March 2011

March 30, 2011

絶対はずせない!新TOEICテストにでる順英熟語

絶対はずせない!新TOEICテストにでる順英熟語
絶対はずせない!新TOEICテストにでる順英熟語

キーワード:
 河上源一、TOEIC、熟語、ループ処理、修行
TOEICによくでる熟語が収録された本。以下のような目次となっている。
  1. Part1 TOEICテスト全レベル最頻出熟語・会話表現でる順240
  2. Part2 TOEICテスト470点レベル頻出熟語・会話表現でる順240
  3. Part3 TOEICテスト600点レベル頻出熟語・会話表現でる順240
  4. Part4 TOEICテスト730点レベル頻出熟語・会話表現でる順240
  5. Part5 TOEICテスト860点レベル頻出熟語・会話表現でる順240
  6. APPENDIX  TOEICテストによくでるビジネススピーチ、ビジネスレター表現集
(目次から抜粋)
でる順英単語の次は、やはりでる順英熟語でしょうということで、本書。

基本的なコンセプトはでる順英単語と同じで、模擬試験から抽出した14000語の熟語のよく出る上位1200語が収録されている。そして、本書によれば、『熟語を制する者こそ、TOEICを制する』と示されている。本書によればその理由は、1つはリスニングで熟語がよく出てくることと、2つ目は全体的にパラフレーズ(言い換え表現)が多様で、そこに熟語が使われるからとある。

本書の内容は、目次のように各章ごとに難易度が上がっていく。860点レベルの熟語はあまり見かけないものが多い。

構成としては、熟語とその意味が赤文字で示されている。さらにでる順英単語と違う部分は、すべて完全な文が示されていることだ。でる順英単語は複合名詞のみで、文が載っていないものがある。しかし、本書は熟語1つにつき最低1文、多いもので3つ載っている。

本書の使い方は基本的にでる順英単語の記事で示したものと同じなので、そちらを参考にしてほしい。どちらかというと、単語を覚えるよりも熟語を覚えるほうが難しかったと思う。なぜなら、熟語は知っている単語で構成されていても、それが熟語となったとき、単語から想像もできないような意味になるものが少なからずあるからだ。

例えば以下の例文。
Could I take a rain check? I am so tired.
(次回に誘っていただけますか。とても疲れているんです)

(pp.274)
この熟語の解説によると、rain checkは「雨天順延券」のことで、この熟語は誘いを断るときの決まり文句らしい。このことを知らないと、誰かレディを誘ったときに、こう言われて、そのレディが天気でも調べるのか?とりあえず誘いはおkってことか!?と勘違いすることになる(笑)。まぁ、TOEICではそんな状況の問題は出ないと思うけど。

また、単語の暗記は、単語と意味さえ紐付けておけばなんとか暗記できるものが多いが、熟語は文章で覚えないと覚えにくい。さらに、熟語独特の構文の使い方があるので、単に意味を知っているだけではPart5の品詞選択問題で、正解を選択できなかったりする。なので、熟語だけは文章で使い方も覚えたほうがよい。

基本的にでる順英熟語も徹底的な反復トレーニングが必要で、文章で覚えるには音読をするか、音声教材を使用するのがよい。自分はこのでる順英熟語のCDも別に買った。

声に出して覚えるTOEICテストにでる順英熟語 CD版声に出して覚えるTOEICテストにでる順英熟語 CD版
販売元:中経出版
(2006-12)
販売元:Amazon.co.jp

このCDは5枚組みで、熟語、その意味の日本語、熟語の全例文を英語で読むという内容となっている。各CDは24トラックで大体60分の収録内容となっている。理想はこの音声CDに合わせてシャドーイングして徹底的に音読することだが、1回転するのに5時間はかかってしまう。

自分は音読するのを断念したので、変わりになるべく多くCDを聞くようにした。iPodにも入れて通勤時にも聞いたし、さらに1日の中でプラス15分リスニング時間を捻出するために、以下の防水プレーヤーも買った。

Twinbird 充電式防水CDプレーヤーCDザバディ AV-J189STwinbird 充電式防水CDプレーヤーCDザバディ AV-J189S
販売元:ツインバード

販売元:Amazon.co.jp

これはすぐれもので、1回の充電で毎日30分くらい使用しても1週間は持つ。さらに、USBメモリ対応なので、CD音源をMP3に変換して大量に音声教材を取り込んでおける。これを使ってでる順英熟語の音声やその他のTOEICリスニング教材を入れて、毎日風呂の中で聞いていた。

とはいえ、シャワーを出しっぱなしにしているとクリアには聞こえないし、風呂中にずっと集中しているわけでもない。さらにでる順英熟語のCDの内容に関しては、文章はそれなりに面白いものもあるが、音声に抑揚があまりなく、淡々と続くので、あまりじっくり聞いていたいものではない。ずっと聞いていると飽きるし。そのため、聞き流している感じだけど、それでもまったく聞かないよりも大分効果があったと思う。

もちろん聞き流しているだけではだめなので、週1回はじっくりと音声と熟語の意味、文を付き合わせる地道な作業が必要になる。また、速読の要領で回転数を上げることも重要。自分はでる順英単語よりもこっちを多く繰り返したと思う。熟語のほうがぜんぜん覚えられてなくて。大体40回転はやったのかな。今でも後ろのほうの熟語は全然覚えていないけど(笑)。

