September 18, 2008

1秒で10倍稼ぐありえない名刺の作り方


1秒で10倍稼ぐありえない名刺の作り方

キーワード:
 高木芳紀、名刺、稼ぐ、仕掛け、パーソナルブランディング
名刺アドバイザーによってビジネスで稼いでくれる名刺の作り方が示されている本。以下のような目次となっている。
  1. 第1章 あなたの名刺、ここがダメ!(稼ぐ名刺作りの考え方)
  2. 第2章 会社の無味乾燥な名刺をカスタマイズする方法(アイデア名刺初級者編)
  3. 第3章 話のキッカケになる突っ込みどころの仕込み方(アイデア名刺中級者編)
  4. 第4章 思わず相手を唸らせる達人の名刺(アイデア名刺上級者編)
  5. 第5章 先方の名刺フォルダの中で、検索上位を狙う!(インパクト名刺SEO)
  6. 第6章 先方への印象付けをサポートする、名刺交換時の演出テクニック
  7. 第7章 名刺を使って人脈を広げるための立ち回り術
  8. 第8章 名刺を活用したマーケティングノウハウ
  9. 第9章 知らないと恥をかく!名刺にまつわるビジネスマナー
(目次から抜粋)
以前セミナーに参加したときに実感したことは、やはり個人名刺を持つべきだと思ったので、個人名刺を作ろうと思っていた。そして、あまり時間もなかったので、ネットの書評をまったく見ずにリアル書店で検索をかけて出てきたのがこの本。実際に読んでみると、これは自分が求めていたものがしっかり書かれており、かなり実践で使える!!と思った。

ノウハウを紹介しすぎるとダメなので、本当に核の部分だけを紹介しておくことにする。
 
まず、名刺には「仕事をする、稼ぐ名刺」と「仕事をしない、無味乾燥名刺」があるようだ。後者の無味乾燥名刺とは、「初対面の際に交換する、単に名前と連絡先の書いてあるカード」でしかなく、もらっても何の感想もないし、印象もゼロなので、その後1週間、1ヶ月経ったあとはこの名刺は誰だっけ?ということになりかねない。逆に「仕事をする、稼ぐ名刺」とは名刺交換をすることで以下の効果が得られるものらしい。
  • 初対面でのコミュニケーション作りを楽にする
  • お客様と信頼関係を築くまでの時間を短縮する
  • セミナーや異業種交流会などでの、より深い人脈形成を助長する
このように、ビジネスを加速させることのできる名刺が「仕事をする、稼ぐ名刺」の定義ということになる。

名刺に仕事をさせるには意図的な「仕掛け」を施して、名刺交換時のコミュニケーションを発生させる「突っ込みどころ」を作ったりすることが重要なようだ。そして、最終的に以下のような仕事をする名刺を作り上げるとよいようだ。
  • その場の会話を盛り上げる
  • あなたを強く印象付ける
  • あなたの人となりをよく知ってもらう
  • あなたを信頼できる人物だと感じてもらう
  • あなたをいつまでも記憶に留めておいてもらう
  • 何かあったらすぐに思い出して声をかけてもらえる
この本は1章が核の章で、それ以降は、1章を展開した実践的な具体例が多く示されている。よって、1章のみを主に示しておく。

まず、名刺というものは、相手に差し出せばほぼ100%の確率で受け取ってもらえるので、すべてのPRツール、販売ツール、広告ツールの中で最も高性能なものなので、ビジネスにおける名刺の重要度は間違いなく最上級とのことらしい。

そして次に名刺に仕事をさせるには、初めに主目的を決めることが必要らしい。目的の例としては以下のようなものが示されていた。
  • 自社のホームページを見て欲しい
  • 自社製品(サービス)を、必要なときに思い出して欲しい
  • うちのお店を知り合いにクチコミして欲しい
  • 自分のマイミクになって欲しい
以上のように、相手に「○○して欲しい」という形で表現できるくらいはっきりしていたほうが良いらしい。

