January 28, 2010

The Twitter Book

The Twitter Book
The Twitter Book

キーワード:
 Tim O'Reilly / Sarah Milstein、Twitter、入門書、ビジネス利用
Twitterの基本的な使い方から企業利用まで示されている本。オライリーの洋書で、以下のような目次となっている。
  1. Get Started
  2. Listen In
  3. Hold Great Conversations
  4. Share Information and Ideas
  5. Reveal Yourself
  6. Twitter for Business: Special Considerations and Ideas
(目次から抜粋)
この本は2009年6月出版らしい。まだ日本語訳は出版されていないようだ。たまたま、Amazonでこの本を発見し、その後リアル書店のオライリー洋書コーナーに立ち寄ったらこの本があったので、中身を見てみたらまったく読めないこともないと思ったのでがんばって読んでみた。

最近いろいろとTwitter本が出版されているが、この本は洋書、かつ技術者ならみんな読んでるオライリー本なので、まだ書評はどこにも取り上げられていないようだ。

まずは著者の紹介から。著者は、以下のお2人。オライリー社CEOのO'Reilly氏自ら書いているようだ。もう一人のSarah氏は、以前オライリーに勤めていたライターらしい。この2人によって、Twitterの登録方法など初歩的なところから、投稿方法、RTの方法、便利なTwitter関連のサイト紹介、さらにはユーザー同士のコミュニケーションを円滑にする方法、Twitterの企業利用するときに気をつけたほうがよいことなどが示されている。

特になるほどと思った部分について紹介することにする。

まずは、なぜ140字制限であるのかという部分に関して、以下のように示されている。
By the way, posts on Twitter are capped at 140 characters for a reason: text messages on your phone are limited to just 160 characters. Twitter takes base and reserves 20 characters for usernames, leaving you with a tidy 140.
(pp.33)
これは確かTwitterの公式ページにも載っていると思うが、携帯電話が160文字制限で、ユーザー名の確保のために20字使用するので、残り140文字しか使用できないことによるらしい。そして、英文の140文字ぴったりの文章として、以下のようなものが示されていた。
This unusually helpful sentence, including all of the spaces and all of the punctuation, is precisely one hundred and forty characters long.
(pp.32)
これを訳すと、『すべてのスペースと句読点を含めて、この一風変わった役立つ文は、ぴったり140字の長さになる。』となり、文字数は46文字となる。英語と日本語では、同じ意味を表すだけでここまで文字数差が出るようだ。

英文の140文字相当は、日本語だと50文字くらいらしいので、改めて日本語のつぶやきはかなり冗長だなと思った。

また、3章の『 Get great followers 』というトピックでは、よりよいフォロワーを形成するために以下の3つのポイントが示されていた。
  1. Be interesting. The best way to become popular on Twitter is to post messages that other people want to read, retweet and respond to.
  2. Be conversational. Engage with people, whether they're already following you or not. People like it. Plus, when prospective followers hit your Twitter account page, they'll see you're a friendly, thoughtful person.
  3. Follow relevant people. If you follow somebody, there's a good chance she'll follow you back. Use the tips in Chapter 2 to find people who are interested in the same sort of topic you are and follow them. It's the first step in building a relationship.
    (pp.43)
それぞれを簡単に訳すと以下のようになる。
  1. 興味深い存在となりましょう。Twitterで人気者になる一番よい方法は、他の人が読みたくなったり、リツイートしたり返信したくなるようなメッセージを投稿することです。
  2. 対話的な存在となりましょう。他のユーザーがあなたをフォローしていようとなかろうと、その人たちと話がかみ合うようにしましょう。人々はそのような状態を好みます。さらに、フォロワーになりそうな人があなたのTwitterアカウントページにたどり着いたとき、あなたのことを友好的で思慮深い人だと判断するでしょう。
  3. 関連するユーザーをフォローしましょう。もし、誰かをフォローした場合、そのフォローした人がフォロー返しをしてくれるかもしれないチャンスとなります。チャプター2のTipsを使って、あなたと同じような話題に関心がある人を見つけて、彼らをフォローしましょう。それが関係を築く最初のステップとなります。
まぁ、自分もTwitterをやってきた経験上、特に1,2が重要かなと思う。あまりにも独り言になりすぎていると、誰もフォローしてくれない可能性がある。

とはいえ、つぶやくことすべてが誰かにとって価値のあるものであったり、面白いものでなければいけないということはないと思う。そうなると、気軽につぶやくことができなくなると思う。気軽さがTwitterの大きな特徴なんだからね。まぁ、バランスが重要なんだと思う。また、そもそも何を目的としてTwitterをやるかにもよると思う。

また、RT、つまりRetweetに関して、RTよりもviaを使ったほうがよいときがあると示されていた。RTはクライアントソフトなどを使えば簡単にできてしまうため、あまりにもRTをしすぎるとタイムラインをノイズに変えてしまう可能性がある。

そのため、単純に他の人のつぶやきをRTするよりも、なぜそのつぶやきを広めるに値するか?などの自分なりのコメントを元発言者のクレジットを示しつつviaを使って付与したほうがよいとあった。以下のような感じで。
  • "Yadda Yadda Yadda http://someURL (via @OriginalPosterName)."
これはなるほどと思った。まぁ、この本で示されているviaの使い方がQTに相当するんだと思う。ちなみに、上記の本で示されている『Yadda Yadda Yadda』はググったら、『なんとかなんとかなんとか』って意味らしい。初めて知った。

