October 31, 2009

The Road Ahead

"The Road Ahead": Level 3 (Penguin Readers Simplified Texts)
"The Road Ahead": Level 3 (Penguin Readers Simplified Texts)

キーワード:
 Bill Gates、コンピュータ史、Microsoft、自伝、インターネット
いわずと知れた、Microsoft創始者、ビル・ゲイツの本。以下のような内容となっている。
Bill Gates, the richest man in the world, started Microsoft in 1975 with a friend when he was only nineteen years old. Twenty years later he wrote this book about the future of computers and the Internet. Read the ideas and dreams of a man who has changed the world.
(カバーの裏から抜粋)
また、目次は以下のようになっている。
  1. Introduction
  2. Special Words You Will Meet in This Book
  3. Chapter 1 The First Part of the Road
  4. Chapter 2 Beginnings
  5. Chapter 3 Some Things Computers Can Do forUs
  6. Chapter 4 Changes in Information Systems
  7. Chapter 5 The World of Business
  8. Chapter 6 Markets and Money
  9. Chapter 7 Education in the Future
  10. Chapter 8 A Home for the Future
  11. Chapter 9 The Internet "Gold Rush"
  12. Chapter 10 Moving into the Information Age
  13. Activites
(目次から抜粋)
この本は、1995年、Windows95が発売された年に発表されたものを、ペンギンリーダー用に平易な文章に再編纂されたものとなる。Level3で主要語は1200。ちょうど、本屋で何かおもしろそうなものがないかと思って探していたら、ゲイツの本があったので、買って読んでみた。

内容的には、1995年当時、ビル・ゲイツが考えていた"Information Highway"について示されている。そこにはコンピュータ、システム、さらにはインターネットの可能性によってビジネスや教育、生活が大きく変わっていくだろうということが示されている。

この本を読むにあたって、出版からおよそ15年経ち、Windows7が発売されているような現在において、ビル・ゲイツの構想がどこまで実現しているのか?と考えるとおもしろいと思った。
 When we talk about this new system, we call it the Internet. This book will try to answer questions about the future of the Internet – what it will be like, and how we will use it. Sometimes when we talk about the future of the Internet, we call it the "Information Highway."
(pp.1)
Chapter4では、ビル・ゲイツは子供のころ、百科事典を読むのが好きだったというようなことが示されていた。そこで、ゲイツは紙の重要性はなくならないが、紙に変わる電子媒体で情報が多くやり取りされると示している。

そして、この当時MicrosoftはEncalta(エンカルタ - Wikipedia)を発売していたようだ。しかし、現在では百科事典といえば、Wikipediaが広く使われていると思う。実際にエンカルタをWikipediaで見ると、今年の3月31日にサービスを終了するみたいだ。これは、ネット上の百科事典がスタンドアロンPCに入っている電子百科事典に取って代わったということだろう。現在は、ゲイツの構想よりさらに進んでいるだと思われる。

他にもインターネットでアイディアを共有できると示しており、その例として、electronic bulletin board、つまり電子掲示板を挙げている。電子掲示板に投稿すれば、たくさんの人にメッセージを送れると示している。これも現在では、2chなどはまだ健在だが、掲示板よりもさらに進んだ(!?)twitterが出現している。

95年ごろにゲイツが予想した未来よりも、現在はだいぶ進んでいるんだなぁと思った。いわゆるドッグイヤー的な発展を遂げているみたいだ。

一つへーと思ったのは、Microsoftの社名の由来について。それが示されていた。
 It took us five weeks of hard work, but in the end we did it. We had a program for the Altair and we had something more. We had the world's first company that wrote programs for microcomputers. In time we named it "Microsoft."
(pp.3)
マイクロコンピュータに世界ではじめてプログラムを書いた会社だから『Microsoft』となったらしい。ビル・ゲイツが19歳のときで、その後忙しくなってハーバード大学を中退したようだ。なるほどなぁと思った。社名の由来は、案外知っているようで知らなかった。ちなみにAltairは世界最初の個人向けのPCらしい。世界ではじめてのプログラミングって、ワクワクするんだろうなぁと思った。また、Microsoftは今や帝国と言われるほどの巨大企業だけど、最初はベンチャーから始まったんだよなぁと思った。

ちょっと一般的ではない技術用語は、『Special Words You Will Meet in This Book』の章に説明がある。BINARY SYSTEMとかCONTROL CONSOLEとかHACKERとかLAPTOPとかSOFTWAREとか。

割と簡単な英文で、35ページしかないのでさくっと読める。通勤電車の中で読んだので、数日はかかったけど。あんまりMicrosoftやWindowsのことは書いてないので、読む気が失せるということはないと思う(笑)

この本を読んでいて、どこかで読んだことのある内容だなと思って調べてみると、大学時代に図書館で読んだ本だった。それは、『ビル・ゲイツ未来を語る』という本だった。こちらは500ページ越えの本で、18歳のときに読んで、世界一の金持ち(当時)っていろいろと考えているんだなぁと感心した記憶がある。

ビル・ゲイツ未来を語るビル・ゲイツ未来を語る
著者:ビル・ゲイツ
販売元:アスキー
発売日:1995-12
おすすめ度:5.0

IT技術者の人なら興味を持って読めるのでお薦め。Windows7も発売されたことだし。



"The Road Ahead": Level 3 (Penguin Readers Simplified Texts)
"The Road Ahead": Level 3 (Penguin Readers Simplified Texts)
著者:Bill Gates
販売元:Penguin
発売日:2008-02-21
おすすめ度:5.0

読むべき人:
  • 技術英語を読む訓練をしたい人
  • ビル・ゲイツに興味、関心がある人
  • プログラマーなどのIT技術者の人
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