March 23, 2011

TOEIC TESTリーディングの鉄則

TOEIC TESTリーディングの鉄則
TOEIC TESTリーディングの鉄則

キーワード:
 中村澄子、TOEIC、リーディング、鉄則、トレーニング
TOEICのリーディング対策本。昨日取り上げた同著者の『リスニングの鉄則』よりも先に発売されていた本。目次は文法編、長文編、実践問題編の3章立てであとは各章に細かい内訳が示されているので、省略。

リスニングの鉄則』は今でも使えるわりと汎用的な内容なのに対して、リーディングの鉄則はそこまで汎用的ではないかなと思う。使える度で言うと、若干半減しているような印象を受ける。

初版発売が2007年2月ともう4年前のことなので、必ずしも今これをやる必要性はないと思う。示されている内容が現行のTOEICと若干ずれてきている部分が見受けられる。そもそもTOEICは出題傾向が微妙に変化するものなので、常に最新のちゃんと分析されている問題集に取り組むのが一番効率的。

文法編はTOEICに出ると思われる部分をポイントを絞って示されているので、全体像をつかむのにはよいと思われるが、収録されている問題数は絶対的に少ない。これだけでは足りないので、他の量をこなす問題集で補強する必要がある。

また、本書はPart6の対策が載っていない。曰くPart5の問題がパッセージに入っているだけで、その英文の一部をチェックするだけでよいからだと。しかし、実際はこれをやるとPart6で数問落とす可能性がかなり高くなる。現行のTOEICでは、空欄の前後だけを読んで回答を導けないものが少なからずある。なので、この記述部分は要注意。

第2章でPart7の鉄則が示されているので、これは全部示しておこう。
  1. 第1パラグラフを必ず読む
  2. 各パラグラフの1文目を読む
  3. 設問からキーワードを拾う
  4. 言い換えに注意する
  5. 写真を見るように情報を探す
  6. 「誰が誰に」を意識する
  7. NOT問題は設問がヒント
  8. ダブルパッセージ攻略法
Part7は人それぞれ解きやすい方法があるので、必ずしも上記の鉄則がよいとは思えない。特に1,2,5の鉄則は個人的にあまりやらないほうがいいと思う。何点を目指すかにもよるのだけど、読解問題において瑣末なテクニックなどあまり意味がないと思う。それよりも必要なのは、全文を正確に速く読めることだと思う。

テクニックにこだわりすぎると、正確さが犠牲になってあまり点数に反映されないということもありえる。少なくとも自分はPart6,7はテクニックだけではどうにもならないと実感した。それよりも単語と文法、文章構造の型を身につけて、ひたすら速く正確に読みこなすトレーニングをしたほうが結果的に近道だと思う。

少なくともTOEIC900点以上、もしくはリーディングで軽く400点以上取りたい場合は、Part6以降の問題文、設問両方を全文読んでも数分から5分以上余らせられないとね。全文読み込んで、さらに見直しができれば読み間違いとか勘違いがなくなって正答率がかなり高くなる。とはいえ、そこまでのレベルに到達するにはひたすら英文読み込みの修行あるのみだけどね。

第2章、第3章は現行の本試験よりも若干文章が長く、あまり見かけない単語も含まれている印象。特に実践問題の選択肢の文章もかなり長い。制限時間も設定されているが、全文読んでこの制限時間内に回答するのはかなり難しい。逆にこのレベルの文章量でかなり速く正確に読みこなせるようであれば、確実にリーディングが400点は超えられると思う。

なので、本書は第2章以降の鉄則を一つの解き方として参考にしつつ、読解のトレーニングとして使えばよいと思う。まったく役に立たないレベルの本ではないし。

また、言うまでもなく、1回転だけやっても記憶に残らないので、最低でも3回転くらいやるのがよいと思う。250ページ近くなので、気合を入れて1ヶ月で2,3回転が理想かな。

リーディングはリスニングに比べて点数が本当に上げにくいので、地道にトレーニングするしかないと思う。問題集だけ解いていても、ある程度の点数で伸び悩むからね。

また、同著者の本は以下もおススメ。勉強方法全般なら、『TOEIC TEST 3カ月で高得点を出す人の共通点』が全体的によいと思う。

しばらくはTOEIC対策本を取り上げていく予定。また、合間に他の本も取り上げるよ。



TOEIC TESTリーディングの鉄則
TOEIC TESTリーディングの鉄則
著者:中村 澄子
販売元:講談社インターナショナル
(2007-02-14)
販売元:Amazon.co.jp

読むべき人:
  • リーディングの解き方を知りたい人
  • 効率よくリーディング対策をしたい人
  • 難しめのPart7対策をやりたい人
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