June 21, 2011

スコア900へのTOEICテスト パーフェクトリーディング

スコア900へのTOEICテスト パーフェクトリーディング
スコア900へのTOEICテスト パーフェクトリーディング

キーワード:
 甲斐幸治、TOEIC、リーディング、900、トレーニング
TOEICのPart7対策本。本書の構成は、第1章が『「パラフレーズを見抜く」集中トレーニング』、第2章が『パターン別 練習問題』、第3章が『模擬試験』となっている。

本書の特徴が示されている部分があるので、それを抜粋。
  1. 従来のPart7対策書のほとんどは、ただ単に練習問題を解いて、答え合わせをするというものであるが、本書はまず最初に「パラフレーズを見抜く」集中トレーニングを徹底的に行うことからスタートする。この読解メソッドにより、Part7を解く基礎的な読解力をしっかりと養うことができる。
  2. Single PassageとDouble Passagesの豊富な数の練習問題が、分野・パターン別で配列されており、高得点を取る人は頭の中でどのような思考を行いながら問題を解いているのかが論理的な解説により、はっきりと理解できるようになっている。まるで家庭教師の先生がていねいに1つずつ長文問題の解き方を説明してくれるような臨場感あふれるユニークな解説といえる。
  3. 最後に、本番のPart7と同じ量、同じレベルの模試にチャレンジできる。模試問題のクオリティーの高さ、詳しい解説、役に立つ語句注など、かゆい所に手が届く編集は満足度100%である。
(pp.1)
Part7対策本には2種類あって、1つは模試に近い構成で解説が少なめで、ひたすら問題を解きまくるタイプのもの。イ・イクフン氏の解きまくれ!シリーズがそれに当たる。もう1種類は、解き方の解説本となる。本書は後者に該当する。

本書を一言で示すと、ゴルフで言えばフォームの確認用トレーニングができる!!という感覚に近い。

特徴に示されているように、まず第1章のパラフレーズトレーニング問題では、スキャニング、スキミングを駆使して、文章中のどこを見るべきかが示されている。文章中のキーワードには色づけ、番号付けされており、それが設問の選択肢のどれに対応するかが示されている。

語彙力が足りない800点未満の状態だと、パラフレーズ、つまり語句の言い換えが正解への障壁となる。同じことを示しているのに文章中と設問2種類の表現が理解できないと、正解を導き出すことができない。そのときに、どういうところでパラフレーズされているのかを知っているのと知らないのでは、全然解き方が変わってくる。

パラフレーズされやすい箇所をある程度型として身につけていれば、スキャニング、スキミングで該当箇所だけを読み取って時間を短縮して進められる。こういうパラフレーズ問題に言及している対策本はあまりない。

本書は特徴で示しているだけあり、解説がかなり詳しい。まず、広告、記事、メールといった典型的な文章の特徴を示している。例えばエンジニアの求人広告の場合、『1.自社の紹介→2.募集職種→3.補足説明、という典型的な流れを押さえておく』というようなことが示されている。

そして各設問の解説としては、『思考の軌跡』として、まずはどこに注目するべきか、そして文書中の根拠を探し当て、回答を選ぶための判断など正解に至るまでの3,4ステップが示されている。ここまで詳しいものはあまりないので、この部分が特徴で示されているように家庭教師の先生がついているような感覚、という表現の通りだと思う。

読解問題において重要なのは、思い込みで問題を解かないことだ。そして正解を選択するときに、あてずっぽうでこれに違いない!!とマークするのではなく、この記述は本文中にないから除外、この選択肢が本文とパラフレーズされているからこれが正解!!とかならず根拠をもとに回答しなければいけない。適当にあてずっぽうでマークするものはほぼ不正解と思っていて間違いない。それはTOEICの巧妙な罠にひっかかっているから(笑)。

タイトルに900とあるので、若干難しめ。特に記事問題が本文と設問ともに本試験よりも長文な気がする。そのため、全文読み込みしていたのでは若干時間が足りないかもしれない。どちらかというとスキャニングなど該当箇所だけを読み込んで読解していくタイプのトレーニングができる対策本なので。

また、単語も若干難しいものが含まれている。出る順英単語の後ろのほうに出てくるものが結構含まれている印象。結果、模試は本試験よりも若干難しい気がする。48問あり、44問正解でスコア900点突破のボーダーと示されている。

ちなみに、去年の9月25日にこの模試を実施したが、51分30秒かかり、31問正解だった。そして、10月31日実施の本試験のリーディングは380点だった。まぁこのころはまだ語彙力と読解スピードがまだ微妙だったときかな。妥当な正答数と点数だと思う。

解説が詳しく、リーディングの解き方の型を習得できるので、730点を越えたあたりから取り組むのがよいかもしれない。それ以前の点数では、他の問題集をやったほうがよい。900点超えたい人は、長文が含まれているこの模試で全文読み込みしても時間を余らせられないとダメかな。

全体的な構成も丁寧な作りだと思うので、リーディング対策本としてはかなり良書の部類に入ると思う。集中すれば1週間で1回転はできるとと思うので、解き方の型を習得したい人にはおススメ。



スコア900へのTOEICテスト パーフェクトリーディング
スコア900へのTOEICテスト パーフェクトリーディング
著者:甲斐 幸治
販売元:桐原書店
(2010-09-07)
販売元:Amazon.co.jp

読むべき人:
  • リーディングの解き方が分からない人
  • 難しめの対策本をやりたい人
  • ゴルフなどのスポーツをやっている人
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