April 2012

April 16, 2012

【レポート】第35回ハタモク 社会人版トライアル

先週の水曜日(4月11日)に第35回ハタモク 社会人版トライアルというものに参加しました。参加中、参加した後に感じたもの、考えをここに示しておきたいと思います。

そもそもこのハタモクとは何かというと、以下のように働く目的を考えようというイベントとなります。

ネーミング
⇒「ハタモク」(働くことの目的を持つ)

ハタモクの信念
⇒働くことの意味や目的が持てれば、仕事を通した生き方が変わる

ハタモクのミッション
(目的をもってイキイキ働き幸せになる人が、社会に増えるために)
⇒社会に出る前に、働くことの意味や目的を考えることを、日本の常識とする
本家のページは以下です。今年の1月から過去2回参加していて、今回3回目となります。初めて参加した時のレポートは以下です。通常版のハタモクは、学生と社会人が同じ目線で語り合うというものですが、今回はトライアルとして社会人のみ、それも28歳から40歳くらいの年代に絞られたようです。いつもと違ったハタモク、そして定期的に自分の働く目的を再考してみたいと思っていたので、今回も参加してみました。

ハタモクの実施形態は、1グループ4,5人が輪になってあるテーマに関して、それぞれ1人7分ほど言いたいことを語るというものです。今回は以下の3つのテーマとなりました。
  1. ジブンガタリ・・・小さいころ、どんな子供だった?今までの人生でつらかったことは?など
  2. モヤモヤガタリ・・・日々感じている会社・仕事のモヤモヤや違和感って?いま、どんなキャリアを創っていきたいと思っているの?など
  3. ハタモクガタリ・・・働くうえでの「ワクワクエンジン」や「持ち味、強み」ってなんだろう?そもそも、なぜ、何のために働いていると思う?など
それぞれのテーマについて、グループメンバーで意見交換する感じです。

本記事では、各セッションに関して自分が語ったこと、語り切れなかったこと、ハタモク終了後に考えたことなどをここにまとめておきたいと思います。



1.ジブンガタリ:夢の変遷

セッション1のジブンガタリでは、普段あまり人に語ったことのない、子供のころからの将来の夢の変遷を語ってみました。結論から示すと、以下のような変遷がありました。
  1. 保育所時代(4歳くらい):アイスクリーム屋
  2. 小学生:サッカー選手
  3. 中二病!?時代:ゲームクリエイター
  4. 高校生:ゲームクリエイター?
  5. 大学生:はて何になりたいのだろ・・・?
子供のころのほうが、より明確だった気がします。4歳のころのアイスクリーム屋になりたいというのは、文字が書けるようになったときごろに、ただ単にアイスが好きだったからというもので、深い意味は多分ないです(笑)。

小学生のころのサッカー選手は、単に部活でサッカーをやっていて、周りがみんなそう言っているからとりあえず合わせておこうという、主体性のない夢でした。そして、中学生に入って、当時FF7が発売された時期と重なり、どっぷりゲーム浸りになり、そこからゲーム作りたいと割と真面目に思っておりました。

しかし、高校生になって、いろいろと勉強しつつ、ゲームクリエイター目指して専門学校に行こうと思っていたのだけど、実際に専門学校に見学に行ったとき違和感を覚えました。そこからゲーム作りの道は違うのかなと思って、そのまま真面目に受験勉強し、大学進学のコースに切り替えました。そうは言っても、受験勉強中はどこに向かっていくべきかがよく分からなくなって思い悩み、結局センター試験のしくじり具合とか自分の興味関心、私立に行く金がない、浪人したくないということもあり、IT専門の学部のある地方公立大学に落ち着きました。

大学生になったはなったで、はて、これでよかったのだろうか?といろいろと思い悩みました。1年生の時からCプログラミングをやるような学部で、2年後期には研究室配属といろいろとITの専門性を追求した教育システムであったので、それはそれで今振り返ってみるとよかったのですが、同時に専門バカになってしまって社会に出て通用しなくなるのではないか?という危機感もありました。そこから必死で大学の図書館に籠ったりして専門外の本も大量に読むようになりました。

