March 06, 2009

「ここ一番」に強くなれ!

「ここ一番」に強くなれ!
「ここ一番」に強くなれ!

キーワード:
 三田紀房、ドラゴン桜、桜木建二、勝負強さ、普通
ビジネス突破塾塾長、桜木建二によって仕事での勝負強さについて示されている本。以下のような目次となっている。
  1. STEP1 なぜ「ここ一番」で失敗するのか?
  2. STEP2 アウェイで勝負しようとするな!
  3. STEP3 応用するな!基礎を極めろ!
  4. STEP4 積極的に公私混同しろ!
  5. STEP5 「逆転思考」を身につけろ!
  6. STEP6  胸を張って臆病者になれ!
(目次から抜粋)
今回のテーマは、『勝負強さ』で、ビジネスでは常に毎日が本番であるので、日々の仕事で成果を出さなければならない。そのためには、応用などに走るのではなく、遅刻をしないとか、ほうれん草を実行するなど基本的なこと、普通なことを徹底してやっていけば仕事などたやすいと示されている。

今回も著者がドラゴン桜の桜木建二になりきって結構鋭い主張が示されている。特に『そうそう』と思った部分を列挙。
  • 本番力とは「いつか実現したい夢をかなえる魔法の力」などではなく、ただただ「目の前の問題を解決する力」のこと
  • 「結果の出ない努力なんて、努力とは呼べない」
  • 「普通」ができないから、あなたは成功しないのだ
  • ほんとうに仕事ができるヤツは社内でも人気があり、プライベートでもたくさんの友達がいる
  • 王道の中には先人たちが築き上げた原理原則が詰まっている
  • 「論評するな、行動せよ」
本当はもっと多く示したいが、この辺で。

特に『そうそう』と思ったのは、桜木の成功本に対する主張。その部分をいくつか抜粋。まずは『人の「気質」は死ぬまで変わらない』から。自分を変えたいと思って自己啓発書、成功本を読んでいるが、本当の意味で変わりたいと思っているのか?というくだり。
 そして変わりたくないからこそ、毎週のように成功本を買って、いつまでも「答え」を探し続けるのではないか。「探してる」という現状に満足しているのではないか。
 そもそも、本を読んだくらいで自分が変わると思ったら大間違いだ。それで変わるような「自分」なんて、しょせんその程度の薄っぺらいものでしかない。
(pp.96)
これはそうそう!!と思った。過去、成功本、自己啓発書ばかりを読んでいたときに、このような状況に陥っていたと思う。成功本を読んでも自分は変わらない、と自分も思う。

次は、『ベストセラーに流されるな!』から。
 まず、成功本を読んで「なるほど!」と感激している時点で、もう救いようがない。ベストセラーになるような成功本には「当たり前のこと」しか書かれていない。当たり前で、みんなに受け入れられるような話だからこそ、ベストセラーになるのだ。
 だからベストセラーの成功本を読んだときの正しい感想は、せいぜい「そうそう、その通りだよね」である。
 新しい知識を得て感激しているんだから、それでいい?
 いや、こんなものを「新しい知識」だとして感激しているということは、普段から自分の頭でモノを考えていない証拠だ。
(pp.139)
このくだりは、エンゼルバンク4巻にも出てくる。ベストセラーには読む価値がないとは思わないけど、桜木の言うような視点で読まなければいけないということだろう。また、次のような主張が示されている。
 ベストセラーのついでに、もうひとつ「逆」の話をしよう。
もしあなたが「ビジネス書を読んだら頭が良くなる」とか「ビジネス書でビジネススキルが向上する」と思っているとしたら、それはとんだ大間違いだ。
 多少の助けになることはあっても、極めて効率が悪い。 
 それよりも何倍も役に立つのが、漫画だ。
 もし、現在なんらかの漫画雑誌を定期購読しているというビジネスマンがいたら、彼は大きなチャンスを手に入れている。
(pp.142)
これもそうそう!!と思った。成功本とかビジネス書を濫読する意味ってあんまりないような気がしている。本当に必要な核になるものを何度も繰り返して読み込んでおけばいいのだと思う。もちろん、仕事で使うような本は読んでおかなければいけないけど。また、漫画が役に立つというのは、「仕事以前の基礎」があらゆる漫画に詰まっているからということらしい。自分は毎週、週刊少年ジャンプをいまだに買っている。ということは、自分もチャンスを得ているということだろう。特に最近は、『バクマン』とか『トリコ』が面白いし、『バクマン』はとても勉強になる。ちなみに、最近読んだ単行本の漫画は、『プルート』と『社長島耕作』。どちらも面白い。

自分自身に限って言えば、成功本、自己啓発本の多読、濫読はあまり価値がないと思うようになってきた。同じような主張の本ばかりだし、それで自分の根本的な部分が変わるわけではないし。成功本、自己啓発本だけ読んで成功できるほど、世の中は単純じゃないだろと思うし。それよりも、他の分野の本を読んだほうがよくて、一見仕事に関係ない分野の本でも、読んでいると知らないところで仕事に役に立っている、というのが自分の仮説。完全に証明はできないけど、自分はそれを信じてあまり人が読まなさそうな本を読むことにしている。

この本で『ツッコミ力を磨け!』と示されていた。桜木曰く、数学的思考の入口であり、自分の頭でモノを考えるための習慣になるからだとある。この本を読むときも、ツッコミながら読まないといけないと思った。確実に示されている部分で、それはそうとは言えないだろ!?と思う部分が多く出てくるので。

社会人版ドラゴン桜、このビジネス突破塾シリーズの本は、読みやすいが、いろいろと考えさせられる内容である。

次の本から、もっと濃い本を取り上げていくと思う。



「ここ一番」に強くなれ!
「ここ一番」に強くなれ!

読むべき人:
  • ドラゴン桜、エンゼルバンクが好きな人
  • 仕事ができるようになりたい人
  • 成功本、自己啓発本ばかり読んでいる人
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コメント一覧

1. Posted by chample   March 07, 2009 20:17

「ほんとうに仕事ができるヤツは社内でも人気があり、プライベートでもたくさんの友達がいる」「論評するな、行動せよ」

の2つの言葉が刺さりました。

気を引き締めて読書に励もうと思います。

2. Posted by Master@ブログの中の人   March 07, 2009 20:30

>>champleさん

コメントありがとうございます!!

自分も特に、「論評するな、行動せよ」に突き刺さりました。特に書評ブログをやっていると、読みっぱなしで終わりになりがちですからね

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