February 11, 2008

本は10冊同時に読め!

本は10冊同時に読め!―本を読まない人はサルである!生き方に差がつく「超並列」読書術 (知的生きかた文庫)
本は10冊同時に読め!―本を読まない人はサルである!生き方に差がつく「超並列」読書術 (知的生きかた文庫)

キーワード:
 成毛眞、読書、多読、超並列、極端
ビジネス界でも読書量が圧倒的に多い著者の多読論。以下のような内容となっている。
  1. 仕事も生活も劇的に変わる!―「速読」かつ「多読」の読書術
  2. 一生を楽しみつくす読書術―人生は、読書でもっともっと面白くなる!
  3. 「人生を楽しむ力」と「読書量」―忙しい人ほど本を読んでいる!
  4. まずは「同時に3冊」から!―実践!「超並列」読書術
  5. 「理屈抜きで楽しめる」読書案内―私はこんな本を読んできた!
示されていることの7割くらいは納得できた。参考になる部分もあった。けれど、今回は自分とは違う意見を取り上げてみる。
  • 読書中に線を引くべきではない
  • 文学作品は読む価値がなく、名作ほど人生の糧にならない
  • 「成功本」を捨てよ
最初の2つは特に違和感を覚えた。線を引くとその文章だけを切り取ってしまい、前後の文脈を読み誤ってしまうからだとあった。確かに引用のために線を引くことが多く、そこだけを切り取ると、引用者が恣意的に解釈を導くことになる。しかし、線を引くということは、線を引いた時に自分が何に関心があったのかがよく分かり、読み返すときに役に立つ。よって、自分は線を引くことはやめないだろう。

名作を読んでも感じるものがなく、人生の糧にならないと主張されている。その一方、全編でさまざまなジャンルの本を読むべきだともある。著者はさらに純文学作品は文章に力がありすぎて、読むと日常生活に支障をきたすとので小説は読まないとある。主張が若干一貫していないように思え、かつ人生の糧にならないのは想像力が欠如しているのではないかと思わないでもない。自分は基本的にどのようなジャンル、内容の本でも必ず何か得られるものがあるのではないかと思って読むので、ここは賛同しかねる。

最後の成功本に関しては、既にある成功本を追従したところでそれ以上の成功は望めず、真に成功したいなら誰もやっていないことをやれとあった。これはたぶんそうなのかなと思うが、既にある成功がどのようなものかを知らずに真の成功など望めないのではないかと思う。しかし、自分も成功本ばかり読んでも成功できないのではないかと思う部分もあり、成功本ばかりを読むのはよそうと思っている。

上記で自分とは違う意見を取り上げたが、主張されていることの大半は納得して読み、著者の読書観が分かって面白かった。けれど、どこまでそれを実践できるかは自分でも分からない。確かに現在軽く10冊以上は並列読みしているが、ジャンルはかなり偏っている。

結構極端な主張が多かったが、参考になった部分も多かった。

読むべき人:
  • 読書が好きな人
  • 成功者とは何かを知りたい人
  • 本を多く読めない人
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1. 本は10冊同時に読め!(書評・感想)  [ blog50-1 ]   February 18, 2008 21:40

先生お久しぶりです。

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