May 16, 2008

16倍速勉強法


16倍速勉強法

キーワード:
 本山勝寛、勉強法、受験、資格、方程式
勉強の成果を上げるための本。以下のような目次になっている。
  1. 「東大」「ハーバード」ダブル合格を可能にした私の勉強法
  2. 「地頭」は鍛えられる
  3. 勝つための「戦略」を持つ
  4. いかに「時間」をひねり出すか
  5. コツと集中力で「効率」アップ!
  6. 勝利の勉強方程式=16倍速勉強法まとめ
  7. おわりに 勉強は人間に等しく与えられた自由の実践である
高校時代にそれほど成績がよくなかった著者は、自分なりの勉強法で現役で東大、そしてハーバード大学院に合格したようだ。そしてそれが16倍速勉強法としてまとめられている。まず、この本の原理的な『勝利の勉強方程式』が示されている。

勉強成果 = 「地頭」 × 「戦略」 × 「時間」 × 「効率」

「地頭」はそもそもの頭のよさ、「戦略」は勉強の目的に対してどのようなアプローチをとるか徹底的に考えることで、「時間」は単純に勉強時間そのもの、「効率」は勉強するときの時間あたりの効果の度合いと示されている。そして、この4つの要素をすべて2倍にし、勉強成果トータルで16倍にするというのがこの本の主旨になる。

勉強成果の各要素はさらに以下のように分解できる。
  • 地頭 = 読む力 + 書く力 + 数を処理する力 + 体力
  • 戦略 = 目標の立て方 + 情報 + プランニング + モチベーション術
  • 時間 = モチベーション + 工夫
  • 効率 = コツ + 集中力
なるほどなと思った。自分に足りないのは、地頭の数を処理する力と戦略の目標の立て方、プランニング、モチベーション術かな。なので、それらの部分がとても参考になった。

読む力を解説しているところは、読書論のような感じになっている。読む力をつけるには読書が一番で、本を常に持ち歩き、1分でも時間があれば読み、線を引いたり、古典を読んだり、自分にとって価値のある1冊は繰り返し読むとよいとあった。これらは結構他の本にも書いてるが、改めて参考になった。

また、書く力をつけるには、ブログなどに読んだ本の感想やレビューを書くとよいらしい。アウトプット重視の勉強をすることで、より学んだことが身につくようだ。著者の書評やレビューのポイントも載っているので、とても参考になる。

プランニングの部分は、目標達成の締め切りを設定し、そこから目標とするものが「何で構成されているか」を把握し、「それぞれにどのくらいのパフォーマンスが必要か」をあぶりだし、目標を横に要素分解するとよいらしい。なるほどと思った。これも結構他の本にも示されていると思った。

またモチベーション術としては以下のことを行うとよいらしい。
  • 初心を忘れないように、目標を公言してしまう
  • ブログを利用し、目標過程を記録する
  • 目標を大きな文字で書いて机の前に張り、勝利の瞬間をイメージする
  • 成長を実感するために、自分の成長過程を可視化する
  • 休憩時間は体を動かす
これらも他の本でもよく示されているなと思った。

書いてある要素要素はいろいろな自己啓発本や勉強本にも書いてあることが多かった。しかし、だからといって読む価値がないかというとそうではなく、この本は上記の公式のようにかなり要素ごとの関係が分かりやすく示されている。また、どちらかと言うと、受験や資格試験の勉強にそのまま実践できることが多く載っており、ビジネスでの具体例はあまり載っていない。とはいえ、勉強の基本的な部分はそんなに変わらないはずなので、そこはビジネス用に読み替えればよいのではないかと思った。

そもそも勉強とは何かということが示されている部分があるので、その部分を抜粋。
 私は「勉強」こそが人間に等しく与えられた「武器」であり、「権利」であると信じています。そして、「教育」こそが人間を変え、社会を変える方法だと信じています。
(pp.9)
なるほどなと思った。そして勉強によって人生の可能性を広げることができるようだ。

改めてちゃんと勉強しようと思ったので、一度勉強法を見直す必要があった。この本はよくまとまっていて、わかりやすいものだと思った。

読むべき人:
  • 勉強しても成果が出ない人
  • 受験や資格試験を控えている人
  • ハーバード大学を目指そうと思っている人
Amazon.co.jpで『本山勝寛』の他の本を見る

にほんブログ村 本ブログへ 役に立ったらクリック☆  bana1



トラックバックURL

コメントする

名前:
URL:
  情報を記憶: 評価:  顔   星