June 02, 2008

おカネになる文章が書ける


おカネになる文章が書ける

キーワード:
 和田秀樹、いい文章、書く、作品、発表
精神科医によって、おカネになるいい文章の書き方が示されている本。以下のような目次となっている。
  1. プロローグ 「とにかく書こうよ」と時代が背中を押している
  2. Part1 「いい文章」の見本はあなたの「好きな文章」でいい
  3. Part 2 わかりやすい文章は「短く」「シンプル」に書こう
  4. Part 3 この決めワザであなたの文章は「いい文章」になる!
  5. Part 4 「ネタ」はどこに転がっているのか
  6. Part 5 他人が読むと「いい文章」に変身する!
  7. Part 6 「動く」「感じる」「考える」「書く」を一つの流れにしよう
  8. Part 7 自分の文章を発表できる「場」を見つけよう
    エピローグ 楽しんで生きよう、楽しんで書こう
(目次から抜粋)
著者は、あまり文章を書くのが得意ではなかったが、雑誌の寄稿、書籍の執筆などで文筆修行をしてきた経験から、著者なりのいい文章の書き方を身につけてきたようだ。そして、著者がこの本を書こうと思ったのは、昨今はパソコンやブログを利用して誰でも文章を気軽に書けるようになっているが、多くの人がそのチャンスを活かしていないと思ったからのようだ。そして、著者が身につけてきたいい文章の書き方を示し、多く人にお金になるような文章を書いてもらいたいという思いがあるようだ。

お金になる文章というのは、「プロの文章」ということになり、さらに「プロの文章」とは「いい文章」ということになるようだ。そして「いい文章」の条件として以下の2つが示されていた。
  • わかりやすい文章であること
  • 気持ちのいい文章であること
わかりやすい文書というのは、ビジネス文書やプライベートな文章など、どんな文章にも欠かせない条件となっているようだ。また、気持ちのいい文書とは、リズムやことば遣い、表現が気持ちいいということらしい。なるほどなと思った。

いい文章を書けるようになるには、苦行をするというよりも、楽しみながら書くというのがよいらしい。そのためには、わかりやすい文章、気持ちのいい文章をたくさん読む必要があるようだ。

また、おカネになる文章を書くには、「わかりやすく書け」、「短い文章を書け」ということが重要なようだ。これが基本になると示されている。そして、いい文章を書ける人が小説を書いて文学賞を受賞したり、あるいはビジネス社会において大切な提案、交渉などにおいて重要な役割を果たすとあった。なるほどと思った。

以下、いい文章を書くために必要な具体的な方法を列挙。
  • 1行にあれもこれも盛り込まない
  • 意識的に短い文章を書く
  • いちばん書きたいことから書いてみる
  • 意味の伝わりにくい箇所、唐突で説明不足な箇所はないかなどをチェックする
  • 文章の頭に「しかし」や「けれども」はできるだけ使わない
  • 改行を増やして余白スペースを広げる
これはブログを書くときにそのまま役立てられそうな内容だなと思った。ついつい自分の文章は1文でたくさんの情報を盛り込みすぎて長くなりがちになる。そのため、推敲段階で、主部と述部がねじれていて意味が通じないことが多い。これは気をつけよう。

また、ブログはどちらかというと、短い文章のほうが読みやすいなと思う。はてなブログとかはやたらとカラム幅が大きくて、そこに長文が書かれていると、読む気があまりしない。

文章は他の人に読んでもらうことで上達していくとあった。そのためには、何かテーマを決めてブログで書いていき、プロの文章を目指したりすればよいとあった。なるほどと思った。

一番重要だと思った部分を以下に抜粋。『楽しんで生きよう、楽しんで書こう』というタイトルの部分。
 あなたがかりに会社員だとして、思うようにいかない仕事や少しつらい毎日を送っているとしても、文章を書く生活があれば気持ちを切り替えることができます。
 わたしは文章を書く意味はそういうことかなと思うのです。
 人間はこころにつらいことがあっても、そのこころが楽しんでくれるものを持っていると、大丈夫ちゃんとやっていけるからです。
 したがって、最後は精神科医としてのアドバイスとなってしまいますが、文章を書くことで日々の抑圧感や、行き場のない不満を解き放つこともできるのです。これは精神分析用語でカタルシスと呼ばれるものですが、書くことでわたしたちは気持ちの整理がついたり、元気を取り戻すのはほんとうのことだと思います。
 書くということにはそういった効果もあります。
(pp.189-199)
なるほどなと思った。これは自分も当てはまるのではないかなと思った。書くことで自分の内面のバランスをとっているのだと思った。もちろんこの書評ブログで何か抑圧しているものを吐き出しているわけではないが、抑圧感を緩和してくれる本を読んで書評することで代替効果が現れているのだと思う。

自分自身が書評ブログを書くのは、わかりやすい文章を早く正確に書くという文筆修行のためだ。また、自分と同じような興味関心、悩みや考えるヒントとなる本を紹介して、多くの人に知ってほしいという理由もある。

この本は、著者の文章を書くときのポイントにしたがって書かれており、1ページの文章量が少なく、また漢字も意図的に使われていない。なので、かなり読みやすく、すんなり頭に入ってきた。随想的な内容でもあるので、気軽に読めると思う。

読むべき人:
  • 将来文章でお金をもらいたい人
  • 文章を書くのが苦手な人
  • 小説家になりたい人
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1. 受験の神様!和田秀樹の受験の方程式プレミアム  [ いんふぉーる ]   January 09, 2009 20:24

今からでも短時間で効率よく勉強する方法を身につけて欲しい。受験の神様と呼ばれ延べ50万人以上の受験生を合格へと導いた経験を持つすごい人です。

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