June 11, 2006

ノーマン


ノーマン (1)
ノーマン (2)

キーワード:
 手塚治虫、SF作品、月、超能力、戦争、戦隊
手塚治虫の作品。2巻で完結。

簡単にあらすじを。

ある日、中条タクという少年は、銃を曲げて撃つことができる男と動物を自在に操る男とある場所に呼び出される。その後、彼らは異次元空間を通って5億年前の月に連れて行かれる。5億年前の月には人が住んでいて、文明も進んでいた。しかし、トカゲを祖先とするゲルダン人という宇宙人の侵略を受けていた。やつらは分裂、変身、毒ガス、念動、仮死ボールという5つの特殊能力を持ち、さらに残虐な性質も併せ持っていった。月に連れられた中条タクたちはそれぞれ超能力の持ち主で、ゲルダン人に対抗すべく集められた特殊能力戦隊の仲間になる。そして、ゲルダン人との攻防が始まる・・・。

特殊能力を持つ戦闘員が活躍するのが面白い。それぞれ、怪力、動物操作、念力、再生能力、分身、音速、透視、破壊脳波と、個性あふれるキャラたち。異星人が多く出てくるので、スタートレックを見ているような気分になってくる。

相変わらず、物語がしっかり練りこまれているなと思った。最初は謎が多く、引き込まれていく。だんだん後になって、物語の核の部分が分かってくる。手塚作品の冒険物などによくある構造だと思う。

あと、主要なキャラが容赦なく最後のほうで死んでいくのが印象的だった。ただ面白いだけでなく、侵略戦争のおろかさなどを表現しているのだろう。

ただ、最後の結末だけがどうもまとまって終わってないような気がした。展開が急に進んでいったような気がした。それでも、全体的に面白かった。

読むべき人:
  • 手塚治虫のファン
  • SF作品が好き
  • さまざまな特殊能力を持ったキャラが出てくる作品が好き



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1. 手塚治虫「ノーマン」  [ 空想俳人日記 ]   August 01, 2006 21:27

人類の 祖先がお月見の うさぎさん   5億年前の月世界のお話。ところで5億年前って、いつ頃でしょう。地球にはまだ人類はいなかったはずですよ。恐竜の時代? お話のラストの方で、恐竜が見えてますけど、白亜紀でも1億年前後前、あの、ジュラシックパークの名...

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