June 13, 2006

カリスマ受験講師細野真宏の経済のニュースがよくわかる本 日本経済編


カリスマ受験講師細野真宏の経済のニュースがよくわかる本 日本経済編

キーワード:
 細野真宏、経済、ニュース、教科書、バブル、デフレ、銀行、わかりやすい
カリスマ受験講師、細野氏の著作。細野氏は、大学在学中にいかに受験数学をわかりやすく解くかということから、面白いほどほどわかる本シリーズなどのベストセラー参考書を生み出した人物。

この本は、最新版ということで、以前に出たものの全面改訂版となっている。旧版は初版が1999年で288ページほどだが、最新版は、初版は2003年で、340ページほどに増量している。

まえがきにこの本の目的が書かれているので、その部分を抜粋。
そこでこの本では、若者の視点に立って
全く予備知識を前提にしないで読める」ようにし、
できるだけ「難しい概念や言葉や数式は用いない」で
厳密性よりもイメージを重視してできるだけ「直感的にも理解できる」ように心掛けて作りました。
この本をきっかけに少しでも経済や政治問題に興味を持ってもらえたらうれしく思います。
(pp.6)
このまえがきの通り、かなりわかりやすい内容となっている。1ページの文章量はそれもど多くなく、著者が描くイラストつき。また、語り口調なので小学生にもわかるようになっている。さらに、参考書のように、重要なポイントは繰り返しまとめられている。

具体的な内容は、以下のようになっている。
  1. 円高と円安と日本の景気について
  2. 日銀の仕事について
  3. バブル経済について〜マネー経済への導入〜
  4. バブル崩壊後の日本と景気対策について〜景気対策の効果とその問題点〜
  5. 借金大国日本の現状について
  6. 政府の財政政策と日銀の金融政策の現状について〜国債の大量発行の問題点とは?〜
新版になって、あらたにゼロ金利政策や量的緩和の部分が追記されている。最初の2章はそれほど変更はないように思われる。

とてもわかりやすかったので、経済の理解が深まった。ここまでわかりやすくするのは相当の技量だなと思う。

また、経済は複雑系で『風が吹くと桶屋が儲かる』状態だよなと思った。日銀が何か1つ景気対策を行うと、さまざまなところに波及するのだから、大変だよなと思った。

あと、バブル経済の異常さがわかり、日本全体で日本をだめにしたんだなと思った。自分たちの世代は明らかに負の遺産を押し付けられたわけだ。それに昨今は、自己責任の時代なので、しっかり世界を読んで負け組みに陥らないように対処していく必要があると思った。

銀行って恐ろしい職種だよなと思った。いろんな意味で・・・。銀行に就職したいと思う人の気が知れない・・・。

どうでもいいけど、本のカバーのイラストは、漫画家の江川達也氏。

この本は絶対お勧め本。あと世界経済編、株編でも読むか。

読むべき人:
  • わかりやすく経済について知りたい人
  • 負け組みに陥りたくない人
  • 金持ちになりたい人
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