TOEICを受験した直後にこの本をパラパラとめくっていると、出てた出てた(でも覚えてなくて意味が分からなかった(笑))というのが結構あった。なので、信頼性は高いと思う。熟語に関しては、本当にこれ1冊だけやればいいと思う。860点レベルの熟語もそんなに本試験に出るほうじゃないし。

熟語も徹底的に繰り返すしかないので、この本とCDで修行しよう。



絶対はずせない!新TOEICテストにでる順英熟語
絶対はずせない!新TOEICテストにでる順英熟語
著者:河上 源一
販売元:中経出版
(2008-03)
販売元:Amazon.co.jp

読むべき人:
  • 熟語が苦手な人
  • リスニングで点数が伸び悩んでいる人
  • 音声CDで精神修行したい人
Amazon.co.jpで『TOEIC 熟語』の他の本を見る

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March 29, 2011

新TOEICテストにでる順英単語

新TOEICテストにでる順英単語―これだけ覚えれば860点突破!
新TOEICテストにでる順英単語―これだけ覚えれば860点突破!

キーワード:
 河上源一、TOEIC、単語帳、ループ処理、修行
TOEICでよく出る単語が約3000語収録されている本。目次は単にでる順でPart1から6に分けられているだけで特に得るものがないので、本書のコンセプトを簡単に紹介しておこうと思う。

本書は、TOEICでよく出る単語を以下のコンセプトで収録しているようだ。
  1. 見出し語を、頻度順に
  2. 単語の意味を、よく使われる順に
  3. 単語の用例を、よく使われる形で簡潔に
そして3060語を収録し、約500単語ずつPart1〜6(TOEICのPartとは非対応のただの章)にしたものが本書となる。

本試験の問題を持ち帰ることができないので、単語の選定は、公式問題集や日本だけではなく、イギリス、アメリカまで出版されている模擬試験問題から20万語をチェックし、そこから統計分析して選定されているようだ。

各単語に2,3個の意味が赤字で示されており、赤い透明なシートで隠せるようになっている。すべての単語に完全な文で例文が載っているわけではなく、複合名詞だけのものもある。後ろの章になるにつれてその傾向が強くなる。

まず、この単語本の価値を一言で言うと、TOEIC860点までならこれ1冊を完璧にすれば大丈夫!! っていうくらい割りと信頼性が高い。860点とタイトルにあるのは誇大広告ではない。すでに使っているけど、全然点数に反映されていないなら、明らかにトレーニング不足と言わざるを得ない。

では、この本をどう使うか?を示したいと思う。基本的な使い方は、以下のTOEIC勉強本に示されているので、詳細はこの本を参考にしてほしいと思う。とはいえ、自分なりの使い方もちゃんと示しておこう。

一言で示すと、でる順英単語は100回転は繰り返せ!!ということになる。

STEP1:1回転目で知らない単語を洗い出す

まず、一番最初に重要なことは、本書に示されている単語で、知っているものと知らない単語を洗い出すことだ。最初の1回転目は赤いシートを使いながらでよいので、単語の意味を隠し、3秒以内に意味が出てこないものを単語の横にある□にチェックを入れる。

チェックすべきものの判定基準は、見たことある単語でもすぐに意味を思い浮かべられないものと、片方の単語の意味しか知らないもの、例えばaddress(251番)だと名詞の「住所」はすぐに出てくるけど、「演説」や動詞として「宛名を書く、講演する」という意味が出てこないものなどとすればよいと思う。

そして、どれほど自分が単語を知っていて、知らないかを一旦把握するとよい。

STEP2:3回転ほどは単語と例文、複合名詞をじっくり読み込む

知らない単語のチェックを洗い出した後の3〜5回転目くらいは、チェックしてないもの(すでに知っている単語)も含めてすべての単語と例文を一つ一つじっくりと読み込んでいけばよいと思う。そのときに赤いシートを使うのもよいかと思う。自分は完全にしおりとしてしか使わなかったけど。

1日15分ほど費やしてもだいたい1回転するのに2週間くらいかかるかもしれない。

STEP3:チェックした単語のみを速読で15分で1回転を何度も繰り返す

単語を長期的に記憶にとどめる唯一にして絶対的な方法は、短い期間で圧倒的に単語に触れる回数を増やすことに他ならない。1ヶ月に同じ単語を2,3回しか見ないよりも、1週間に5回見たほうが確実に記憶に残る。なので、でる順英単語の1回転するスピードをぐっと上げて回転数を上げることが重要。

具体的にはチェックをつけた知らない単語のみを対象に、単語とその赤文字で示された意味のみを速読トレーニングの要領でチェックしていくこと。単語数にもよるけど、自分はだいたいこの方法で1回転するのに15分くらいで完了できる。

そのときのコツは、ストップウォッチで時間を計って、記録していくことと、激しいロック調の曲を聞きながらスピード感をつけること。さらには、バトル漫画の主人公が修行して強くなるイメージを持つこと(笑)。精神と時の部屋で修行する孫悟空でもハンターハンターのネテロ会長の感謝の正拳突き1日1万回をイメージするのでもよいwww