読めば読むほどに分からなくなっていき、結局大学生のころには将来やりたいことなど何もないのではないかと不安でいっぱいでした。それでも、大学で学んだことを直接活かしたいという意識はあったので、結局今の仕事、システムエンジニアに成り行きでなった感があります。なので、今もこれは本当に自分の仕事としてやりたいことか?働く意義を感じているか?を自問自答している状況でもあります。

それぞれの年代で描いていた夢に共通することは、その時その時自分がやっていたことや好きだったこととなります。このセッションの中での結論としては、大人になるにつれてより現実を意識しすぎているなということになりました。

そんな感じのセッション1、ジブンガタリでした。

2.モヤモヤガタリ:会社の良いところ、悪いところ

2セッション目は、お手伝いに来ておられた女子学生も参加されて、その方からの質問で、『会社の良いところ、悪いところはどんな感じですか?』とあり、その答えに絡めて自分の仕事でのモヤモヤを示しておきます。

まずは悪いところというか、微妙だなと思っているところは、必ずしも自分のやりたいことができるわけではないということですね。第1志望の会社に入れましたが、すぐに自分がやりたいと思っていた技術領域であったり、がりがりとプログラミングで開発ができるプロジェクトにアサインされるわけではなく、まったく関心がない仕事で我慢しなくてはいけない部分もありました。ここはもう会社員であるうえ、しかも下っ端なのだからしょうがない部分があります。何とかやりたいことをやるには、成果を出して評価されて、自分で勝ち取っていくしかないのだなと最近気づきました。

また、評価も半分は運で微妙だなと思っています。一応外資系なので、実力主義で年功序列ではないですが、評価のファクターが必ずしも絶対公平ではないし、儲かっているプロジェクトでかつ上司に気に入られるかどうかが評価の分かれ目なので、こればかり自分がどんなに努力してもどうにもならない部分があります。しかし、運も実力のうちと思っておけば、それも仕方ないし、半分運だとしても、もう半分の自分の実力の部分はちゃんとValue発揮できているの?と問われると、まだまだだなと思うので、精進あるのみです。

良いところは、周りが確実に自分より優秀な人しかいないような環境で働けていることです。最初の組織としてここで働けているのは、ある意味運がよかったし、今後のキャリア形成にもプラスに作用しているなと思います。厳しい部分もありますが、若いときから会社の独特の仕事のスタイル、コンピテンシー(行動特性)を叩き込まれたのはよかったと思います。

あと、優秀な同期は多様性があり、転職していってもずっと関係が続いていることでしょうか。たぶん同期たちとは一生関係が続く人もいるかなと思います。そういう、自分より優秀な人がいる環境でいろいろと学べたり、人間関係が築けるのはよいと思います。ずっとこの会社にいるとは思いませんが(笑)。

3.ハタモクガタリ:自分にとっての働く目的

前回のレポートでは、働く目的は、お金、生活のため、その次に自己の成長のため、そして社会貢献であると示しました。しかし、社会貢献まで自分なりに実感しているかというと、微妙に違うのではないかと思っておりました。そこで、今回このハタモクに参加した意図として、自分が今感じている働く目的を語ってみたいと思っておりました。

現時点で自信を持って語れる働く目的は、『自分がどこまで成長できるか試してみたいから』というものがあります。これは大学生のころからそのように感じていました。学生時代に必死で勉強して、そこから自分が得た技術、知識、行動特性でどこまで成長できるのかを挑戦してみたいと思っていました。もっと分かりやすく言い換えると、どこまで出世できるのか?年収をどこまで高められるのか?というものでした。

今でもその感覚はそれほどずれてはおりませんが、それでも丸6年仕事を経験してみて、お金だけが働く目的ではないなという部分も実感しつつあります。そういう部分を大事にしつつ、それでも広義の意味で『自分がどこまで成長できるか?』に挑戦し続けたいと思います。

まぁ、最初の6年で自分の仕事のできなさというか、実力のなさを嫌というほど思い知らされましたが、1万時間の経験年数を経て、ようやくプラトー(停滞期間)を脱した次の成長曲線に移行できたのだと思っております。

