March 27, 2011

蛇神の女王

蛇神の女王 - ベルガリアード物語〈2〉 (ハヤカワ文庫FT)
蛇神の女王 - ベルガリアード物語〈2〉 (ハヤカワ文庫FT)

キーワード:
 デイヴィッド・エディングス、ベルガリアード物語、王女、復讐、覚醒
ファンタジーSF小説、全5巻からなるベルガリアード物語の第2巻目。以下のようなあらすじとなっている。
強大な力を宿す宝石「珠」が奪われた!邪神トラクの腹心の弟子、魔術師ゼダーの仕業だ。「珠」がトラクに渡れば、世界が混沌に支配されてしまうのは必至。少年ガリオンはゼダーを追って、魔術師ベルガラスとポルガラに連れられ光の「予言」を実現する旅に出た。軽業師シルク、巨漢バラクなど信頼する仲間を得て、一行は西の諸王国を遍歴する…しかし、ゼダーがめぐらせたさまざまな奸計がついにガリオンを窮地に陥れる!
(カバーの裏から抜粋)
ベルガリアード物語の詳細については以下のWikipediaの記事を参照。1巻の『予言の守護者』は3年ほど前に読了していた。どうでもいいことだが、『賢者の図書館-予言の守護者』っていう文字列にどうしようもない中二病的な妄想を掻き立てられる魅力があるような気がする(笑)。自分のブログタイトルのことなんだけどね。

予言の守護者』から3年経って、『蛇神の女王』を最近になって読み始めたわけではない。確か2年ほど前には読み始めていたと思う。とはいえ、2巻だけでページ数が570もあるし、いまいち描写に入り込めなかったり他の本が気になったり、TOEIC修行で読み進める機会がだいぶなくなってしまった。いつしか読みかけ本を格納しておくダンボール箱に放置されてしまっていた。

震災後、あまりにもテレビやネットから受け取る負の情報を断ち切って、自分自身は普通の生活に戻すために、なるべく楽しい読書をしようと思って本書の続きを読み始めた。TOEIC後に何か長大な物語を読みたいというのもあったし。

物語の内容としては、一言でいうと、過保護に扱われていた主人公の少年が自分の持つ特殊能力に目覚めていくところが見所だった。魔術師としての能力に覚醒しつつある部分が多く描写されている。主人公、ガリオンが持つ能力を自分でコントロールできずにいろいろと苦悩する描写もある。

また、主人公の心に語りかけ、主人公の内に存在するもう一人の描写も多くなってきて、いよいよ物語が起承転結の『転』に向かうところで2巻が終わる感じだった。

表紙の赤髪の女の子は、トルネドラの王女で主人公、ガリオンと同じくらいの年、14,15歳で、好きで王女になっているわけでもなく、退屈な日々から抜け出すために王宮から逃走し、ガリオン一味と行動をともにしている。しかし、王女にはガリオンたちの旅の目的を果たすための宿命を背負っていたりする。

4000年以上も生き続けている主人公のおばさん(最高の魔術師)、ポルガラの魔術も前巻に比べて炸裂している印象も受けた。また神の召喚といった描写もあり、巻の後半になるにつれてだんだんと続きが気になってページが進むスピードが早くなっていった気がする。

1巻、2巻と読む時間が大分空いてしまって、多様な登場人物の状況を掴むのが若干難しく感じたが、そこは著者によって登場人物の魅力ある描写が多く書かれているので、なんとか把握することができた。

なるべく他の本とか途中に読まずに一気に読むのがよいかもしれない。しばらくはこのベルガリアード物語をメインに読書しようかな。ということで、第3巻『竜神の高僧』へ。



蛇神の女王 - ベルガリアード物語〈2〉 (ハヤカワ文庫FT)
蛇神の女王 - ベルガリアード物語〈2〉 (ハヤカワ文庫FT)
著者:デイヴィッド・エディングス
販売元:早川書房
(2005-03-24)
販売元:Amazon.co.jp

読むべき人:
  • ファンタジー小説が好きな人
  • 現実逃避して物語に没頭したい人
  • 秘められた自分の能力に覚醒しつつある人
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