STEP4:後は徹底的に回転数を増やし、理想は100回転やる

特にSTEP3の方法で100回転はやれば、完璧に覚えられると思う。毎日1回転やるのが理想だけど、他の問題集をやったり気分が乗らなかったり、時間が取れなかったりで難しいときもあると思う。それでも最低週1回転はできるようになっておきたい。

正確な回転数の記録をつけていなかったので不明だが、最低でも30回転くらいはやったと思う。回転数を上げないとどうしても本書のPart6に出てくるような出現率が低い単語は頭に残らないので。

どちらかというと単語は赤いシートを使ってゆっくりとしたペースで暗記するよりも、何十回も目にする、チェックすることで自然と頭に残す、というのがストレスなく覚えられると思う。

なぜなら、がんばって10回転くらい暗記してテストに臨んでもぜんぜん点数に反映されないし、1ヶ月たったくらいにまた覚えるかなと思って単語をチェックすると、全然覚えてなくて愕然として自分はアフォなのではないか!?と思い悩んでしまうから(笑)

単語を覚えるには、短い期間でどれだけ回転数を上げられるかが肝になってくる。なので、チェックする単語集、単語帳は絶対に絞ったほうがよい。DUOなども効率がよいのだけど、DUOは全部覚えてもせいぜい730点程度までしか到達できないと思う。860点程度を狙うならこれだけに絞って100回転やったほうが確実だと思う。もちろん、900点以上だと、これだけでは少々心ともない。その場合は他のレベルの高い単語本やネット上の英文記事を読みつつ、地道に単語を辞書で調べるといったトレーニングが必要だと思う。

リーディングで点数が停滞しだしたら、間違いなく語彙力がボトルネックになっていると思って間違いない。自分も800点前半で1年停滞してしまった。そのときは、本書のPart6部分のものはあんまり覚えられていなかったと思う。それから徹底的に単語を覚えるようにした。そしたらなんとか壁を超えて、リーディング400点の壁も超えられ、合計で900点も超えられた。単語記憶トレーニングだけは、人間の記憶力に限界があるので、早い段階から地道にやらないとどうにもならない。本当にバトル漫画に出てくるような修行のような感じとなる。点数アップするまで徹底的にループ処理で繰り返せるかどうかが鍵になる。

必死の修行をちゃんとこなせば、リーディングで時間が余るほどストレスなく読めるようになり、ある種の達成感、感動を覚えるようになる。それこそがトレーニング、修行の醍醐味でもある。



新TOEICテストにでる順英単語―これだけ覚えれば860点突破!
新TOEICテストにでる順英単語―これだけ覚えれば860点突破!
著者:河上 源一
販売元:中経出版
(2008-01)
販売元:Amazon.co.jp

読むべき人:
  • 効率よく単語を覚えたい人
  • TOEIC用の単語を1冊絞りたい人
  • バトル漫画のような修行をしたい人
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March 28, 2011

日本人のためのフェイスブック入門

日本人のためのフェイスブック入門 (Forest2545Shinsyo 29)
日本人のためのフェイスブック入門 (Forest2545Shinsyo 29)

キーワード:
 松宮義仁、facebook、入門書、いいね!、影響力
facebookの入門書。以下のような目次となっている。
  1. プロローグ 新しいメディア「フェイスブック」とは?
  2. 第1章 アメリカ人とは違う日本人にとってのフェイスブック
  3. 第2章 人生を変える!友達を1000人つくる方法
  4. 第3章 フェイスブックを使ってビジネスで儲ける具体的な方法
  5. 第4章 フェイスブックライフを快適にすごすための「マナー」&「プライバシー保護」
  6. 特別付録1 フェイスブックを100倍楽しく便利化するTips
  7. 特別付録2 可能性を感じるファンページ
(目次から抜粋)
タイトルにある『日本人のための』というのは、日本人が特に気にする実名登録やプライバシーに関してより他の本よりも詳しく示してあるという意図らしい。全体的には、facebookの基本的な機能の説明が示されている。

とくになるほどと思った部分を列挙しておく。
  • 「いいね!」ボタンをワンクリックするだけで、自分のページへのリンクを獲得できるしくみがある
  • 「ファンページを専門分野ごとにつくって、情報を発信していけばいいじゃん!」
  • 「友達申請は名刺交換」のようなもの
  • 「いいね!」というのは、リンクだけでなく、口コミ発生のボタンも兼ねている
  • 「『いいね!』を押してもらいたかったら、先に『いいね!』を押す」
  • 「最新情報」は、友達になっている人の中で、最新の発言順に並んでいるニュースフィード
  • 「ハイライト」とは、フェイスブック側のアルゴリズムで、普段からよく関係している人を優先して表示するニュースフィード
  • 「人間性」の部分を個人アカウントでおぎなって、「専門性」をファンページでアピールしていく
  • 「ウォールがツイッター、ノートがブログ」
  • フェイスブックは、ビジネスの場面では、今後は「名刺」や「履歴書」代わりに使われていくことも予想される
発売が今年の1月なので、この時点では「ファンページ」と言われていたが、最近では「facebookページ」と呼ばれているので、その部分を読み替える必要がある。

まだfacebookを始めて1週間ちょっとしか経ってない状況なので、この本に示されている基本的なことが結構分かりやすかった。特にfacebookにおける「いいね!」の概念がよくわかっていなかったので、そういうことだったのか!!と思った。著者曰く、「いいね!」は自分自身のfacebook内での影響力を発揮するための肝になるらしい。

