July 22, 2006

ミノタウロスの皿


ミノタウロスの皿

キーワード:
 藤子・F・不二雄、短編、SF、ブラック
藤子・F・不二雄の短編作品集。ドラえもんなどに比べるとかなりブラックな内容となっている。収録タイトルを列挙。
  1. オヤジ・ロック
  2. じじぬき
  3. 自分会議
  4. 間引き
  5. 3万3千平米
  6. 劇画・オバQ
  7. ドジ田ドジ朗の幸運
  8. T・Mは絶対に
  9. ミノタウロスの皿
  10. 一千年後の再開
  11. ヒョンヒョロ
  12. わが子スーパーマン
  13. コロリころげた木の根っ子
やたら死んだりするようなものが多い。ドラえもんを読んでいるような気でいると、落ちにものすごい落差を感じてしまう。

例えば、自分会議というものがあるが、これはさまざまな時代の『自分』が集まって現代の自分が手に入れた遺産について言い争いするという内容で、一番幼い自分がそんな自分の未来は見たくないと思い、自殺するというようなもの。他にも人が殺される内容のものある。

また、この本のタイトルになっているミノタウロスの皿は、一言で言えば、サルの惑星に似ている。牛と人間が逆転していて、人間が家畜になっている惑星に地球人の男が不時着するという内容。これはこれで、いろいろ考えさせられる内容だった。

短編は短編なりの面白さがあるのだと思った。

やっと、手塚作品以外の書評ができた。しばらくは、藤子・F・不二雄の短編も読んでいくか。

読むべき人:
  • 短編作品が好きな人
  • ブラックな内容が好きな人
  • SF的な内容が好きな人
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コメント一覧

1. Posted by ひろ009   July 23, 2006 15:07

はじめまして。

TBありがとうございました。
私はこの短編集の中では「じじぬき」「自分会議」「ミノタウロスの皿」をベストスリーと評価しました。

「自分会議」の男の子は可哀想だったし、ブラックユーモア的な色合いがかなり強かったですね。

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