December 16, 2012

初めてのC# 第2版

初めてのC# 第2版
初めてのC# 第2版

キーワード:
 Jesse Liberty / Brian MacDonald、C#、.NET、入門書
オライリーのC#入門書。表紙の動物は金魚。目次はオライリーのホームページを参照と。この第2版が2006年発売のようで、最新の4.0などの内容は反映されていないようだ。まず、C#とはどんな言語かはWikipedia参照と。一応本書の定義では、以下のように説明されている。
C#は、C++とJavaという2大プログラミング言語をベースに作られた近代的な言語のひとつで、構造化され、コンポーネントベースのオブジェクト指向プログラミングに対するすべてのサポートを含みます。
(中略)
 C#の目標は、単純で安全な、オブジェクト指向でインターネット中心の、パフォーマンスの高い言語を、.NET開発に提供することです。C#はキーワードが比較的少ないので、単純です。そのため、学ぶことが容易で、特定の要求に適合させることが容易です。
(pp.3)
C++はやったことないし、Javaは基礎的な部分までしかやったことがないので、それらの言語のいいとこどりをしているのがC#と言っていいものかは分からない。しかし、最近仕事でC#、ASP.NETでスクラッチ開発を経験した限りで言うと、かなり使い勝手のよい言語ではないかなという印象を受けた。

C#の経験はまったくなかったが、今までの主なプログラミング言語経験は、C、PHP、VBA、VB.NET、PL/SQLがあるので、すんなり習得できた印象がある。とはいっても、本格的にオブジェクト指向言語を使ったことがないので、まだ抽象クラスとかインタフェースなどの使いどころが分かってなかったりする。それでもかなり生産性が高いのではないかなと思った。同じこと実現するために、他の言語に比べて余計なコードを書かなくてもいいような感じだし。

本書の内容に関して言及しておくと、この本から学習するべきということはないかなと思う。少なくともまったくプログラミング経験がない人がC#から始めるときに、これが適切かというと、あんまりそうとは思わない。まず、翻訳ものだから仕方がない部分もあるけど、説明が分かりにくいところがあったりする。そして、図解があまりない。何よりも、初心者がいきなり抽象クラス、インタフェース、デリゲートまですんなり理解できるとは思えなかったり。

そういう意味では、本書は他のプログラミング言語の経験があり、初めてC#を学ぶ必要があるが、あまり時間がない人向けの本かもしれない。そういう人は、すべて最初から読む必要もなく、特に知らない部分、曖昧な部分だけを読んでいけばいいと思う。時間的に余裕のある人は、最初から読みつつ、サンプルコードを全て写経するように一度実行してみるとよいかも。僕もすべてはやってないけど、一部はやってみたりした。

また、Amazonの評価を見ると、同著者の『プログラミングC# 第6版』とかなり同じ内容らしい。こっちはまだぜんぜん買ってもないので、詳細は分からないけど、時間的に余裕がある人でもっとじっくり網羅して学びたい人はこちらがよいかも。2011年発行なので、4.0の内容も網羅されているようだし。

本書は17章立てで352ページあるのだけど、読了までに半年ほどかかってしまった。もう少し集中して1ヵ月くらいで読了したかったのだけど、どうしても日々のお仕事が忙しくて読む気力がなかったり、説明が頭に入ってこないこともあったり、小説を読んだりして時間がかかり過ぎた。理想は1日1章ペースで20日以内がよいのだけど、できれば写経してサンプルプログラムも自分の手を動かしてやったほうがいいかな。そしたらもうちょっと時間がかかるかもしれない。

C#をやりたい人は、無料のVisual C# 2010 Expressをインストールすればよい。ユーザー登録しないと、30日間しか使えないけど。でも基礎的な部分を写経したりするには重宝した。あとついでにショートカット集も参考に。一応自分の専門がMS系技術領域なので、C#は必須技術かなと。今年ようやく新言語であるC#を習得し始めた。まだまだ使いこなせているとは言えないけど、使ってみるとすごくしっくりくきて、自分に合っている気がした。なので、地道にC#に限らず.NET系技術を勉強しようと思う。



初めてのC# 第2版
初めてのC# 第2版
著者:Jesse Liberty
販売元:オライリージャパン
(2006-08-01)
販売元:Amazon.co.jp

読むべき人:
  • C#を習得する必要がある人
  • .NET系の技術が好きな人
  • 金魚が好きな人
Amazon.co.jpで『C#』の他の本を見る

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