そして、そもそもなぜ成長したいと望むのか?を自分なりに分析してみると、昔からゲームや漫画が好きだったことから、主人公がレベルアップして必殺技を覚えていって、強くなっていくのが好きだったからというのがある気がします。そして、それが強み分析のストレングスファインダーでも『最上志向』として現れている気がします。だから人よりも努力することに躊躇もなく、チャレンジングな環境で今も働いているのかもしれません。たまにしんどいけど(笑)。

まだまだこの働く目的は確定的ではないので、もっと詰めていきたいところです。理想は『7つの習慣』にあった、自分のミッションステートメントを確立することとなり、それを見出すためのきっかけとして、今後もハタモクに継続参加していこうと思っております。ミッションステートメントがきっちり定義できたら、自分の働く目的、あえて命名するなら『Myハタモク ver.1.0』が確立できることになりますので、日々思索を重ねていきたいと思います。



ハタモクに参加すると、いろいろな人の意見を聞けるのがよいです。そこで聞いたり、言いたいことを言ってスッキリしたり(もしくは新たなモヤモヤを得たり)、楽しかった、で終わるのも悪くはありませんが、参加時に語ったこと、参加後に考えたことなどをブログなどに記録として残しておくのがよいのではないかと思いました。思考プロセス、その日その日の自分の考えたことを残しておくと、後で振り返るときに便利だし、書くことでより深く考えられるという利点があると思います。

facebookならノートアプリで残しておくのがいいのではないかなと思います。書くことが病的に好きな自分のように、この記事の約4,500字まで書く必要はありませんが(笑)。3行くらいでも十分だと思います。

今年1年はなるべくハタモクに参加して自分なりの働く意義、目的を練っていこうと思います。ハタモクに参加するのは、ある意味出稽古に行くような感覚に近いです。参加後にまた日々いろいろと思索をし、またハタモクで語って次のステップに行くというサイクルを回す感じです。なので、継続参加したほうがより働く目的を洗練させることができるような気がします。

次回ハタモクは5月19日(土)のようです。僕も参加予定です。働く目的を考えてみたい学生、社会人の方はぜひ参加を

(追記)
次回の社会人枠はすでに埋まった模様です。参加したい方はまた次の機会にぜひ。

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April 15, 2012

【雑感】ブログ6周年記念

今日は情報処理技術者試験試験の日で、僕はデータベーススペシャリスト試験を受験しました。受験地は立教大学で、春の大学キャンパスのフレッシュな気分と共に受験しましたが、午後橘簑蠅濃間配分をしくじって微妙感いっぱいです・・・。午前兇漏攵 午後兇漏笋伐鬚韻燭里任垢・・・。

それはさておき、今日4月15日はちょうどブログ開設6周年記念日となります。丸6年経過し、7年目に突入となりました。

このブログの最初の投稿は以下となります。

当初設定したコンセプトの通り、アフィリエイトで稼ぐという意識よりも、自分の読書記録をつけるというものでした。これは、大学生の3年生のころ、2004年ごろから別のlivedoorブログを始めていたときから、雑記帳、日記と合わせて見た映画とか読書記録もつけていたことがきっかけで、そこから社会人になったたら読書記録のみを独立したブログで更新していこうと思っていました。

そして、読書記録をつけるという意図から、このブログのドメインはbookdiraryと設定しました。

しかし、2006年に社会人になったばかりのときに、いろいろと不幸が降りかかってきた中でのスタートとなり、結果的にポジティブなスターとなりませんでした。その経緯については、以下の記事のように書きました。ブログタイトルは以下のように過去2回変更して、今に至ります。
  1. Type5w4のBook Diary
  2. オンライン書評図書館
  3. 賢者の図書館 (Under Construction)
最初のものは、そのまま読書日記を意識し、Type5w4というのは、エニアグラムという性格診断の9つあるタイプの分析、熟考タイプで、それが自分にぴったりだと思ってブログタイトルとしました。それから、2年くらい経って、何となくブログタイトルがしっくりこないということもあり、当時セミナーに通いだしてセルフブランディングを意識してオンライン書評図書館とつけました。2008年頃ですかね。それからときどき、ビジネス書に自分のブログが取り上げられたりもしました。

