February 07, 2010

Dr Jekyll and Mr Hyde

"Dr Jekyll and Mr Hyde": Level 3 (Penguin Readers Simplified Text)
"Dr Jekyll and Mr Hyde": Level 3 (Penguin Readers Simplified Text)

キーワード:
 Robert Louis Stevenson、ジキル博士とハイド氏、二面性、ダークサイド
スティーヴンソンの『ジキル博士とハイド氏』のペンギンリーダーのLevel3本。以下のようなあらすじとなっている。
Why is the frightening Mr Hyde a friend of the nice Dr Jekyll? Who is the evil little man? And why does he seem to have power over the doctor? After a terrible murder, everyone is looking for Mr Hyde. But he has disappeared. Or has he?
(カバーの裏から抜粋)
作家のスティーヴンソンや物語の詳細については、Wikipediaに任せよう。この作品は今まで読んだことがなかったし、本屋でこの怪しいカバーに惹かれたので買って読んでみた。

読む前は二重人格になる理由や、そこから事件がどう発生するかまったくわからなかったけど、読んでみると納得した。主人公はジキル博士(ハイド氏)じゃなくて、弁護士で友人のアターソンの視点で物語が進む。

ある日、アターソンは、ジキル博士から自分が死んだときはハイド氏に遺産を受け継ぐようにと書かれた遺書を受け取る。そして、ジキル博士の家にたびたび醜く他人に嫌悪感を抱かせるハイド氏が出入りするようになる。あるとき、殺人事件が発生し、目撃者の証言によると、ハイド氏によるものと疑われた。

警察はハイド氏を探すが、ハイド氏は行方不明である。ジキル博士はハイド氏の友人であると聞かされていたアターソンが、ジキル博士に会いに行こうとするが、ジキル博士は会おうとしない。そして、ジキル博士の友人ラニョン氏までが死亡し、アターソンが真相を探ろうとする、という話。

ネタばれすると、ジキル博士は自分が調合した薬で自分の姿かたち、声まで変えてしまい、ハイド氏になって殺人を犯してしまっていたという内容。しかもハイド氏は、ジキル博士の内面にあった悪の部分が前面に押し出されており、肉体的、精神的には若くなれるが、次第に残虐になっていき、ジキル博士の良心を凌駕しつつある。そして、薬による変身を繰り返すあまり、元に戻れなくなりつつあり、ジキル博士は殺人を犯したことの後悔と苦悩に苦しめられていく。

ジキル博士は愛の楽しみのため二重生活を送りつつあった。その楽しみと医者としての研究生活を切り離したくないと思い、薬を開発し変身することを思いついたようだ。以下その続きの部分を抜粋。
 The years passed, and I grew older and more sensible. But it was too late to change my double life. And then, though my scientific studies. I learned something important. I learned that man has two sides ― a good side and an evil side. I knew that this was true of me. I was honest about it. As a doctor, I tried to learn more and to help sick and suffering people. The other part of me was also honest about its search. Slowly it became clear to me that man is not just one person. He is two people.
(pp.39)
誰にでも良心と悪の心の二面性があるものだと示されている。その研究の好奇心により、自分の内面を2人に分割できないものか?と思案した結果、薬によってハイド氏を生み出すこととなった。

二面性についてとても考えさせられる内容だと思った。誰にでも腹黒いところ!?があるらしい。自分もそういうダークサイドを持っているのだろうか?とちょっと考えてみたけど、そこまでないかなぁと思っておくことにする(笑)

特にブログやTwitterなどテキスト情報を書き綴るような場合、その人の内面がダイレクトに現れやすいものだ。リアルで自分と会った人はこのブログの内容と自分にかなり乖離があると言われたりする。いったいどんな人が書いているのか?とか思われたりするようだ。

一方、Twitterの場合は、リアルの自分とつぶやいている内容の間に乖離があんまりないらしい。そのままの普段の自分の通りだと言われたことがある。

つまりどういうことか?

まぁ、このブログには自分のダークサイドな部分を若干誇張して書いているが、Twitterは自分の良心的な部分を前面に出しているということだろう。ダークサイドといえど、他人を不快にするというものではなく、あくまで自分自身に対する苦悩的なものだけど。両方作為的なものであることは言うまでもないが。

(・∀・)ニヤニヤ

Level3なので、主要語は1200程度。しかし、たまに分からない単語が現れたりするし、簡単な単語だけで構成されている文でも一読しただけで文意が分からないことがしばしば。まだまだこのレベルで多読する必要があると思った。

ジキル博士の独白的な手紙あたりからだんだん物語りに引き込まれていって、後半はすぐに読み終えることができた。だいぶ速く読めるようになってきたなぁ。

自分のEvil Sideを確認してみるためにも読んでおく価値があるかもしれないね。



"Dr Jekyll and Mr Hyde": Level 3 (Penguin Readers Simplified Text)
著者:Robert Louis Stevenson
販売元:Penguin
発売日:2008-02-26
おすすめ度:5.0

読むべき人:
  • 二重人格に関心がある人
  • 自分のダークサイドを考えてみたい人
  • 某ボーカルが好きな人(笑)
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