逆にfacebookをある程度使いこなしている人にとってはあまり新しく得るものが少ないかもしれない。どちらかというと著者はビジネスに利用することを目的としており、いかに集客をして自分の影響力を大きくするかに主眼が置かれている。そういうビジネスくささに違和感を覚える人には合わないかもしれない。

とりあえず1週間使ってみての所感としては、Twitterよりも静的であるが、ブログよりも動的なイメージで、Twitterとブログのいいとこどりなソーシャルネットワークサービスがfacebookなのではないかと思った。

Twitterだと書き込んだつぶやきはTLに流れていって、あまり蓄積感がなく、即物的なイメージがある。その分瞬発力というか、即効性、情報の伝達度は早いかもしれない。たまたまTL上に流れてくるものをキャッチすればだけど。そのため、自分は人のつぶやきをリストやRSSに登録して常にウォッチするという使い方はしていない。

ブログはどちらかというと、日付とカテゴリで記事を蓄積していくイメージ。どちらかというと思考のとりまとめや一定のテーマで長文を書き続けていく感じで、コミュニケーションツールとしてはあまり向いていない気がする。ブログにコメントを残すのと、Twitter、facebookでメッセージ、コメントをやり取りするのとはかなり意識が違う。ブログはどちらかというと相手の家の敷居をまたぐイメージ。

facebookはTwitterとブログの両方の特性を併せ持っている感じで、流れていってよい部分はウォールに書き込み、そうじゃない部分はノートに書き込める。それでいてコメント、メッセージをやり取りできるのは基本的に友達承認したユーザーだけなので、Twitterほど自由すぎない。

ここ1週間の利用で、facebookは本当に人間関係を構築するために作られたシステムだと実感した。自分自身はたぶん、Twitterはただの日常生活のちょっとした思索、気付いたこと、思ったことを気軽に情報発信するツールとして使い、ブログは読書による日々の思索の積み重ねを書き、facebookはより人とのつながりや、自分自身はどういう人間であるかを示すために使うことになるのだと思った。

まぁ、そんなこんなで、完全に英語だけで日々更新しているので、もしよかったら友達申請どうぞ。全員例外なく受け入れ予定です。まぁ、英語だけで更新しているからなかなか自分から友達申請するのは気がひけるし、友達申請してくれる人も少ないだろうね(笑)。それでも初めて1週間でなんとか18人友達がいる。メールアドレスから一括友達申請したり自分からもっと申請すれば余裕で3桁は行くはずだけど・・・。

あとはこのブログに「いいね!」ボタンを設置するようにしないとね。それはなるべく早めに対応予定。



日本人のためのフェイスブック入門 (Forest2545Shinsyo 29)
日本人のためのフェイスブック入門 (Forest2545Shinsyo 29)
著者:松宮義仁
販売元:フォレスト出版
(2011-01-07)
販売元:Amazon.co.jp

読むべき人:
  • facebookを始めたばかりの人
  • 「いいね!」の概念がよく分からない人
  • ビジネスでfacebookを使いたい人
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March 27, 2011

蛇神の女王

蛇神の女王 - ベルガリアード物語〈2〉 (ハヤカワ文庫FT)
蛇神の女王 - ベルガリアード物語〈2〉 (ハヤカワ文庫FT)

キーワード:
 デイヴィッド・エディングス、ベルガリアード物語、王女、復讐、覚醒
ファンタジーSF小説、全5巻からなるベルガリアード物語の第2巻目。以下のようなあらすじとなっている。
強大な力を宿す宝石「珠」が奪われた!邪神トラクの腹心の弟子、魔術師ゼダーの仕業だ。「珠」がトラクに渡れば、世界が混沌に支配されてしまうのは必至。少年ガリオンはゼダーを追って、魔術師ベルガラスとポルガラに連れられ光の「予言」を実現する旅に出た。軽業師シルク、巨漢バラクなど信頼する仲間を得て、一行は西の諸王国を遍歴する…しかし、ゼダーがめぐらせたさまざまな奸計がついにガリオンを窮地に陥れる!
(カバーの裏から抜粋)
ベルガリアード物語の詳細については以下のWikipediaの記事を参照。1巻の『予言の守護者』は3年ほど前に読了していた。どうでもいいことだが、『賢者の図書館-予言の守護者』っていう文字列にどうしようもない中二病的な妄想を掻き立てられる魅力があるような気がする(笑)。自分のブログタイトルのことなんだけどね。

予言の守護者』から3年経って、『蛇神の女王』を最近になって読み始めたわけではない。確か2年ほど前には読み始めていたと思う。とはいえ、2巻だけでページ数が570もあるし、いまいち描写に入り込めなかったり他の本が気になったり、TOEIC修行で読み進める機会がだいぶなくなってしまった。いつしか読みかけ本を格納しておくダンボール箱に放置されてしまっていた。

震災後、あまりにもテレビやネットから受け取る負の情報を断ち切って、自分自身は普通の生活に戻すために、なるべく楽しい読書をしようと思って本書の続きを読み始めた。TOEIC後に何か長大な物語を読みたいというのもあったし。