しかし、オンライン書評図書館も微妙にしっくりこないこともあり、500冊到達後、さらにしっくりくるタイトルにしたいと思い、2009年8月にブログタイトルを今のように変更しました。『賢者』というのはまぁ、ドラクエでいうと魔法使い×僧侶の上級職でもあり、堅実的にはそこまで知的ではありませんが、唯一絶対に譲れない理由があって、それは自分の名前が『賢(さとし)』であるからでもあります。なので、賢者と名乗ってもそれほど外れてはいないでしょうwまた真の意味での賢者になるべく、日々修行の記録をつける意識もありす。

そして、(Under Construction)と「工事中」という意味のフレーズをブログタイトルに含めているのは、決して完成しない、発展途上である、またはこのブログを建築中であるという意味を込めております。将来、この読書ブログをベースとしたリアルな私設図書館、もしくは小さな書店を具現化できたらなぁと妄想していたりもします。

来年で7周年となるので、2013年の4月後半くらいにでも記念パーティーでもやろうかなと思ったりします。いつまで続くかわかりませんし、微妙な更新頻度となったりしますが、今後とこも弊ブログをよろしくお願いします

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April 04, 2012

7つの習慣

7つの習慣―成功には原則があった!
7つの習慣―成功には原則があった!

キーワード:
 スティーブン・R・コヴィー、成功、パラダイム、原則、黄金律
世界中で2000万部は売れた王道自己啓発書。今回は目次は省略。

本書を買ったのは2007年の暮れで、それから4年以上読むこともなくずっと積読本棚に放置していた。今年に入り、何か原典的な自己啓発書を読んでみようと思い、本書を放置していることに気付いた。そして1月の半ばくらいから少しずつ3か月かけて読了した。

この本がいろんなところで絶賛され、あらゆる経営者やWeb上の人にお薦めされている理由がよく分かった。もうちょっと早く読んでおくべきだったなと思ったけど、社会人経験が浅すぎても感覚的に理解できなかったろう。また、読書レベルもそこまで高くなかったので、500ページ近くの分量を最後まで読みこなせなかった可能性があるので、今、このタイミングで読了できてよかったのだと思う。

簡単に本書の概要を示しておくと、著者はコンサルタントとしてさまざまな企業でリーダーシップ論などを講演する傍ら、アメリカ建国以来、『成功』に関するあらゆる文献を読み込んで調査するという研究をやっていた。そこから表面的なテクニックに終始する個性主義と誠意、謙虚、誠実、勤勉といった成功の黄金律とも呼べる人格主義的なものがあることが分かった。

そして真の成功とは、才能などに対する社会的な評価など表面的なものではなく、優れた人格を持つことととらえ、さらに習慣が私たちの生活に影響を及ぼしていることから、効果的に生きるための基礎的な原則を『7つの習慣』としてまとめたのが本書となる。

7つの習慣の内訳は以下となる。
  1. 主体性を発揮する
  2. 目的を持って始める
  3. 重要事項を優先する
  4. Win-Winを考える
  5. 理解してから理解される
  6. 相乗効果を発揮する
  7. 刃を研ぐ
これだけではあまり内容が理解しづらいと思うので、Wikipediaを参照。本書ではこれらの第1から3までの習慣がコンピュータの比喩表現として、プログラマーが挙げられていた。第4以降の例が載っていなかったので、自分なりに以下のように考えてみた。

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右側の※があるものが、著者のスティーブン氏の記述で、それ以下が自分が当てはめてみたものとなる。

まぁ、簡単に説明していくと、第1の習慣は自分の周りに起こることを受動的に受け止めるのではなく、自分で決めて問題解決を実践しようという内容。ここは別にプログラマーの例でなくてもいいのだろうけど、自分の主体的な役割として『あなたはプログラマーだ』と著者は比喩を使ったのだと思われる。

