May 28, 2008

「すぐやる人」になれる本


「すぐやる人」になれる本―「先のばし」「計画倒れ」がなくなる最強の行動革命 成功する人は「気持ちの準備」がうまい!

キーワード:
 吉田たかよし、やる気脳、さきのばし、習慣、行動
アナウンサー、医師などの職業を経てきた著者による「すぐやる人」になるための方法が示されている本。以下のような目次となっている。
  1. 第1章 「人生についたクセ」をまず変えていく―才能より「本能」が行動力を引き出す
  2. 第2章 気持ちを「プラス」にキープしよう―習得より「習慣」が意志力を引き出す
  3. 第3章 「雑欲」を整理すると生産性は断然高まる―始めるより「やめる」が達成力を引き出す
  4. 第4章 手ぎわよく「グズを断ち切る」ために―無理より「整理」が速さを引き出す
  5. 第5章 「リカバリーショット」を早く大きく打つ―順風より「風雪」が自信を引き出す
  6. 第6章 この生活習慣が「成功習慣」!―手間より「手軽」が脳の力を引き出す
(目次から抜粋)
やる気がなかったりして、ぐずぐずしているときなどに、具体的にどうすればよいかが全体的に示されている。以下その具体例を示す。
  • やりたいことをやるには本能を味方に付ける
  • 「社長になりたい」というのは本当にしたいことではなく、「お金儲けがしたい」が本当にしたいこと
  • 目標は大きな紙に大きな文字で書き出し、目立つところに貼る
  • 大目標は手帳などに書いておき、一日に何度でも眺めて自分に刷り込む
  • 目標に向かって集中したいときは、締め切りの日時を決定する
  • 「やる気」がなくなってきたら、成功したイメージを具体的に思い浮かべる
  • あれもこれもやらずに、やらないことを決め、本当にやるべきことにエネルギーを注ぐ
  • ネクタイを締めながら目標を口にする
  • 寝る前に目標を確認する
先送りをするということは、世間的にはあまりよいことだと思われていないが、効率を伴うのであれば、積極的な先送りもありだと示されていた。その場合には、今やるよりも将来のほうが効率的であるという判断に基づき、いつまでにやるのかという期限を決定することが重要なようだ。それがアイディアを考えることなどの場合は、夜の睡眠をはさむのが重要らしい。レム睡眠時に脳が活発に働いて、側頭葉に隠れているかアイディアをまとめてくれるらしい。

一番勉強になったのは本能とやる気を結びつけるというところ。以下その部分を抜粋。
 さて、欲望について考えてみるときに、自分自身に嘘をついたり、格好をつける必要はありません。「社会のために」「平和のために」などという正義感を振りかざすのは格好がいいものの、人の目を気にしたことで、自分の欲望をゆがめてしまいかねません。
 間違った欲望を掲げてしまう恐ろしさは、それが潜在意識の中に、いつのまにか入り込んでしまうことです。間違った目標設定をしているにもかかわらず、それが自分の本心だと思い込んでしまい、実現させるために無理をしてしまうほうがよくありません。苦労を自ら背負い込むだけです。
 一方、「女性にもてたい」「お金持ちになりたい」「世界の秘境を旅したい」という素直な気持ちが動機となれば、行動するのもそれほど苦ではなくなるのです。そもそも欲望を他人に話す必要はないのですから、自分に正直になってみてはどうでしょう。
(pp.26)
確かにそうだよなと思った。自分に嘘はつきたくないし、根本的な欲求を大事にしようと思った。自分自身も、この書評ブログを続けているのは、最終的には金持ちになりたいからという根源的な欲求があるから。高尚な理念も必要だが、それは結果的に後から導かれるものではないかと思った。

著者は医者でもあるので、医学的な根拠もしっかり示されている。他の医者が書くような本よりも専門用語が少なくて読みやすい。ビジネスシーンで、こんなときはどうするべきかということが多く示されているので、ビジネスパーソンにはよいと思われる。また、ところどころイラストもあるので、示されていることがイメージしやすい。

幅広く示されているので、他の自己啓発書と重複する部分が多いが、どの自己啓発本も同じことを示すということは、それなりに根拠があるのだということだと思う。

幅広く具体的な行動指針が示されてるが、それをまとめたチェックリストのようなページがないのが残念。こういう本はチェックリストがあるほうが後で見直しやすい。文庫書き下ろしなので、そういう構成にはできなかったのかなと思った。

まずは、目標を紙に書き出して、毎日寝る前に確認しようかな。

読むべき人:
  • やる気がなかなかわかない人
  • やるべきことを先送りにして自己嫌悪に陥っている人
  • 生活習慣が乱れていると思う人
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