May 02, 2007

図解入門よくわかる最新Oracleデータベースの基本と仕組み


よくわかる最新Oracleデータベースの基本と仕組み 第3版―構造と機能から学ぶOracle11g入門 先進の高可用性とスケーラビリティ

キーワード:
 水田巴、Oracle、データベース、入門書、全体像
Oracleの全体像がわかる入門書。以下のような内容となっている。
  1. Oracleの概要
  2. データベースの基礎知識
  3. メモリ構造とプロセス
  4. ユーザーと権限
  5. データベースオブジェクト
  6. データベース構造と領域管理
  7. フラッシュバック機能の仕組み
  8. データ保護の仕組み
  9. Oracleとネットワーク
  10. SQL*PlusとiSQL*Plus
  11. データベースの運用と管理
  12. 自動管理機能の仕組み
  13. 高可用性の仕組み
  14. エンタープライズ・グリッドコンピューティングの仕組み
  15. 分散データベースアーキテクチャの仕組み
  16. データウェアハウスの仕組み
  17. コンテンツ管理の仕組み
  18. アプリケーションの管理
Oracleの全体像が満遍なく解説されている。図も多く載っている。しかし、その図が必ずしも分かりやすいとはいえない。また、用語の解説が本文に載っているが、それが分かったような分からないような微妙な説明の箇所が少なくない。そこはよく読まないと分かりにくい。

Oracleの基礎的な全容などを勉強しようと思っていろいろ書籍を探し回ってみたけど、これ以外にまともなものがないのが現状。かといってOracleのオンラインマニュアルは情報量が多すぎて読む気が失せる・・・。この本は入門書レベルだが、前提としてリレーショナルデータベースの概要が分かっていないと、さっぱり内容が分からないと思われる。

Oracleはいろんな機能があるのだなぁと思った。特にエンタープライズ向けに使われることがほとんどなので、堅牢でセキュアなものだと思った。例えばフラッシュバックという機能がある。これはある特定時点の情報を持ってきたり、その時点に戻ったりする機能で、フラッシュバック・バージョン問い合わせ、フラッシュバック・トランザクション問い合わせ、フラッシュバック・データベース、フラッシュバック・テーブルなどさまざまな用途に合わせて使い分けられる。

Oracleなどのデータベースは実際に動いているものをいじってみないと、感覚的に分からないと思われる。この本で得られるのは実際に動いているものを触る前の、予習的なものだろう。そのため、実践的なことはあまり書かれていない。

Oracleを使いこなすにはかなり熟練しなければならないなぁと思った。Oracleマスターなんてものがあるけど、やはり上のクラスほど価値があるのだと思う。

Oracleの仕組みや全体像がある程度分かってよかった。

読むべき人:
  • Oracleの全体像がわからない人
  • DBに興味がある人
  • DBはSQL文さえ分かればいいと思っている人
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