August 13, 2006

勝ち組、負け組を分けるちょっとした「習慣術」―うまくいかない時に開く手帳


勝ち組、負け組を分けるちょっとした「習慣術」―うまくいかない時に開く手帳

キーワード:
 和田秀樹、カウンセリング、習慣、ビジネス、恋愛、アドバイス
精神科医で受験テクニックにも多くの著作がある和田秀樹氏が著者。『頭をよくするちょっとした「習慣術」』の続編的な本。日常生活でのさまざまな悩みに対する回答が書かれている。以下のような章になっている。
  1. 「仕事」で勝ち組になるための習慣術
    • 仕事の能率編
    • 上司との関係編
    • 部下との関係編
    • 転機・転職編
  2. 「恋愛」で勝ち組になるための習慣術
    • 片思い編
    • 長続きしない編
    • 自分が出せない編
    • ケンカ編
    • 恋愛トラブル編
  3. 「結婚」で勝ち組になるための習慣術
    • 結婚に踏み切れない編
    • ギクシャク編
    • 浮気編
    • 離婚編
  4. 「第二の人生」で勝ち組になるための習慣術
    • 老化・不安編
    • やる気の喪失編
  5. 「悪い癖」を直して勝ち組になるための習慣術
    • 自分の問題編
    • 他人との関係編
タイトルに勝ち組、負け組みとあるが、これは明確に何かをしたら勝ち負けが決まるということが書いてあるわけではなく、これらの悩みに対処できるような習慣術を身につけると、勝ち組になれる道が開けるという感じのもの。内容的には、精神科医らしく、カウンセリングを受けているような感じになる。

一つの悩みに対して、4ページほどの分量となっている。

網羅的な悩みに対処しているので、全て自分に必要な内容ではなかった。特に、部下との関係、恋愛、結婚などはあまり今の自分には関係ないことだ。それでも、考え方を変えることが重要であるといったことが述べられていて、なるほどと思った。

特になるほどと思ったのは、上司との関係編の悩み7の上司などの自分に対する評価が低いのではないかという不安の対処法についての部分。以下その部分を抜粋。
 だがあたながこうした不安に襲われている自分をしっかり自覚できていれば、そんな悪循環を断ち、今、何をすべきかを考えることもできるのである。
(中略)
 だが不安を抱いていること自体は悪いことでもなんでもない。人生では誰もが一度は強い不安に駆られているものなのだ。それよりもその不安に対して、どんなリアクションをするかのほうが重要なのである。
 あなたが学ぶべきは、けっして不安を「悪循環」させることなく、その不安を冷静に見つめて、プラスの行動を起こすことだ。それができるようになれば、「不安」はむしろ、大きく飛躍するための「チャンス」となる。
(pp.44-45)
ここが自分にとって一番重要な気がした。常に不安を感じていたので、そう考えればよいのかと思った。自分自身、不安はレベルアップの兆候だと思っていたので、間違っていなかった。

全編を通して、自分の気持ちを理解するには書き出してみることが重要であると主張されている。そしてそれを助けるために、巻末には和田式「感情」記録帳がついている。問題とそれに対するメリット、デメリット、結論を書き込めるようになっている。一見バカらしい作業に思えるが、効果があるらしい。

この本は、どちらかというと、何か悩みが自分に発生したたびに読むべき本だと思った。

読むべき人:
  • 悩みが多い人
  • 考え方を変えたい人
  • 常に不安が尽きない人
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