May 20, 2008

20代でファーストキャリアを築ける人、築けない人


20代でファーストキャリアを築ける人、築けない人

キーワード:
 若鍋孝司、ファーストキャリア、20代、成長、テトリス
会社に入って最初のキャリアであるファーストキャリアをしっかり築いていくための考え方が示されている本。以下のような内容となっている。
  1. なぜ、就職してすぐの三年間が重要なのか
  2. ファーストキャリアを築くためのステップ
  3. 「自ら育つ」ための行動を決定づける八つの視点
  4. ファーストキャリアを築くために明日からできること
会社に入ってから3年以内に辞めたくなることがあるが、よほど環境が悪い会社でない限りその会社に残り、入社数年の重要な時期にしっかり成長しましょうという内容。

ファーストキャリアというのは、入社して数年で築くキャリアのことで、このキャリアをどのように築いたかによって未来のキャリアは大きく変わってしまうと示されている。よって、この数年が特に大事なので、よりよくキャリアを築くための行動指針が示されている。

はじめにファーストキャリアが築かれた状態というものが示されていたので、以下に抜粋。
  • 自分の中に、一つ“自信”となるような経験や考え方を持っている
  • 自分の中で、“変化”した何かがあることを感じられる
  • それまでとは、“視点”が変わった(高まった)ように感じられる
  • ここまで過ごしてきた(変化・成長してきた)自分自身を“承認”できている
    (pp.31)
自分自身の経験に当てはめてみると、まだまだだなと思った。何よりも何か視点が変わったという感覚がまだない。あと1年くらいで何か見出せればいいかなと思うけど。

以下ファーストキャリアを築くための考え方や行動指針を列挙していく。
  • 職場やプロジェクトがどんな状況でも自ら成長する
  • 『できるか、できないか』ではなく『やるか、やらないか』で考える
  • 成功体験からは、経験とモチベーションの向上という大きな果実を得られる
  • 失敗のすべての原因は自分に帰すると考える
  • 同期に勝つためには、時間のポートフォリオ(組み合わせ比率)を変える
  • ビジネス書、歴史小説、恋愛小説も学びに変える
  • 他人の力を借りて成果を上げる
こんなところか。さすがにこのような自己啓発本をそれなりの量を読んでいるので、真新しいことはそんなにない。けれど、みなやはり同じようなことを主張するのだなと思い、帰納法的に説得力が増す。同じような内容の本を何冊も読むのは、自分に徹底的に行動指針を刷り込んでおくため。

読みやすい構成になっており、文中の強調しておきたいメッセージは以下のように示されている。
ありえないこと、受け入れられないことが起こったら、
“yes”で受け取り、“and”で返す。
障害を乗り越えれば、乗り越えただけの結果を得られる。
(pp.186)
著者はあるとき交通事故で歩けなくなってしまったが、このような考え方で可能性を広げていくことができたようだ。自分も病弱でくじけそうになるけど、がんばろうと思った。

この本は3年で辞めるな派の本だった。次は3年で辞めてもいいよ派のキャリア論でも読もうかな。しばらくはキャリア関連のものを読むと思う。

読むべき人:
  • 入社3年で辞めたくなった人
  • 仕事でうまくいかず閉塞感を感じている人
  • 最近不条理なことが起きてしまった人
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