物語の内容としては、一言でいうと、過保護に扱われていた主人公の少年が自分の持つ特殊能力に目覚めていくところが見所だった。魔術師としての能力に覚醒しつつある部分が多く描写されている。主人公、ガリオンが持つ能力を自分でコントロールできずにいろいろと苦悩する描写もある。

また、主人公の心に語りかけ、主人公の内に存在するもう一人の描写も多くなってきて、いよいよ物語が起承転結の『転』に向かうところで2巻が終わる感じだった。

表紙の赤髪の女の子は、トルネドラの王女で主人公、ガリオンと同じくらいの年、14,15歳で、好きで王女になっているわけでもなく、退屈な日々から抜け出すために王宮から逃走し、ガリオン一味と行動をともにしている。しかし、王女にはガリオンたちの旅の目的を果たすための宿命を背負っていたりする。

4000年以上も生き続けている主人公のおばさん(最高の魔術師)、ポルガラの魔術も前巻に比べて炸裂している印象も受けた。また神の召喚といった描写もあり、巻の後半になるにつれてだんだんと続きが気になってページが進むスピードが早くなっていった気がする。

1巻、2巻と読む時間が大分空いてしまって、多様な登場人物の状況を掴むのが若干難しく感じたが、そこは著者によって登場人物の魅力ある描写が多く書かれているので、なんとか把握することができた。

なるべく他の本とか途中に読まずに一気に読むのがよいかもしれない。しばらくはこのベルガリアード物語をメインに読書しようかな。ということで、第3巻『竜神の高僧』へ。



蛇神の女王 - ベルガリアード物語〈2〉 (ハヤカワ文庫FT)
蛇神の女王 - ベルガリアード物語〈2〉 (ハヤカワ文庫FT)
著者:デイヴィッド・エディングス
販売元:早川書房
(2005-03-24)
販売元:Amazon.co.jp

読むべき人:
  • ファンタジー小説が好きな人
  • 現実逃避して物語に没頭したい人
  • 秘められた自分の能力に覚醒しつつある人
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March 23, 2011

TOEIC TESTリーディングの鉄則

TOEIC TESTリーディングの鉄則
TOEIC TESTリーディングの鉄則

キーワード:
 中村澄子、TOEIC、リーディング、鉄則、トレーニング
TOEICのリーディング対策本。昨日取り上げた同著者の『リスニングの鉄則』よりも先に発売されていた本。目次は文法編、長文編、実践問題編の3章立てであとは各章に細かい内訳が示されているので、省略。

リスニングの鉄則』は今でも使えるわりと汎用的な内容なのに対して、リーディングの鉄則はそこまで汎用的ではないかなと思う。使える度で言うと、若干半減しているような印象を受ける。

初版発売が2007年2月ともう4年前のことなので、必ずしも今これをやる必要性はないと思う。示されている内容が現行のTOEICと若干ずれてきている部分が見受けられる。そもそもTOEICは出題傾向が微妙に変化するものなので、常に最新のちゃんと分析されている問題集に取り組むのが一番効率的。

文法編はTOEICに出ると思われる部分をポイントを絞って示されているので、全体像をつかむのにはよいと思われるが、収録されている問題数は絶対的に少ない。これだけでは足りないので、他の量をこなす問題集で補強する必要がある。

また、本書はPart6の対策が載っていない。曰くPart5の問題がパッセージに入っているだけで、その英文の一部をチェックするだけでよいからだと。しかし、実際はこれをやるとPart6で数問落とす可能性がかなり高くなる。現行のTOEICでは、空欄の前後だけを読んで回答を導けないものが少なからずある。なので、この記述部分は要注意。

第2章でPart7の鉄則が示されているので、これは全部示しておこう。
  1. 第1パラグラフを必ず読む
  2. 各パラグラフの1文目を読む
  3. 設問からキーワードを拾う
  4. 言い換えに注意する
  5. 写真を見るように情報を探す
  6. 「誰が誰に」を意識する
  7. NOT問題は設問がヒント
  8. ダブルパッセージ攻略法
Part7は人それぞれ解きやすい方法があるので、必ずしも上記の鉄則がよいとは思えない。特に1,2,5の鉄則は個人的にあまりやらないほうがいいと思う。何点を目指すかにもよるのだけど、読解問題において瑣末なテクニックなどあまり意味がないと思う。それよりも必要なのは、全文を正確に速く読めることだと思う。

テクニックにこだわりすぎると、正確さが犠牲になってあまり点数に反映されないということもありえる。少なくとも自分はPart6,7はテクニックだけではどうにもならないと実感した。それよりも単語と文法、文章構造の型を身につけて、ひたすら速く正確に読みこなすトレーニングをしたほうが結果的に近道だと思う。

少なくともTOEIC900点以上、もしくはリーディングで軽く400点以上取りたい場合は、Part6以降の問題文、設問両方を全文読んでも数分から5分以上余らせられないとね。全文読み込んで、さらに見直しができれば読み間違いとか勘違いがなくなって正答率がかなり高くなる。とはいえ、そこまでのレベルに到達するにはひたすら英文読み込みの修行あるのみだけどね。

第2章、第3章は現行の本試験よりも若干文章が長く、あまり見かけない単語も含まれている印象。特に実践問題の選択肢の文章もかなり長い。制限時間も設定されているが、全文読んでこの制限時間内に回答するのはかなり難しい。逆にこのレベルの文章量でかなり速く正確に読みこなせるようであれば、確実にリーディングが400点は超えられると思う。

