August 11, 2008

売上1億円を引き寄せる感謝の法則


売上1億円を引き寄せる感謝の法則

キーワード:
 成田直人、接客、販売、感謝、教科書
接客販売の仕事の教科書のような本。以下のような目次となっている。
  1. はじめに
  2. 第1章 売上1億円はだれでも必ず達成できる!
  3. 第2章 本当に売ると決める!
  4. 第3章 売れない自分を受け入れる
  5. 第4章 商品を売ろうとしてはいけない
  6. 第5章 感謝の連鎖が売上を爆発させる
  7. おわりに
(目次から抜粋)
この本は、著者が大学卒業直後のアルバイトで、あまり詳しくないパソコンなどの販売で1年以内に1億円売り上げたノウハウが満載な内容となっている。何よりもすごいのは、著者は自分と同世代の24歳でこのようなビジネス書を出版し、さらに販売コンサルティング会社を起業して社長になっている点。これは同世代としてとても触発される。もちろん、この本の内容もかなり勉強になる。

この本は、ポイントを絞って列挙するよりも、内容を一部絞って詳しく説明しておいたほうが良いので、気になったところを恣意的に紹介しておく。

まず、著者が販売で1億円売り上げられた理由は、どうすれば売れるのかの仮説を立て、具体的な数値目標を設定し、それを実際に検証し、また販売売上はどのようになっているかを分析し、さらに改善するというPDCAサイクル(PDCAサイクル - Wikipedia)に沿っていたからだと思う。それは感覚的なものではなく、かなり論理的だなと思った。そして、目標を設定し、その目標を達成する前の細かい通過点を設定し、モチベーション維持をしっかり行っていたからこのようなことができたのだと思う。この本は、接客販売のノウハウが示されているが、このような目標を達成するためにはどうすればよいか?ということも学べる。

では、具体的に1億円売り上げるために、著者はどう考えたかと、大学時代の靴店でのアルバイトで、『地元横浜のショップで、全国のアルバイトの中で、売上1位を取る』という目標を設定し、以下の4点を実践したようだ。
  1. 1日の売上のピーク時間を予測する
  2. 売上目標の数字を具体化する
  3. 1日の成果を30分ごとにはかる
  4. 売上ピーク(土日)の夜に自己会議を行う
このように、ほぼPDCAサイクルに沿っている。何よりも特筆すべきは、毎日の売上をしっかりExecelで管理している点。数値化することで達成度が分かり、またゲーム感覚で実績が分かって楽しめるとあって、なるほどなぁと思った。ここまでやるから、目標を達成できるだなぁと単純に感心した。これは、書評ブログでアフィリエイト収益の売上を増やそうとするときにもとても参考になる事例だと思う。

目標達成プロセスも勉強なるが、何よりも接客で何が重要で、どういうところに気をつければ客が商品を買ってくれるのかということが分かりやすく示されているのも勉強になる。接客販売で意識しておかなければならないことが多く示されているので、特になるほどと思ったものを列挙しておく。
  • 目標達成のイメージを明確にし、自分のモチベーションを保つこと
  • お客様へのご質問にひとつひとつ答えられるように、知識を蓄積していくこと
  • 基本は「お客様は知識がない」という認識が大切なので、「使用しているイメージ」をお客様に持っていただくこと
  • お客様の不安に共感してあげるアプローチがとても大切
  • お客様と同じ目線に立った接客をすること
  • 「買ってくださいと」すぐに成果を求めずにお客様のために尽くし与えることが大切
  • 「お客様に満足のいく最高の買い物をしてもらいたい!」という視点が大切
  • プロ意識を保つには「私にとっては数多くいるお客様の1人かもしれない、でも、お客様にとっては、たった1人の販売員」という言葉を大切にする
  • 「認めて、褒めて、誉めて、ありがとう」で感謝の連鎖をつくる
本当はもっと紹介したいがこの辺で。自分はプログラマなので、1日中PCとにらめっこの仕事で接客はないが、たまに客先でシステム説明とかしたりする。そういうときにこのような意識がとても勉強になると思った。

成田流接客完全マニュアル、パソコン編というものがあり、これは客に「共感」するということが大事だと示されている。これがロールプレイ的に示されており、とても勉強になる。何よりも自分的にツボだったのは、パソコン知識がない客にメモリの説明をするときは、メモリは引越し屋で、メモリの容量は従業員数として例えて分かりやすく説明している点。256MBは従業員数が4人で、OSの処理に3人取られているので、残り1人で他のアプリケーションに対応しなければならないとか。この発想はなかったなぁと思う。これは今後使わせてもらおう。

特に触発されたのは、著者が自分と同世代の24歳という若さで既に出版している点。これは先日出版セミナーに出席したからなおさらだなと思った。そしてなぜこのような出版ができたかというと、たぶん以下の要素があるのだと思う。
  • 1億円売上達成という著者が語るべき根拠があったこと
  • 絶対に本を出版するという本気度があったこと
  • 成功するまであきらめなかったこと
これは、先日セミナーの講師をされていた坂田氏のブログの記事、『夢を実現できる人と夢で終わらせる人の違い|『華麗なる経営コンサルへの道』』で示されていることに通じると思う。そして著者は20代で出版できたという、ロールモデルの1人となりえる。

全編を通して著者の熱い想いとか考え方、人柄がよくわかるような内容だなと思った。そういう部分もとても触発されると思った。

この本はいろいろと勉強になること満載で、接客販売の教科書みたいな内容なので、接客販売をする人は必読だと思う。また、接客販売の仕事ではない人も勉強になる部分が多く示されているお薦め本だと思う。

自分と同じ年齢で、すごい人が世の中にいるのだなぁと単純に感心した。それと同時に、自分も頑張りたいと思った。

著者のブログ『成田直人ブログ:みらクリッ!

読むべき人:
  • 接客販売の仕事をしている人
  • 目標達成のプロセスを学びたい人
  • 20代で出版を目指している人
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1. 売上1億円を引き寄せる感謝の法則  [ 書評リンク ]   August 11, 2008 08:16

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2. 「売り上げ一億円を引き寄せる 感謝の法則」  [ KEN'S ROOM ??元No.1ホストが語るセルフマネジメント術?? ]   August 22, 2008 00:27

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3. 論理的だ  [ 歩道橋 ]   August 24, 2008 14:39

【米国債市場概況】長期債反落、GSE債の入札や連銀総裁の発言で日本経済新聞米国の景気減速は続くなかにあっても、利上げを計画することは論理的だとフィッシャー総裁は述べた。総裁...

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