August 02, 2008

1の力を10倍にする アライアンス仕事術


1の力を10倍にする アライアンス仕事術

キーワード:
 平野敦士カール、アライアンス、仕事術、おサイフケータイ、人脈
おサイフケータイの発案者である著者による、他の人を巻き込んで大きな仕事をする仕事術が示されている本。以下のような目次となっている。
  1. 第1章 アライアンスで仕事も人生も劇的に変わる―そもそもアライアンスとは何なのか?
  2. 第2章 アライアンス・シンキング―「抜きん出る人」でなく「助けてもらえる人」になる
  3. 第3章 アライアンス情報整理術―「ひとりでに情報が集まる人に」自分を変える
  4. 第4章 アライアンス人脈術―「いつも助けてもらえる人間関係」を効果的につくる
  5. 第5章 アライアンス勉強術―楽しさと効果が10倍アップする学び方
  6. 第6章 アライアンス、キャリアアップ術―自分の想像を超えた“ワクワクするキャリア”を手に入れる
(目次から抜粋)
この本は著者がドコモに所属していたときに、おサイフケータイができるまでの軌跡とともに、一人でできないことでも周りの人の助けをもらったり協働することで、大きな仕事ができるようになるということが示されている。この本は、とてもわかりやすく勉強になる部分が多かった。線を引く部分が多かった。

まず、アライアンス仕事術の根本的な考え方は、以下のように示されている。
「自分にその知識がないのだったら、わかる人に助けてもらえる人間になる」
(pp.6)
なるどと、と思った。そして、アライアンスとはどういうことかということが、おわりに以下のように示されている。
  1. 自分自身を知ること
  2. 自分の想いを発信すること
  3. 相手を知ること
  4. 相手と想いを共有することにより「新たな自分をみつける」こと
なるほどと思った。では、具体的にどのようなことが示されているかと以下のようになる。恣意的に特に自分がなるほどと思った部分を列挙。
  • ドライだったり、親密だったりする人間関係を上手にコントロールし、それを自分自身の自己実現や成長をしていくために、相手にも自分を活用してもらうのが「アライアンス仕事術」
  • それぞれの”WIN-WINの関係”の発展を内在しながら、かかわるすべての人を成長させていくのが「アライアンス仕事術」
  • 自分の目的を提示し、同じ方向性を向いている人を、かかわり方はどうあれ、巻き込んでいく。そうして自然発生的に、「実現を助けてくれる人」を集めていくのが”アライアンス”という発想
  • まず自分が動き出し、「私はこれをしたいんだ」とか、「私にはこれができます」といことを、積極的にアピールしていくこと
  • アライアンス仕事術の最初のステップは、会社を超えた1つのビジネス単位である”自分の想い”を確立すること
  • すべての人がそのアイディアに対して、「みんなのアイディアを実現させよう」という「熱い想い」で結ばれていくことによって巨大なパワーを生み出す
  • 1人で一生懸命に考えているより、人を巻き込んでいってみんなで考えてもらったほうが実現の可能性は高くなる
  • 情報は自分で探さなくても自分が先に情報発信をすることよって、自動的にアライアンスした人たちがもってきてくれるようになる
  • ランチこそ、最強の情報収集術
  • あなたが必要とする情報をまわりの人からもらえるようになるには、必ず前提として、「私はこういう人間なのです。こういうことが私にはできます。そしてこういう情報が欲しいのです」という発信が必要になる。
  • 「デキる人」になるよりも、「スキのある人」、「切れる人」よりも「ちょっと抜けた人」。「格好いい人」よりも「愛嬌のある人」を目指すとよい
  • アライアンスによて人脈をつくる際にカギとなるのは、「謙虚さ」や「素直さ」、そして「相手に感謝する心」
  • 自分の価値を高める最大の近道は、絶対に誰にも負けない得意分野を1つだけでもいいのでつくること
  • ビジネス書などは、「それを読んだあと、自分なりにどう実践していくのか」が最も重要で、自分なりに消化して実践の場で生かすことができてはじめて身につく
  • 最も効果的に効率的に勉強ができるのは、人と出会うことであり、”実体験で学ぶ機会”を増やしていくこと
  • 大雪なのは、いま自分のなかでつくられている価値観は、本当に自分が望んでいることなのか、自分がいきたい方向はどこなのか、ということをきちんと振り返ってみること
ちょっと多すぎか・・・・。それだけこの本から得るものが多かったということだろう。

周りの人を巻き込んで、1人で考えこまない、というのは、よくプロジェクトで上司に言われることだなと思った。曰く、プログラミングなどで10分考えてわからない場合は、すぐに周りの人に聞くべきとか、バグが直せない場合は、周りの人にすぐに助けを求めるべきだと言われた。それと共通する部分が多いなと思った。プロジェクトベースの仕事では、チームで同じ方向性を目指して成果を上げるということが重要なので、この本に示されているアライアンス仕事術がそのまま活かせると思った。特に自分自身は、プロジェクト内でも1人で仕事をしがちなので、このような仕事術が全然できていないなと思った。逆に、もっと周りを巻き込んでいくことで、大きな成果を上げられるということがわかってよかった。

著者は、最初は銀行員だったことから、その後携帯電話に関心を持つことになり、ドコモに転職しておサイフケータイを発案するようになったようだ。その過程でどのようなことがあって、それにたいしてどのように行動されていたのか、ということも示されているので、とても勉強になった。

内容はとても読みやすいと思った。何よりも著者の実体験が多く示されており、人柄がよくわかるような内容だなと思った。

さて、この本を今日読んだのは、以下のセミナー参加のため。

「『聞くが価値』vol.02 with 坂田篤史・千葉智之・平野敦士カール」

このセミナーは、『【ビジネス書評】鹿田尚樹の「読むが価値!」【ビジネスブック・ミシュラン】』の鹿田さんが主催されている。

他にもメイン講師は以下2人。今から楽しみ。何とか直前までに講師全員の本を予習できた。

読んで終わりにするではなく、実践あるのみ!!ということなので、行ってきます。人見知りしないようにしよう・・・。

読むべき人:
  • 大きな仕事をしたい人
  • 1人で仕事をしがちな人
  • 人脈を築きたい人
Amazon.co.jpで『平野敦士カール』の他の本を見る

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1. 1の力を10倍にする アライアンス仕事術  [ 書評リンク ]   August 02, 2008 20:57

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コメント一覧

1. Posted by chample   August 03, 2008 09:09



masterさんこんにちは

セミナー勉強になりましたね。ブロガーの皆さんも楽しい方達ばかりでした。

またの機会を楽しみにしています。

2. Posted by Master@ブログの中の人   August 03, 2008 13:08

champleさん

昨日は楽しかったですね。

こちらこそ、またの機会を楽しみにしております。

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