なので、本書は第2章以降の鉄則を一つの解き方として参考にしつつ、読解のトレーニングとして使えばよいと思う。まったく役に立たないレベルの本ではないし。

また、言うまでもなく、1回転だけやっても記憶に残らないので、最低でも3回転くらいやるのがよいと思う。250ページ近くなので、気合を入れて1ヶ月で2,3回転が理想かな。

リーディングはリスニングに比べて点数が本当に上げにくいので、地道にトレーニングするしかないと思う。問題集だけ解いていても、ある程度の点数で伸び悩むからね。

また、同著者の本は以下もおススメ。勉強方法全般なら、『TOEIC TEST 3カ月で高得点を出す人の共通点』が全体的によいと思う。

しばらくはTOEIC対策本を取り上げていく予定。また、合間に他の本も取り上げるよ。



TOEIC TESTリーディングの鉄則
TOEIC TESTリーディングの鉄則
著者:中村 澄子
販売元:講談社インターナショナル
(2007-02-14)
販売元:Amazon.co.jp

読むべき人:
  • リーディングの解き方を知りたい人
  • 効率よくリーディング対策をしたい人
  • 難しめのPart7対策をやりたい人
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March 22, 2011

TOEIC TEST リスニングの鉄則

TOEIC TEST リスニングの鉄則
TOEIC TEST リスニングの鉄則

キーワード:
 中村澄子、TOEIC、リスニング、鉄則、先読み
TOEICのリスニング対策本。目次は鉄則編と模擬テスト編の2部構成になっており、細かい内訳は各鉄則が示されているので省略。

本書は、TOEICのリスニングにおける効率の良い解き方と得点アップのコツが示されている。それが鉄則として示されている。リスニングの基本を身につけるには優れた良書だと思う。

特に勉強になった鉄則のタイトルを一部列挙しておく。
  • パート1鉄則6:同じ音や似たトリックに注意する
  • パート2鉄則1:会話が自然に流れるものを選ぶ
  • パート3鉄則1:設問文と選択肢の先読みが命
  • パート3鉄則2:おおまかに設問と会話の順番は同じ
  • パート4鉄則2:パート3ができればパート4もできる
  • パート4鉄則5:よく出るストーリーを把握する
まぁ、こんなところかな。

この本を初めてやったのはTOEICの合計が600点前半、リスニングがよくて350点くらいのときだった。それまでTOEICのリスニング対策本をやったことがなかったので、これはとても勉強になった。

鉄則の内容は一部TOEICのバイブル本、通称キム本と似たようなものが多いけど、本書のほうがより分かりやすいかなと思う。そしてリスニングの鉄則を一通り1回転実施した後の回のTOEICでは、リスニングがちょうど100点アップした(2009年の10月の回の325点から11月の435点に)。

これはこの本で先読みの極意を習得したからだと言える。今まで何となくパート3,4を解いていたけど、どうも解き方がよくなくてミスを連発していた。しかし、この本に示されている先読みのテクニックをきっちりおさえたところ、文章で聞こえるようになって、テスト中に聞こえる!!と一人で驚嘆していた(笑)

テクニックだけではあまり意味がないかもしれないけど、それでもこの先読みのリズムがうまくいくかどうかで、経験的にリスニングで50点くらい点数が違ってくる。 でもまぁ、リスニングが満点近くの実力になると、先読みなんかしなくても1回聞いた後に設問を読んでも問題なく解けたりするけどね。

この本に収録されている音声スピードは本試験よりも若干速いと示されている。確かにこの本が発売した2009年から2010年前半くらいまではこの本のほうが速かったと思われる。

しかし、最近、2010年後半、特に直近の2011年1月の回はパート3,4とも文章量が増えて、それに伴って音声スピードも速くなっている印象を受けた。まだ一部の問題だけだが、この本のスピードとあまり変わらなくなってきていると思う。なので、最低限本書のスピードに慣れておく必要があると思う。

本書自体はページ数が200ページ前後なので、わりとすぐに1回転できる。1回転やっただけではダメなので、この本の音声を丸暗記するくらい繰り返し聞いたほうがよいと思う。特にこの本の模試部分で100問中80問正解できるくらいになると、リスニングで最低でも400点は超えられるはず。うまく先読みがはまれば450点は見込めると思う。

リスニングが伸び悩んだら一度本書で基本事項をおさえたらよいと思う。

ちなみに、2月に社内のTOEICがあったのだけど、880点(L:445, R:435)と1月の公開テストの955点(L:490, R:465)から大分下がっていた・・・。まぁ、ちょっと体調的なコンディションが万全じゃなかったし、聞いたことない英国人女性の音声があったからということにしておこうwww



TOEIC TEST リスニングの鉄則
TOEIC TEST リスニングの鉄則
著者:中村澄子
販売元:講談社インターナショナル
(2009-07-08)
販売元:Amazon.co.jp

読むべき人:
  • リスニングが苦手な人
  • 先読みテクニックを身につけたい人
  • 効率よくリスニングの点数を上げたい人
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March 21, 2011

facebookを100倍活用する本

facebookを100倍活用する本 (アスペクトムック)
facebookを100倍活用する本 (アスペクトムック)

