July 28, 2008

ショートカット仕事術


ショートカット仕事術―ムダをなくして「差」をつけろ!

キーワード:
 本郷陽二、ショートカット、仕事術、効率、方法論
仕事の効率を上げるための方法が示されている本。以下のような目次となっている。
  1. 第1章 ムダとムリをショートカット
  2. 第2章 無用なデータをショートカット
  3. 第3章 ショートカットの時間術
  4. 第4章 コミュニケーションのショートカット
  5. 第5章 ショートカットのデジタル術
(目次から抜粋)
この本内容が示されている部分を「はじめに」のところから抜粋。
 たくさんの仕事をこなし、ムダな時間をカットするためには、上手に仕事をやりくりする、また、ひとつの仕事にやたらと時間をかけず、ある点までで上手に切り上げる、この二つのスキルが重要になるわけである。
 こうしたショートカットの方法さえ知っていれば、仕事時間を短くしたり、自分のペースで進められるようになるはずだ。
(pp.3)
このように効率的に仕事を進めるための具体的な方法が多く示されている。

線を引いた部分を列挙。
  • 普段からスピーディーに考える訓練をしておくと、自分の事が精力的で想像力豊かな人間に思えるようになり、さらに幸福感さえ感じるようになる
  • 締め切りがある仕事、特別な決まりのある仕事を「なんとしても一人でやる」というのはリスクが大きくなる
  • ビジネスが成功するかどうかのカギは「準備」にあるので、十分に準備すれば、成功率は80%を超えるはず
  • 「ホウレンソウ」はリスク回避にも大いに役立つので、やっておいて損はない
  • 100%完璧に仕上げるためには、80%のときの数倍の手間がかかる
  • 新聞だけではなく、雑誌や本も同じ週刊誌や同じジャンルの小説ばかり読んでいると、視野が狭くなってしまう
  • やる気アップのために、「やったことリスト」である「Did Doリスト」を作る
  • 自分の評価をあげるためのショートカットは、企画書や書類などを締め切りの3日前までに仕上げること
  • 右開きの新聞は、読者は左ページに意識を集中するので、新聞編集者たちは左ページに重要な記事を載せるようにしている
  • 書評を読んでその本を読んだ気になり、ショートカットで読書ができる
  • エキスが多い本は、重要なページにタイトル入りの付箋をつけておく
  • メモは小さめのものにしておくと、「あまり書き込めない」という弱点が情報の集約につながる
  • 必要な本が決まっていたり、手っとり早く情報収集をしたいというときには、絶対に行きつけの書店へ行ったほうがいい
  • 情報や知識をショートカットして収集するには、新しい考え方や、いままでと違ったものの見方をすることが大切
  • 本はキリのいいところで読み終えるのではなく、面白いところで読み終えるといい
大体こんなところだろう。特に書評を読んで、世の中の本で何がはやっているのかを把握するといったことや、書評されている本を読んだ気になっておくというのはなるほどと思った。自分もそれなりに他の書評ブログを参考にしているし。しかし、やはり本質的に自分のものにするには、飛ばし読みでもいいから自分で本を読んだほうがいいと思う。とはいえ、この書評ブログは、どちらかというと本の内容のポイントを絞って示すことで、読んだ気になれるということを目標としているという部分もある。なので、ぜひ参考にして欲しいとも思う。

また、気になる本は読む時間がなくてもとりあえず買っておいて積読しておくと良いとあった。そして、本をしっかり背表紙が見えるように配置しておき、ときどき本と本の関連を見出して並べ替えることで発想のトレーニングになるとあった。これはなるほどと思ったので、自分もやってみることにする。

やたらとショートカットという単語が出てくるが、どうもただのこじつけではないかと思えてしょうがないものもある。そこまでショートカットということにこだわらなくてもなぁと思うが。最後のほうにはメールソフトのショートカット例とか、コピー、ペースト、undoなどの基本的なショートカットが示されている。どうせショートカットということを前面に打ち出しているのだから、もっとマニアックなショートカットとか出しても良かったんじゃないかなと思う。Alt + R, Alt + F, Alt + D, Alt + F4とか。

特に真新しさがあったわけではなかった。しかし、仕事の効率化についての復習になったと思う。内容がある程度推測できるような本でも、定期的に読むことによって自分に刷り込むことができるのだと思う。

常に仕事の効率を考えている人や、ある程度自分なりに効率的なやり方を身につけている人には少し物足りないかもしれない。どちらかというと、入社3年目までの新人の人が読むべき内容かなと思った。

読むべき人:
  • 仕事を早くこなしたい人
  • ショートカットに関心がある人
  • 新入社員の人
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