May 13, 2006

Javaを独習する前に読む本


Javaを独習する前に読む本

キーワード:
 Java、プログラム初心者、入門書、概念的説明
2年半前くらいになんとなくJavaを学ぼうと思っていたとき、日経ソフトウェアという雑誌でこの本がよいと挙げられていたので買っていた本。実際にJavaを本格的に学ぶ必要性がなかったので半分くらい読んでしばらく放置していた・・・。また別の本でこの本の内容以上のことを学んでしまったのでそれ以上読まなかった。しかし、全く読まずに放置はもったいない気がしたし、状況が状況だし、また初心に帰って基本的なことから学ぼうと思ったので読んでみた。

内容は、プログラム初心者が始めてJavaを学習するときの取り掛かりとしての本となる。この本のはじめにでそういうことが書いてある。
本書はプログラミングの学び方をメインテーマとし、最初期から中級脱出までの筋道を大きな視点でもって浮かび上がらせます。普通の入門書がプログラミングという巨大な山の入り口あたりの案内役だとすれば、本書は読者を乗せてその山の中腹までをすべて俯瞰させるヘリコプターです。(pp.3)
著者自身認めているように、説明を大きく省いているところや、抽象的な概念にとどまっているところが多い。初心者にとってそれは分かりやすいが、逆にある程度理解している人にとっては疑問点ばかり沸いてくる。

プログラム的な内容は、実際に簡単なプログラムを作る過程を示し、クラス、オブジェクトを簡単に説明し、分岐、ループ程度で終わっている。その次に、OS、メモリなど内部構造的な話になり、最後はプログラミングの学習方法について述べられている。

今の自分が読むと、最初の2部は分かりきっていたことなのでさっさと読んだ。しかし、3部のプログラムの学習方法は参考になった。情報収集方法や書籍の選び方など、ある程度のレベルの人にも有益な部分が多いと思われる。書籍選びで、悪書を避ける方法として、
  • 読んだ人の意見を聞く
  • 店頭買いをしない
  • 著者で削除
とある。これはなるほどと思う。技術本は高い割りに内容の良し悪しがはっきり分かれることがあるので、こういうことを意識するのは重要だと思われる。

この本は随時扱っている内容に合わせて参考文献が多く載っている。本格的に学ぶにはこれらを読んでいったほうがよいと思われる。

読むべき人:
 Javaを簡単に学びたい、ポリモーフィズム、継承、カプセル化はとりあえず後回し、概要だけ学べればよい



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