酷らしく精神的に辛かったときもあったようだ。芸能界というのは大変なところなんだなと思った。

大学時代にタレント業で忙しい日々の中、単位を取るために優先順位を決めて授業を選択し、完璧な時間割を作ってしっかり4年で卒業されているのは、すごいなぁと思った。きっと会社で働いていたとしても、バリバリ仕事ができる人なのだろうなと思った。

仕事に対する姿勢で、勉強になった部分があるので、その部分を抜粋。
 まったく何も知らない状態からスタートして、未熟さのために失敗したり、怒られたり。そういった中で学習して、でも、まだ思い通りにできることは少なくて。少しできるようになると、今度はさらに難しい課題が出てきて・・・・・。
 こういうプロセスって、どんな仕事でも同じじゃないですか。でも、最初の段階で諦めてしまったり、仕事の醍醐味を感じる段階へ辿り着く前に、なんの楽しみも感じることなく終わってしまうんですよね。
 そういう意味で、チクショーだとか、もっと褒められたいというところから、この時期、仕事に対するモチベーションが、ようやく出てきたのかなって思います。
(pp.62-63)
この時期とあるのは、大学を卒業して、芸能界に就職したという時期のことらしい。自分も仕事を頑張ろうと思った。

眞鍋かをりのここだけの話をいつも見ているけど、楽しそうな人だなと思っていた。この本読んで、ブログのままの部分もあるし、今まで知らなかった部分も知ることができたのでよかった。

芸能人のエッセイは今までほとんど読まなかったけど、読んでみるとよい気分転換になるなと思った。このエッセイも、いろんなことが書いてあるのでおもしろかったし、男子の自分が読んで、女子ごころが少しわかったような気がする。

読むべき人:
  • 眞鍋かをりのファンの人
  • 20代の女子の人
  • 女子ごごろを知りたい男子の人
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June 07, 2008

28歳までに他社からスカウトされる人脈術


28歳までに他社からスカウトされる人脈術

キーワード:
 坂田篤史、人脈、ヘッドハンティング、市場価値、与える
20代の著者が、ヘッドハンティングされるような人脈の築き方を示している本。以下のような目次となっている。
  1. [Chapter1] 28歳までの人脈がなぜスカウトにつながるのか?
    [Chapter2] 20代に築いた人脈がビジネス人生を大きく変える
    [Chapter3] 「20代」で一歩抜け出すための人脈術
    [Chapter4] 人を動かし、自分を成長させる人脈術
    [Chapter5] 成功するためのチャンスのつかみ方
    [Chapter6] 人から「応援される」ために必要なこと
(目次から抜粋)
著者は、企業のサラリーマンという立場にありながら、20代でスカウトされるような人で、このようなビジネス書を出版したり、数百人もの経営者やビジネス書の著者との人脈を持っているようだ。その人脈の築き方が主に示されている。

正直、人脈術に関する部分と成功するためにしなければならないこととして示されていることは、大抵他の本に書いてあるようなことだと思った。よって、この本の完全オリジナルな部分はそれほど多くない。しかし、総合的に見ると、線を引く部分が多く、とても参考になる部分が多い。

まず、この本での一番の主張は、「人脈がある人と人脈がない人では可能性が変わってくる」ということだとある。そして、人脈作りに早すぎるということはなく、28歳くらいがビジネス人生において重要なターニングポイントだとあった。この時期に自分で転職するか、スカウトが来るかの分かれ道になるようだ。さらに、スカウトが来るようにするためには、スカウト会社やヘッドハンターに自分という存在が知られている必要があるようだ。つまり知られている人というのは、人脈がある人ということなので、早めに人脈を作ることが重要だとあった。

このヘッドハンティングの部分は知らなかったので、とても勉強になった。これを早めに知っているかどうかで、ビジネス人生が大きく変わるのではないかと思った。

この本で特にオリジナリティがあり、また自分が勉強になった主張を以下に示す。
  • スカウトの候補に挙がるのは、25歳くらいから
  • 自分の市場価値を高めてその情報を流通させることができれば、それほどキャリアアップは難しくない
  • 人脈とは、「見返りを求めずに、自分のために力になってくれる人」のこと
  • セミナー参加前に、講師にメールを出して自分を印象付ける
  • 会社の名刺と個人の名刺を状況によって使い分けることが重要
  • ブログで自分をPRするときは、自分の得意分野や強みについての情報をコンスタントに提供する
  • 人と付き合うときに「2人で飲みにいける人」を基準とする
  • 自分が成功したいならば、まずは他者を成功させること
こんなものか。どうしても『レバレッジ人脈術』と重複した主張が多い。それは、人脈の本質が共通しているからだろうと思う。見返りを求めず他者に何を与えられるか?ということを考える必要性は、『レバレッジ人脈術』ではコントリビューションの考え、そして、『効率が10倍アップする新・知的生産術』にあるGIVEの5乗という考えに共通すると思った。

