April 2009

April 30, 2009

ニューロマンサー

ニューロマンサー (ハヤカワ文庫SF)
ニューロマンサー (ハヤカワ文庫SF)

キーワード:
 ウィリアム・ギブスン、SF、サイバーパンク、マトリックス、死霊使い
ありとあらゆる電脳空間系の作品に影響を与えている、サイバーパンクの原点的SF小説。以下のようなあらすじとなっている。
ハイテクと汚濁の都、千葉シティの空の下、コンピュータ・ネットワークの織りなす電脳空間を飛翔できた頃に思いを馳せ、ケイスは空虚な日々を送っていた。今のケイスはコンピュータ・カウボーイ能力を奪われた飢えた狼。だがその能力の再生を代償に、ヤバい仕事の話が舞いこんできた。依頼を受けたケイスは、電脳未来の暗黒面へと引きこまれていくが・・・・・・新鋭が華麗かつ電撃的文体を駆使して放つ衝撃のサイバーパンクSF!
(カバーの裏から抜粋)
また、目次は以下のようになっている。
  1. 第1部 千葉市憂愁(チバ・シティ・ブルーズ)
  2. 第2部 買物遠征(ショッピング・エクスペディション)
  3. 第3部 真夜中(ミッドナイト)のジュール・ヴェルヌ通り
  4. 第4部 迷光仕掛け(ストレイライト・ラン)
  5. 結尾(コーダ) 出発と到着(デパーチャとアライヴァル)
496冊目は、『ニューロマンサー(Neuromancer)』。攻殻機動隊(GHOST IN THE SHELL)、マトリックス、その他電脳空間系のアニメ、映画に多大な影響を与えた作品であり、それらの作品に病的に惹かれるものがある場合は、このサイバーパンク作品を読まないわけにはいかない。それほどの位置づけの作品であり、そしていろんな意味で衝撃的な作品である。本エントリでは、自分の感覚的な感想を示しておこうと思う。

この作品がなぜ衝撃的なのか?個人的な読了後の感覚から示せば、あまりにも内容が理解不能だったからだ。普通の小説やちょっと描写が複雑なSF小説だったとしても、ストーリーの流れや登場人物の位置づけ、役割などを読了後に思い描くことができる。しかし、この作品はまったくそれができない。何よりも、文章が頭に入ってこない。例を示そう。主人公、ケイスの紹介部分から。
 ケイスは二十四歳。二十二の頃は、カウボーイであり、やり手であり、《スプロール》でも一流だった。師匠が一流中の一流、業界内の伝説のマコイ・ポーリーとボビイ・クワインだったのだ。その頃のケイスときたら、マトリックスと呼ばれる共感覚幻想の中に、肉体を離脱した意識を投じる特注電脳空間(サイバースペース)デッキに没入(ジャック・イン)して―若さと技倆の副産物でもあったろうが―ほぼ恒常的なアドレナリン昂揚状態で活動していたものだ。盗っ人として、別のもっと豊かな盗っ人に雇われていた。雇い主が新種の素材(ソフトウェア)を提供し、それを使って企業システムの輝く壁を貫いて、データへの沃野への窓を穿つのだ。
(pp.15)
ここら辺はまだ問題なく理解できる。次は、マトリックスの簡潔な(?)説明を見てみよう。
「マトリックスのルーツは、素朴なアーケイド・ゲームです」
とナレーションが言っている。
「さらには初期の映像(グラフィクス)プログラムであり、頭蓋ジャックによる軍用実験です」
 ソニー・モニタ上では、二次元宇宙戦争が薄れ、代わりに数学的に生成された羊歯(しだ)の茂みが現れて、対数螺旋の空間への応用を見せる。冷たい青の軍事フィルムが輝いて、試験システムに配線された実験動物、タンクや軍用機の砲火制禦回路につながったヘルメット。
「電脳空間(サイバースペース)。日々さまざまな国の、何十億という正規の技師や、数学概念を学ぶ子供たちが経験している共感覚幻想―人間のコンピュータ・システムの全バンクから引き出したデータの視覚的再現。考えられない複雑さ。光箭が精神の、データの星群や星団の、非空間をさまよう。遠ざかる街の灯に似て―」
(pp.90)
なぜこの作品の文章が頭に入ってこないかというと、文章の抽象性に原因がある。上記引用箇所をタイプするにあたって、読めない漢字、言い回しについては、IMEパッドの手書きを発動しなくてはいけない。そして、電脳空間や荒廃した都市を表現する独特の言い回し、例えば、短針銃(フレッチャー)、集中操作卓(コンソール)、離脱(ジャック・アウト)、迷光(ストレイトライト)保護システム、自由界(フリーサイド)、東京湾(トウキョウ・ベイ)などの現象、事物などの羅列で文章が構成されている。そういう文章が続いていると、頭の中に文意が入ってこない。例えるなら、ネットワークのパケット通信において、送信元からデータを送るときにはデータを小さなパケットに分割してネットワーク上に転送するが、受信先でその分割されたパケットが正常に再構築できないような感覚に似ている。言い換えれば、文字、つまりシニフィアンは理解できるが、それがシニフィエ(シニフィアンとシニフィエ - Wikipedia)としてイメージできない部分が多かった。