第2の習慣は、日々の忙しさに流されるまま生きていると、本当に大切なことを見失ってしまうので、自分の人生の目的、行動原則、教義、個人的な憲法(ミッション・ステートメント)などをきっちり決めようというもの。著者の比喩表現の『プログラムを書く』というのは、自分の人生の目的を決めること、となる。

第3の習慣は、多くの成功者は重要事項を優先するという原則に従っており、緊急度と重要度の時間管理マトリックスの緊急ではないが重要な部分を優先的に実践していくことが重要と示されている。その比喩表現として、第2の習慣で書いた『プログラムを実行する』と示されている。

第4の習慣はWin-Winという言葉からイメージしやすいように、どちらか一方がリターンを得るのではなく、それぞれの当事者が欲しい結果を得ることとなる。これが人間関係で重要で、著者のコンピュータの比喩表現に続き、『お客様と自分の望む成果を考える』と示した。最新技術を駆使したものを作りたいけど、それがお客様の利益になっていないのではダメだし、お客様の要件をすべて盛り込んでしまって結局赤字になってこちらの利益が出ないのでもダメだよねという話。

第5の習慣は、『まず相手を理解するように努めて、その後で、自分を理解してもらうようにしなさい』というのが人間関係の効果的なコミュニケーションに重要となるようだ。一方的な主張では理解されませんよ、ということだね。お仕事で言えば、お客様へのヒヤリングで微妙な回答が返ってきたとしたら、表面的な部分だけをとらえずに、それはどういう経緯によるものか?ということなどを理解したほうがいいよね、ということで『利害関係者の背景を把握する』とした。ちょっと微妙かもだけど。

第6の習慣は、他の習慣が身についたもの同士が問題解決にあたるときなどに、奇跡的な案や全く新しいものが生み出されるような、原則中心のリーダーシップの本質とある。この習慣で、プログラマーの比喩で一番ピンと来たのが『ペアプログラミングを実践する』となる。それぞれの持つ能力が足し算ではなく、掛け算のように相乗効果を発揮するのはまさにこれだと過去にペアプログラミングをやったことのある身としては実感する。

最後の第7の習慣は、肉体、社会・情緒、精神、知性という人間の4つの能力を研ぐ時間と示されている。定期的に運動したり、偉人の残した書物を読んだり、日記を書いたり家族とちゃんとコミュニケーションをとるということが大切と示されている。そのまま『読書、運動などで精神と肉体を鍛える』と示したけど、プログラマー的に言い換えれば、技術勉強を常に実践するとか、勉強会に出て仲間を見つけるとか、全然違う分野の本を読んで発想力を鍛えるとかになるのかなと。

まぁ、ここまで各習慣をざっと示してきたけど、自分が一番感銘を受けたというか、これは絶対やろうと思ったのが『第2の習慣:目的を持って始める』に含まれている『個人的なミッション・ステートメントを書く』となる。以下その部分を抜粋。
 主体的な人間として、人生の中で自分はどうありたいのか、何をしたいのかを表現することができる。これを文書にすることは、個人的なミッション・ステートメント、個人的な憲法を書くことである。
 ミッション・ステートメントは短期的に書けるものではない。深い反省、注意深い分析、入念な表現、そして多くの書き直しを経なければ、完成には至らない。本当に自分のものにするには、あるいはそれが自分の心の奥底の価値観と方向性を十分に表現できるまでは、数週間あるいは数か月を要するかもしれない。そして何度も復習を重ね、年月と共に理解が深まり、状況が変化していくに伴い、細かい修正を加えることが望ましいだろう。
 いずれにしても、基本的には、ミッション・ステートメントはあなたの憲法であり、しっかりとしたビジョンと価値観の表現である。自分の人生すべてを計る基準になるのである。
(pp.179-180)
これが今の自分には足りない。なので、今年中にコーチングを通してこれを確立しようとしているところ。なぜこれが必要かというと、自分自身の生き方に迷わなくて済むようにするため。迷わなくなって、これ!!と決められたら、Driveして自分のポテンシャルを十分に発揮できるはずだから。

