June 20, 2008

成功の五角形で勝利をつかめ!


成功の五角形で勝利をつかめ!

キーワード:
 三田紀房、ドラゴン桜、ビジネス突破塾、五角形、教科書
『ドラゴン桜』流ビジネス突破塾の第2弾。以下のような目次となっている。
  1. STEP1 会社は「教師のいない学校」だ!
    1. 会社を「学校」に置き換えろ!
    2. 最高のビジネス書はどこにある?
    3. なぜ「教科書」で仕事は変るのか?
  2. STEP2 仕事力の基礎は「国語力」にあり!
    1. 国語に「美しさ」を求めるな!
    2. 「正しく読む」力を身につけろ!
    3. 「行間を読む」ことは「空気を読む」力だ!
    4. 文章の見本は「数学」にある!
  3. STEP3 「数学力」で世の中のウソを見破れ!
    1. 文系だからこそ数学力を鍛えろ!
    2. 数学で論理的思考を鍛えろ!
    3. あらゆる情報は数学力で読め!
  4. STEP4 理・社・英が「応用力」をつくる!
    1. 理科を通じて「仮説と検証」を身につけろ!
    2. 社会は「ネットワーク力」を鍛える手段だ!
    3. 英語をマスターしようとするな!
  5. STEP5 教科書を極め、教科書から飛び出せ!
    1. インプットしたら次はアウトプットだ!
    2. 失敗から学ぶな!成功から学べ!
    3. 「背番号二ケタのキャプテン」になれ!
(目次から抜粋)
冒頭部分に漫画が載っており、ドラゴン桜の桜木によって、膨大な量のビジネス書を読んでも何の意味もない、ビジネスの基礎力養成に必要なものは、中学校などで使用する教科書だ!!と示されている。前著の『汗をかかずにトップを奪え! 』と同じように、桜木が語るように痛快な内容となっている。

生きる力、生き抜く力を習得するツールとして、国数英理社の5科目があると示されている。そしてその5教科がビジネスの基礎力養成に必要な、成功の5角形になるようだ。以下、その5科目で身につく能力を示す。
  • 国語・・・・・・読解力、コミュニケーション能力
  • 数学・・・・・・ロジカルシンキング能力
  • 理科・・・・・・仮説力、検証能力
  • 社会・・・・・・ネットワーク力
  • 英語・・・・・・クソ度胸
なるほどと思った。例えば、国語の場合、以下のようなことが示されている。STEP2のまとめページから抜粋。
  1. 仕事の基礎は国語力にあり!
  2. 国語を「教養」や「品格」で語るな!
  3. 常に「なぜ?」を考えながら読め!
  4. 行間を読む力は、空気を読む力だ!
  5. 「美しい文章」を書こうとするな!
  6. 理系教科書を手本に「正確無比な文章」を書け!
  7. 「自分の気持ち」以外を言葉にしろ!
    (pp.86)
なるほどと思った。この国語力が全ての教科の基礎になるようだ。

他の科目も示したいが、それは置いておいて、以下、自分が特になるほどと思った部分を引用しておく。まずは、書評の使い方について。
 どんな良書でも、読者に読む力がなければ「つまらない本」になってしまう。そして良書であるほど、それを「正しく読む」力が求められるものなのだ。
(pp.41)
インターネット上にも書評が溢れている状況なので、書評やレビューは過度に信じ込まずに本当にそうなのかと疑いながら参考にするくらいの距離感を保つことがベストと示されていた。なるほどと思った。なので、この書評ブログを見ている方も、そのような距離感でこのブログを見てもらいたい。

他にもビジネス書などは何を読むべきかということころ。
 ビジネス書も自己啓発本も、共感よりも「刺激」を求めるべきだ。
 ダメな自分に気づかされ、より高いところに昇っていくための動機付けとなるような本。まったく新しい情報や価値観を知らしめてくれる本。そして下方比較ではなく、上方比較をさせてくれる本である。

 よく言われる「どんな本にも価値がある」なんてのはウソッぱちだ。
(pp.73-74)
読むべき本は、共感系の本よりも刺激的なことと書いてある本がよいらしい。これはなるほどと思った。自分と考えが違う本のほうが、なぜ?ということを考えやすくなるし、新たな発見がありそうだなと思った。ただ、どんな本にも価値があるとはいえないというのは、すこし疑ってみる必要があるかなと思う。確かに、表面的には明らかに得るものが何もない本とか、つまらない本もあるが、それはそれで、なぜそのような本を買ったり、読んでしまったのか?とか、どこがつまらないか?とかを分析することで、その本が間接的に活きてくるのだと思う。だから、この主張は、表面的には毒になる本もあるが、深く考えるとそれを薬にもできると思っておこう。そう思っていないと、とても書評ブログなんて続かない。

最後に、本を読む理由について。
 本を読むことは大切だ。
 小説からエッセイ、ノンフィクションにビジネス書まで、さまざまなタイプの本を乱読していくべきだ。難しい本ばかりではなく、エンターテイメント系の小説もいいし、自己啓発書を読むのもかまわない。
 なぜなら、読書に与えられた真の目的とは「国語力の向上」や「知識のインプット」などではないからだ。
 読書の目的とは、「根気」と「集中力」のトレーニング。このひと言に尽きる。
(中略)
 時間に追われる現代人にとって、これはとてつもない「根気」を要求される作業だ。
 そして仕事の合間をぬって何冊もの本を通読していくためには、相当の「集中力」が必要となる。

 だから、ほんとうの読書家は根気があるし、いざというときの集中力が高い。
(pp.175-176)
これはなるほどと思った。この書評ブログも、この根気と集中力のトレーニングのためということになる。また、読むべき本も乱読でいいとあったので、このまま自分のスタイルで書評を続けていこうと思った。

著者、桜木の示すことは結構一見普通の本とは違うことが書いてあり、それはなぜ?と考えさせてくれることが多い。これもその一つかなと思った。

特にビジネス書ばかり読んでいる人や、書評ブログを実践している人は得るものが多いと思うので、お薦め。

読むべき人:
  • ビジネスで成功したい人
  • 書評ブログをやっている人
  • ドラゴン桜が好きな人
Amazon.co.jpで『三田紀房』の他の本を見る

にほんブログ村 本ブログへ クリックありがとうございます☆  bana1



トラックバックURL

コメントする

名前:
URL:
  情報を記憶: 評価:  顔   星