キーワード:
 アスペクト、facebook、ムック、入門書、始めました
最近発売されたfacebook入門のムック本。以下のような目次となっている。
  1. Chapter1 世界最大のSNS「Facebook」とは?
  2. Chapter2 Facebookを始めよう!
  3. Chapter3 Facebookの楽しみ方
  4. Chapter4 さらにネットワークを広げよう!
  5. Chapter5 モバイルでFacebookにアクセス!
  6. Chapter6 Facebookアプリを活用する
  7. Chapter7 Facebook上級テクニック
(目次から抜粋)
今日からfacebook始めました。

時代はfacebook!!、映画「ソーシャルネットワーク」も見たし、自分の回りでもやっている人が多いし、TOEIC終わったらアカウント登録してみると半年前から宣言していたので、そろそろやるにはよいタイミングということで、始めてみた。

始めるに当たって参考にしたのはこのムック本。980円で安く、フルカラーの100ページでアカウント作成といったわりと基本的なところから示されているので本屋で買ってみた。西新宿のブックファーストで買ったが、理工系本の売れ筋で1位か2位だった。

まぁ、この本の内容を書評するというよりも、facebookを始める時に何をしたかといったことや、どういう風に使っていくかを示しておきたいと思う。

以下始めるまで、そして始めた直後にやったことのリスト。
  • 実際にfacebookをやっている人の感覚的な話を聞いてどんなものか知る
  • 本屋に行ってfacebook本を3冊ほど購入(このムック1冊、他新書2冊)
  • ムック本を参照しながらアカウントを実名で作成
  • 所属組織も含めてプロフィールを英語で設定
  • プライバシーの設定
  • 83年会のページで「いいね!」を押してみる(83年会)
  • 「Smart Tweets」というアプリをインストールしてTwitterの投稿を反映できるように設定
  • Androidスマートフォンにfacebook公式アプリをインストールしてスマフォでも使えるように設定
  • firefoxにfacebook toolbarをインストール(Firefox アドオン - Facebook Toolbar | Mozilla Japan)
  • 適当に極少数の友達を申請(笑)
一応facebook以外にも日記ブログとかこのブログとかTwitterもやっているので、4刀流ということになる(笑)。なので、今回始めたfacebookをどう使っていくかを考える必要がある。現時点で考えているのは以下の目的、ポリシーとしている。
  • 実名登録で、所属組織まで含めて完全にオープンでやる
  • 友達申請は基本的に全員受け付ける
  • 英語のライティングスキルのトレーニングを兼ねて英語で日記をつけていく
  • 海外進出に向けてなるべく外人の友達を意識的に増やして交流する
  • 単純にリアルでの知り合いのつながりを増やす
まぁ、こんなところか。基本的にこの読書ブログは本のレビュー、感想を示し、Twitterはブログに書くまでもないことをつぶやいたり、日記ブログは映画レビューとか雑感を書いておき、facebookはイベント管理やつながり、そしてグローバル展開用の道具として使おうと思う。

TOEICで900点超えた後、そこで英語の勉強を終わりにするのではなく、ここがある意味英語を真に使いこなすためのスタートラインでもあるので、このまま勉強を続ける動機付けになればいいかなと思う。自分が必要な、もしくはほしい英語能力は最終的にはスピーキングよりもライティングであるので、日記程度から英文を書いていこうと思う。

まぁ、Twitterの投稿は日本語で、それがfacebookにも反映されているからバイリンガル設定にはなっているけど。あ、あとなぜかfacebookの言語設定でJavaとかSQLとかVBAといったプログラミング言語まで選択できるからついでに選択しておいた(笑)

あとは実名登録じゃないとアカウント削除されるというのもあるし、基本実名で。別に匿名である必要性はもうないかなと思うし、そろそろ実名でいろいろと活動していったほうがいいころかなというのもあって、実名にしてある。ネットとリアルのギャップを少しずつ埋めて、徐々にリンクさせていこうかなと。

また、実名にすることで、匿名とどう違うのか、どういう影響があるのかを確認しておきたいというのもある。よほど変なことを書かなければ炎上したりはしないだろうし。その分発言や書き込みには気をつけないとだけど。

これからfacebookライフを楽しむ予定〜☆

Just started facebook!!
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Thank you for your attention.



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読むべき人:
  • facebookをはじめようと思う人
  • facebook本がたくさんあって迷う人
  • Masterと友達になりたい人(笑)
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March 20, 2011

【追悼記事】苦難を考えるための3冊

先日発生した東日本大震災により、多くの方が亡くなられました。このたびは、深く追悼の意を表明するとともに、亡くなられた方々のご冥福を心よりお祈り申し上げます。

始めにご報告しておきますと、僕は都内に住んでおりますので、まったくの無事です。地震当時は仕事中で、若干の恐怖を感じましたが、そこまで大きな被害はないだろうと思っておりました。しかし、その後避難しつつワンセグを通して東北地方に大きな津波が押し寄せて、街を破壊しているのを見るにつれて、これはただごとではないことを実感し始めました。

そして、3月11日の金曜日は徒歩で4時間半ほどかけてなんとか帰宅できました。その後連日テレビを通して被災地の映像を見続けていると、多くの方々が亡くなられている現実を目の当たりにしました。

