June 30, 2008

成功する男はみな、非情である。


成功する男はみな、非情である。

キーワード:
 角川いつか、成功、非情、帝王学、孤独
成功者の本質が示されている本。以下のような目次となっている。
  1. はじめに
  2. 第1章 成功する男には、「非情の哲学」がある。
  3. 第2章 成功する男は、”バッサリ”斬り捨てる。
  4. 第3章 成功する男は、「孤独」を武器にする。
  5. 第4章 成功する男は、「夢」を求めない。
  6. おわりに
(目次から抜粋)
著者が20代半ばから、ビジネスなどの成功者に会ってインタビューし続け、普通の成功哲学書に書かれていないようなことを成功者から聞き出し、それがさまざまなエピソードともに成功者の本質が示されている。

読み物として結構面白かったし、勉強になるなとか、他の自己啓発本とか成功本にはあまりかかれていないようなことが多かったなと思った。以下その一部を列挙。節タイトルとその節の最後に示されている訓戒を示しておく。
  • 「普通ではない」が成り上がるための条件である。 ⇒ 成功したいなら、平和な幸せは求めるな。
  • モテる男とモテない男の差は、「行動力」である。 ⇒ 成功したければ、スピード感を持て。
  • 一流人は、つき合うメリットを初対面で瞬時に見抜く。 ⇒ 相手の本質を一瞬で見抜く目を養え。
  • “思う存分”やろうとする人間は、決して“背負わない”。 ⇒ 三五歳になったら、「人生は半分終わった」と自覚せよ。
  • 沈黙は「金」ではない。「無能」である。 ⇒ 人を巻き込むには、「面白い話」をせよ。
  • できる男は、女との関係でも平然とルールを破る。 ⇒ 仕事も恋愛も”一点買い”は禁物。必ず保険をかけよ。
  • 非情な男は、「冒険」ができる。 ⇒ 歳を重ねても、「初体験」を恐れるな。
  • 「待つ力」を持っている人間がチャンスをつかむ。 ⇒ 動くばかりが能ではない。下降気流にはまったときは自分を磨け。
  • 非情な男は、女性関係でも“ずる賢い”。 ⇒ 浮気をするのなら、用意周到にせよ。
  • 大物は、自分流の「孤独の癒し方」を知っている。 ⇒ 成功すれば孤独が待っていると心得よ。
  • 成功者は必ず「運命の五人」に出逢っている。 ⇒ 人を傷つける辛さ、人生の切なさを覚えて男を磨け。
  • 真の成功者は、自分の努力を知られることを恥と考える。 ⇒ 「努力」を褒められても喜ぶな。
  • 愛すべき非情な男は、ストイシズムを持ち合わせている。 ⇒ ストイシズムを持った、「心優しき非情」を目指せ。
ちょっと多いかな・・・。このように、著者がインタビューして聞きださなければ、成功者本人が決して自分から語ったり、本に書いたりしないようなことが多く示されている。

一番なるほどと思った部分を抜粋。『真の成功者は、自分の努力を知られることを恥と考える。』から。
 真の成功者とは、努力しなくてもいいくらいの地位を築いた人間である。
 真の成功者とは、努力しなくても金がオートマチックに入るようになった人のことである。
 私は、今まで何人か天才と言われる男性と出逢ったが、彼らは、普通の人以上に努力をしている。けれども、それが習慣化し、決して苦とは感じていない。

 「努力家ですね」なんて言われたら、むしろ恥だと思わなければいけない。
(pp.189)
これはとても勉強になった。自分が努力をしていると自覚しているようでは、まだまだ成功者への道は遠いようだ。

著者は女性で、女性特有の視点から物事見ている部分もあるのかなと思った。著者自身の成功者との男女の関係などエピソードとして面白い。他にも面白いエピソードとしては、歌舞伎町で中国マフィアの取材をしていて危険な目にあったとか、知り合いの坊さんが、ゲーム好きで、ゲームセンターで殺戮ゲームをしているとか、大物俳優には女が15人いたとか、読み物としても面白い。

著者の簡潔な文体もいいなと思った。あまり媚びていない、潔さがあるような気がする。

成功者の裏事情、帝王学、本質が知りたい人は読んでみると面白いかもしれない。ただ、これを全て実践するとなると、いろいろ大変だなと思った。

読むべき人:
  • 成功者になりたい人
  • 帝王学を学びたい人
  • 非情な男になりたい人
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コメント一覧

1. Posted by 高野玲至   June 30, 2008 20:43

こんにちは、はじめまして。

気になったのでコメントを書かせていただきました。

文中の「非常」というのは「非情」ではないですか?

2. Posted by Master@ブログの中の人   June 30, 2008 21:50

高野玲至さん

ご指摘ありがとうございます。完全にタイプミスでした・・・。

orz

以後気をつけます。

3. Posted by ★   June 30, 2008 22:52

雄弁は多くの場合、利益をもたらす。
しかし、時には沈黙が雄弁よりも利益をもたらす時もある。


とまぁ、諺の解釈を言ってみただけですが…
「沈黙は金」には諸説ありますからややこしいw

4. Posted by Master@ブログの中の人   June 30, 2008 23:03

★さん

コメントありがとうございます。

「沈黙」の価値は時と場合によりますね。

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