読んでも読んでも頭の中にイメージが沸いてこないので、自分はバカなのではないかと途方に暮れていた。そんなとき、昨日の朝食会で再会した1歳年上で、小畑健の描く漫画キャラのような名前と美貌を持つ女性ファッション雑誌の編集者の方から、この作品について以下のように言われた。
『この作品はね、内容を理解するのではなく、独特の世界観を味わうものなのよ。』
(若干脚色あり)
上記のように言われて、何だかとても気が楽になったし、そういう読み方もありだと再認識した。また、こんなコアなサイバーパンク作品を読んでいる人と出逢うとも思っていなかったので、それはそれで貴重な体験だった。

この物語の最初の舞台は、近未来の千葉県になっている。そこには手裏剣や忍者や『さらりまん』や新円(ニューイエン)などが出てくるので、『アンドロイドは電気羊の夢を見るか? 』が原作の『ブレードランナー』の世界観を想像していた。そして読了後、解説を読んでみると、以下の記述があった。
 映画といえば、本書の第一章を読んだ方は、まずはほとんど『ブレードランナー』を連想されたことと思う。奇怪に変質した東洋文化が退廃の影を濃くおとす、酸性雨の降りしきるロサンジェルスのダウンタウンを。けれど、本書の描く未来の千葉は、べつに『ブレードランナー』を真似たものではない。このシーンを書きおえてから映画を見たギブスンは、あまりのことに三十分で映画館をとびだしたという。
(pp.445-446)
やはりサイバーパンクものとして行き着くところは同じなのかと思った。そして、そのような日本文化が混じっている近未来の世界観という設定は、やはり日本人として共感を覚える。

主人公は24歳のサイバー空間の凄腕ハッカーという設定。プログラマーをやっていてマトリックスとか攻殻機動隊が好きで、年齢がとても近い自分が惹かれないわけがない。設定も世界観もとても好きだと思う。しかし、誰が人間で誰がAIで、ケイスの置かれている状況はどこがどうヤバい状況であるのか、モリィは何者なのか?、冬寂(ウィンターミュート)の存在とは?、『ニューロマンサー』の意味とは?といったことや、物語の流れをしっかり理解するには、1回目の読了では無理で、何度も読み返す必要があるようだ。

この作品はスターウォーズなどの作品に出演した、ヘイデン・クリステンセンが主演で近々映画化されるとか。そういうのもあって、この作品をなるべく早めに読んでみた。

この作品は、1文1文をしっかり把握しながら読み込んでいこうと思うと、大体1ページ3分はかかる。そしてこの物語は、437ページなので、単純計算で、1311分、21.85時間かかることになる。1日4時間費やせば、大体5日で読了できる。挑戦してみようと思う人はぜひ。自分は3ヶ月くらいかけて少しずつ読んだが。1日10ページ読めればよいほうだった・・・。そのため、以下のWikipediaの記事を参考に読めばいいかも。自分は昨日から8連休の黄金週間(ゴールデンウィーク)になっており、そういう長期連休にこそ、このような超大作を読むのに適していると思う。ただし、このSF作品(サイバーパンク)に没入(ジャック・イン)しても、正常に離脱(ジャック・アウト)できるかどうかの保証はできない。それほど強烈で複雑な物語(サイバースペース)だからさ。



ニューロマンサー (ハヤカワ文庫SF)
ニューロマンサー (ハヤカワ文庫SF)

読むべき人:
  • 電脳空間もののアニメ、映画が好きな人
  • 24歳前後のプログラマーの人
  • 自分の想像力の限界に挑戦したい人
Amazon.co.jpで『ウィリアム・ギブスン』の他の作品を見る

