May 04, 2011

魔術師の城塞

魔術師の城塞 - ベルガリアード物語〈4〉 (ハヤカワ文庫FT)
魔術師の城塞 - ベルガリアード物語〈4〉 (ハヤカワ文庫FT)

キーワード:
 デイヴィッド・エディングス、ベルガリアード物語、王、戦争、使命
ベルガリアード物語の4巻目。以下のようなあらすじとなっている。
高僧クトゥーチクとの戦いのすえ、ガリオンとベルガラス一行はついに“珠”を邪神のしもべの手から奪還することに成功した。“珠”を本来あるべき“リヴァ の広間”に安置すれば、旅は終わり、かつてのような農園での暮らしに戻れるのではと期待したガリオン。だが“珠”がかれを歓迎する喜びの歌は鳴りやまず、 「運命」の一語だけを話す不思議な少年を介して、“予言”はガリオンをさらに壮大な宿命へといざなうのだった…。
(カバーのから抜粋)
ベルガリアード物語の概要は毎度のことWikipediaを参照。4巻目では、主人公ガリオンが使命を背負う巻となる。以下若干ネタばれありなので注意。

ファルドー農園の皿洗いの主人公が、魔術師として覚醒し、さらには西方の大君主、つまりは王、ベルガリオンとなる。そして、徐々に予言の成就にむけて、自分自身の運命を受け入れつつある。リヴァ王ベルガリオンだけが操れるリヴァ王の剣とともに、邪神トラク討伐への宿命を背負った旅に出なければいけない。

普通の平凡な存在と思われた主人公が実は王族で、世界を救う運命を握っているというよくあるファンタジーRPGものの王道の元ネタとなるような設定だと思う。ドラクエシリーズは、よくこの主人公が王族であるのを好んで使われている。イメージとしては主人公が竜神族の子孫で王族のドラクエ8が近いかな。もしくはドラクエ6でライフゴッドの村人かと思われていたが、実はレイドック王子であった主人公とか。そんなイメージ。

この巻をダイジェスト的に示すと、以下のようになるかな。
  • 魔術師ベルガラスのMP0!?
  • 皿洗いの田舎少年がベルガリオン王へ
  • セ・ネドラ王女のツンデレっぷり
  • 邪神トラクを打ち破るための伝説の剣、リヴァ王の剣の再生
  • 生まれ育ったファルドー農園との別れ
  • 城塞での慣れない王の仕事っぷり
  • セ・ネドラ王女との婚約
  • 邪神トラク討伐への旅
  • 超絶美魔術師、ポルおばさんのヒステリックご乱心で雷鳴轟く
  • セ・ネドラ王女の鎧作り
  • セ・ネドラ女王の国政参加
  • 最終決戦に向けての合戦準備へ
4巻目は605ページもあるのだけど、約2週間で読み終えることができた。4巻からより物語の核心に迫っていく感じで、次の展開はどうなるのだろうとどんどん引き込まれていった。

また最後のほうはセ・ネドラ王女に焦点が当てられており、ただの王女から西方を統べる女王へと使命感が芽生え、最終決戦に向けて軍を集める上で、兵の士気を高める役目を果たしていく。そういう成長が描かれているのがとてもよかった。王道合戦もの漫画によく出てくるパターンで、よりセ・ネドラが魅力的に描かれている。

何よりも、ドラクエとかでデジャヴ感のある設定が盛りだくさんなので、とても楽しめた。なので、ドラクエのサントラをBGMにこの物語を読み進めると、より世界観に没入できるかもしれない。ガリオンが王となった城塞のシーンとか王族がたくさんでくるので、ドラクエ5とかの城の音楽がぴったり合う。

いよいよ次の第5巻目、『勝負の終わり』が最終巻となる。なんとか黄金週間中に読了したい。クライマックスまで一気に読み進められるだろう。



魔術師の城塞 - ベルガリアード物語〈4〉 (ハヤカワ文庫FT)
魔術師の城塞 - ベルガリアード物語〈4〉 (ハヤカワ文庫FT)
著者:デイヴィッド・エディングス
早川書房(2005-05-25)
販売元:Amazon.co.jp

読むべき人:
  • ドラクエ8が好きな人
  • 歴史合戦物漫画が好きな人
  • 王族の末裔じゃないかと秘かに思っている人(笑)
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