May 15, 2008

ストレスフリーの仕事術


ストレスフリーの仕事術―仕事と人生をコントロールする52の法則

キーワード:
 デビッド・アレン、人生、仕事、GTD、書き出し
人生と仕事がうまくいく52の考え方が示されている本。以下のような目次になっている。
  1. リラックスしながら仕事と人生をコントロールするには
  2. 創造力は、すっきりした頭から
  3. 成果を生む集中の仕方
  4. 成果を生む枠組みを作る
  5. リラックスして、さあ始めよう
  6. 基礎を忘れずに
示されていることの主張は、気になることややるべきことをリスト化し紙に書き出す。そして、仕事の全体像を把握し、やるべきことを決定し、後は実行しながら適宜フィードバックが必要であるということだと思う。その主張が何度も繰り返し表現を変えて示されている気がした。参考になった主張を列挙してみる。
  • しっかり時間をとって全体像を把握することを避けていては、今の仕事を改善したり、変えたりすることは難しい。(pp.38)
  • ではどうしたら心のメモリ空間を解放できるだろうか。簡単だ。それを書き出してみることだ。(pp.58)
  • 生産性を高めてくれるのは、「心にひっかかっている物事を取り除き、行動を起こしやすくするという考え方」であったのだ。(pp.166)
特に、仕事をするときにはゴールはどこにあるのかを確認し、全体像を先に把握しないと何をどうすればよいのかがわからなくなってしまう。そのため、常にやるべきことをリストアップすることが重要らしい。これは確かにそうだなと思った。

また、リラックスしながらすべての仕事をコントロールするには、週の終わりに1,2時間を使って、1週間分のアイディアを集め、整理したりする週次レビューが大切らしい。具体的には以下のことをやるとよいらしい。
  • ちらかっている紙をまとめる
  • メモ用紙の処理(メモ用紙やメモ帳に書いてあることを「次にとるべき行動」リストなどに移す)
  • 頭をからっぽにする(気になることなどを紙に書き出す)
  • 「次にとるべき行動」リスを見直す
  • 「連絡待ち」リストを見直す
  • 「プロジェクト」リストを見直す
こういったことが必要らしい。

特に重要なのが、頭の中の「やりかけの仕事」を全部書き出すという作業らしい。これはトイレットペーパーを買うといった日常的なことから将来やりたいことなどの長期的な目標まで、書けなくなるまでひたすら書き出すという作業らしい。監役者によれば、実際にやってみると2,3時間はかかるらしい。そしてこのプロセスを正しく行うことができれば、週次レビューが楽しくて楽しくてしょうがないという状態になるようだ。これはやってみる価値があるかなと思った。ぜひ紙に書いてみよう。

リスト化するということが重要なようだ。そして頭の中を空っぽにし、余計なことを考えずに、リスト化されたものを実行していきながら週次レビューをする。このサイクルをやってみよう。よくいろいろな自己啓発本で、やりたいことや目標を紙に書き出す必要があるとあったので、それと同じだろう。今まで保留にしてきたリスト化をやってみるか。

52の考え方が示されているが、同じようなことを繰り返しているので、冗長な部分が多い。また、図がまったくない。そこは少し分かりにくいかもしれない。あと、各ページの脚注部分に偉人の格言が載っている。その格言を何度も読み返すのは面白いかもしれない。一つだけ引用。
凡人は自分の今の人生をどう生きればいいかわからないくせに、永遠の人生をほしがるものだ。
――アナトール・フランス
(pp.89)

読むべき人:
  • 仕事と人生をコントロールしたい人
  • 仕事の生産性を上げたい人
  • 格言が好きな人
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