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April 26, 2009

【セミナーレポート】聞くが価値×UNDERGROUND

今日はセミナーでした。

聞くが価値×UNDERGROUND

主催者は、カリスマ書評ブロガー×スーパーサラリーマンの以下のお2人です。このお2人によるブライダルコラボセミナーでした続きを読む


April 22, 2009

【セミナーレポート】第1回自分学講義@自分未来塾

昨日は、JobWeb主催の自分未来学の第1回【自分学】の講義を受講してきました。

この講義は、以前から自分が知りたかったことがここにあると思いました。続きを読む


April 19, 2009

がんばらないで成果を出す37の法則

がんばらないで成果を出す37の法則ーアライアンス人間関係術ー
がんばらないで成果を出す37の法則ーアライアンス人間関係術ー

キーワード:
 平野敦士カール、アライアンス、人脈、がんばらない、オススメ書評
ミスターオサイフケータイの異名を持つ著者によって、若い人向けのがんばらないで成果を出す方法が示されている本。以下のような目次となっている。
  1. 1章 21世紀はアライアンスビジネスパーソンの時代
  2. 2章 誰でもできるアライアンス・コミュニケーション術
  3. 3章 誰も教えてくれなかったアライアンス人脈術
  4. 4章 ワンランク上のアライアンス人間関係術
  5. 5章 ワンランク上のアライアンス仕事術
(目次から抜粋)
まず、この本は確実に殿堂入り!!なぜなら、巻末のオ『ススメ書評メルマガ&書評ブログ』にこのオンライン書評図書館 -Blue Sky Horizon-が取り上げられているからだ それだけに書評として取り上げるのが遅くなり、大変申し訳なく思う気持ちでいっぱい・・・。発売直後にセミナーで平野さんからサインまで頂いていたのに・・・。その分濃い記事でリカバリしておこう。

もういろいろなところで取り上げられているので、概要は省略。内容についてまとまって示されている部分が『おわりに』に示されているので、その部分を抜粋。
  若い人が必死になってがんばっている姿を見ていると、昔の自分を見ているような気になります。がんばればがんばるほどまわりに壁をつくってしまい、まわりからの評価と自分の努力が反比例していくことへの焦りが増幅されていったのです。
 そんなにひとりでがんばらないでも、「今置かれている自分の環境の中でちょっとした行動を変えてみる」「気持ちをチェンジしてみる」ことによって驚くほどまわりの目が変化していくはずです。

 本書はそうした若手の方を含めて、すべての方が今すぐにでも「助けてもらえる人になり、できると評価してもらえる人になるための」実践的な方法をご紹介したいと考えて書いたものです。
(pp.135)
この部分の通り、かなり具体的なことが示されていて、すぐに実践してみようと思うものばかりである。

今回はちょっと多めに引用をし、それに対して自分の意見も織り交ぜてみる。

まずは、『4 助けてもらえる人になる=ネオ・ビジネスパーソンを目指そう』から。
 所詮ひとりでできることなど、どんな天才でもたかが知られています。むしろこれからの人材は、「自分がどこまでできて、どこからがわからないのか?自分の強みはこれで、逆にこれは欠けている」ということを自らが自覚していること、そしてそれを勇気を持ってまわりに発信することができるような人材ではないでしょうか。
(pp.18)
入社3年が経って、いろいろとプロジェクトを経験してみると、これはその通りだなと思う。企業がプロジェクト単位でチームを組んで仕事をしたりするのは、1人でできることに限界があるから。だからそれぞれの専門分野を持ち寄って、大きな仕事をやっていくのだ、ということをようやく感覚的に分かるようになってきた。そのため、チームメンバーはそれぞれが専門性を持っていなくてはダメで、自分もそろそろ専門性を何か確立しなければいけないときである。

そして、この自分のできることを発信していくことの重要性は、ブログなどの出現によってますます重要性が増していくのだと思う。これだけ情報発信できる場、言い換えれば、本書で言えばプラットフォームが発展しているのだから、これを活かさない手はないと思う。

次は『5 何があっても生きていける人になる』から。
 私は自分の成長戦略を立てて正しい勉強を行い、自らの力を蓄え、そしてそれをまわりに評価してもらうことによって初めて幸せな成功をつかむことができると考えています。
(pp.23)
これはなるほどと思った。自分自身の価値が周りの人に評価されないとダメなようだ。そして、この自分の成長戦略が、以下の新刊につながるのだと思われる。