自分が一番なるほどと思った部分を以下に抜粋。成功のために行動が必要で、行動の第一歩は目標を紙に書き出すことという部分。
 目標を紙に書き出すことは誰でもできることですが、実際にそれを行動に移すかどうかが、成功する人と、しない人の分岐点だと思います。なぜなら、紙に書くという行為が行動の第一歩だからです。
(中略)
 もし、「自分には行動力がない」と嘆いている人がいたら、これからは「行動力がない」のではなくて、「行動しようとする意思がないのだ」と自分自身に言い聞かせてみてください。そうすれば、おそらく誰だって嫌でも行動できるはずです。
(pp.152-153)
これは耳が痛いなと思った。他の本にもまず目標を紙に書き出すことが重要だとあるが、それをあんまりやっていない・・・。だから、行動もできていなかったんだろうなと思った。なので、まずは紙に書こう。これは著者の示している72時間ルールでやるしかない。

自分自身は一応この記事を書いている時点で、24歳だが、25歳からスカウト対象になると知って、もうすぐじゃないか!!とちょっと焦った。また、28歳がビジネス人生のターニングポイントになるということを意識して必死でキャリアを築こう。

自分も目標は出版なので、著者のような成功事例はとても参考になった。あまり成功本とか人脈本を読まない人にとっては、得るものがかなり多いと思う。また、成功したいと思う20代のビジネスマンは絶対読むべき!!

読むべき人:
  • 人脈を築いて成功したい人
  • ヘッドハンティングされたい人
  • 社会人になったばかりの人
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わたしを離さないで


わたしを離さないで

キーワード:
 カズオ・イシグロ、提供者、青春、静寂、存在理由
久しぶりの小説。あらすじをカバーの裏から抜粋。
自他共に認める優秀な介護人キャシー・Hは、提供者と呼ばれる人々を世話している。キャシーが生まれ育った施設ヘールシャムの仲間も提供者だ。共に青春 の日々を送り、かたい絆で結ばれた親友のルースとトミーも彼女が介護した。キャシーは病室のベッドに座り、あるいは病院へ車を走らせながら、施設での奇 妙な日々に思いをめぐらす。図画工作に極端に力をいれた授業、毎週の健康診断、保護官と呼ばれる教師たちの不思議な態度、そして、キャシーと愛する人々 がたどった数奇で皮肉な運命に……。彼女の回想はヘールシャムの驚くべき真実を明かしていく――英米で絶賛の嵐を巻き起こし、代表作『日の名残り』を凌駕する評されたイシグロ文学の最高到達点
(カバーの裏から抜粋)
読み始めてから読了まで、1年近くかかってしまったので、正直詳細な書評というのはできないし、物語の詳細を少し忘却したまま結末を迎えてしまった。そのため、どうしても、読了後の感想は、Amazonのレビューに載っているようなものほど抱けなかったと思う。

物語は、キャシーの一人称で進む。気取った描写もなく、どこか淡々とキャシーの見ているもの、感じているものが語られている。ほとんどが施設での日常や、ヘールシャムを出た後の生活が語られている。23章の構成で、終始その語り口調であり、何か大きな事件が発生したり、物語が大きく転換するということもなかった。なので、どうしても1章を読むだけで、次の章にすぐに読み進めたいという気になれなかった。あまり物語りに引き込まれなかった。1人称の文体が淡々と続くのは、自分にはあまりあわないのかなと思った。

物語が淡々と曖昧なまま進み、結末を迎えるが、そのどこか大げさな描写もないところが、読了後に切なさを誘うのだと思う。

内容を深く語りすぎると、これを最初に読むときに先入観をもってしまうので、何も知らずに読むのがいいと思う。

読んでいて映画の『アイランド 特別版』を思い浮かべたが、この作品は、アイランドとはまったく異質なもので、より根源的な生きる意味や、提供者の存在理由などを深く考えてしまった。

原題は『Never Let Me Go』で、この『わたしを離さないで』と表紙のカセットテープのデザインはちゃんと意味がある。

今度読むときは、もっと短い期間で一気に読む必要がある。もう一度読めば、この作品のすばらしさが感じられるかもしれない。

読むべき人:
  • 静かな小説が読みたい人
  • 生きている意味を考えたい人
  • 切ない作品を読みたい人
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