December 14, 2010

TOEIC Test 「正解」が見える【増補改訂第2版】

TOEIC Test 「正解」が見える【増補改訂第2版】
TOEIC Test 「正解」が見える【増補改訂第2版】

キーワード:
 キム・デギュン、TOEIC、攻略本、急所、バイブル
TOEICを10年以上受け続けてきた韓国人著者によるTOEIC攻略本。目次は秘訣とか急所とか文法のカテゴリくらいしか示されていないので省略。

TOEICで効率よく点数アップを目指すなら、これを読んでないなんてありえない!!というくらいの攻略本。もうこれはTOEIC受験者にとってのバイブルと言っても過言ではない。それくらい本当によくできた本。

TOEICは問題が公開されているわけではないし、過去問として問題が残るわけでもない。せいぜい公式問題集が本試験と一番近いものではあるが、それでもただの問題集という位置づけでしかなく、TOEICの問題に対してどう取り組むべきか?といったことまでは示されていない。

この『「正解が」見える』本は、著者が10年以上公開試験を受け続け、1万問以上の問題を分析した成果としてのTOEICの秘訣、急所がたくさん示されている。3部構成で、第1部は各Partの問題傾向と秘訣、第2部は主にPart5,6の文法問題の急所、第3部はTOEICのQ&Aと頻出ボキャブラリが406個示されている。

例えばPart1の秘訣を以下に示す。
  1. (主語は写真と合っているが、)動作が違う文章に注意しよう。
  2. 写真にない名詞が聞こえたら正解ではない。
  3. 単語の2次的、3次的意味を使用して混同させようとするものに注意しよう。
  4. 似通った発音に注意しよう。
  5. 抽象的な内容は正解ではない。
  6. 正解の約80%が現在進行形を使っている。
この秘訣を知っているかどうかで、うまく聞き取れなかった問題を消去法で正解を選択できるかどうかの分かれ道となる。Part1は一番簡単に見えて、必ず1,2問は今のナンだ!?といった問題が出てくるので、必ずこの秘訣に沿って解答する必要がある。こういう秘訣が各Partとも示されているので、これらはもう絶対暗記事項!!

第2部のPart5,6の急所は、40個示されている。これらも少し示したいが、秘伝の急所なので!?ここは実際に読んで確かめて欲しいと思う。確実に言えることは、本試験直前にこの急所を読んでおいて、実際に試験を受けると、これは前にも解いたことあるぞ!!という進研ゼミの勧誘漫画のごとくデジャブを体感すること間違いない(笑)

Part5,6はいかに迷わずに速く解くかにかかっているので、この40の急所は何回も読み返して丸暗記する価値があるし、絶対そうしたほうがよい。

第3部の核心語彙406選は、音声CDもついており、聴覚的に文章で覚えることができる。著者曰く、語彙力がなければ絶対に高得点は避けられないとある。さらにdignitary(高官)といった単語が毎年出題されているが、これを扱ったTOEIC対策本はほとんどないといった、著者の経験に裏打ちされた単語集でもある。ここもCDを何度も繰り返し聞いて暗記するしかない。

第3部にTOEICのQ&Aとして『TOEICで高得点を得ても英会話の役には立たず、公的な信用もあまりないと聞きましたが? 』という質問に対して、以下のように答えている。一部抜粋。
 各Partの役割・機能は明確であり、その語彙および表現は驚くほど良質だ。本書に提示されている単語および表現を読んでみてほしい。とてもためになり充実した語彙がTOEICに出題されていることがわかるはずだ。信じて勉強してみほしい。TOEICは間違いなく英語の実力向上の確かな礎を築くテストである。
(pp.254)
TOEICが役に立つ立たない論はよくネットとかでも論じられるが、あえて簡単に自分なりの自論を示せば、直接は役に立たないかもしれないけど、間接的にはものすごく役に立つもので、要は役に立たせようと意識しているかどうかではないか? と思う。世の中の多くの物事が直接役に立つものばかりではなく、間接的に役に立っているかもしれないようにね。個人的にはTOEIC高得点だとモテると思うけどね(笑)

本書の勉強の仕方はいたって単純。試験日2週間前くらいから読み始めて最終チェックとして使う。秘訣、急所は確実に頭に入れておきたい部分。核心語彙も何度も繰り返して丸暗記するとよい。自分も公開試験があるたびに読み込んでいるので、この本が一番繰り返して読んだ本ということになる。

改訂版が2007年出版であり、TOEICは毎年ちょっとずつ傾向が変わっていくものなので、最近のTOEICの傾向を完全には反映していないかもしれないが、核になる部分はまったく変わっていないので、信頼してこの本に取り組んで問題ないと思う。TOEICを受験後にまた繰り返して読むと、この本の通りだった!!と実感することが多いと思う。

TOEICの点数が何点でもこの本を読みこなせば確実に点数が上がると思う。



TOEIC Test 「正解」が見える【増補改訂第2版】
TOEIC Test 「正解」が見える【増補改訂第2版】
著者:キム デギュン
販売元:講談社インターナショナル
(2007-05-16)
販売元:Amazon.co.jp

読むべき人:
  • TOEIC受験者の人
  • 短期で点数を上げたい人
  • ゲームの攻略が好きな人
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コメント一覧

1. Posted by Ski   December 16, 2010 10:20

こんにちは。Twitter経由でブログにたどり着き、拝読させて頂きました。TOEICに熱意を捧げられていますね、その勉強量、すごいです。

もし英語の学習をさらに進められるのであれば、TOEIC以外にもさらにレベルの高い試験がたくさんありますので、考えてみては面白いかもしれませんよ。通訳技能検定、IELTS、ケンブリッジ英検、、、このあたりはいずれも極めてチャレンジングな試験です。TOEICを「表の世界」とするならそれらは「裏の世界」的な難易度です。(ドラクエ)。

突然とりとめもなく失礼致しました。これからも頑張ってください。 K-Ski@語学とドラクエ好き

2. Posted by Master@中の人   December 16, 2010 12:38

>>Skiさん

コメントありがとうございます

TOEICだけで終わらずに、今後も他の試験もちょっとは受けてみようかな〜と思っております。

『表の世界』的な難易度、それはよくわかります(笑)自分としてはTOEIC900点突破で、ドラクエ6で言うと、新ムドーを倒したくらいかなぁ〜と思ってます(笑)

ムドーは四天王の一人で、他にも強いのがいるし、船が手に入りますからねぇ〜

今後もがんばります

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