アライアンス「自分成長」戦略アライアンス「自分成長」戦略
著者:平野敦士カール
販売元:日本実業出版社
発売日:2009-04-09
おすすめ度:5.0


これはまだ未チェックなので、なるべく早めに取り上げることができたらと思う。

次は『17 人材のベンチャー投資をする20代・絞り込んでいく30代』から。
 20代は、ビジネス上のメリットなどの損得は考えないで、とにかく広く浅くいろいろな人と付き合うことが大切です。自分と気が合う人、好きな人ばかりでなく、この人はすごいなあと思う人や少しでも興味を持てる人なら、自分の心の赴くままに誰とでも会ってみるべきでしょう。
 20代で同世代の人と付き合うとき、その時点で「誰が将来どうなるか」なんてわかりません。「将来、出世しそうだから、○○さんと付き合っておこう」とか「○○さんは年下だから別にいいか」ではなく、わからないからこそ、いろいろな人と付き合うのです。20代の人脈づくりは、いわば人材のベンチャー投資をしているようなものだと考えてください。
(pp.58)
20代は30代と違って、人脈を絞る必要はなく、いろんな人と出会えばよい、という部分にとても勇気付けられた気がした。というのも、最近思うことは、ただ集まるだけの異業種交流会に参加する意味はあるのか?と疑問に思っていたときだったので。基本的には志が同じような人が集まるセミナーなどの懇親会はいい出逢いが多いが、そうではない場合は、ちょっと微妙かなと思っていたので。しかし、まだまだ自分が人脈とか出会いを意識し始めたのは最近のことなので、絞るには時期的には早すぎるということだろう。似たような主張は、以下の本の『ハズレの人に出会うことで、「アタリの出会い」の貴重さがわかる』という節タイトルにも示されていた。

20代で出会わなければならない50人
20代で出会わなければならない50人
もっとアウェイ感漂うような異業種交流会、パーティーにも積極的に参加していこうと思った。ということで、以下のパーティーにも参加してみよう今月28日(火)、原宿で20時からスタートらしい。先月もあったのだけど、日程と金銭的な事情から参加を見送った。今回は行ってみる。一緒に行く人はぜひ

これからは、プラットフォームを提供できる人が成功するというようなことが示されており、これもなんとなく実感してきている。小さくても勉強会などの主催者になってみれば、人脈も効率よく作れるとあり、そうだよね!!と思う。83年会とかは特にそうだなと思う。また、リアルな場ではなくても、自分のブログなどバーチャルな場でもいいとあったので、なるほど、と思った。このブログを場として、何か交流会とか主催したらどんな人が集まるのかな〜とふと思った(そもそも人が集まるんかい!?という懸念もあるが・・・)。自分もそろそろ主催者として(小規模だが)何か会を定期的に運営していこうかなと思う。

ページ数が130ほどしかないので、物理的には薄いが、内容的にはそうだよね!!とかなるほど!!と思うことが多く示されている。そして、このようなページ数であるのは、読みやすくし、内容をちゃんと行動に移しやすいようにという配慮だと思われる。こういう本は繰り返し読まないと、決して行動が伴わないので。その時に分厚すぎる本だと、読む気が失せるので。

これはもう殿堂入り本棚に入れておき、何度も何度も読み返して行動できているかチェックしよう。あと、個人的にアライアンス・ランチのお店も実際に行ってみたいと思う。

巻末にオススメ書評メルマガ&書評ブログが示されている。自分のこの書評ブログも載せていただいている。これらの一覧をググレばよいと示されているが、案外こういうのは面倒くささから、自分で検索してみないもの。各ブログの説明が載っているわけではないので、なおさら。ということで、この本のテーマがアライアンス(同盟)なので、まずはできることからアライアンスを実践しようということで、以下全リストをリンク付で示しておく。

