January 20, 2008

アークエンジェル・プロトコル


アークエンジェル・プロトコル (ハヤカワ文庫SF)

キーワード:
 ライダ・モアハウス、電脳空間、ハッカー、ハードボイルド、リンク天使
ハードボイルド、SFファンタジー小説。あらすじを以下に抜粋。
2076年、元ニューヨーク市警の刑事で、いまはしがない私立探偵のわたしは、その依頼に愕然とした。「いまはリンク上に現われている天使は偽者なので、その正体を暴いてほしい」というのだ。しかも男は、報酬としてリンクとの接続の回復を申し出た。そんなこと、絶対に不可能なのに…世界大戦により荒廃したニューヨークを舞台に、電脳空間に出現した天使の謎を追う女探偵の活躍を描く、アメリカ私立探偵作家クラブ賞受賞作。
(カバーより抜粋)
なんとなくSF小説を読もうと思って、本屋に行き、タイトルと表紙に惹かれて買って読んでみた。読了に半年近くも時間をかけすぎてしまったので、公正な書評はできないと思う。

正直、そこまで面白いとは思えなかった。なによりも、一章を読むごとに次を読み進めたいとは思えなかった。そこまで世界観に没入できなかった。人物描写が薄いというか。

解説には、探偵物のハードボイルドさと、サイバーパンク的なSF要素、そして宗教がらみのファンタジー性もからめた作品で、それぞれのジャンルの中途半端さはないとあるが、とてもそうとは思えなかった。なんだかずっと読者は置いてけぼりを食らうような感じがした。

何がだめかというと、サイバーパンク的な電脳空間の描写というか、扱いがあまりよろしくないこと。著者の経歴を見ると、文系らしいので、細かい描写はだめなのかなと思った。

600ページ近くもあるのに、律儀に最後まで読み進めた。途中長い間をおいて再読したので、前後関係が分からなくなった部分もある。

今度から長編小説を読む場合は、Amazonで評価を確認してからにしようと思った。

読むべき人:
  • ハードボイルドなSF作品が読みたい人
  • 電脳空間物が好きな人
  • 主人公が女性探偵というだけで気になる人
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