May 21, 2008

スピードハックス


スピードハックス 仕事のスピードをいきなり3倍にする技術

キーワード:
 大橋悦夫 / 佐々木正悟、仕事術、段取り、やる気、方法論
仕事のスピードを効率的に上げるための具体的な方法が示されている本。以下のような目次になっている。
  1. まず「取りかかる」気持ちを起こす
  2. 「段取り」を決めてスピードを上げる
  3. スピードアップにつながる「やる気」を引き出す
  4. 作業の時間をスライスして管理する
  5. 自分の今の仕事環境をテコにする
  6. 1つの「原則」を決めて作業中の迷いを断つ
  7. 「習慣の力」を最大限に活用する
  8. 「アイドルタイム」(待ち時間)を減らす
  9. とにかく「ゴール」までたどり着く
  10. 巻末付録 仕事のスピードアップに役立つTips集
仕事のスピードが速い人というのは、仕事をスピーディーに進めるための自分なりの仕組みを持ち、これをうまくまわしているようだ。そして、このスピードアップの仕組みとやる気を組み合わせ、すでにある仕組みをよりうまく回すための工夫をする方法論としてスピードハックスが示されている。示されているハックスは、どれも具体的で、実際に自分が試してみようと思ったものを以下に列挙。
  • タスクリストで「後回し」を回避
  • とりあえず「5分」だけやってみる
  • 「途中経過」はこまめに報告し合う
  • 作業時間は「分」単位で見積もる
  • 「未来の作業」のために作業記録をつける
  • 1日を複数のセクションに分ける
  • 「小さな締切」を設定する
  • 「キッチンタイマー」をセットする
  • 作業記録から”反省”してみる
  • 「自分は仕事が速い」と自己暗示をかける
  • 10分やったら2分休む、1時間やったら30分流す
すぐにできそうなものを選出してみた。いくつか内容を説明。『とりあえず5分だけやってみる』というのは、それなりに時間を要する仕事で、事前にアウトラインや段取りを考える必要のあるものは、最初に5分だけやってみてどのような作業が必要になるかを見渡すとよいらしい。

『作業時間は「分」単位で見積もる』は、1つの作業に対する見積時間が1時間を越えるようであれば、その目標は大きく外れる可能性が高いらしい。人が1度に把握できる作業量というのは分単位であるかららしい。 そのため1時間を超えるものは、より小さいな作業に分解して時間を割り当てるとよいらしい。そうすると以下のようなメリットがあるようだ。
  1. やるべきことが明確になる
  2. 達成感が何度も味わえる
  3. 進捗状況が明確にわかる
  4. あとどれくらいの時間で終わるかがわかる
これはいつも仕事をするときに実感した。大体1時間とか見積もると、作業の内訳が見えてなくて、結局2時間とかかかったりした。作業時間を見積もるときは、やはり何にどれだけかかるかを細かく見積もるのがよいようだ。

『「未来の作業」のために作業記録をつける』に関しては、作業記録はそのまま段取りを描くための材料になるようだ。作業記録をするツールとしては、作業時間の集計が簡単にできるエクセルなどの表計算そふとがよいらしい。これは実際にやってみよう。また、時間の計測を感覚的にやるのではなく、実際に計測するとよいらしい。時間感覚というものは実際とは大きくずれてしまうからのようだ。

『「キッチンタイマー」をセットする』というのは、タイマーで時間を計られているという感覚は「やる気」に火をつけるのに役立つようだ。タスクを見積もって実際に実施するときにやってみようと思う。実際この記事を書くためにタイマーを設定してやっている。すでにこの文を書いている時点で予定時間を超過しているが・・・。PCの作業が多いので、フリーソフトのストップウォッチタイプのものを導入している。

『10分やったら2分休む、1時間やったら30分流す』では、休息を取りながらの方が、仕事のスピードを維持しやすくなると示されている。これはなんとなく分かる気がする。仕事でいつも2,3時間もぶっ続けでやっていると集中力が低下し、はたから見ればやっているように見えるが何も進んでいないことが多かった。なので、もっと短いサイクルで休憩したほうがよいなぁと思った。ただでさえ疲れやすい体をしているんだし。

示されていることは、作業記録をつけるとか、メールの効果的な使い方、お気に入りの使い方、RSSの使い方、USBメモリの使い方などITツールやWebサービスを使用したものも多く示されている。あまりこのようなものを使ったことがない人や詳しくない人には有効かもしれない。

この本の特徴は、各Tipsに『時間感覚』、『習慣』、『作業記録』、『やる気』、『段取り』とタグとなるキーワードが示されいることだ。それらは巻末でタグ索引としてまとまっており、気になるものから参照していくのもスピードハックスと言えると示されている。普通の本では見かけない索引で、ここまで意識してスピードハックスを考えられているのだなと思った。

示されているものはかなり具体的で、、またさまざまなTipsが多く載っている。最近読んだ段取り系の本で一番まとまっているような気がする。すべてを実行する必要はないけど、気になるものやできそうなものを実際に実行してみるとよいと思う。。

この本はしばらくは何度も読み返す必要があると思った。

結局この記事を書く目標時間を30分と見積もったが、倍の60分になった・・・。感覚的な見積もりはダメなので、この記録をもとに書評時間を正確に見積もっていこう。

読むべき人:
  • 仕事が遅い人
  • 毎日残業続きの人
  • 仕事でやる気を出したい人
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