June 03, 2006

今日からデジカメ写真がうまくなる


今日からデジカメ写真がうまくなる

キーワード:
 デジカメ、写真、入門書、写真の撮り方
写真家によるデジカメでの写真の撮り方入門書。著者のあとがき曰く、『軽くさらりと読むだけで、写真がうまくなる本。(pp.204)』という内容。

最近デジカメを新たに買ったので、読んでみた。

主な内容は、はじめに写真全般について解説してから、デジカメで使わなければならない5つの機能、機能や被写体ごとの撮り方のアドバイス、最後には写真の飾り方やデジカメ選びのポイントなどが解説されている。

デジカメを使いこなすときには、操作すべきところは限られているらしい。次の5つだけでよいようだ。
  1. 写真の明るさを変える「露出補正」
  2. 自然な光で写すための「ストロボの設定」
  3. 被写体の形をキレイに写す「ズーム」
  4. ピントが合わないときの対処方法
  5. 色を調整する「ホワイトバランス」
    (pp.60)
これらの機能の使い方が説明されている。

特に光の加減に気をつけることが重要らしい。何でもかんでもストロボをたけばよいわけではなく、そのシーンごとにあわせる必要があるようだ。また、EV補正機能というもので露出を加減すれば、よい色合いになったりするなど、知らないことばかり書いてあって勉強になった。

著者によれば、『よい写真』とは以下のようなものらしい。
ただ、私たちがいいと思う写真には、ひとつだけ共通した条件のようなものがあります。それは何かといいますと、いい写真は写真に写っていない何かを感じさせることができるということです。
(pp.13-14)
さらに、『うまい写真』にも言及している。
うまい写真とは、写っているのが何か、はっきりわかる写真のことです。言い方を換えると、写真を撮った人が何を撮りたかったか―がはっきりわかる写真ということです。
(pp.101)
このように言及されている。『よい写真』はどちらかというと見る人の価値観に影響されるものであるが、『うまい写真』はどちらかというと技術的なものとして言及されていて、だれでも撮れるもののようだ。なるほどと思った。

他にも、一眼レフとコンパクトデジカメの利点、欠点、画素数についてなども説明されていた。画素数は300万もあればA4プリントに十分耐えられるようで、そんなに高くなくてもよいらしい。でも、実際買うときになると、ついつい高いほうを選びがちになる・・・。

写真を趣味にしたかったので、とても勉強になった。自分のように写真の知識などあまりない人が読むには分かりやすくてよい本だと思った。

内容とはまったく関係ないけど、この新書はソフトバンク新書というもので、ソフトバンククリエイティブ株式会社から発行されているようだ。最近できた新書。新書ブームですな。

読むべき人:
 デジカメを最近買った人、写真の撮り方の基本が知りたい人、デジカメの選び方を知りたい人、うまい写真の撮り方を知りたい人



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トラックバック一覧

1. パナソニック デジタルカメラ DMC-FX30  [ デジカメ激安販売館 ]   June 23, 2007 19:14

パナソニック デジタルカメラ DMC-FX30 価格: 27,800円 販売元:...

2. デジカメ選びのコツ  [ 花名所めぐり ]   August 04, 2007 11:44

デジカメをこれから購入したいと思った時、何を基準に購入すればいいのか迷ったことはありますか? 予算にあわせて手ぶれ補正のついたデジカメをおススメします。

3. パナソニック デジカメ  [ 宇宙の瞳 ]   August 09, 2007 15:54

御自分の妊婦姿の写真は何枚も撮りましたか?思い出になるから撮っておいたほうが.....

コメント一覧

1. Posted by 35式   June 03, 2006 12:53

画像は後で修正すればイイやなんて不埒なことを考えている35式です。
といってもガンマ値とかコントラストとかを修正するだけだったりします。
今後は切り抜き画像のテクを習得したいと思っています。

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