July 26, 2006

夜間飛行


夜間飛行

キーワード:
 サン=テグジュペリ、飛行機、郵便、ブラジル、仕事、夜の描写
サン=テグジュペリの小説。あらすじをカバーより抜粋。
第二次対戦末期、ナチス戦闘機に撃墜され、地中海上空に散った天才サン=テグジュペリ。彼の代表作である『夜間飛行』は、郵便飛行業がまだ危険視されていた草創期に、事業の死活を賭けた夜間飛行に従事する人々の、人間の尊厳を確証する高邁な勇気にみちた行動を描く。実録的価値と文学性を合わせもつ名作としてジッドの推賞する作品である。他に処女作『南方郵便機』を併録。
(カバーより抜粋)
『夜間飛行』と『南方郵便機』の2作が載っている。『夜間飛行』のほうが面白かった。『南方郵便機』は途中にちょっと間を置いて読んでしまったので、詳細はうまくつかめていない。そこで、『夜間飛行』のみを対象に感想を綴る。

サン=テグジュペリと言えば、『星の王子さま』が有名だが、これはどちらかというと絵本に近い。『夜間飛行』はそれとはかなり違い、飛行機による郵便事業を成功させたい50歳ほどの男リヴィエールが描かれている。

このころの夜間の飛行機の航行はかなり危険を伴っている。それは、飛行士ファビアンの飛行中の描写からもよく読み取れる。特に、真っ暗な夜の描写はかなりなまなましく感じられる。文体もかなり高尚な感じがする。『星の王子さま』とは大違いだ。そのため、ときどきすんなり描写を想像できない部分がある。

飛行中の描写などは、自分も飛行機に乗っているような気になってっくる。これは、サン=テグジュペリもまた飛行家だったからだろう。

リヴィエールは、仕事に情熱を掲げ、飛行士を危険にさらしても、やらなければならない信念があるというように描写されている。

あまり深く読んでいないので、細かいことは書けない。そのため、また読み返してみる必要がある。

Amazonでの評価はかなり高い。

読むべき人:
  • 『星の王子さま』を読んだことがある人
  • 飛行機が好きな人
  • 夜の描写を味わいたい人
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