April 17, 2008

脳を活かす勉強法


脳を活かす勉強法

キーワード:
 茂木健一郎、脳、勉強法、強化学習、ドーパミン
脳科学者による勉強法の本。以下のような内容となっている。
  1. 脳は「ドーパミン」と「強化学習」が好き
  2. 「タイムプレッシャー」が脳の持続力を鍛える
  3. 「瞬間集中法」で勉強を習慣化させる
  4. 茂木健一郎流「記憶術」
  5. 茂木健一郎の「読書のススメ」
  6. 脳のコンディションを把握しよう
  7. 自分を変える「一回性」に巡り会うには
  8. 偶有性がさらなる脳の発達を促す
この本は自分では買わなかった。兄から推薦を受けてもらいうけた。茂木健一郎氏の本は、かなり高尚で硬質な文体のものが多く、いくつか読んでみたことがあるが、これは結構分かりやすくより大衆向けに作られている内容だなと思った。

強化学習というのは、脳内のドーパミンを放出させるようなサイクルの行動をとることが重要らしい。それは人から褒められたり、できそうも無いことをやって達成感を得たりすることや弱点を克服したりすることがよいらしい。

集中力を養う「『鶴の恩返し』勉強法」というものが紹介されていた。この勉強法は以下の3つの要素からなるらしい。
  1. 速さ――作業のスピードを極限まで速くすること
  2. 分量――とにかく圧倒的な作業量をこなすこと
  3. 没入感――周囲の雑音が入らないほど夢中になること
このように人の目を気にせず、なりふりかまわずやることが重要らしい。また、スピードを上げるには、アスリートのトレーニングのように、制限時間をもうけて自分がこれ以上速くできないという限界を超えようと努力する必要があるらしい。なるほどと思った。やはり訓練しかないようだ。

また、まとまった時間が取れない現代の生活では、細切れ時間に瞬間的に集中して1,2分でも有効に活用したほうがよいとあった。これはその通りだなと思ったので、1分でもいいから読書をしようと思った。

そもそも勉強とは何かということが示されている部分があるので、以下抜粋。
 勉強とは、自らを分類するためのものではないはずです。勉強とは、自分という存在を輝かせるものであり、人生における次のステージに登るためのものなのです。そして現代は、その勉強を大学に行かなくても実現できる時代なのです。
(pp.116)
そういうことらしい。

勉強本とか学習法に関心がある人にとっては、それほど真新しいことが書いてあるわけではない。他の本にも書いてあることが多い。けれどまとまっていて分かりやすいと思う。また、茂木健一郎氏の小中高、大学時代のエピソードなど他の著者の本にはあまり書いてないことがあって面白かった。

自分は脳に喜びを与えられる勉強ができていないなと思った。

ちなみに、自分が書評した茂木健一郎氏の他の本は以下。読むべき人:
  • 勉強が苦手な人
  • 勉強法がわからない人
  • ドーパミンを放出させたい人
Amazon.co.jpで『茂木健一郎』の他の作品を見る

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コメント一覧

1. Posted by ikadoku   April 18, 2008 09:14

こんにちは。

この本は平易に書かれていて、読みやすいですね。
しかも、他の人が同じことを言っていても、
茂木さんが言うと、説得力があるように感じます。

私も、脳に喜びを与えるような勉強は
できていませんね〜。

2. Posted by 師匠   April 19, 2008 00:51

ikadokuさん

コメントどうもありがとうございます。
茂木さんは確かに説得力があります。

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