July 02, 2007

「ひとつ、村上さんでやってみるか」


「ひとつ、村上さんでやってみるか」と世間の人々が村上春樹にとりあえずぶっつける490の質問に果たして村上さんはちゃんと答えられるのか?

キーワード:
 村上春樹、メール、相談、質問、日常
人気作家、村上春樹が読者のメールによる質問に答えていたものが本になったもの。質疑応答事態は2006年3月8日〜6月8日に村上朝日堂に載ったものが基になっている。その数はタイトルにあるとおり490もある。些細な日常生活に関することから、音楽について、作家の本質について、恋愛についてなど幅広い。以下に面白かった質問を少し列挙。
  1. 才能とは何か?
  2. 女の子の条件
  3. 絶望について
  4. イギリスの全裸家事情報
  5. 脱会社員
  6. 19歳の地図とは?
  7. 手に入らないもの
かなり恣意的に列挙した。

人気作家が一体何を考えて生活しているのかということが分かって面白い。作品も好きだけど、この人のエッセイも面白くてよく読む。

読者の気軽な質問にはしゃれっ気を含めて回答し、深刻なものには深くかつ長く回答しているようで。中には自分と同じような疑問を持っている人もおり、その回答に共感を得たものもある。例えば、20前後で重い病気をわずらっている人に対する回答。
人生が不公平だというのは、逆に言えばそれだけ、しっかりがんばればほかの人にはできないことができる、ということでもあります。健闘を祈ります。
(pp.362)
なるほどね、と思った。

半年くらいかけて少しずつ読んだ。一気に読んでも面白くないので、細切れ時間を利用して少しずつ読むのがよいと思う。休日とかにでもね。これを読んでいるときが一番休日をリラックスできたような気がした。

読むべき人:
  • 村上春樹が好きな人
  • 軽いエッセイ読みたい人
  • いろいろ悩んでいる人
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