August 15, 2006

90分で学べるSEの英語力


90分で学べるSEの英語力

キーワード:
 小坂貴志、SE、英語、読解、会話、作文
日本IBMでSEをやっていた著者によるSEのための英語の学習本。以下のような内容となっている。
  1. 単語力
  2. 作文力
  3. 会話力
  4. 読解力
  5. 応用編:説得力
単語力は、SEが業務でよく使う単語を挙げている。作文力は、メールや履歴書の書き方について。会話力は交渉時やトラブルのときによく使う表現方法など。最後の読解力は、スラッシュ読みなどの英文の読み方について。

90分で学べるとあるが、実際にはもっと時間がかかるような気がする。しかし、それは自分がまだ技術力や業務背景に乏しいからかもしれない。もっと熟練したSEならば、英文を読むだけでいいかもしれない。

特に参考になったのは、単語力だろうか。最近英文を読む機会があるが、どうしても専門用語の日本語訳が分からないものがある。よく使われるもので、自分が知らなかったものなどは勉強になった。以下にその一部を列挙。
  • scope・・・事業範囲
  • design・・・設計
  • deliverables・・・成果物
  • man-month・・・工数(の単位)
  • cutoff・・・(プロジェクトの)開始
  • ROI(Return On Investment)・・・投資対効果
会話力は結構ネガティブな表現が多かった。なんだかIT業界のダメさが現れているような気がする・・・。例えば、『プロマネの苦悩〜あるシステム開発の現場より』という会話文の最初のほう。以下英語の部分のみ抜粋。
A:"I'm not 100% sure, but they appear to have zero experience as system developer."
B:"What! Is there anyone who is good at Java?"
A:"Most of them graduated from college and just started engineering job."
B:"We had better to leave it to someone who knows what they're doing."
(pp.77)
こんなこと入ったプロジェクトで言われたくないよな・・・。他にもトラブル時の会話とか・・・。そういうことが前提としてあるというのがなんともいえない・・・。

なんとなく、4つの分野にまたがっているので、それぞれの内容が薄いような気もする。それは90分で学べるとあるのでしょうがないのかもしれないけど。個人的には単語に特化した本がほしいところだが。

今の自分はプログラマーなので、そこまで網羅的に英語を使う必要性ない。そのため作文や会話の部分はあまり興味を持って読めなかった。また必要になったら繰り返し読めばよいか。

読むべき人:
  • 英語力が求めらるIT技術者
  • 軽くIT英語の勉強をしたい人
  • 将来海外進出、外資を目標にしている人
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1. http://blogjoho.moo.jp/cstudy/  [ 英会話勉強 ]   January 04, 2008 10:15

驚異の英会話上達法とは?

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