May 12, 2006

クオリア降臨


クオリア降臨

キーワード:
 クオリア、文学評論、脳科学、引用、博覧強記、教養
著者は、最近話題の脳科学者、茂木健一郎氏。

内容は文学界に連載されていた文学評論。評論方法は、印象批評とは違い、著者の読書体験、または経験知から始まる文学の科学的な評論である。そのため、あらゆる分野からの引用があり、それを根拠に自分の体験からの主張を展開させるというようなものである。

正直、今の自分には難解すぎた。以前に、著者の『「脳」整理法』や『脳と創造性 「この私」というクオリアへ』を読んで、知的刺激を受けてまたいろいろ著者の本を読みたいと思ったのでこれを手にとって見た。しかし、内容はあまりにも一般向けではないくらいに難しく感じた。より言い回し、文体が高尚になっていた。なによりも、著者の主張を裏付けるための比喩的引用があまりにも多岐にわたり、著者の教養としての総合知を見せ付けられる。そのため、どうしても章ごとの主題がつかみにくかった。せいぜい自分はこの本の3分の1も理解していない。理解するにはあと5年はかかりそうな気がしてくる。

この本はあまりにも書評しづらい。どういう内容か詳しく知りたい場合は、リンク先をたどってレビューでも見たほうがいいかもしれない。

もう少し自分の教養レベルが総合的に高くなったら、もう一度この本に挑戦してみようかと思う。そうすれば、きっと理解できるのかもしれない。

なんだか現代文の入試問題に使われそうな内容だった。

また、著者のブログもある。茂木健一郎 クオリア日記

読むべき人:
 茂木健一郎の著作は抑えておきたい、一味違った文学評論を味わいたい、自分の教養レベルを試してみたい、夏目漱石の作品を読破している



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コメント一覧

1. Posted by bf5   May 12, 2006 18:33

トラックバック、ありがとうございます。僕はこの本に「難解」という感想しか述べられませんでした。3分の1も理解していない、という記述に思わず、相槌を打ってしまいました。それ以下ですが、僕の理解度は。茂木氏、他の本の方が面白そうですね。参考にします。

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