本書は『ビジネス書を読んでもデキる人にはなれない 』には読んだほうがよい自己啓発書として『【携帯版】思考は現実化する』と一緒に示されていた。これは本当にその通りで、本書を読了後、他の自己啓発書は全く読む意味がなかった!!と思えるほど国士無双的な本。これだけを何度も繰り返して読めばよいのだと実感した。これは本書をちゃんと時間をかけて、かつ考えながら500ページ近くをひも解いた人にしか分からないだろう。自分は毎年1回はこれを読み返そうと思う。

微妙な自己啓発書を2冊以上買うくらいならこれ1冊で十分な内容。値段も2,039円とお買い得だし。この成功の原理原則の習慣を身につけられるまで、ずっと読み込んでいくだろう。それほどの良書というか、奥義書みたいなものだね。



7つの習慣―成功には原則があった!
7つの習慣―成功には原則があった!
著者:スティーブン・R. コヴィー
販売元:キングベアー出版
(1996-12)
販売元:Amazon.co.jp

読むべき人:
  • 微妙な自己啓発書を読みすぎている人
  • 自分の人生について考えたい人
  • 真の成功者となりたい人
Amazon.co.jpで『スティーブン・R. コヴィー』の他の本を見る

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April 01, 2012

【ネタ記事】新社会人へのエール

明日から新社会人になる人にとっては、期待と不安が入り混じった境地だと思われます。はてブ経由やその他ネット記事上で新社会人向けの記事が出始めており、それらを読んだ人も多いでしょう。このブログの読者でどれほど社会人となる人がいるか分かりませんが、自分なりに、そして自分にしか書けないだろうエールを示しておきたいと思います。

僕は明日から実質7年目に突入となります。6年前の今頃は、明日からどういう世界が待っているのか?と不安よりも期待が大きかったのを覚えております。地方の公立大学から必死で就活をがんばって、なんとか第一志望の外資系企業に内定を勝ち取れ、これからアグレッシブに仕事をしてキャリアの階段を駆け上がろうと思っていました。そして自分がどこまで通用するのかも試してみたいと希望を持っていました。

しかし、入社早々人生における不幸が想定外にいっぺんに降りかかってきて、軌道修正を強いられました。どうしてこんなことになったのだろうと思いつつ、なんとか9月入社月の同期(主に海外留学組)たちと新人研修を始められました。仕事を初めてからもポテンシャルを十分に発揮できず、苦闘しながらなんとか辞めずに今に至ります。当初想定していた成長スピードとは全然違い、自分の能力の足りなさを嫌というほど思い知らされて、出世は同期に比べて大分遅れてしまいました。そんな自分だからこそ、明日から社会人1年目を迎える皆様にぜひ伝えておきたいことがあります。

一番伝えておきたいことは、『入社1年目で人生の方向性、成長の可能性がほぼ確定する』ということです。どういうことかといいますと、1年目を全力で仕事に取組み、必死でやり切ったかどうかでその人の今後の到達可能点がほぼ決まります。もうちょっと分かりやすく言い換えると、どれだけ出世できるかがほぼ決まります。それらに関して、以前以下のような記事を書きました。

確かに、仕事だけが人生ではありません。そして出世することだけが仕事でもありません。出世もなく、収入も高くなくとも、やりがいのある仕事、意義のある仕事はたくさんあります。

しかし、将来的に自分なりに働く意義や目的、充実感を持って仕事に取り組めるかどうかも、この1年目をどう過ごしたかで決まってきます。これらの片鱗を1年目のうちに得られないと、特に成果も出せていないのに転職を繰り返していき、ステップアップにもならず、結果的に仕事が楽しくもなく、ただの苦行になってしまい、人生の貴重な時間を浪費してしまうことになるでしょう。

明日から研修を通して仕事が始まりますが、1年目から仕事がバリバリできる人はほとんどいないでしょう。たいていは雑用レベルのものから始まります。そしてミスも多く、失敗もたくさんするでしょう。入社前に想定していたやりたい仕事をできることもほとんどないでしょう。意義を見出せず、つまらない仕事だなと思うことも多いでしょう。同期のほうが面白そうな仕事をやっているなと思ったりもするでしょう。そのように思うことは仕方ありませんが、それでも自分に任された仕事は手抜きせずに全力でやりましょう。

