October 21, 2008

お金の教養

お金の教養ーみんなが知らないお金の「仕組み」
お金の教養ーみんなが知らないお金の「仕組み」

キーワード:
 泉正人、お金、教養、資産運用、自己投資
金融の専門家によってお金全般に対する考え方が示されている本。以下のような目次となっている。
  1. 第1章 お金についての考え方
  2. 第2章 お金の貯め方
  3. 第3章 お金の使い方“小さなお金編”
  4. 第3章 お金の使い方“大きなお金編”
  5. 第4章 お金の稼ぎ方
  6. 第5章 お金の増やし方
  7. 第6章 お金の維持管理
  8. 第7章 お金を与えること
(目次から抜粋)
お金の本質的な使い方は、両親から「貯金しなさい」とか言われるだけで、学校などで学ぶ機会がまったくない。そのため、収入以上のお金を使ったりして、毎月お金がないということになりかねない。そのようなお金の生活習慣病から抜け出すには、正しいお金の知識、『お金の教養』を身につける必要があると示されている。そして、この本の目的は、『豊かで不安のないライフスタイルを送るための、正しいお金の知識を身につける』と示されている。

特に勉強になった部分を列挙。
  • お金を稼ぐ能力と、お金を維持管理する能力は、全く別の能力
  • お金がしっかり貯まっていく人と、貯まらない人の最大の違いは「習慣化」である
  • 収入の2割を貯金、6割を生活費、残りの2割を自己投資に当てると5年後には年収分の貯蓄ができる
  • 買ったものが、払った額以上の価値がある=『投資』、同じ価値=『消費』、以下の価値=『浪費』
  • 欲しいと思ったものは1週間待ってみると、衝動買いが抑えられる
  • 「使途不明金」が増えると、徐々にお金の生活習慣病になってしまう
  • お金を稼ぐというのは「階段を1段ずつ上がること」、お金を使うというのは「一気に飛び降りること」で、この2つの連続が経済活動になる
  • 本当に豊かな人は、貸借対照表での純資産が大きな人のことを指す
  • ビジネスでのお金の流れを知ることで、お金を稼ぐ能力はもっと高められる
  • 最もリターンの高い投資は自己投資で、徹底した『ローリスク・ハイリターン型の投資』である
  • 一番簡単にお金を維持する力をつけるには、まずは「収入以上のお金を使わない」というルールを徹底させること
このように、お金に対することが網羅的に示されている。また、お金を増やすステップが以下のように示されている。
  1. 収入以上のお金を使わない
  2. 収入の2割を貯金する
  3. 収入の2割を自己投資にあてる
  4. 収入を増やす(キャリアステップなど)
  5. 運用でお金に働いてもらう
  6. お金を正しく維持管理する
なるほどと思った。

お金全般の網羅性や基本的なことは他の本にも書いてあることかなと思った。では、それを自分がしっかり実践できているかというと、全くダメで・・・。改めてこのような本を読んでみると、まだお金の使い方がうまくないと思った。特に、毎月の収支を全く把握しておらず、ほとんどザル勘定なので、何とかしなければと思った。

また、この本も、『最強の投資は自己投資』ということが示されている。これはありとあらゆる成功本、ビジネス書、金融リテラシー本に書いてあるので、これはもう成功者の共通認識なのだと思って、このまま自分も継続してやっていこうと思う。ただ、問題になるのが、自己投資額をどれくらいに設定するべきかということ。この本で示されているように、現在の収入の2割にするのか、それとも他の本のように将来欲しい年収の3割にするべきかといったところの設定が難しい。また、『すべての支出は投資と考える』という考え方もあって、どれを信じるかということが重要な気がした。

最後に特になるほどと思ったのは、『お金は天下の回りもの』という部分。資産を築き上げたれた人は、決して一人の力だけで得られたものではないので、著者は豊かさを人に与えられるような人間になりたいと示している。その後の部分を抜粋。
 与えるものはお金だけではありません。
 お金をチャリティするのも良いのですが、あなたが得た知識や経験を人に教えてあげることも、とても貴重なチャリティになるでしょう。

 与えれば与えるほど、その人には多くの情報が集まってきます。そして人間としての器が大きくなり、周りに大きな良い人たちが集まってくるのです。
 これが、お金の教養を超えた、人としての教養のある人間になれる醍醐味だと思います。
(pp.209)
自分も真の教養人になりたいと思った。また、この書評ブログは、チャリティとも言えるのではないかと思った。

お金全般に対して分かりやすくまとまっている本で、がんばれば30分ほどで読める内容となっている。

読むべき人:
  • お金の教養を身につけたい人
  • 毎月銀行口座の残高を気にしている人
  • 真の教養人になりたい人
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