まずは、オススメ書評メルマガから。
  1. 2nd-stage.jp|平成・進化論
  2. ビジネス選書&サマリー
  3. エンジニアがビジネス書を斬る!〜経営・営業・自己啓発なら〜
  4. 毎日3分読書革命!土井英司のビジネスブックマラソン - まぐまぐ!
  5. ビジネス書の書評:知識をチカラに!ビジネス誌・テレビ メルマガブログ
次は、オススメ書評ブログから。
  1. シゴタノ! - 仕事を楽しくする研究日誌
  2. 404 Blog Not Found
  3. 俺と100冊の成功本
  4. 鹿田尚樹の「読むが価値」【ビジネスブック・ミシュラン】
  5. Makeup Life! メイクアップ・ライフ!
  6. ほぼ日blog〜25歳経理マンの読書とグルメ日記〜
  7. Business Bible Readers
  8. オンライン書評図書館 -Blue Sky Horizon-
  9. そろそろ本気になって勉強してみようか。
  10. 自己投資のための書評サイト
  11. ☆1日1歩☆ 〜1年経てば365歩前へ〜
  12. 「継続は力なり」を実践している書評
  13. あなたの人生が勇気に満ち溢れる555冊の多読成功術
  14. 【自己研磨ブログ】大森陽介の「成功へのアウトプット!」
  15. 蟻の目 鳥の目 俺の目 輝く時
  16. 佐倉ごるふの「あくまで前向き 2009」
  17. 山といえば川
  18. 早起きサラリーマンのワクワク読書日記
  19. 大志は現実化する!
  20. なんでも経理的『効率化』読書と仕事術
  21. 読書ノススメ〜読書とは「読んだら書く」〜
  22. joshiben(女子勉)-働く女性のためのビジネス書の書評ブログ
  23. さむらいコピーライティング道
  24. ★まいにち楽読(らくどく)★ 〜TMstarの読書ブログ〜
  25. マインドマップ的読書感想文
  26. 活かす読書
以上のように、合計31リンクが巻末に示されている。(13番のブログ名は、書籍では、『悩める25歳平凡会社員の「多読」成功術』となっているが、最近ブログ主であるhiroさんが、250冊書評達成につき、ブログタイトルが変更になっている。また、早川ノブさんの『Business Bible Readers』は、残念ながら更新が停止されている。)

こうしてみると、31人中19人とお会いしているので、リストの約60%の方と面識があることになるついこないだまでまったく考えられなかったことだよなぁ。そもそも自分のブログが本に取り上げられるということも。

そうそう、忘れてはいけない、著者の平野さんのブログは以下。こちらも要チェック

平野さん、本当にありがとうございました本を読みながら、セミナーでの爆笑トークっプリの平野さんの声を脳内で再生しながら読みました(笑)セミナーでお会いしたことのある著者の本は、やはり声が脳内再生され、そして絶対書かれていることを実践してみようと思えてきます



【たまには編集後記】

たまには編集後記なるものを示してみる。

応用情報技術者試験の勉強のため、書評をなかなか更新できず、約17日ぶりに書評を更新したが、日々自分の中にある読書をしたい、書きたいという衝動が募っていくのが分かった。読み書きするということは、日常生活から切り離せないものとなっているようだ。ということで、今回は自分のブログも取り上げられた殿堂入り本なので、かなり濃く示した。いつもの3倍は工数がかかっている。

そうそう、今日は応用情報技術者試験だったが、手ごたえはそれなりにあった。書評を一時凍結した甲斐があったというもの。過去問とまったく同じ問題もいくつか出て、もらった天下一武道会で天津飯が四身の拳を使って、上空に飛び上がった孫悟空を狙い打つときの境地)という感じだった(笑)。しかし、まったく数値、答えも同じ問題を見事間違えた・・・。まぁ、そんなこともある・・・。

この本で495冊目。500冊まであと5冊。後5冊は本当に濃い本を取り上げる予定なので、次の更新はいつになるか分からない。それでも、さすがにゴールデンウィーク中には500冊達成の見込み。



がんばらないで成果を出す37の法則ーアライアンス人間関係術ー
がんばらないで成果を出す37の法則ーアライアンス人間関係術ー

読むべき人:
  • 20代、30代の成功したい人
  • がんばりすぎて疲弊気味の人
  • オススメメルマガ、書評が気になる人
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April 15, 2009

【雑感】ブログ開設3周年!!

本日、2009年4月15日が、この書評ブログを開設してからちょうど3年経過した日になります。つまり、3周年ということになります日数的には1096日間続けてきたことになります。

書評ブログに限らず、ブログ界全体を見ても、3年続けばそれなりに長く続いている部類に入ると思います。今では各種RSSリーダーの登録者数の合計が200名を超えております。嬉しい限りです。

完全に自分の記録的に始めたブログですが、定期購読読者がつくのは嬉しいものです。

思い起こせば、3年前の今日、最初の投稿を以下のように更新しました。

そして、最初の書評が以下になります。

不安の力 (集英社文庫)不安の力 (集英社文庫)
著者:五木 寛之
販売元:集英社
発売日:2005-07-15
おすすめ度:4.0
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書評ブログにおいて最初に書評する本、というのは割りと感慨深いものがあります。このブログを始めた当時、これを取り上げなければならなかった理由がありました。そして、同じくその日、2番目に以下を取り上げました。