さらに目的を設定後は、名刺交換をした瞬間に会話が生まれる、自分はしゃべらなくても相手が思わず声をかけてくれるための「仕掛け」、つまり「突っ込みどころ」を仕込んでおくとよいらしい。突っ込みどころの仕掛けポイントは以下の部分らしい。
  • キャッチコピー(思わず笑ってしまう肩書きなど)
  • プロフィール(趣味、自分史、マイブームなど)
  • 顔写真(イラストにしたり、画像処理をしたりという変化球も)
  • 名刺の形状(普通の長方形ではない形、サイズ)
  • 名刺のからくり(珍しい折りたたみ方など)
  • 名刺のデザイン(奇抜な色やレイアウト)
  • 名刺の香り(アロマのお香の香り)
これらの中で、何か楽しい「刺激」、「違和感」もしくは「共通項」を作り出すことで、相手が「思わず反応してしまう」状況を作り出すとよいようだ。ここはへー!!と思った。これは使える!!と読みながら感嘆した。これは普通の会社の名刺にはありえないことばかりだなと思った。この突っ込みどころの仕掛けを仕組むだけで、かなり他の人の名刺と差別化できるなぁと思った。

そして、著者が名刺作りを手伝うときに必ず実行するポイントが以下の3つらしい。
  1. 顔写真を入れること
  2. 目的遂行のためにキャッチコピー要素を入れること
  3. 裏面も有効利用すること
これが「タカギメソッド」として示されていた。特になるほどと思ったのが裏面の有効活用で、名刺の裏面利用度はまだまだ40%程度以下らしい。裏面を使っていないということは、コミュニケーションの可能性を半分投げ出しているようなものなので、裏面に「肩たたき券」を載せるなどくだらない発想でいいから利用すべきとあった。これも参考になった。

本当はもっと具体的な部分を示したいが、あまりにも量が多すぎるし、時間の都合上ここまでとしておく。

最後に名刺だけでなく著者のことも触れておくと、著者が名刺をコミュニケーションツールとして再認識したのは、著者自身が営業がヘタだったからようだ。要は、人見知りの性格で、初対面の人と打ち解けるのが非常に苦手で、名刺交換後に何を話していいかわからなかったようだ。そこから名刺を研究していって、今の名刺アドバイザーになられたようだ。著者と同じく自分も人見知りが激しく、初対面が苦手だから、著者の示しているコミュニケーションツールとしての名刺は本当に使えると思った。

また、この本には、ラベル屋さん(ラベル屋さん.com:ラベル・カード作成ソフト:ラベル屋さんHOMEと無料テンプレート)のインストールCD-ROMが付属している。そして、即効使えるノウハウ満載で1500円は安いと思う。リターンがかなりすぐに見込めるんじゃないかと思う。

また、あとがきに著者の夢が示されている。以下抜粋。
 ここでちょっと告白しますが、実は本書を出版するにあたって、わたくしは大きな夢を持っています。いわゆる、「名刺ブーム」を起こしたいのです。大袈裟なことをとお思いかもしれませんが、現代は「個」の時代。究極にインフラが整備され、豊かなこの日本には、個々の人間が、各々の個性を十分に活かす土壌がすでにできています。しかし、それもアピールが上手くなければ、埋もれて終わってしまうのです。それではあまりにももったいないのではないですか!名刺を効果的に活用して、もっともっと人の交流が活性化するように、ビジネスが元気になるように願っています。そして、これからも志を同じくする頼もしい仲間たちと、ライフワークとして頑張っていこうと思います。
(pp.208-209)
まさに昨今は『個』の時代、『パーソナルブランディング』の時代といろいろなところで言われているので、著者のこの名刺作成本は、間違いなくパーソナルブランディングの礎になってくれるだろうと思う。自分はこの本片手に自分で名刺をデザインして個人名刺を作ったので、その効果は後ほど確認したいと思う。

自分も一足先に『個』を意識した『名刺ブーム』に乗っかっておこう。

ちなみに、今週末土曜日は『聞くが価値』vol.03 with 午堂登紀雄 &鹿田尚樹のセミナーに参加予定なので、そのときにお会いする人には、この本を片手に作った個人名刺をお渡しできると思う。

本当に使えるネタ満載で、パーソナルブランディング時代には必読だと思われる。

読むべき人:
  • 個人名刺を作ろうと思っている人
  • セミナーなどの初対面のときに会話が弾まない人
  • 名刺ブームに便乗したい人
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コメント一覧

1. Posted by 名刺アドバイザー   October 30, 2008 17:51

拙著をお読みくださり、また丁寧なご紹介までしていただき、ありがとうございました。今後もブログなどでどんどん情報出して参りますので、宜しくお願いいたします。感謝! 高木芳紀

2. Posted by Master@ブログの中の人   October 30, 2008 22:56

>>名刺アドバイザー、高木さん

コメントありがとうございます。とても有益な本で、実際に御書を基に自分で名刺をデザインしてセミナーで配ったところ、好評でした

即効性のある本で買ってよかったと本当に思いました。

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