January 10, 2009

ワークライフ“アンバランス”の仕事力

ワークライフ“アンバランス”の仕事力
ワークライフ“アンバランス”の仕事力

キーワード:
 田島弓子、アンバランス、仕事力、キャリア論、ハマり
マイクロソフトで営業部長を勤め、その後独立された著者によってアンバランスな仕事術が示されている本。以下のような目次となっている。
  1. PART1 「アン」バランスのススメ
  2. PART2 アドレナリン出っぱなしの「アンバランス働き術」3つのルール
  3. PART3 キツイ仕事にハマる!
  4. PART4 もっと仕事が面白くなる!「超・アンバランス働き術」さらに本気編
  5. PART5 キャリアアップもアンバランスに!
(目次から抜粋)
著者である田島さんのセミナーに参加し、実際にお会いしてお話を聞いた。よって、このエントリはセミナー時の内容も混ぜることとなる。

【セミナーレポート】『ワークライフ“アンバランス”の仕事力』出版記念&パーソナルキャリア塾 開講記念 セミナー!

まずは、ワークライフアンバランスの定義を示しておこう。
アドレナリンが噴き出るくらい、本気でハマることで、
仕事を、面白くやりがいのあるものにすること。
(pp.3)
なので、仕事一辺倒で私生活を犠牲にして健康も害するというようなものではない。それは以下のようなところにも示されている。
 つまり、ワークライフ・バランスとは、社会で定義されるものでもなく、人から与えられるものでもなく、自分自身で見つけるもの。
(pp.45)
つまり、人によってワーク8割、ライフ2割がバランスの良いものであったり、ワーク4割、ライフ6割が良い人だっているということになる。そして、この本では、20代、30代のある一定期間にワークにとことん没頭してもいいのではないか?ということが示されている。

アンバランスな仕事をすることで、以下の3つの成長が得られるようだ。
  1. 経験と実績に裏づけられた「本物の仕事力」が身につく
  2. 苦労や失敗をくぐり続けることで「しぶとさ、粘り強さ」が得られる
  3. 経験や実績を積み上げながら、ぶれない「キャリアの軸」がつくられる
(pp.9)
これらに関して、セミナーで田島さんのマイクロソフト時代の営業の話を聞けた。それはとても参考になった。

セミナー前は、アンバランスの負の側面ばかりを気にしていて、素直にこの本の内容を受け止められていなかった。しかし、本にも、アンバランスといっても、時間当たりの中身をどれだけ濃いものにできるかといったことや、ワーカホリックになりすぎないように自分の心身の状態を常に冷静に把握できるようにしておくべきと示されている。セミナーでも、そのことを強調されており、アンバランスに仕事をするには、健全に仕事にハマることが重要だとお話されていた。自分のアンバランスに対する先入観をぬぐってくれたと思う。セミナーに参加してよかったと思った。

そして、「ハマる」ということはどういうことかが以下のように示されている。
  1. 自分が納得していること
  2. アドレナリンが噴出しているような興奮状態であること
  3. 体は熱くのめりこんでいるが頭はクールであること
(pp.102)
これが健全にハマるために必要なようだ。自分の今までの仕事を振り返ってみると、このような状況になったことはあまりないのではないかと思った。単に長時間労働になり、本当に心身ともに苦しくて、不健全なアンバランスであったと思う。

さらに、アンバランス働き術3つのルールというものが示されている。
  1. ルール1 学ぶべきことはすべて現場から学ぶ
  2. ルール2 まずは目の前の仕事を完璧にこなす
  3. ルール3 仕事は「ハマって」やる
(pp.117)
セミナーでは、現場主義ということで、現場で失敗しないと多くは学べないと話されていた。そして、失敗経験は本を読んだだけではできない学びであるということが示され、なるほど!!と思った。

この本を読んだり、セミナーでお話を聞いて、今まで仕事にハマりきれていなかったということが分かった。だからどうしても仕事中に、家に早く帰ることや、土日はまだこないのかなぁとかいったことばかりを考えていた。しかし、入社3年目に突入し、3年目までが勝負であるとよく言われるので、今のままの状況ではまずい!!と思って、今年はとことん仕事にはまってみようと思った。そのはしりとして、今年は技術本を100冊は読破すると目標を立てた。

やはり突き抜けて仕事で成功している人は、若いときにかなりアンバランスに仕事にハマッているのだなということが分かった。そういうハマりの期間がないと、仕事で成功できないのではないかと思える。この本と似たような仕事術に関しては、以下のような本がある。これらの本で示されていることは、ただの長時間労働ではなく、本当に中身の濃い仕事を多くするべきということである。特に戦略コンサルタントである波頭亮氏の『プロフェッショナル言論』は、アンバランス仕事力の究極系であると思う。

自分自身に関して言えば、健康体ではないので、医者に残業制限を言われている。なので、時間的なアンバランスはなかなかできない。しかし、それでアンバランスを実現できないと考えるのではなく、ではどうやったらアンバランスで仕事にハマれるか?を考えなければならない。単純に思いつくのは、単位時間当たりの仕事の密度を徹底的に上げることだと思う。これは今年1年の課題になる。がんばりたいと思う。

今年1年を仕事にハマって見たい人は、ぜひ読んだほうがいい本だと思った。



ワークライフ“アンバランス”の仕事力
ワークライフ“アンバランス”の仕事力

読むべき人:
  • ワークライフバランスに関心がある人
  • 入社3年目でいまいち仕事に没頭しきれていない人
  • 仕事したなぁ〜と思って死にたい人
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1. ワークライフ“アンバランス”の仕事力 田島 弓子 (著)  [ 社会起業家を目指すコンサルYUTAのブログ ]   February 04, 2009 23:32

ワークライフ“アンバランス”の仕事力著者:田島 弓子販売元:ディスカヴァー・トゥエンティワン発売日:2008-11-19おすすめ度:クチコミを見る とことん仕事に熱くなれ。 人生には偏ってでもひとつのことに トコトンのめりこむ時期があっていい! 本書の帯には上記のよ...

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