July 30, 2008

Visual Basic2005逆引きクイックリファレンス


Visual Basic2005逆引きクイックリファレンス―Windows XP/Vista対応

キーワード:
 きたみあきこ、VB、リファレンス、逆引き、サンプル集
Visual Basic 2005のテクニック集。以下のような目次となっている。
  1. Chapter1 Visual Basic 2005の基礎知識
  2. Chapter2 文法の基礎知識
  3. Chapter3 エラー処理とデバッグ
  4. Chapter4 コントロールとイベントの基礎
  5. Chapter5 基本のコントロール
  6. Chapter6 その他の便利なコントロール
  7. Chapter7 フォームとプロジェクト
  8. Chapter8 文字列・数値・日付と時刻
  9. Chapter9 プロシージャとクラス
  10. Chapter10 ファイル操作
  11. Chapter11 データベースの操作
  12. Chapter12 グラフィックスとマルチメディア
  13. Chapter13 印刷
  14. Chapter14 システム・ネットワーク・プロセス
  15. Chapter15 アプリケーションの制御と仕上げ
(目次から抜粋)
Visual Basic 2005でWindowsアプリケーションを作成するためのテクニックが346示されている。この本の特徴は以下のようになっている。
  • 文法の基礎から、オブジェクト指向の概念、コントロールの使い方、データベース操作、グラフィック操作、印刷、ネットワークとプログラミングのテクニックを幅広く紹介している
  • やりたいことを逆引きできるように、各Q(Question)に「○○するには」というタイトルがつけられている
  • それぞれのテクニックは単純なサンプルコードが示されている
また、各Qのページ構成は以下のようになっている。
  • Q番号:全項目の通し番号
  • Q(Question):VB2005を利用する際に生じるやりたいことや疑問を取り上げている
  • 書式・キーワード:そのQで解説しているVB2005の書式やキーワードを示している
  • 本文:取り上げている事項について説明している
  • ページツメ:各Chapterのタイトルが入っている
  • サンプルコード:具体的なサンプルコードが示されている
  • 実行結果:サンプルコードを実行した結果を図示している
  • メモ:そのQの内容の補足が示されている
具体的なQをいくつか列挙。
  • Visual Basic 2005とは
  • イベントハンドラを作成するには
  • 変数の有効範囲を指定するには
  • メッセージボックスを表示するには
  • Try Catchステートメントで例外処理を行うには
  • マウスポインタの形を変更するには
  • リストボックスにアイテムを追加するには
  • カレンダーのクリックで日付を入力するには
  • フォームのタイトルバーの文字列を設定するには
  • 2つ目のフォームを開くには
  • 数値を指定した書式の文字列に変換するには
  • Subプロシージャを作成するには
  • クラスのメンバを定義するには
  • テキストファイルに一括して書き込むには
  • データベースからデータセットにデータを読み込むには
  • ボタンのクリックで図形を描画するには
  • [印刷]ダイアログボックスを表示して印刷するには
  • TCP/IPでサーバーとメッセージを送受信するには
  • バックグラウンド処理の進捗を表示するには
このようなQが346も示されている。

本屋でVBのリファレンス本をいくつか見比べてみて、これを選択した。この本が一番見やすい構成になっているかなと思った。ページ内のメリハリがあり、またサンプルの多さもよいと思う。画面イメージも載っているのでわかりやすい。

ただよろしくないのは、内容に間違いがある点。サポートページには正誤表が載っていないが、いくつか発見した。153〜155pのリストボックスの書式・キーワード部分に間違いがある。本文のサンプルとは違っていて、書式の通りにはならない。一つだけ間違いを示しておくと、Q118の『リストボックスのアイテムを選択するには』で、書式では
リストボックス.Items.SelectedItem = アイテム (アイテムを指定)
(pp.155)
となっているが、本文のサンプルには
Private Sub Button1_Click(ByVal sender As System.Object, _
  ByVal e As System.EventArgs) Handles Button1.Click
  ListBox1.SelectedIndex = 3 ・・・・1
  ListBox2.SelectedItem = "総務部" ・・・・2

End Sub
(pp.155)
となっている。2番の部分が書式と違っており、実際に試してみると、書式の『Items』が要らない。技術本でこのような間違いがあると、信頼性が低下する。しっかり校正していないのがよくわかる。この本はわかりやすいだけに、少し残念な気もする。

全体的にVBで必要なことが網羅されているので、コーディング中にあれどうやるんだっけ?というときにとても重宝する。いちいちググったりするよりもこっちのほうがよいときもある。

VBで本格的にアプリケーションを作るときに、手元に一冊あって損はないと思う。

読むべき人:
  • VBのリファレンス集が欲しい人
  • フォームなどのプロパティ値のサンプルが欲しい人
  • わかりやすいテクニック集を求めている人
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