なぜ全力で取り組むべきか?これはとても感覚的なもので、理屈ではありませんが、必死でやったほうが全然得るものが違ってきます。単純に自分の仕事の評価がよくなるということではなく、仕事に対する前向きな意識、お金以外の報酬というものが得られやすくなるのです。自分が必死で取り組んだ仕事が同僚やお客様の役に立った、という実感が一番の報酬でもあります。

そしてその結果からよりやりがいのある仕事が回ってきたり、自分なりに仕事の意義が見いだせ、仕事に対する意識がポジティブに螺旋階段を上がっていくような感覚になります。これが得られるかどうかが仕事がただの苦役になるか、それとも人生で意義のある充実したものになるかの境目になるのです。

この基礎を1年目のまっさらな時に刷り込めるかどうかにかかっているのです。これを遅くとも3年目までに得られないようであれば、その後の仕事観はネガティブなデフレスパイラルになっていくでしょう。あまり評価もされず、空虚でとてもしんどい日々を送ることになるでしょう。そこからポジティブなスパイラルに戻すのは至難です。簡単にはいきません。人の何倍も努力してやっと引き分けレベルに戻せるかどうかです。そういう回り道を無駄にしなくてもいいように、1年目を必死でがんばりましょう。

もちろん1年目が終わるころに仕事が面白いとか、意義のあることだと自信を持って言えるようになるのはなかなか難しいでしょう。そうなるためには、職種を大きく変えずに1万時間は経験を積む必要があります。1万時間働いてようやくプロフェッショナルとしての能力的な基礎、意識が芽生えてきます。そして仕事の意義も見いだせるようになっているでしょう。

1万時間は、1日10時間、年間240日働いても4年はかかります。僕は大体5年はかかりました。5年目が終わるころ、ようやく仕事はただの苦行でもなく、お金だけが報酬ではないのだと実感しました。それでもSE、システム開発業の基礎の基礎が分かっただけで、年次、クラスが上がっていくほどに仕事の難しさがあるのだとも実感しました。

1年目の稼働時間は、1日15時間、240日働いても3,600時間でしかありません。1年目の話と1万時間の話がどうつながるかというと、1年目をきっちりポジティブな境地で終われると、なんとか1万時間継続して働けるのです。そこをネガティブな状況で終えてしまうと、安易に転職したりして、同じ職種で1万時間の経験を積むことができなかったり、同じ職種でもネガティブな気持ちで1万時間到達しても、仕事の意義など見いだせないでしょう。

よって、今後、意義のある仕事、将来の野望を実現したい人は、1年目から勝負をかけてください。

もちろん、あまりにも労働環境が劣悪なブラックな場合や明らかに自分の興味関心、方向性と真逆の場合は、辞めて他に行くのがいいでしょう。仕事よりも心身の健康が一番大切です。しかし、環境はそこまで悪くはないけど、特に面白くもない仕事をしているなとか、たいして関心があるわけではないけど、特に他にやりたいことがないなぁと思ったり、向いているかどうかわからないけど最低限お金を稼いで生活していかなくてはという人は、その状況でも必死で1万時間目指して1年目をがんばっていってほしいと思います。必ずいつか、開眼のような境地がやってきます。

ここまでいろいろ示してきましたが、慢性的な不況下の日本で、世界の景気動向もあまりよいとは言えず、グローバル化がより進み、外国勢が日本に参入しやすくなっており、ビジネス環境、働き方もどんどん変わっていきます。未来など1年先でも誰も確かに分かりません。僕も自分が健全に仕事をやっていられるかどうかも分かりません。それでも、1年目に得られた仕事へのポジティブな意識の片鱗があれば、世の中がどうなってもなんとかなるだろうと楽観的にやっていけるでしょう〜

そういえば、今日はエイプリルフールだって
こまけぇこたぁいいんだよ!!ww(AA略

Enjoy Your Work Life And Good Luck

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