March 15, 2008

明日へつづく道

明日へつづく道
明日へつづく道

キーワード:
 ベルンハルト M.シュミッド、野澤幸司、詩、風景写真、道
世界の道が撮られた写真集と詩の本。

最近は激務に近い忙しさで、タクシー帰りが多い。本をゆっくり読む時間もなくなる。精神的にまいってくる。この働き方でよいのか?この方向性でいいのか?などなど、精神的にゆとりがなくなる。追い込まれていく。

そういうときに、この本を書店で何気なく見つけて買ってみた。内容的には読むだけなら5分もかからない。けれど、世界と自分の人生をかけた旅を表現する風景写真と詩が自分を勇気付けてくれる。

道の写真はさまざまだ。牧歌的な舗装されていない小道、曲がりくねったアスファルトの道、深い霧に覆われた道、森林の中の道、浜辺に臨む道、山脈をうねる道、道なき雪一面の足跡、ひまわり畑を分断する道。どれもが情緒的で美しい光景である。

詩も風景写真と合っていていい。気に入った部分を一部抜粋。
行き先がみえなくなったとき
目に見えない涙がこぼれる
終わりのないトンネル?
深呼吸してごらん
心の軌道修正
その場所がスタートライン

立ちはだかるもの
歩みを止めるな
乗り越える理由がある
必ず待っている
出会えなかったはずの景色
(pp.91-92)
一番好きな写真は、『出会えなかったはずの景色』というワンフレーズとともに見開きで載っている黄色い花畑を分断する小道を写したもの。空のブルーと一面の黄色の花のコントラスト、そして小道の脇に一本の木がたっている。その横には雲が写っている。この写真に一番惹かれる。

この道の先には何があるんだろうね?といろいろ考えさせてくれるし、元気付けてくれる。

ベルンハルト M.シュミッドのページ。風景写真が多く載っている。
bernhard m. schmid - photographer

この本は、自分の人生に迷ったとき、追われているとき、日曜日の憂鬱な夜に眺めるとよいと思う。

読むべき人:
  • 日々の仕事に追われている人
  • 写真集、詩が好きな人
  • 迷子になったとき
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