希望学 (中公新書ラクレ)希望学 (中公新書ラクレ)
著者:玄田 有史
販売元:中央公論新社
発売日:2006-04
おすすめ度:3.0
クチコミを見る
なぜこの流れであったのかは、500冊達成の暁に示しておこうかと思います。

本当は3周年にあわせて500冊を達成したかったのですが、タイミング的なものが合わず、無理そうです。500冊達成はゴールデンウィークごろになる見込みです。

3年の間に色々なことがあり、この書評ブログを続けてきたのですが、3年前の自分と今の自分を比較すると、かなり成長したのだという自負はあります。それだけのことはたぶんやり遂げたと思いますので。

細かいことなどは、500冊達成後にいろいろとまとめ記事を更新する予定です。

続けることに意味があると思って、これからも地道に自分のペースで更新し続けます

これからもよろしくお願いいたします

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April 12, 2009

【お知らせ】83年会ロゴマーク変更

[mixi] 83年会のロゴマークが変更になりました。

83Wings

まだ確定ではないですが、これが一番よいと思います。
Wingが(・∀・)イイ!!

作成者は83年会創始者のhiroさん。うーむ、自分は83年会の副管理人なんですが、最近あまり役に立っておらず・・・

せめて宣伝をしておきましょう。次回第5回83年会は4月18日です。フォトリーディングの勉強会となります。自分は資格試験前日なので、今回はちょっとパスします

今ではコミュニティメンバーも20人を超えております。ここからもっと発展していけばなと思います。

自分もこのブログのロゴマークを作ろうかなと思ったりしました

応用情報技術者試験のある19日までの完全なつなぎ記事ですが・・・。

というか、応用情報技術者の参考書が分厚すぎて軽く500ページ以上あってなかなか読み進められず・・・。

やさしい応用情報技術者講座 2009年版 やさしい講座シリーズやさしい応用情報技術者講座 2009年版 やさしい講座シリーズ
著者:高橋 麻奈
販売元:ソフトバンククリエイティブ
発売日:2008-11-29
クチコミを見る

通称麻奈本。大学時代に読んだ『やさしいC』と『やさしいJava』にはお世話になったので、応用情報技術者もこれでなんとかなるといいなぁと・・・。

やさしいC 第3版 [やさしいシリーズ]
やさしいC 第3版 [やさしいシリーズ]

やさしいJava 第3版 (やさしいシリーズ)
やさしいJava 第3版 (やさしいシリーズ)

受験日まであと1週間なので、そろそろ総仕上げをしなければなりません。もちろん、参考の勉強本は、『暗示で500%能力を引き出す勉強法』で、モテている自分を想像しながら(・∀・)ニヤニヤしながら勉強しております(笑)

19日以降に書評を再開するので、今しばらくお待ちください

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April 08, 2009

【セミナーレポート】第1回歴史学講義@自分未来塾

最近書評は一時凍結しておりますが、セミナーレポートはちょっと例外的に更新します。

本日(あぁ、もう日付が変わってますが・・・。)は、ジョブウェブ(就職活動サイト ジョブウェブ)主催の自分未来塾【歴史学】の第1回の講義がありました。

もう即効で定時帰宅しました今日はたまたまそこまで仕事が忙しくなかったのがラッキーでした

もう内容はいろいろありすぎてこの記事には詳細を書けません続きを読む


April 05, 2009

【ネタ記事】 『ワークライフ“アンバランス”の仕事力』@築地朝食会

本日は、朝から築地で寿司を食べてきましたよ

築地の寿司

周りのブロガーがみんな参加している、築地朝食会というものです。今回は、想定外のネタ記事もあります

(・∀・)ニヤニヤ続きを読む


April 04, 2009

【雑感】評価軸とタグとランキング

まずは以下のリンク先を見て欲しい。

なぜか、87位にこのブログがランクインしている名だたる有名ブログに紛れ込んで

RSSリーダー登録者数とはてブ総数を見ても、どう考えてもランクインするような数値ではない。何かの間違いじゃないかと思って、評価尺度を確認すると、【部門別ランキングについて】で、以下のように示されている。
TopHatenarでは、はてなブックマークのエントリーにユーザが付与している「タグ」の情報を収集し、ブロガーごとに獲得タグ数を集計することによって「部門別ランキング」を生成しています。 また、タグの類似性を随時評価しており、相関が高いと判断されたタグについては、1つの部門に統合しています。
つまり、自分の記事のはてブに付けられているタグの総数がそれなりに多い、ということだろう。

