June 05, 2006

一冊でつかむ日本史


一冊でつかむ日本史

キーワード:
 日本史、世界史、歴史哲学、文明
日本史を軸に、「文明」の発展を中心に一通り流れを押さえた内容となっている。そのため、瑣末なできことはほとんどかいていない。以下のような章立てとなっている。
  1. 歴史哲学によって文明の形をを知る
  2. 原始・古代の日本
  3. 中世の日本
  4. 近世の日本
  5. 近代・現代の日本
  6. 世界地図のなかの日本
  7. 東アジア世界のなかの日本
  8. 世界史のなかの日本
  9. 歴史哲学の今後の役割
歴史哲学というものは、歴史の大きな流れに目を向ける歴史研究のことらしい。そしてこの本で、歴史の流れで、日本はどのように発展してきたのかが書いてある。

近世までは、日本国内の家や共同体、政治などの構造を主になぞっている。また、それにあわせて、信仰や文化、生活様式なども一通り解説されている。構造図や絵などが多く入っているので、イメージしやすい。しかし、中には一見しただけで分かりにくい図がある。特に共同体の構成図とか。じっくり見ないと、構造が見えてこない。単にこういうテーマの図を自分が見慣れていないからだろうが・・・。

最後のほうに歴史哲学の目的が示されている。以下その部分を引用。
歴史哲学にはさまざまな手法があるが、私の歴史哲学の目的は、
「歴史を知ることによって、人間のすばらしさを再認識する」
ことにある。
(pp.198)
これが歴史を学ぶ意義につながるのだと思う。

正直、内容の全てを理解したわけではない。なによりも日本史はかなり苦手意識があったし、受験時代の暗記しなければという強迫観念に駆られてしまう。しかし、バカみたいに暗記することに何の意義もないと思うので、自分が興味を持って歴史を学んでいくうちに自然に知識を身に付けていく態度が望ましいんじゃないかと思う。だから、他の書籍などでまた同じような内容の本を読めばいいんだと思い込んでおく。

教養のための日本史の勉強。この本はそのきっかけになった。

読むべき人:
 日本史の勉強をやり直したい、文明、歴史の流れをつかみたい、受験で日本史がある人



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