May 13, 2008

やる気!攻略本


やる気!攻略本

キーワード:
 金井壽宏、やる気、攻略本、モチベーション、やる気!チャート
経営やキャリア論が専門の大学教授によるやる気の本。目次は以下のようになっている。
  1. 自分の「やる気!」
    1. 「自分の方針」を把握しよう!
    2. 「目的力」という「やる気!」を手にいれよう!
    3. 「緊張力」という「やる気!」を手にいれよう!
  2. 周りの「やる気!」
    1. 周りの「やる気メカニズム」を把握しよう!
    2. 「関係力」という「やる気!」を手にいれよう!
    3. 「基礎力」という「やる気!」を手にいれよう!
    4. 「言葉力」という「やる気!」を手にいれよう!
  3. 「やる気!」語録
やる気を自分で調整するコツを身につけることを、「体調や精神を安定させるようなもの」と捉えているようだ。そしてやる気のサイクルをまわすには、目的力、緊張力、関係力、基礎力、言葉力というものを身につける必要があるらしい。

また、やる気には以下のようなサイクルがあるようだ。
  1. 大きな目的を抱いたことで現状と目的のズレを感じる(ズレ)
  2. 現状と希望のズレを感知して、緊張が発生してしまう(緊張)
  3. 緊張が発生したことに対して「不安である」と感じる(不快)
  4. 不快が発生したことに対して「低減したい」と感じる(低減)
  5. 不快の低減のために動いているうちに実現可能な目的(や希望)を見いだす(発見)
  6. 見いだした目的に対して、それを達成したいと感じる(目的)
  7. 見いだして達成したいと感じた目的が、かなえられる(達成)
  8. 目的がかなえられ、満足したり、リラックスしたりする(成就)
  9. 満足やリラックスしたら、活動が止まり、ゆるむことがある(停止)
  10. 活動が止まったら、より大きな目的を抱くようになる(成長)
そして「やる気」をあげるために、自分の方針を文章にすることが重要なようだ。それにはやる気!シートというものを使用し、400字原稿に自分の『やる気』の原因になったのかもしれないことを書いてみるとよいらしい。他にはやる気!チャートというものがあり、横軸に年齢、縦軸に5段階のやる気度を折れ線グラフで示すとよいらしい。これによって、自分を知ることができ、逆境に耐える力を養ってくれたり、自分の自信を深めてくれたりするようだ。

また、参考になった部分を以下に抜粋。
「自分の『やる気』の傾向は、一日や二日でつかむことはできないけれど、継続して自分の方針を書きつづければ、かならず、自分の感情の傾向を把握できるようになるのです」
(pp.60)
なるほどと思った。もう一箇所あるので抜粋。
「自分の興味関心にとことん忠実になることが、自分にぴったりあった、『やる気』を出すためのコツのようなものです。自分の仕事と自分の興味をかわねあわせて、自分の興味のある物語を作ってみてください」
(pp.189)
自分の興味関心ごとを細部にいたるまで徹底的に言語化していくとよいようだ。やる気には自分の好きなことなどが重要になるようだ。やはりそうなのかなと思った。

3章ではやる気語録といって、著者の本や他の本などの引用からやる気に刺激を与えるさ間ざまなフレーズが載っている。その語録だけで60ページほどあるので、手元においておいて何度も読み返したらいいかなと思った。

やる気を喚起するには即効性がないみたいだ。自分を振り返っていつやる気があったのかを確認する必要があるようだ。

ページ数が300ページもあるが、難しいことは書いてない。分かりやすい文章だと思う。しかし、なんとういか、全体像が把握しづらいと思った。何が重要で重要でないのかがいまいち見分けられなかった感じがする。もう少しコンパクトにまとめてもよいのではないかなと思った。

やる気に関していろいろと参考になってよかった。

読むべき人:
  • やる気がいまいちわかない人
  • 常にやる気が一定でないとダメだと思っている人
  • 語録が好きな人
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