January 05, 2008

頭のいい段取りの技術


頭のいい段取りの技術

キーワード:
 藤沢晃治、段取り、バッファ、フェイルセーフ、私生活優先派
元プログラマーの著者による、段取り本。以下のような内容となっている。
  1. 「段取り」とは一体何か?
  2. 余裕を生み出す「予定・時間管理」の段取り術
  3. 仕事スピードが上がる!「環境・情報整理」の段取り術
  4. 超効率アップ!「知的作業」の段取り術
  5. できる人の「コミュニケーション」段取り術
  6. 「ゴチャゴチャ仕事」の段取りのつけ方・動かし方――実践編
  7. 段取りの目的は人生を楽しむこと!
アルファブロガーである弾氏がこの本をスゴ本と絶賛しておられ(本当に頭のいい一冊 - 書評 - 頭のいい段取りの技術)、また年始最初に読むべきビジネス書(2008年の仕事始めまでに読んでおきたいビジネス書x10)とあったので、気になったので読んでみた。ちなみに弾氏は1分もかからず読了したらしい。それに対抗(!?)して自分も速読を意識。60分ほどかかってしまったが。まだまだということで。

一番重要だと思ったのは、1章の「段取り」とは一体何かという部分。段取りの核になるものは、「サービス精神」であるということ。自分の仕事が遅くなってしまうと、関連する後続の仕事をする人を待たせてしまうことに気づくことが重要なようだ。そのためには、ゴールから逆算して何をすべきかを洗い出し、優先順位を付け、また並列でできそうな仕事を並列でやり、さらに期限を守れるようにバッファをしっかり設けるべきとある。これは結構当たり前のように感じるけど、これが一番重要で、自分も仕事をし始めたときはこれが全然できていなかった。今ではそれなりに意識してできるようになったが、まだまだだと思う。そういった観点もあり、この本を読んで「段取り」を再確認したかった。

また、意外だったのは、段取りとは決意力という部分。以下その部分を抜粋。
 「狙った目標は必ず達成するぞ!」
 という強い意欲こそが、私の段取りに対する真の動機
なのです。強い意欲こそ、段取りの源なのです。
(pp.42)
さらに、これらの目標を達成するためには、予期せぬ障害にそなえてフェイルセーフの考えを導入しておき、ハングリー精神を持って常に高い意欲を持って効率的にやろうとする姿勢が重要なようだ。これはなんとなくわかる気がする。時間的に余裕があるのに、ついつい段取りを考えずにあるタスクを始めてしまい、結果的に予想以上に時間がかかってしまい、アウトプットの品質もあまりよくないことがある。逆に、タイトな時間内で何とか終わらせようと段取りを意識してやったほうが、品質が良く短時間でできることもある。一概にすべてのタスクでその傾向があるわけではないが。

著者は、どちらかというと、仕事人間という感じではなく、プライベートの時間を優先するほうで、生活残業をするよりも早く帰ることを意識してこられたようだ。そのため、仕事だけでなく、プライベートも充足させたほうがよいですよとあったので、その通りなのかなと思った。

段取りの基本的なテクニックは、なんとなく自分もやっていることもあったし、ほかの本にも書いてあることが多い。けれど、1章の核になる部分を再認識しただけでもよいと思った。

読むべき人:
  • 仕事が遅い人
  • あまりパソコンのバックアップを取らない人
  • プライベートを充実させたい人
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