June 20, 2008

エンダーのゲーム

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エンダーのゲーム

キーワード:
 オースン・スコット・カード、SF、バトルスクール、天才少年、バガー、苦悩
長編SF小説。あらすじをカバーの裏から抜粋。
    地球は恐るべきバガーの二度にわたる侵攻をかろうじて撃退した。捕らえられた人間を容赦なく殺戮し、地球人の呼びかけにまるで答えようとしない昆虫型異星人バガー。その第三次攻撃にそなえ、優秀な司令官を育成すべくバトル・スクールは設立された。そこで、コンピュータ・ゲームから無重力戦闘室での模擬戦闘まで、あらゆる訓練で最優秀の成績をおさめた天才少年エンダーの成長を描く、ヒューゴー、ネビュラ両賞受賞の傑作
(カバーの裏から抜粋)
11歳の天才少年が、バトルスクールに参加してから、バガーを撃破するまでの長編小説。なんとなく本屋で、SF小説が読みたいと思って、表紙の絵とあらすじに惹かれて買ってみた。Amazonに絵の画像がない・・・。ハヤカワ文庫の作品はかなりの確率で、画像が登録されてない。よい表紙が多いのに、もったいない。なので、自分でデジカメで撮ったものを示しておく。

肝心の内容は、面白かったような、そうでもないような・・・。

古いSF小説は訳があまりよろしくないものが多い。これもそうだったかもしれない。原文が想像できそうな日本語で、全然文章が頭に入ってこない。もちろん、SF小説で、普段の生活とはかけ離れた世界を描写しているのだからそれはしょうがないとしても、さすがにこれは読み進めるのが少し困難だった。だから、かなり長い期間をかけて読んでしまった。500ページ以上もあるので。

バガーという昆虫型異星人との戦争を描いているのだから、『スターシップ・トゥルーパーズ』のような作品を期待していたのだが、そうではなかった。物語のほとんどがバトルスクールでのコンピュータ・シミュレーションゲームでの戦闘に費やされている。しかし、そのゲームこそが、この物語の核心なんだけど、その核心に行くまでが大変。単純にバガーを駆逐し、世界に平和がやってきました、めでたしめでたし、とならないのがこの物語の奥深さかなと思った。

エンダーという11歳の少年は、年齢の割りに妙に大人びていて、バトルスクールで、戦闘マシーンに育て上げられ、さらにチームのリーダとしてさまざまな決断に迫られて苦悩したりしていく。そのような人間的な成長も描写されているのかなと思った。

エンダーシリーズといって、これが最初の作品で、他にも続編や姉妹編が出ているようだ。訳がしっかりしていれば、読んでみようかな。

SF小説は、想像力の訓練になるなと思った。

読むべき人:
  • 天才少年にあこがれる人
  • バトルスクールという設定に惹かれる人
  • リーダーとは何かを体感したい人
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