これは何を意味するかというと、それだけ自分のブログの多様性というものが、はてブをしてくれている人に評価されているということになる。ここの総数が少ないと、絶対に100位以内にはランクインしないだろう。

さらにこのブログを分析してみると、以下のような結果に。

どうも、このブログは、かなり上位にいるのではないかなと思う。全体で4911 位 / 157789 人 で上位3.15%に位置しているし。

3年近く更新し続けてきた甲斐があったなと思った。

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April 02, 2009

【お知らせ】参加イベントとかセミナーとか一時凍結とか

いろいろとお知らせです。

まずは、セミナーのご案内。

ワークライフ“アンバランス”の仕事力』の著者である、姉さんこと田島弓子さんの女性限定セミナーがあります。

詳細は以下です。

読書ノススメ〜読書とは「読んだら書く」〜 申込受付開始『ワクワークショップ Vol.03 田島弓子氏に学ぶ「ワークライフ マネジメント」』

女性限定ということなので、男である自分は参加できず・・・。
竹原さんも苦渋の決断で、男の女装参加はダメらしいです(笑)

女装して参加してネタ記事を更新すれば、過去最高の爆笑を誘えるはずと脳内妄想してしまった自分は、相当重症です・・・。

(´Д⊂ モウダメポ

さすがに女装してまでネタ記事を更新していては、人として何か大切なものを失ってしまいかねません・・・。

セミナーはダメなので、以下の朝食会に参加して姉さんと再会したいと思います。

[mixi] 築地朝食会 | <満員御礼>4月5日(日)『アンバランスの仕事力』築地朝食会

女性優先なので、完全に自分はアウェーの参戦です。『クオリア立国論』で、茂木氏が『アウェーの場に出て勝負をすることが大切なのです。』と示されているので、今こそそれを実践するときです

参加者の皆様、朝食会も初めてなので、お手柔らかに!!



あと、個人的なことですが、4月19日に応用情報技術者試験を受験するので、それまで必死で勉強しなければなりません。そのため、ほぼ完全にその日を過ぎるまで書評を凍結します。イベントレポートやネタ記事は気まぐれで更新するかもです。

500冊目前で凍結は結構苦渋の決断ですが、軽い本を読んで500冊到達、としたくはないので、思い切って凍結します。

500冊到達は、ブログ開設3周年記念の15日までに達成したかったのですが、それは難しそうです。

とういうことで、いろいろとご了承ください。

(・∀・)

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教養脳を磨く!

教養脳を磨く!
教養脳を磨く!

キーワード:
 茂木健一郎 / 林望、教養、ケンブリッジ、対談、総合知
脳科学者と国文学者の教養についての鼎談本。以下のような目次となっている。
  1. 序章 教養という可能無限(茂木健一郎)
  2. 第1章 ケンブリッジ式「教養脳」の磨き方
  3. 第2章 古典が育てる「教養脳」
  4. 第3章 「教養脳」的に古典を読んでみる
  5. 第4章 日本の「教養脳」を磨こう!
  6. 終章 汲めども尽きず(林望)
(目次から抜粋)
現代では教養というものが形骸化されてきているが、この世界を生きるうえでのコモンセンス、つまり教養が必要であるということを示していかなければならない、と茂木氏は考えられているようだ。そして、国文学者で書誌学が専門の林氏と対談しながら、イギリス、特にケンブリッジ大学の教養的な風土、平安時代の国文学の話、古典、科学を引き合いにしながら教養についていろいろと示されている。

この本で494冊目。対談本なので、そこまで深いことが書いてあるわけではない。しかし、教養を考える上で、押さえておいたほうがよいことがいくつか示されていたので、そこを重点的に考察しておく。

まずは脳科学者、茂木氏の教養観は以下のように示されている。
 「教養」とは、一生をかけて必死になって醸成していくべきものである。何が起こるかわからない人生において、生きる上での道しるべを与えてくれるものである。それは、万人にとって必要なもの。決して、机に座って本を読むことによってのみ身につくものではない。私たちが生きる上で時々刻々経験すること。その細やかなひだの中から、次第に醸成されてやがて血肉になるのが、教養である。
(pp.2-3)
教養は、難しい古典的な本を読むだけではなく、生きていく上で経験することからも学ぶことができるようだ。しかし、それは一朝一夕では決して身につかず、軽々しく教養がある、とは言えないものだろう。それは、以下の部分にも通じる。
 教養を身につけているとは、すなわち、自分がどれくらいものを知らないかということを自覚しているということである。それでいて、決して投げやりになはならないということである。未知なものに対して、積極的に、かつ真摯に向き合う。そのような態度を身につけていることが、教養、すなわちコモンセンスなのである。
 (pp.6)
教養の定義は、人によってかなり違ってくる。そのため、これが絶対的なものである、という定義はないのだろう。茂木氏の場合は、『無知の知』が教養の基礎になるようだ。

