July 29, 2007

エッジ・ワーキング


エッジ・ワーキング

キーワード:
 山田政弘、仕事、テクニック、外資コンサル、アウトプット
外資コンサル出身の著者による外資コンサルティングファームの仕事テクニックが示されている本。効果的、かつ効率的に仕事を進めていく上での考え方やコツ、具体的なテクニックが主に紹介されている。外資コンサルはやはりすごいなぁと思った。

最初の章で即戦力を生み出すコンサルティングファームの特徴などが示されている。仕事ができれば若くして与えられる仕事の権限が高く、しかし成果を出せなければUp or Outという厳しい世界だと示されている。また、仕事の量をこなせとよく言われるが、単に仕事の量を増やすだけではだめで、ベーシックなスキルを身につけて量をこなさなければいけないようだ。そしてその基本的な仕事の技術やチームとしての仕事をするためのスキルは、他の事業会社とは圧倒的な差があるので、これを身につけなければ近代戦の戦場において素手で戦っているのと同義であると示されている。そんなにも違うものかねと思った。著者のプロフィールを見ると、大手金融、IT、そして戦略コンサルタントというキャリアであり大小さまざまな会社を見てきたのだからそうなんだろうなと思う。

2章では自分を即戦力化して、自分のやりたいことを早めにできるようになると示されている。また、自分のやりたい仕事に就くには、即戦力化に加えて自分差別化が重要になるようだ。そして以下の式が成り立つようだ。
「即戦力化」+「自分差別化」=夢実現への最短距離

また、ビジネスはどれだけ厳しい環境下で仕事をしてきたかで成長が違ってくるので、ぬるい環境よりも競争環境の厳しいところで成長を目指すべきだと示されている。これは自分もそのとおりだと思った。

3章からは具体的な仕事のテクニックが示されている。効果的なコピーの取り方、議事録、メール管理、Excel、PowerPointなどのOffice製品の使い方、プレゼン資料での鉄則、リサーチ&分析方法など。外資コンサルタントともなれば、複数プロジェクトを掛け持ちすることもあり、分単位で仕事をこなしていかなければならず、そのためには無駄を省き、効率よくということを意識せざるを得ないようだ。

著者によればExcelはコンサルタントにとって武士の刀のようなものらしい。そのため主要ショートカットはマスターし、1万データもあるピボットテーブルを10秒で作れなければならないようだ。Excelはショートカットを覚えるかどうかで生産性が少なくとも3倍は違うなと実感としてある。だから最初にExcelの本を一冊の読んで機能をマスターしたほうがいいなと思う。さすがに自分はピボットテーブルを10秒では作れないが・・・・。

4章では、仕事に取り組むときの考え方が示されている。上司から無理そうな仕事を頼まれたときには、選択肢を用意して回答するようなオプション思考が必要だということや、何でもかんでも結論から述べるべきでではない、フレームワークもただ使えばいいものではない、人の話を何でも分類してまとめすぎないといったこと。人の話をプライベートのようなことでも「それって3つあって・・・」と言っていると疎まれるようだ・・・。分類するならMECEを意識しろとあった。気をつけようと思った。

5章では番外編でコンサル仕事術を合コンに応用するという内容。まず相手を知り、そして相手が何を求めていて、自分の立ち位置を把握し、自分に分が悪い状況のときはニッチを狙ってアピールしていけばいいとかそんな内容。面白いなぁと思った。合コン行ったことないからなんともいえないけど・・・。

外資コンサルはアウトプットが全てで評価がされるようなものなので、いかに短期間で効率よく効果的に仕事をし、最大のアウトプットを出すかを常に意識しなければならないようだ。その集積が載っているので、かなり参考なる。特にコンサルの専売特許であるプレゼン資料の作り方、スライドの構成などはとても参考になる。

このような仕事術を活かせる会社は世の中にどれだけあるんだろうかと思ってしまった。特に若いうちから発揮できるようなところは。そいういう組織に行かなければ実践の場すらなく、たいていそういう組織は入社するのが難しい。外資コンサルなんか新卒での倍率は100倍近くになり、応募者は超高学歴ばかりで頭のよさが求められる。もともとそのような能力がなければこのような仕事術を完璧に実践するのは無理なんじゃないかと思った。それでも効率よく仕事をしていくにはどうすればよいかという意識付けにはなったと思う。

読むべき人:
  • 外資コンサルの仕事術を身につけたい人
  • 仕事ができるようになりたい人
  • 合コンで収益を獲得したい人
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