未曾有の大災害、日本の危機、国難などと連日報道されており、ただでさえわりと人よりも感受性が強いほうで、さらには歩きすぎたことによる慢性的な足の痛み、日常飲んでいるステロイドの精神的な副作用、余震による不安もあり、何度も何度も被災地の壊滅的な映像を見続けていると、内側から生きていく活力が損なわれていくような気がしました。地震発生からの1週間はわりと気が気ではなく、精神的に不安定でありました。

3月13日に予定していたTOEICも全国で中止となり、最終決戦としてトレーニングしていただけに、不完全燃焼に終わった気がしました。そういうこともあって、なんだか震災直後からぽっかり穴が開いたように無気力さに襲われておりました。

普通に仕事をしたり、人に会ったりしてだんだん精神的なバランスを戻しつつ、健全に思考ができるようになってきたとき、この未曾有の大災害時に自分に何かできることはないかと思案してみるものの、ただただ被災地や福島原発のテレビの映像を見つつ祈ることしかできないのかと、途方に暮れておりました。

被災していない素人の自分が救援に行ったりすることは足手まといだし、原発に関してもデマに流されずに正しい情報を得ることに努めるしかできず、自分のできないことに目を向けると自分の無力さを実感するだけになりました。

地震発生時からいつになく注視していたTwitter経由で流れてくる情報は不確かなものも多かったのですが、被災していない自分たちができることが多くの人によって示されており、勇気付けられました。そして、できない多くのことに目を向けすぎて途方に暮れるよりも、自分のできる些細なことをしっかりやろうという心の持ちようを抱くことができました。

まずは被災していない自分ができることをしようということで、節電をし、コンビニ、スーパーなどで不必要に買占めに走らない、なるべく外食で近所の飲食店を助けるなどといったことを意識的にやり、さらには雀の涙ほどの寄付をしました。

それで自分のできることはすべてやった、あとはプロに任せて自分は日常を取り戻しつつ、できることを維持するだけだと思いました。しかし、本当にそれだけが自分ができることか?と考えたところ、まだ微力ながら間接的にできることがあるような気がしました。それはやはりこのブログのように、必要としている人に必要な本を共有することなのではないか?と思いました。

ということで、どん底に叩き落されて目の前が真っ暗になるというような状況を過去に経験し、その当時僕がすがるように読んだ本3冊を示しておきたいと思います。

ブッダ全12巻漫画文庫
ブッダ全12巻漫画文庫

書評記事は以下です。

手塚治虫の脚色が半分以上含まれている作品ですが、不条理な目にあいながらも生きていくことの本質が描かれている気がします。仏教的な宗教くささは控えめなので、どんな信仰を持つ人でもわりとすんなり受け入れられるものだと思います。僕はこの作品を、医者に完全に健康体に戻ることは難しいと宣告された後、入院中のベッドの上で粛々と読みました。

なぜ私だけが苦しむのか―現代のヨブ記 (岩波現代文庫)
なぜ私だけが苦しむのか―現代のヨブ記 (岩波現代文庫)
ある程度時間が経過し、被災された方が精神的に余裕を感じられるようになったときにぜひ読んでいただけたらと思う1冊です。今回のような自然災害は特定の誰かが悪いわけでもなく、「どうして自分たちがこんな目に・・・」とやり場のない怒りや悲しみを抱かれていることと思われます。この本がそれらの問い対する一つの考え方が示されているような気がします。もちろん万人が納得のいく解が示されているわけではありません。それでも、降りかかってきた不条理な苦難について、考え続けるためのヒントになる良書と自信をもってお薦めできる1冊でもあります。

人間の絆 上巻 (新潮文庫 モ 5-11)
人間の絆 上巻 (新潮文庫 モ 5-11)
先日TOEICで目標点に到達し、達成感と喜びにあふれておりましたが、どんなに日々がんばって努力したとしても、今回のような災害に巻き込まれて死んでしまえば何の意味もない、そしてがんばって生きていくことの無意味さを眼前に突きつけられたような気がして、失望感いっぱいになっておりました。それでも歩みを止めず、限りある自分の人生の意義、すなわち『人生の意味とは何か?』について一度深く考えてみたい場合に、この作品はよいと思われます。この物語は被災された方だけでなく、あまり影響を受けなかった方もぜひ読んでいただけたらと思います。

もちろん、今被災された方がこれらを読む余裕がないことは想像に難しくありません。家族を失ったり、住む場所も流されたりしているような危機的状況で、悲しみに打ちひしがれたり絶望感いっぱいで、生きていくことの不条理さに嘆かれているところを想像すると、とても胸が痛みます。それでも、ある程度時間が経過し、現実を受け止められる余裕が少しでも出てきたころに読まれると、何とか前を向いて健全に生きていくヒントが得られるのではないかと思い、参考にしていただけたらと思います。
苦しみが残していったものを味わえ!苦難も過ぎ去ってしまえば甘い。
ゲーテ (ゲーテ格言集)
苦難を乗り越えることは容易ではありません。僕も個人的な苦難を完全に乗り越えられたわけでもなく、現在進行形で対応中の部分もあります。それでもいつかは「甘い」と言える日がやってくるといいですね。

結局のところ、僕には書き続けることしかできず、そのためにもこのブログを更新していく次第であります。また、他にも自分のできることを鋭意実行し、被災地や原発で活動されている方々の無事と危機回避、そして日本復興を日々祈るばかりです。