そして、特に重要なのが、以下の部分。
 教養を考える上でもう一つ大事な点がある。すなわち、「広さ」だけでなく、「深さ」が大切だということである。この点においても、昨今の日本の状況には嘆かざるを得ない。
 実際的な意味で役に立つこと、わかりやすいことばかりがもて囃されている。少しでも難しいことだと、「私には関係ない」「私には無理だ」と拒絶する。それでいて開き直る。そのような姿勢で生きていては、ここで言う「教養」など身につかない。何よりも生きていく上で自分自身の可能性を活かしきることができない。もったいない。
 この世には、今の自分にはあずかり知り得ないような、凄いものがある。そのようなことに対する予感を抱くことこそが、教養というものの本質的な意義の一つである。自分の慣れ親しんだ日常の中にこもって井の中の蛙になってしまっていては、教養の天空のさわやかな空気をのびのびと吸うことはできない。
(pp.7)
より良く生きるために、そして自分の可能性を広げるために、教養が必要なのだ、ということだろう。そのときは、一点特化するのではなく、広く、深くの両方を目指さなければいけないようだ。そう考えると、どう考えても5年10年程度では、教養を身につけようとしても大したものは身に付けられない、ということになる。やはり一生かけて醸成させていく必要があるのだと分かった。

終章で、同じようなことを林氏が主張している。
 この複雑で不条理な人間の営為は単純な分析によっては解明されない。もっと広い見渡し、もっと透徹した考察、全体を総合して考える力が必要だと思うのである。
(pp.182)
これらを読んで、もう多様性を目指すことに迷いはない。21世紀は旧世紀のように単純な世界ではなく、複雑系である。その不条理さを孕む世の中をよりよく生きるために、総合的な知見を持ち、考える力を養っていかなければならないようだ。その走りが、やはり多様な本を読むことなのだ、と自分の中に結論付けた。

この本は新刊で、教養を身につける重要性を考えていたときに、電車の中の広告でこの本を知った。続けて教養に関する本を読んできたので、よい傾向だなと思った。

対談本なので、読みやすいし、ところどころに(笑)という記号も多くある。ケンブリッジ大学の図書館は独特の雰囲気で、中国哲学が専門のパンクロッカーの格好をした権威がいるとか、ケンブリッジのアカデミックな空気は日本とは大違いであるとか、和歌の本質的な詠み方など、とても興味深く読めた。

教養など役に立たない、という考えは浅薄で、そのような態度では、本質的に世界を知ることはできない。自分は世界を体系的に理解したい。だから、もっともっといろんなことを知りたい。そして、常に『無知の知』を基本とする謙虚で真摯的な態度でありたい。

林氏の本は、以下もお薦め。

教養脳を磨く!
教養脳を磨く!

読むべき人:
  • 教養について考えている人
  • イギリスが好きな人
  • 分かりやすいものばかり求めている人
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April 01, 2009

【ネタ記事】入社1年目を勝ち抜く必読書10冊!!

昨日で3月も終わりです。私にとっては、社会人になってほぼ丸3年が経過した、という日でもあります。

そして、4月1日から新社会人になる人にとっては、社会人ライフ、ビジネスライフが始まる記念すべき日となります。

さて、このネタ記事は、新社会人になる人のために書きました。私が社会人1年目を迎えるときに知りたかったことを、自分の社会人3年の経験と読書経験から示しておこうと思います。内容は以下です。

入社1年目を勝ち抜く必読書10冊!!

構成は以下のようになっております。
  1. 入社1年目は精神論が1番重要
  2. 入社1年目キャリア突き抜けモデル
  3. 入社1年目必読書10冊
最初に入社1年目がいかに重要な時期であるかを示し、その1年目をうまく勝ち抜けるために必要な本を10冊示します。

まじめなネタ記事なので、これから期待と不安で胸いっぱいで社会人を迎える人は、ぜひ読んでいただけると嬉しく思います続きを読む