September 02, 2011

仕事は楽しいかね?

仕事は楽しいかね?
仕事は楽しいかね?

キーワード:
 デイル ドーテン、仕事、挑戦、アイディア、試行錯誤
著者の体験から、日々いろんなことを試すことの重要性が短編物語風で示されている自己啓発本。目次は省略。

この短編の物語は、著者の35歳のときの実体験からなる。5月だというのにシカゴのオヘア空港は雪で全便欠航となった。著者をはじめ乗客は空港でひと晩足止めを食らうことになった。そこで子どもたちと戯れている老人がいて、著者に挨拶をしてから話しかけた。

「仕事は楽しいかね?」

と。著者は自分の今までのやりきれない仕事のことを話、それを聞いた老人は次第に著者に対していろいろなビジネスの話、試行錯誤の話、ある経営者たちの話をして啓発していく。その老人はアメリカ中の企業トップがお金を出して話を聞きたいほどの高名な実業家だったという話。

そこから著者はいろいろと試すことの重要性を知る。

至言のような部分がいくつかあったので、それを恣意的に列挙しておく。
  • 『試してみることに失敗はない』
  • 今日の目標は明日のマンネリ
  • "遊び感覚でいろいろやって、成り行きを見守る"
  • 目標に関するきみの問題は、世の中は、きみの目標が達成されるまで、じーっと待っていたりしないということだよ。
  • 成功するというのはね、右に倣えをしないっていうことなんだ。
  • "適切な時"とか"完璧な機会"なんてものはないということ。
  • 人は、変化は大嫌いだが、試してみることは大好きなんだ
  • 覚えておいてくれ。"試すことは簡単だが、変えるのは難しい"ということを。
こんなところかね。また、特にいろいろと考えさせられたのは目標に対する考え方の部分。
「目標を設定すると、自己管理ができているような気がするものだ―」
 そこで言葉を切る。そして、いまだ私が手に握りしめている"成功のための戦略"の紙を指差し、それを見るように促した。
「ここをごらん。きみがこの紙のリストにあげた"自分の人生をきちんと管理すること"という項目を。ハハ!人生はそんな扱いやすいものじゃない。僕は人生の中で何をすべきかなんて、問いかけなくなった―どうせ、人生なんて思いどおりにならないからね」
(中略)
 そして尋ねた。「僕がいままでに掲げた目標が一つだけある。聞きたいかね?」
 ぜひ、と私は答える。

"明日は今日と違う自分になる"だよ。
(pp.38-39)
本書はいろいろな思いついたアイディアを試してみることが重要だということが主に示されているのだけど、自分はここが特に気になった。目標設定してそれを達成できるようにアグレッシブに行動するのが自分にはあっていると思う。

人生が思いどおりにいかないということは今まで嫌というほど身にしみているけどね。それはその通りなのだけど、成り行きに身を任せすぎると怠惰な自分が行き着く果てはバッドエンドじゃないか!?ってすごく不安なんだよね。人よりもいろいろと制約とか障害がある分なおさら。

目標を設定するから微妙なのであって、自分のやりたいこと、夢、野望を書いて持っておくというのはいいかもしれない。目標ほどきっちりやりこむべきものでもない、もっとゆるい感じのもの。それがあれば、あとはある程度流れに任せてもいいかな。

他にはポストイットの企業の成り立ちは偶然の産物だということから、その偶然を活かして試行錯誤すると成功できるというようなことが示されていた。この読書ブログだって結構偶然の産物だしね。そこからいろいろな出会いとかもあったりして、今に至る。

180ページで割りとさくっと読める。日々仕事で疲れていて、なんだかどうにもならない閉塞感を感じている人にはよい読み物かもしれない。そして、日々些細なことから試行錯誤していけば何か変わるかもしれない。

さて、何を試しましょうかね?



仕事は楽しいかね?
仕事は楽しいかね?
著者:デイル ドーテン
販売元:きこ書房
(2001-12)
販売元:Amazon.co.jp

読むべき人:
  • 仕事に疲れている人
  • 目標を設定しないとダメなタイプの人
  • ビジネスで成功したい人
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