この本が出版されたのが去年の6月なので、出版当時は公式RTの機能はまだなかった。現在は公式RTも使用できるようになり、よりRTがやりやすくなっているので、これは特に重要かなと思った。

いまいち、RTについてイメージしづらいという人は、以下の記事がとても参考になる。特にTwitterをやり始めたばかりの人は、一度は見ておいたほうがよい。

他にも5章では、プロフィール欄を充実させておけば、どんな人かわかりやすいし、また、アイコンは、なるべく顔写真がよいといったことや、背景画像もカスタムスして自分自身を演出しましょうということが示されていた。

6章は、企業がビジネス目的でTwitterを使うために気をつけたほうがよいことが示されていた。簡単に重要部分をまとめると、以下のようになる。
  • 企業情報を一方的に投稿するのではなく、@を使ってユーザーと対話的な内容を投稿すること
  • 顧客となるユーザーと親密な関係を築くためにも企業組織といった単位ではなく、投稿者が誰か分かるように担当の名前や顔をプロフィールや背景画像に設定したほうがよい
  • 自分の企業情報のことばかりを投稿するのではなく、人々が興味を引くほかのサイトのリンクなどを含めた内容を投稿するとよい
  • 属人的な部分を示して、顧客と良好な関係を築くためにも、時には投稿者の個人的なこと(例えば、家族のことだったり日常的なことなど)を投稿するとよい
  • フォローされたアカウントに対してフォローを返すと、対話的な態度を示すことになるのでよい。また、それによってDMが可能になり、カスタマーサポートとして利用できるようになる
こんなところかな。自分も企業アカウントをいくつかフォローしているけど、ボットのように投稿していると思われるものよりも、投稿している人のパーソナリティが見えるアカウントのほうが興味を持ってフォローできる。例えば、ぐるなびとか。まだまだ企業もTwitterの可能性を模索している段階だと思うので、企業担当者はぜひこの6章を読んだほうが良いと思う。

入門書的な内容かと思ったら、結構コアなことやTips、ユーザーの検索に便利なサイト、最近話題になっているものを調査するときに役立つサイト、企業利用の方法などまで示されていて、参考になる部分が多かった。

最近発売されている新書のTwitter本は全然未チェックだけど、きっと違った内容が示されているんじゃないかと思う。ただ、去年の6月出版なので、リスト機能や公式RTについては示されていない。

去年の8月ごろからちょっとづつ読み進めて、やっと読み終わった。ページ数は200ページで、左のページはTwitterの画面ページで、右のページがその内容の解説という構成となっている。なので、実質100ページちょっとの内容となっている。1ページ大体5分くらいかかるとして、まぁ、500分、8時間くらいで読めるんじゃないかと思う。

オライリーのページを見ても、この本が翻訳される様子はまだなさそうなので、英語が得意な人は読んでみるとよいかも。どうでもいいことだが、初めてオライリー本を最初から最後まで読み通した。コアな技術者ならもっとごつい本をたくさん読んでいるようなものだけどね・・・。

自分がTwitterを始めたのは去年の8月からで、この投稿時点でTwitter歴は179日目になるようだ。まだまだ使い方を模索しているような段階かな。個人的にはこの読書ブログとTwitterをもっと連携させられたら面白いかなぁと思う。

例えば、ブログに投稿するまでもないおススメ本をお知らせしたり、対話的にフォロワーからおススメ本で何かないかといった質問に答えたりとか。

あと、自分のTwitterアカウントは以下になります。お気軽に、follow(or unfollow)どうぞ

ところで、昨日、めでたく26歳となりましたTwitterをやっていてよかったなぁと思ったのは、リアルでお会いしたことのある人、そうでない人からも祝福の言葉をたくさん頂いたことです。Twitterをやってなかったらこんなことはありえませんでした。

この場を借りてお礼申し上げます。ありがとうございました



The Twitter Book
The Twitter Book
著者:Tim O'Reilly
販売元:Oreilly & Associates Inc
発売日:2009-05-26

読むべき人:
  • Twitterの概要を知りたい人
  • 企業のTwitter担当者の人
  • 洋書×オライリーのTwitter本に挑戦したい人
Amazon.co.jpで『Twitter』の関連の本を見る

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1. Posted by smooth@マインドマップ的読書感想文   January 29, 2010 19:05

Masterさん、遅くなりましたが、お誕生日おめでとうございます!
Twitterをちゃんとやってないと、こういうのって、見逃しちゃうなぁw
…とbot(?)を走らせている私は思うのでした(汗)。

2. Posted by Master@ブログの中の人   January 29, 2010 20:19

>>smoothさん

コメントありがとうございます

おかげさまで26歳となることができましたこれもsmoothさんのおかげです(笑)

Twitterは、気軽に投稿できる反面、ちょっと依存性が高いので、smoothさんのようにブログ更新に時間をかけられる方は、あまりTwitterをやらないほうがいいのではないかなぁと思ったりします

でも、たまにはつぶやかれてみたらどうでしょうか

3. Posted by ETCマンツーマン英会話   December 06, 2011 00:58

5 はじめまして。
yadda yadda yaddaを調べていて辿りつきました。
興味深い表現ですね。
音的にも面白くて気に入っています。

4. Posted by Master@ブログの中の人   December 06, 2011 07:40

>>ETCマンツーマン英会話さん

コメントありがとうございます!!

確かに初見では分かりにくいですが、なんか音的にはダダをこねている感じですね(笑)

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